川崎市立小学校国語教育研究会 連日の雨で、梅雨の晴れ間が嬉しく感じられます。 地区研だより 第二号 平成二十七年 七月九日 さて、六月三日に第一回幸・中原地区研究会が行われました。会員の皆様、各学校の国語主任の皆様には校務ご多用の中、 たくさんのご参会をいただき、ありがとうございました。意見を交流し、明日の国語の授業に活かすような研修ができました。 「書くチャンスの広げ方」 今年度も幸・中原地区で情報を共有し合い、幸・中原地区の国語学習がより活発に、豊かなものになればと思います。今後と もよろしくお願いいたします。 第一回 幸・中原地区研究会 研修 副会長 田中直子先生 平成二十七年六月三日(水) 於:川崎市立宮内小学校 講師:川崎市立日吉小学校 校長 川崎市立小学校国語教育研究会 グループ交流① 書く機会について 日常的に書く機会を設けることが大切 「心が動いたとき」 ・「感情の高まり」に焦点を当てて書く 日々の学習の中でどんなときに子どもたちに書く機会を設定するか、日常的な取り組みは何か、グループで話し合いました。 ○行事の前・後 ○異学年との交流 ○日常的な取り組み・・・日記 連絡帳日記 朝会の感想(字数を決めて書く) 作品を読む ニュースや新聞記事を読んで考えを書く 言葉集め グループ交流② 文詩集「かわさき」 昨年度の文詩集「かわさき」から、常任委員が選んだ作品を読み合い、どんなところがよいか考えたり、書いた子の「キラ リと光る言葉」を探したりしました。 指導講評 ○文詩集「かわさき」を改めて読む楽しさ・ゆっくり読む楽しさ ○書くこと・・・限られた国語の時数の中だが、しっかりと力をつけさせる必要がある。 そのためには、日常的に書く機会を増やすことが重要。 ○教師の力・・・書くための題材を発掘する力・子どもの「キラリと光る言葉」を取り上げる目 子どもと一緒に豊かな体験を積み重ねること、「書きたい」と思える題材に出会わせることが、子どもの書 く力につながる。また、地域の身近な題材にも目を向ける。 参加した先生方の感想 ○改めて文詩集「かわさき」を読もうと思った。作品を読み合う中でこれからのヒントになるようなことがたくさんあった。 上丸子小 平尾 ○グループでの話し合いは参考になった。 「書きたい題材の発掘」 「地域性」など、書く活動の指導のヒントになるような言葉 を聞けた。 文責
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