平成28年5月16日 東海旅客鉄道株式会社 在来線工務関係災害対応訓練の実施について 当社の在来線では、自然災害の発生に備え、平成18年度より災害への対応訓練を毎年実施して おります。今年度は、工務関係(施設・電気)の社員及び関係会社が連携し、安全かつ迅速な復旧を 行うことを目的に、発災直後の初動体制の構築から被害状況調査、復旧計画の策定、復旧作業に至 る一連の対応訓練を以下のとおり実施します。 1.日 時 平成28年6月3日(金)10時00分~17時00分 2.場 所 千種実習線 3.参加人員 約150名(見学者含む) 4.主な訓練項目 (1)大雨により山間部の地盤が緩み、土砂災害が発生したことを想定した訓練 ・落石や流入した土砂の撤去、崩壊したのり面の復旧、線路のゆがみ復旧 ・断線した架線の復旧 ・落石を検知する設備の復旧 (2)大雨により河川が氾濫し、駅構内が冠水したことを想定した訓練 ・冠水した電気転てつ機の取替え ・流出した線路の砕石等の復旧 (3)現地復旧対策本部における対応訓練 ・衛星通信車や衛星携帯電話による通信手段の確保 ・プラグインハイブリッド自動車による電源の確保 過去の訓練風景(左:線路のゆがみ復旧、右:架線の復旧)
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