特 許 (最近の公開公報より) ■ バッテリのパラメータ推定装置及びパラメータ推定方法 ■ 気体圧縮機 ■ タッチパネル式の車両用情報表示装置 ■ クロスフローファン装置 ■ 電動車両の駆動力制御装置 ■ 発光指針用導光体 ■ 熱交換装置 ■ サーモアクチュエータ及び排熱回収器 117 CALSONIC KANSEI TECHNICAL REVIEW vol.12 2016 ■バッテリのパラメータ推定装置及びパラメータ推定方法 出 願 番 号: 特願 2013-218663 平成 25 年 10 月 21 日(2013.10.21) 公 開 番 号: 特開 2015-81800 平成 27 年 4 月 27 日(2015.4.27) 発明の名称 : バッテリのパラメータ推定装置及びパラメータ推定方法 発 明 者 : カルソニックカンセイ:馬場 厚志 学校法人慶應義塾大学:足立 修一 国立大学法人京都大学:丸田 一郎 【課題】 演算負荷を低減してバッテリの等価回路モデルのパラメータを推定するバッテリのパラメータ推定装置およびパ ラメータ推定方法を提供する. 【解決手段】 バッテリ1の充放電電流値を検出する充放電電 流検出部3と、バッテリ1の端子電圧値を検出す る端子電圧検出部2と、充放電電流値及び端子電 圧値に基づいて、バッテリ1のワールブルグイン ピーダンスを近似したバッテリ等価回路モデル 41におけるパラメータを推定する推定部4と、 を備える. ■気体圧縮機 出 願 番 号: 特願 2013-113742 平成 25 年 5 月 30 日(2013.5.30) 公 開 番 号: 特開 2014-58961 平成 26 年 4 月 3 日(2014.4.3) 発明の名称 : 気体圧縮機 発 明 者 : 島口 博匡、津田 昌宏、廣野 幸治、尾崎 達也 【課題】 気体圧縮機において、効率(COP)を向上させる. 【解決手段】 ロータ50とシリンダ40と両サイドブロック20,30 とベーン58とによって仕切られた圧縮室43Aがロータ 50の1回転の期間に吸入、圧縮および吐出を1サイクルの み行うように形成された圧縮機本体60、および圧縮機本体 60を覆うハウジング10を備え、シリンダ40の内周面 41の断面輪郭形状が、ロータ50の1回転の期間に、(1) 圧縮室43Aの容積が急激に増大する領域、 (2)圧縮室43 Aの容積が急激に減少する領域、(3)圧縮室43Aの容積 減少率が(2)の領域における容積減少率よりも小さくなる 領域、(4)圧縮室43Aの容積減少率が(3)の領域にお ける容積減少率よりも大きくなる領域、が順次連なるように 形成されている. 118 特 許 ■タッチパネル式の車両用情報表示装置 出 願 番 号: 特願 2014-100927 平成 26 年 5 月 14 日(2014.5.14) 公 開 番 号: 特開 2015-5279 平成 27 年 1 月 8 日(2015.1.8) 発明の名称 : タッチパネル式の車両用情報表示装置 発 明 者 : 山下 健一郎、神山 英明、今井 千早 【課題】 車両の走行中でも表示画面を注視することなく、複数 のスイッチのうち目的のスイッチをブラインド操作で正 確に選択操作することができるタッチパネル式車両用情 報表示装置を提供すること. 【解決手段】 制御装置14は、タッチパネル2の外表面を覆うカバー 部材(スライド板4)に設けられたスイッチ表示用開口 部5,6内に位置する部分に、スイッチ表示用開口部5, 6の縁部に設定された複数のスイッチ位置触感確認部(辺 部5L1,5L3および6C1~6C4)に対応させて、 複数の選択スイッチ(Sw1,Sw2およびSwa~S wd)を表示させるようにしている. ■クロスフローファン装置 出 願 番 号: 特願 2014-19193 平成 26 年 2 月 4 日(2014.2.4) 公 開 番 号: 特開 2015-145190 平成 27 年 8 月 13 日(2015.8.13) 発明の名称 : クロスフローファン装置 発 明 者 : 新井 清 【課題】 空気流を安定させて均一な送風を行うことができ、異音の発生も抑 制することのできるクロスフローファン装置を提供する. 【解決手段】 ケーシングにおいて、吸込口10a、10b及び吹出口15a、 15bは、クロスフローファンの軸に対して直交する方向に設けられ る複数のリブ50、51によってクロスフローファンの長手方向に区 画され、吸込口及び吹出口は、クロスフローファンの長手方向に対し て所定量だけオフセットして設けられ、吸込口からクロスフローファ ンに流入する空気を整流する板状の整流部材100a、100bが、 クロスフローファンの軸に対して直交する方向に沿って、クロスフロー ファンの周面の近傍に設けられている. 119 CALSONIC KANSEI TECHNICAL REVIEW vol.12 2016 ■電動車両の駆動力制御装置 出 願 番 号: 特願 2013-249081 平成 25 年 12 月 2 日(2013.12.2) 公 開 番 号: 特開 2015-107017 平成 27 年 6 月 8 日(2015.6.8) 発明の名称 : 電動車両の駆動力制御装置 発 明 者 : カルソニックカンセイ:長村 謙介 国立大学法人宇都宮大学:平田 光男 【課題】 駆動系に生じるねじれ振動を抑制しつつ、簡単な構成で、走行抵抗発生時や制動時において目標駆動力と実際 の駆動力との乖離を抑制することができる電動車両の駆動力制御装置を提供する. 【解決手段】 電動車両の駆動系におけるモータの駆動力を制御する駆動力制御装置であって、運転者の要求駆動力に基づいて 目標駆動力を設定する目標駆動力設定手段11と、目標駆動力を減速比で除算する除算手段12と、目標駆動力 に基づいてモータの目標回転速度を演算する目標速度演算手段15と、目標回転速度及びモータの実回転速度に 基づいて、目標回転速度と実回転速度との偏差を小さくする補正量であって、外乱トルク成分を除去した補正量 を演算する補正量演算手段20と、減速 比で除算した目標駆動力に補正量を加算 することにより、モータトルク指令値を 演算する指令値演算手段19とを備える. ■発光指針用導光体 出 願 番 号: 特願 2013-104688 平成 25 年 5 月 17 日(2013.5.17) 公 開 番 号: 特開 2014-224781 平成 26 年 12 月 4 日(2014.12.4) 発明の名称 : 発光指針用導光体 発 明 者: 田村 欣也 【課題】 1個のLEDを用いることにより、指針の角度によらず均一に発光指針を 発光させることが可能な指針用導光体を提供する. 【解決手段】 光導入部材12と光反射部材11から成り、光反射部材11の側面部には、 導入光を、開口部13を挟んだ反対側である反対領域へ反射させるための、 直線状に形成された側部反射面14が形成される.また、光反射部材11の、 開口部13の周囲には、導入光を光反射部材11の表面に対して略直交する 方向に反射して発光指針24の方向へ導くための溝部が形成されている.そ して、該溝部は、開口部13周囲の反対領域以外となる領域に形成され、導入光に対して略直交する方向に向く 複数の第1の溝P1、及び、反対領域に形成され、第1の溝P1に対して所定の角度を有する複数の第2の溝P 2からなる.こうすることにより、開口部13の周囲にて均一に光を反射させて発光指針24側へ照射すること ができる. 120 特 許 ■熱交換装置 出 願 番 号: 特願 2013-144765 平成 25 年 7 月 10 日(2013.7.10) 公 開 番 号: 特開 2015-17744 平成 27 年 1 月 29 日(2015.1.29) 発明の名称 : 熱交換装置 発 明 者 : 加藤 雅宏 【課題】 複数の熱交換器を安定して取り付けることができる熱交換装置を提供する. 【要約】 第1熱交換器2と第2熱交換器3とを空気の流れ方向に沿って並列に配置 する熱交換装置1であって、第1熱交換器2のサイドプレート22と、第2 熱交換器3の流体が流れるチューブ33が連通するタンク30とが一体的に 形成される. ■サーモアクチュエータ及び排熱回収器 出 願 番 号: 特願 2014-30732 平成 26 年 2 月 20 日(2014.2.20) 公 開 番 号: 特開 2015-155662 平成 27 年 8 月 27 日(2015.8.27) 発明の名称 : サーモアクチュエータ及び排熱回収器 発 明 者 : 中嶋 史朗 【課題】 過大な負荷による劣化を抑制し、小型化したサーモアクチュエータを提供する. 【解決手段】 熱膨張体78が封止されるケース70と、ケー ス70に挿入され、熱膨張体78の膨張収縮によっ て進退する押し出し部材71と、熱膨張体78の 膨張収縮によって押し出し部材71とともに進退 し、また押し出し部材71が相対的に進退可能に 形成された第1ロッド72と、押し出し部材71 と第1ロッド72との間に設けられた第1バネ 73と、第1ロッド72とともに進退する第2ロッ ド74と、第2ロッド74をケース70側へ付勢 する第2バネ75と、を備える. 121
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