第69回川崎市都市計画審議会の答申について(PDF形式, 61KB)

平 成 2 8年 5 月1 6日
報 道 発 表 資
料
第69回川崎市都市計画審議会について
第69回川崎市都市計画審議会が平成28年5月16日(月)午前10時から開催され、同審議会(会長
岸井隆幸)は、川崎市長から諮問された議案について審議を行い、原案どおり答申しました。
※各案件の概要は市ホームページにも掲載しております。
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議案の概要
(1) 都市計画議案
ア
川崎都市計画ごみ焼却場の変更(3 号橘ごみ焼却場)
本市では、持続可能な社会の形成に向けて、廃棄物の発生・排出抑制やリサイクルの推進等による
循環型社会のしくみづくりを進めており、
「川崎市都市計画マスタープラン」では、都市環境分野のま
ちづくりの基本的方向の一つとして、
「地球環境と地域の生活環境に配慮したまちをめざす」こととし、
環境負荷が少なく、循環的社会システムの構築等を推進する「環境に優しい循環型のまちづくり」を
方針として定めています。
また、循環型社会構築に向けた「川崎市一般廃棄物処理基本計画(かわさきチャレンジ・3R)
」を
策定し、この基本計画に基づき、ごみの発生・排出抑制やリサイクルの推進により焼却量を減らすと
ともに、市内にある4箇所の処理センターのうち、3つの処理センターを稼働させ、残りの処理セン
ターを休止、更新する3処理センター体制に移行し、今回、橘ごみ焼却場の建替え事業を実施するこ
ととなりました。
本件は、老朽化に伴うごみ焼却処理施設の建替えとリサイクルを推進するためのミックスペーパー
資源化処理施設を建設するため、これらの施設建設や効果的かつ効率的な土地利用及び車輌動線の確
保等のために、ごみ焼却場の敷地を一部変更する必要があることから、新たに必要となる区域を編入
し、将来においても活用しない区域を除外するものです。
イ 川崎都市計画用途地域の変更(橘ごみ焼却場)
本市では、総合計画に基づき、都市の活力や魅力の向上を図り、安全で快適なまちづくりを推進す
るため、住居や商業、工業など、土地利用の適正な配置による機能的な都市活動の確保や、良好な市
街地環境の形成を図ることを目的として用途地域を定めています。
今回、橘ごみ焼却場の建替え事業を行うにあたり、橘ごみ焼却場の敷地を一部変更する必要がある
ことから、都市計画ごみ焼却場の位置、面積及び区域を変更することとしております。
本件は、都市計画ごみ焼却場の区域変更にあわせて、土地利用にふさわしい用途地域へ変更するも
のです。
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今後の手続き
都市計画議案ア∼イについて、都市計画変更の告示を行います。
(問合せ先 川崎市まちづくり局計画部都市計画課
電話 044−200−2710)