京都府では、農作物の栽培方法や調理方法、京都の食文化等 の専門家で、子どもたちが「食」について学ぶことをお手伝い する方々を「きょうと食いく先生」として認定しています。 食いく先生は、農作業や食品加工、調理など五感を使った体 験を通じて「命」と「食」の大切さを学ぶ出前授業を行ってい ます。 京都府では、買い物はもちろん、農作業体験や料理教室を 通じて京都府産の農林水産物を学んだり味わったりすること ができる農産物直売所を「京野菜ランド」として登録し、情 報発信を進めています。(H28.3月現在61箇所) 京野菜をテーマとした収穫体験、調理体験、直売所での購 入を通じて、京野菜をはじめとする府内産農林水産物ファン の拡大を目指します。 府内産水産物の地産地消を進めるため、学校教諭等を対象にした現地見学・意見交換会の実施など により、学校給食への利用が拡大しています。 また、これまで翌日にしか消費者に届かなかった府内漁港で水揚げされた“朝どれ水産物”を、当日 中に京都市内で販売する取組や、京都市中央卸売市場で、流通・飲食業者向けに、府内産水産物の試 食説明会を開催するなど、府内産水産物の地産地消・消費拡大の取組が拡がっています。 17
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