ICIJ のデータベースに掲載されている弊社ファンドについて 2016 年 5 月

ICIJ のデータベースに掲載されている弊社ファンドについて
2016 年 5 月 16 日
株式会社ジャフコ
各国メディアで構成する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)のデータベース(Offshore Leaks
Database)に、弊社グループが運営する下記 6 ファンドが掲載されています。これにつきまして、
以下の通りご説明申し上げます。
1
2
3
4
ファンド名
JAFCO L-2 Venture Capital Investment Limited Partnership
(正式名:ジャフコ・エル弐号投資事業有限責任組合)
JAFCO G-8 (A) Investment Enterprise Partnership
(正式名:ジャフコ・ジー8(エー)号投資事業組合)
JAFCO G-8 (B) Investment Enterprise Partnership
(正式名:ジャフコ・ジー8(ビー)号投資事業組合)
JAFCO GC-1 Investment Enterprises Partnership
(正式名:ジャフコ・ジーシー1 号投資事業組合)
組成地
日本
日本
日本
日本
5
JAFCO Asia Technology Fund II
ケイマン
6
JAFCO Asia Technology Fund IV
ケイマン
●各ファンドについて
上記ファンドはいずれも弊社グループが投資事業を行うために組成したものであり、6 を除いて既
に運用を終了しています。
うち、1 から 4 のファンドは日本法に基づき組成した投資事業組合であり、日本の未上場企業を投
資対象としています。5 および 6 は、アジア地域の未上場企業を投資対象としたケイマン籍のリミ
テッド・パートナーシップであり、弊社のアジア子会社が運用しています。
なお、海外の未上場企業投資ファンドは、ケイマン等のオフショアで組成されることも多く、弊社
アジア子会社も当該スキームを使って運用を行っています。
●ファンドの税務上の取扱いについて
未上場企業投資を行うファンドは、国内においても海外においても、ファンド自体は課税されない
いわゆるパススルーであることが一般的です。ファンドの損益はファンド出資者に分配され、出資
者は、弊社からの報告に基づいて当該損益を経理処理し、税務申告します。また弊社自身も、弊社
に帰属するファンド損益を適切に税務申告しており、租税回避など不正な点は一切ございません。
●ICIJ のデータベースについて
上記のファンドが ICIJ のデータベースに掲載された経緯について弊社は詳細を承知しておりませ
ん。ファンドの投資先企業の中にいわゆるタックスヘイブンで設立された会社が存在したためと思
われますが、これらの企業への投資は通常の投資活動の一環です。なお、弊社グループは、いわゆ
る「パナマ文書」の出所とされているパナマの法律事務所との取引は行っていません。
以
上