設計図書等(PDF:166.3KB)

(2)
平成28年度 議会インターネット映像配信業務委託(その2)
委 託 番 号
加 議 第 7 号
委 託 場 所
加東市社50番地(加東市役所庁舎)
委 託 内 容
映像配信及び運用管理
実施設計書
兵庫県 加東市
内 訳
実施
今回変更
円
設計額
(内消費税額)
請負額
(内消費税額)
執行方法
( 起工理由 )
概 要
増減額
円
1.議会ライブ配信サービス 9箇月
円 2.VOD映像配信サービス 9箇月
3.映像配信運用管理費 9箇月
(
(
委託
) (
) (
)
円
円
円
) (
) (
)
施工日数
平成29年3月31日まで
4.VOD用映像データ加工料 115時間
平成28年度 議会インターネット映像配信業務委託(その2)設計書
(2)
内 容
単 位
数量
単価(円)
議会ライブ配信及びVOD映像
配信サービス費
箇月
9
映像配信運用管理費
箇月
9
VOD用映像データ加工料
時間
115
計
消費税(8%)
合 計 金 額
合 計 (円)
(2)仕様書
加東市議会インターネット映像配信業務委託仕様書(その2)
1
総則
(1)目的
加東市議会本会議及び委員会の映像配信を円滑に行うために、映像配信及び運用管理業
務の委託を行うものである。
なお、本仕様書は、業務の実施内容について示すものであるが、業務の性質上当然実施
しなければならないもの、また、この仕様書に記載のない事項であっても、本業務を遂
行するため必要な事項はすべて実施するとともに、従事者に周知徹底し、業務遂行にあ
たらなければならない。
(2)業務内容
別紙「加東市議会インターネット映像配信業務委託一覧」のとおり
(3)特記事項
①映像配信及び運用管理の詳細な実施内容については、別途協議するものとする。
②映像配信の円滑な運用のために委託者を支援するとともに、調査依頼、資料請求等に
対して、迅速に対応すること。
③委託業務の履行に伴い発生する映像コンテンツは委託者に帰属する。
2
一般仕様
(1)法令、規定、基準の遵守
業務の実施に伴い、適用を受ける法令、規定、基準、指針等については、これを遵守し、
遺漏のないようにすること。
(2)一般管理
受託者は、業務の実施にあたってデータの漏えい、データの滅失、事故等の予防に十分
留意し、業務の信頼性、安全性の確保に努めなければならない。
(3)総括責任者
受託者は受託業務の総括責任者及び代行するものを置くこと。
総括責任者は、業務実施中に従事者を指揮し、委託者の担当者と連絡を密にし、遺漏の
ないように努めること。
3
委託期間
平成28年7月1日から平成29年3月31日まで
4
映像配信実施期間
(1)ライブ(生)中継映像配信
契約締結日から平成29年3月31日まで
(2)録画中継(VOD)映像配信
現行配信している会議を含め、平成29年3月末日までに開催された会議
5
映像配信の対象となる会議
(1)ライブ(生)中継映像配信
本会議(定例会及び臨時会)
(2)録画中継(VOD)映像配信
本会議(定例会及び臨時会)、常任委員会、並びに市が指定する特別委員会
6
委託料について
(1)映像配信料および運用管理業務
録画中継映像の配信料および運用管理業務に係る1カ月あたりの金額とする。
(2)映像編集料
休憩時間を除く本会議の実質時間1時間あたりの配信映像の編集に係る金額とする。
1時間に満たない端数部分の委託料については、30分単位にて切り上げ計算する。
7
支払方法
映像配信料及び運用管理費については毎月払いとする。映像編集料については、定例
会・臨時会及び閉会中(会期と会期の間)の編集が終わる都度の支払いとする。
8
その他
契約事業者が変更した場合は、データ等の引き継ぎを滞りなく行うこと。
過年度映像データの加工も当契約に含む。
別
紙
加東市議会インターネット映像配信業務委託一覧(その2)
1
運用形態について
(1)受託者は、委託者の指示を受け、加東市本会議及び委員会のライブ(生)中継映像配信
及び録画中継(VOD)映像配信等運用管理全般の業務について、受託者の施設・設
備を使用して行うものとする。
(2)議会映像配信運用にあたって必要な機器・機材・回線及びソフトウエア等については、
受託者が調達し、受託者が管理運用を行うこと。
また、工事等(ネットワーク配線等)が必要な場合はこれも経費に含めること。
(3)議会映像配信サイトは、現在運用中の加東市議会ホームページの画面から簡単な操作
で表示ができること。
(4)受託者は議会映像配信サイトのトップ画面、ライブ画面、検索画面、検索結果一覧画
面及びVOD画面の構成、配置、データ項目、デザイン、画像、色に関して委託者の
意向に沿って設計すること。
(5)議会中継映像配信にあたっては24時間利用できるものとすること。
(6)市が提供するコンポジット映像信号(NTSC/PAL)をインターネットへライブ配信でき
ること。
(7)PCでの再生可能なブラウザは InternetExplorer、Firefox、GoogleChrome、Safari
のいずれのブラウザでも配信映像の再生ができること。
ただし、各ブラウザの全てのバージョンでの動作保障を求めるものではない。
(8)MacOSでも再生ができること。
(9)スマートフォン、タブレット等の携帯端末で配信映像(ライブ、VOD)の再生が可
能であること。
2
ライブ(生)中継映像配信に関わる要件
(1)エンコーダシステムについて
①エンコーダシステムは、本会議場及び委員会室で操作されたカメラからの映像ととも
に、既設音響設備からの音声を利用できること。
②委託者は必要に応じて、受託者側のライブ配信サービスをいつでも使用できること。
(2)議会開催中のエンコーダシステムは、受託者でなくとも操作できること。
(3)ライブ配信と同時にエンコーダシステムに配信映像が蓄積され、この映像を元にVO
D配信用映像とすること。また、同時に配信センター側にも同じ配信映像が蓄積され
ること。
(4)ライブ配信を視聴する画面には、映像とともに当日の質問者名、質問項目が表示され
ること。また、質問項目が長い場合には文章のみスクロールが可能であること。
3
録画中継(VOD)映像配信に関わる要件
(1)編集された映像は、1∼5年間(委託者の指示による)蓄積し、VODとして常に配
信することが可能な状態を維持すること。
また、蓄積された会期中の映像データファイルは会期終了後速やかに委託者へDVD
などに保存して提出すること。
提出するファイルは、すべてVODとして公開されているシーン単位にカット編集さ
れている映像データファイルであること。
(2)映像検索抽出機能について
①映像配信のページから、簡単な操作で映像の検索、閲覧ができるリレーショナルデー
タベースシステムの提供を行うこと。
②検索項目は、議会名称、議員名、開催日付、質問項目を必須とすることとし、検索結
果の一覧画面には当該議員の顔写真の表示を可能とすること。
③検索結果の一覧画面から表示したい映像だけ選択して自動連続再生ができること。
④外部サイトからのリンクを許し、検索や閲覧ができること。
⑤一般的ブラウザが標準に持つページ操作機能を用いても、一連の検索や視聴ページが
支障なく操作できること。
(3)VOD配信用映像編集について
①蓄積されたライブ映像のVOD配信システムへの登録及び映像編集は、委託者が指示
したように受託者が行い、本会議当日終了後、委託者の指示する日までにインターネ
ット上から閲覧可能なこと。
②VOD配信システムは、公開用と品質確認用(非公開)との2つのシステムを提供す
ること。
編集した映像コンテンツや登録した情報は品質確認用(非公開)のシステムにて委託
者の確認承認を得た後に、公開用のVOD配信システムに登録すること。
③会議開始前、会議終了後及び休憩中の映像が不用意に公開されないために、VOD用
の映像コンテンツ編集は映像コンテンツ自体をカット編集すること。
④公開用のVOD配信の更新日時は委託者が事前に指定することができ、指定する日時
に公開が可能であること。
(4)VOD配信用映像再生画面について
①視聴者が視聴する際、再生開始までに時間がかからず、映像配信ボタンをクリックし
てからスムーズに動画が動き出すこと。
②VOD配信を視聴する画面には、映像とともに質問者毎の質問者名と質問の通告内容
を同時に表示させること。
(5)環境に応じて出力の形式を最適化すること。出力形式は Flash、ビデオタグ、WMV に対応
すること。
4
ネットワークシステムに関する要件
エンコーダシステムから配信センターまでは光回線とし、受託者がこれを提供すること。
また、インターネットへは複数の異なるISP(インターネットサービスプロバイダー)、
キャリア回線を用いて、ISPや回線に障害及び過負荷が発生した場合には自動的に切
替えが行われる冗長構成であること。
5
運用に関する要件
(1)システムの利用環境の最適化を図るため、常にシステム監視・安定したサーバー運用・
使用状況の確認等で確実なサービスを提供すること。
①毎会期前には、受託者による一連の動作確認を行うこと。日程及び確認方法について
は事前に委託者へ連絡し承認を得ること。
②会期中、議会当日の朝には、必ず受託者から議場までの通信確認を行うこと。
③メンテナンス等でサービスを一時停止する場合には、あらかじめ委託者に連絡の上行
うこと。
④導入後最初の議会開催には無償で立ち会うこと。
(2)受託者は、映像配信画面の構成、配置、デザイン変更に関し、契約期間中は委託者の
意向に沿って対応可能であること。
(3)トラブル発生時には、迅速な対応にて回復すること。
(4)セキュリティには、万全の配慮をすること。
(5)視聴者からの技術的各種問い合わせに対して、受託者は委託者へ協力すること。
また、操作方法に関するマニュアル等を整備し、委託者に説明すること。
(6)アクセス報告書について
①受託者は、市民から要求のある正確なリクエスト数に近い配信されたストリーミング
数の管理を行い、アクセス報告書を会期終了後速やかに提出すること。
また、会期期間以外は、毎月定期的に提出すること。
②ライブ(生)中継映像配信の結果レポートは、中継日毎に計測した集計表を提出するこ
と。
③VOD映像配信の結果レポートは、映像コンテンツ毎の視聴数を日毎に計測した集計
表、又は視聴件数を24時間毎に計測した集計表を月毎にまとめて提出すること。
6
その他の要件
(1)利用者の使用回線の種別に関わらず、最適な映像の提供が可能であるよう56Kbps か
ら350Kbps までのマルチビットレート対応が可能であること。
(2)配信設備及び回線帯域は200人程度の同時視聴を可能とすること。
ただし、市が必要とした場合は、本委託契約の範囲内でそれ以上のアクセス数が可能
であること。