P09018 平成 28 年度実施方針 技術戦略研究センター 1.

P09018
平成 28 年度実施方針
技術戦略研究センター
1.件名
情報収集事業
2.根拠法
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法第十五条第九号
3.背景及び目的
<背景>
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、エネ
ルギー・地球環境問題の解決及び産業技術の国際競争力の強化というミッションを持ち、研究
開発プロジェクトを的確にマネジメントすることにより、プロジェクト成果を最大化する役割を担
っている。
<目的>
本事業では、プロジェクトの企画立案や適切な運営に関する調査、NEDOのマネジメント能
力の向上に資する調査等を行うことで、プロジェクト成果の最大化に資することを目的とする。
<実施の効果>
本事業実施によって得られる効果は以下のとおり。
①次年度予算要求に利用されること
②海外事務所による調査活動や国際実施案件が促進されること
③NEDOのマネジメント能力が向上されること
④白書・ロードマップの作成を通じてNEDOの活動が広く示されること
⑤実施中の事業の更なる推進に資すること
4.実施内容及び進捗(達成)状況
(1)委託条件
①委託額
原則として 2,000 万/件以内
②委託期間
原則として当該年度内(複数年にわたる場合には各年度の限度額を明らかにするととも
に各年度確定検査を実施すること。また、次年度に予算の繰越は行わないものとする。)
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(2)これまでの事業実施状況(調査件数と執行額)
調査件数(件)
執行額(千円)
※平成 27 年度は示達額
平成 21 年度
45
569,900
平成 22 年度
38
347,962
平成 23 年度
35
352,229
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
36
36
29
443,934
448,229
395,633
平成 27 年度
30
402,550
(3)平成 27 年度までの事業内容
平成 19 年度より、プロジェクトの企画立案や適切な運営に関する調査、NEDO のマネジメ
ント能力の向上に資する調査を毎年実施している。
平成 27 年度は以下の分野において 30 件の調査を実施し、国内外の動向(技術動向、市
場動向、政策動向等)の把握、プロジェクトの企画立案にあたっての課題(技術、法制度、産
業構造等)の抽出等を行った。
①次年度予算要求に向けた新規プロジェクトの企画立案に関する調査(6 件)
②分野横断的であり、複数プロジェクトの運営及び案件形成に広く帰属し活用される調査
(海外事務所による調査活動、国際実施案件を含む。)(19 件)
③NEDO のマネジメント能力の向上に資する調査(2 件)
④白書・ロードマップ案件(2 件)
⑤事業実施中案件(1 件)
5.事業内容
5.1 平成 28 年度事業内容
平成 27 年度と同様に、以下の①~⑤を対象とした調査を実施し、国内外の動向(技術動
向、市場動向、政策動向等)の把握、プロジェクトの企画立案にあたっての課題(技術、法
制度、産業構造等)の抽出等を行う。
①次年度予算要求に向けた新規プロジェクトの企画立案に関する調査
②分野横断的であり、複数プロジェクトの運営及び案件形成に広く帰属し活用される調
査(海外事務所による調査活動、国際実施案件を含む。)
③NEDO のマネジメント能力の向上に資する調査
④白書・ロードマップ案件
⑤事業実施中案件
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5.2 実施の方法
推進部から希望のあった調査については、技術戦略研究センターにて事前ヒアリングを
行い、精査の上、調査実施内容の確定を行う。調査を効果的かつ効率的に実施するため、
推進部が専門的なノウハウを有するシンクタンク等の調査実施者を公募により最も優れた提
案のあった事業者を選定し、業務を委託にて実施する。
審査の項目については、調査実施内容により若干異なるが基本的に以下の項目により採
点される。
①調査の目標が NEDO の意図と合致していること。
②調査の方法、内容等が優れていること。
③関連分野の調査等に関する実績を有していること。
④当該調査を行う体制が整っていること。
⑤調査の経済性が優れていること。
⑥経営基盤が確立していること。
NEDO 本部で直接実施する方法と比較し、海外事務所を通じて実施することが、効果的
かつ効率的と判断される調査については、その契約に関する権限を、各海外事務所の資金
前渡出納職に該当する者(所長等)に委任した上で、現地機関への請負等により実施する。
また、予定価格が 100 万円を越えない役務調達による調査を行う場合には、契約事務の
取扱に関する機構達第 6 条に従い役務発注書により請負調査を実施することができる。
なお、詳細な調査方法については「調査等業務委託マニュアル」に則り実施すること。
5.3 平成 28 年度事業規模
420,750 千円
①一般勘定
25,245 千円(6%)
予算コード 214109010100
②需給勘定 395,505 千円(94%) 予算コード 234109010100
ただし、予算規模については、変動があり得る。
5.4 契約について
原則、単年度契約とする。
ただし、必要性が認められる場合については、平成 29 年度予算の状況を勘案した上で、
複数年度契約とすることも可能とする。その際には、調査起案時に毎年度の必要経費を明
確に記載することとする。
また、予算按分比率については毎年度変わるため、次年度予算の按分比率が確定し次
第、技術戦略研究センターから対象推進部へ連絡を行うこととする。
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6.その他重要事項
6.1 実施の方法
委託により実施する。(実施者は原則として公募により選定する。)
6.2 評価
NEDO は、政策的観点、事業の意義、成果、波及効果等の観点から、事業評価を実施す
る。評価の時期については、本事業に係る技術動向、政策動向や本事業の進捗状況等に
応じて、適宜見直すものとする。
7.実施方針の改定履歴
平成 28 年 3 月 制定
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