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MAGELLAN BLOCKS活用例
BigQuery上の集計結果をSalesforceに
取り込み分析するサンプルのフロー解説
このドキュメントは、「分析ーBigQuery上の集計結果をSalesforceに取り込み分析する
サンプルー」デモビデオのフローについて詳しく解説します。
このフローでは、BigQueryに登録しているABC分析用分析結果をSalesforceに登録しま
す。
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MAGELLAN BLOCKS活用例
概要
前提条件
このサンプルが動作する前提条件を説明します。
BigQueryの前提条件
このサンプルでは、Google Cloud PlatformのBigQueryを使用します。BigQueryの前
提条件は以下のとおりです。
• BigQueryを使用する準備が整っている
参考: MAGELLAN BLOCKS利用におけるGCP入門その1 GCPの準備、BLOCKS
に登録まで
• ABC分析用の集計結果がBigQueryのテーブルに登録されている
データセットID: salesforce
テーブルID: abc_analysis
スキーマ: Name
Type
Mode
group
STRING
NULLABLE
rank
INTEGER
NULLABLE
name
STRING
NULLABLE
sales
STRING
NULLABLE
composition_ratio
FLOAT
NULLABLE
accumulate_rate
FLOAT
NULLABLE
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説明
MAGELLAN BLOCKS活用例
サンプルデータ:
group
rank
name
sales
composition_ratio
accumulate_rate
A
1
紅鮭おにぎり
2000
50.0
50.0
B
2
うめおにぎり
1000
25.0
75.0
C
3
ツナマヨおにぎり
600
15.0
90.0
C
4
おかかおにぎり
300
7.5
97.5
C
5
しおおにぎり
100
2.5
100.0
Salesforceの前提条件
このサンプルでは、Salesforceと連携します。Salesforceの前提条件はを以下のとおり
です。
1. Salesforceを使用する準備が整っている
2. ABC分析用オブジェクトを作成している
BiqQueryから取得したABC分析用の分析結果を登録するためのオブジェクトを作
成します。このサンプルでは、オブジェクト名を「ABC_analysis」としていま
す。
3. セキュリティトークンを取得している
[私の設定]→[個人用]→[私のセキュリティトークンのリセット]で、セキュリティトー
クンを取得します。「セキュリティトークンのリセット」では、セキュリティトー
クンがメールで送られてきます。
4. 「コンシューマ 」および「コンシューマの秘密」を取得している
[設定]→[ビルド]→[作成]→[アプリケーション]→[接続アプリケーション]→[新規
(OAuth設定の有効化)]から認証設定を定義し、「コンシューマ 」および「コ
ンシューマの秘密」の情報を取得します。
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認証設定を定義する際には、「コールバックURL」の入力と「選択したOAuth範囲」
の追加が必要です。以下を参考に設定してください。
コールバックURL: 任意(例えば、http://loalhost/callback)
選択したOAuth範囲: フルアクセス(full)
フロー
このサンプルのSalesforce連携を実現するフローはとても簡単です。フローの開始と終了
のブロックを除けば、「クエリーの実行」ブロックと「レコードの更新、無ければ追加」
ブロックの2つを繋げるだけで完成です。
←フローの開始
←BigQueryからABC分析用の集計結果を取
得
←BigQueryから取得したデータをSalesforce
に登録
←フローの終了
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解説
このサンプルでは、先のフローで述べたとおり、「クエリーの実行」ブロックと「レコー
ドの更新、無ければ追加」ブロックの2ブロックだけで、Salesforce連携を実現していま
す。
ここでは、この2つのブロックをどのように使用するかについて解説します。
BigQueryからの検索
「クエリーの実行」ブロックを使用して、BigQueryからABC分析用の集計結果を取得し
ます。このブロックで取得した集計結果は、変数名「_」で他のブロックから参照できる
ようにします。
このブロックでは、以下のプロパティを設定します。
番号
プロパティ名
1
GCPサービスアカウン
ト
設定する内容
事前に「ボード設定」の「GCPサービスアカウント」で登録した
「GCPサービスアカウント」を選択します。
参考:「 MAGELLAN BLOCKS利用におけるGCP入門その1
GCPの準備、BLOCKSに登録まで 」
「select * from [salesforce.abc_analysis] LIMIT 100」を記述
します。
2
クエリー
※このサンプルでは、[salesforce.abc_analysis]テーブルから最
大100行までのデータを取得するクエリとしています。
3
結果を格納する変数名
クエリー結果を格納する変数名として、「_」(アンダースコア
ー)を記述します。これにより、このブロックに続く次のブロッ
クでは、変数名「_」でクエリー結果が参照できます。
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Salesforceへの更新
「レコードの更新、無ければ追加」ブロックを使用して、BigQueryから取得したデータ
をSalesforceに登録します。
「レコードの更新、無ければ追加」ブロックは、 「投入データの変数」プロパティで指
定された変数が参照するデータをSalesforceに登録します。
以下のプロパティを設定します。
番号
プロパティ名
設定する内容
1
ユーザー名(メールアドレス)
Salesforceログイン時のユーザ名を設定します。
2
パスワード
Salesforceログイン時のパスワードを設定します。
3
セキュリティートークン
準備しておいたセキュリティートークンを設定します。
4
コンシューマ
準備しておいた「コンシューマ
密」を設定します。
5
コンシューマの秘密
」と「コンシューマの秘
Consumer Key: 表示されるコンシューマ
Consumer Secret: 表示されるコンシューマの秘密
オブジェクト名
準備しておいたSalesforceのオブジェクト名を設定しま
す。このサンプルでは、「ABC_Analysis__c」を設定しま
す。
7
投入データの変数
Salesforceに登録するデータを参照する変数名を設定しま
す。このサンプルでは、標準で設定されている「_」(アン
ダースコア)をそのまま使用します。
8
外部ID
レコードの特定に利用する外部キーのフィールド名を設定
します。このサンプルでは、「name__c」を設定します。
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