久万高原の森と人

【面河山岳博物館・夜の講座】
久万高原の森と人
~くらしがつくる森の形~
久万高原には石鎚山をはじめ、大川嶺や皿ヶ嶺など標高 1,000mを超す地域に、県内で
は珍しいブナの自然林が残っています。ブナやモミ、カエデなど巨木が並ぶ森林内を歩く
と、そこは原始のままの姿を留めたようにも見えます。しかし、実際は石鎚山でさえ、そ
のかなり面積が過去に伐採など人間活動の影響を強く受けてきました。
スギ・ヒノキの人工林、雑木を中心とした里山に限らず、奥山も実は人間によって作ら
れてきたといっても過言ではありません。久万高原の誇る「大自然」とは一体何を指して
いるのでしょう?
この講座では、久万高原における林業を中心とした人と自然の歴史について、過去 300
年間の自然の移り変わりを分かりやすくお話しします。
身近な地域の自然の過去・現状を知り、未来を考えるまたとない機会です。お楽しみに!
100
◎日
時:平成 28 年 6 月 15 日(水)19:00~20:10
◎場
所:久万高原町産業文化会館研修室 ※久万高原町役場横
(愛媛県上浮穴郡久万高原町久万 188)
◎講
師:本藤 幹雄さん(中予山岳流域林業活性化センター 特別研究員)
◎参加費:無 料
◎申
込:下記まで、氏名・住所・連絡先をお知らせください。
面河山岳博物館(担当/矢野) 電話:0892-58-2130 FAX:0892-58-2136