へき地校体験実習資料(パンフレット)

猿払村立浅茅野小学校
利尻富士町立鴛泊小学校
礼文町立香深井小学校
美深町立仁宇布小中学校
中富良野町立旭中小学校
中富良野町立西中小学校
幌加内町立幌加内小学校
幌加内町立朱鞠内小学校
幌加内町立幌加内中学校
富良野市立樹海小学校
富良野市立樹海中学校
富良野市立布部小学校
富良野市立布礼別小学校
富良野市立麓郷小中学校
富良野市立鳥沼小学校
富良野市立山部中学校
南富良野町立南富良野小学校
南富良野町立西小学校
南富良野町立南富良野中学校
名寄市立風連下多寄小学校
士別市立上士別小学校
名寄市立智恵文小学校
士別市立中士別小学校
名寄市立智恵文中学校
士別市立糸魚小学校
士別市立多寄小学校
士別市立温根別小学校
士別市立上士別中学校
士別市立朝日中学校
弟子屈町立奥春別小学校
弟子屈町立美留和小学校
弟子屈町立和琴小学校
蘭越町立昆布小学校
別海町立上風連小学校
今金町立種川小学校
根室市立花咲港小学校
浜中町立茶内第一小学校
三笠市立岡山小学校
三笠市立萱野中学校
占冠村立占冠中央小学校
占冠村立占冠中学校
占冠村立トマム小中学校
帯広市立愛国小学校
帯広市立広野小学校
釧路町立昆布森小学校
標茶町立磯分内小学
標茶町立塘路小中学校
足寄町立螺湾小学校
幕別町立糠内小学校
帯広市立清川中学校
鹿追町上幌内小学校
鶴居村立幌呂小学校
白糠町立茶路小中学校 鶴居村立下幌呂小学校
平成28年度 実習協力校 26市町村 54校 実習生合計 122名
発 行 日
編
集
2016年4月
北海道教育大学 学校・地域教育研究支援センター へき地教育研究支援部門
北海道教育大学釧路校 へき地校体験実習委員会事務局
所 在 地 〒085-8580 北海道釧路市城山1-15-55
連 絡 先 TEL 0154-44-3291
FAX 0154-44-3292
E -mail [email protected]
ホームページ http://www.hokkyodai.ac.jp/edu_center_remoteplace
橙字は夏期 13校
札幌校2・4年生対象
緑字は夏期 23校
旭川校2・4年生対象
ピンク字は夏期 6校
釧路校2年生対象
青字は秋期 12校
釧路校3・4年生対象
北海道教育大学釧路校は,2006年の大学再編により,「地域に根ざした教員養成」を特色の
一つに出発しました。その具体化の一つとして「へき地校体験実習」を実施し,より多くの学
生に道東の学校や地域について学ぶ機会を設定しています。
へき地校体験実習では,へき地・小規模校教育の特色である「きめ細やかな少人数指導」,
「教師と児童生徒との密接な信頼関係」,「地域と連携した学校経営」等を実地で体験させる
取り組みです。今日の教育の諸課題に対応する高い教育実践力・課題解決能力を持つ教師の養
成を目指します。
1.へき地校体験実習のねらい
1.へき地校体験実習Ⅰ(2年生を対象とした1週間実習)では,へ
き地・小規模校と子ども,教育課程,指導方法などの特色を実
地の観察を行うとともに,地域について学びます。
2.へき地校体験実習Ⅱ(3・4年生を対象とした2週間実習)では,
複式学級あるいは少人数学級における指導方法について,授業
実践の体験を通して理解を深めます。
2.年間計画
【へき地校体験実習Ⅰ】
4月
実習生募集ガイダンス
実習生募集受付・個人面接実施
5月
実習生の確定
実習オリエンテーション
6月~7月
全体事前指導・実習校ごとの個別指導
8月
実習直前指導
8月~9月
1週間現地に滞在して実習を行う
9月~11月 実習手帳の整理・事後指導
12月
学内実習報告会の開催
【へき地校体験実習Ⅱ】
4月
実習生募集ガイダンス
希望者は「道東の教育」を履修
(3年前期開講科目)し,へき地・複式
教育の学びを深める
5月
実習生募集受付・個人面接実施
6月~7月 実習生の確定・へき地小規模校の運動
会等の行事参加と複式授業参観を行う
8月
全体事前指導
9月~10月 実習校事前面接訪問
10月~11月 2週間現地に滞在して実習を行う
10月~12月 事後指導(実習終了後1週間以内)
12月
学内実習報告会の開催と総括レポート
の提出
3.へき地校体験実習Ⅰ
①受 講 学 年
2年生
②受講学生数
児童生徒数,学級数に応じて各学校
が指定
③時期と期間
8月下旬から9月まで/1週間
④実習の内容
⑤評
価
⑥宿泊施設等
・子ども理解を中心とした観察実習
・可能な限りにおいて教壇実習
・地域理解につながる行事等への参加
実習校から提出される「評価票」に
もとづく
へき地校体験実習Ⅰの実習生数・実習校数の推移
(釧路校配属
校区内のコミュニティセンターで自炊
宿泊設備が整った研修施設等
*印は札幌・旭川校の学生が一部配置)
年度
市町村
実習協力校名
2016
士幌町
佐倉小学校
足寄町
螺湾小学校
2015
2014
2013
2012
2011
2009
2008
3
3
3
3
3
3
3
瓜幕小学校
鹿追町
2010
笹川小学校
上幌内小学校
3
3
糠内小学校
3
3
4
4
4
3
3
3
3
3
3
4*
2
2
3
3
4
幕別町
古舞小学校
2
八千代中学校
帯広市
3
2
3
3
3
3*
愛国小学校
1
1
1
1
4
3
広野小学校
2
2
2
2
3
3
2
2
2
2
2
2
2
2
清川小学校
清川中学校
2~3
3*
東士狩小学校
4*
東士幌小学校
3*
2
音更町
占冠村
占冠中央小学校
新得町
富村牛小中学校
実習生数合計(人)
(カッコ内は釧路校学生数)
2*
3*
14~15
(2)
18
(3)
15
20
24
5*
5*
3*
4*
31
(20)
29
(17)
2
15
実習生の感想 Aさん
私は将来、へき地小規模校で教師をしたいと考えており、この実習には「ぜひ行きたい!」と思っていました。き
まった時はとても嬉しかったです。
へき地校ならではの教育方法や活動、地域との連携・協力など実際に現場で学ぶことを課題として実習に臨みま
した。子ども達と一緒に勉強し、給食を食べ、遊ぶ中で感じたことは、子ども達が全ての瞬間で学習し、成長している
ことです。子ども達が一生懸命努力している姿を観察することが出来、その成長している瞬間に関われたことがとて
も勉強になりました。子ども達や先生方も温かく迎えてくれ、指導をさせていただく機会を頂き、今後の課題を見つけ
ることが出来るなど、得ることがとても多い実習でした。
(2015年度へき地校体験実習Ⅰ受講 2年生の感想より)
8
4.へき地校体験実習Ⅱ
①受 講 学 年
教育実習Ⅰ(主免・小学校/一部中学校)を
修了した3・4年生
②受講学生数
児童生徒数,学級数に応じて各学校が指定
③時期と期間
10月から11月/2週間程度
④実習の内容
⑤評
価
⑥宿泊施設等
・教壇実習(小学校は7~10時間,中学校は7時間程度)
・観察実習
・地域や学校の理解につながる行事への参加
実習校から提出される「評価票」にもとづく
校区住宅やコミュニティセンター,ホームスティ等
寝具や自炊に必要な生活用具は学生・大学が持ち込み
へき地校体験実習Ⅱの実習生数・実習校数の推移 (釧路校)
市町村
実習協力校名
別海町
上風連小学校
飛仁帯小学校
植別小中学校
羅臼町
根室市
花咲港小学校
2016
2
3
2015
2
3
2014
2
3
2013
2
3
2012
3
2011
3
年度
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
閉校
閉校
3
0
3
1
3
2
3
2
3
5
2
3
珸瑤瑁小学校
2
2
2
薫別小中学校
閉校
4
4
5
7
6
6
5
3
古多糠小中学校
3
3
3
3
3
3
3
標津町
川北小学校
3
4
忠類小学校
閉校
1
2
久著呂中央小中学校
2
2
2
1
1
0(1)
1
2
2
2
沼幌小学校
2
2
2
2
2
2
1(2)
2
2
2
2
標茶町
中御卒別小学校
2
2
2
2
2
磯分内小学校
1
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
塘路小中学校
2
2
幌呂小学校
2
2
2
2
2
1(2)
2
2
2
2
2
2
鶴居村
下幌呂小学校
2
2
2
2
2
1
2
2
2
2
西円朱別小学校
閉校
2
3
0(2)
茶内第一小学校
2
2
2
2
2
0(1)
1
1
2
2
浜中町
茶内第三小学校
閉校
2
2
2
姉別小学校
0(2)
2
2
白糠町
茶路小中学校
1(2)
1
2
2
1
2
釧路町
昆布森小学校
2
2
2
2
2
0(2)
2
2
2
2
2
布伏内小学校
閉校
2
2
釧路市
中徹別小学校
3
2
3
3
2
和琴小学校
1
1
1
1
1
1
1
1
奥春別小学校
1
1
1
1
2
2
2
1
1
弟子屈町
昭栄小学校
1
1
1
1
1
1
1
美留和小学校
1
1
1
1
1
1
1
1
1
実習生数 合計(人)
21
24
25
27
31
37
39
24(35)
35
31
32
23
12
実習校数 合計(校)
40
15
16
18
19
12(18)
17
13
13
8
5
12
13
※ 2009年度は,新型インフルエンザの影響のため,当初計画数で実施することができなかった。( )内数字は当初計画数で,外数は実際に行った実習生数及
び実習校数である。
実習生の感想 Bさん
へき地校体験実習Ⅰでは体験ができなかった複式授業について、どのような
指導の工夫や技術が必要とされるのかを教師の姿から学び、貴重な経験が得
られると感じたため参加しました。授業を行う中で「子どもを理解する力」が必
要かつ大事だと痛感しました。「この子ならこう考えたり、発表するだろう」と予
想でき、個に応じた授業ができるのがへき地小規模校の魅力だと感じました。
私は実習中、このような「子ども理解」をすることはできなかったが,複式授業
の難しさだけでなく,個に応じた指導ができる魅力を感じることができました。
(2015年度へき地校体験実習Ⅱ受講 3年生の感想より)