生涯活躍のまち(石垣版 CCRC 基本構想)策定事業に係る企画提案募集要項 1 はじめに この要項は、石垣市人口ビジョン(取り組むべき方向性、人口の将来展望)をふまえ策定された 石垣市地域創生総合戦略(平成28年3月)において、人口ビジョンを実現するための具体的な施 策・事業のひとつである、生涯活躍のまち(石垣版 CCRC 基本構想)策定事業の業務委託に係る 企画提案及び契約の締結の留意事項を定めるものとし、この事業に企画提案する参加者は、以下の 事項を承知のうえ、応募書類を提出するものとする。 2 業務目的 全国の市町村が人口減少を続けているなか、本市は八重山圏域の拠点として人口増加の傾向にあ り、地域社会は、島外から移り住んできた人たちとうまく調和しながら作り上げてきた成り立ちが ある。しかしながら、本市人口は 2025 年をピークに減少過程に入ると推計されている。 本市の人口形態の特徴の一つとして、社会増減は、高校卒業後の進学等に伴う流出超過(東京圏 が中心)を 20~30 歳代のU・Iターンで補う構造で、社会経済情勢の影響を受けやすく、増減を 繰り返している。また、市街地(南部地区)に人口の 85%が集中し、北部地区や東部地区では、人 口減少や高齢化が既に進行し、地区間の格差が生じている。 今後、このような人口減少が起こると、都市機能(医療・福祉・商業等)の撤退・縮小による生 活利便性の低下、島の共同体社会、伝統文化等の衰退、経済規模の縮小により税収減少、公共サー ビス水準の低下、年少人口減少に伴う学校統廃合問題や子育て環境の低下等が懸念されている。 このことから、本市において「今後取り組むべき施策の方向性」として、石垣市地域創生総合戦 略で設定した「社会増減ゼロ以上」の状態を実現するために、20 代から 30 代が中心の移住促進と あわせて、首都圏を始めとする都市圏からの 50 代から 70 代のアクティブシニアの移住・定住促進 につながる生涯活躍のまち(石垣版 CCRC 基本構想)を策定し、南国・離島圏域ならではのまち づくりを行うために調査検討を行うものである。 なお、 「21パールプランいしがき」 (石垣市高齢者福祉計画・介護保険事業計画)との整合を図 った構想とする。 3 募集業務の概要 (1) 業務名 生涯活躍のまち(石垣版 CCRC 基本構想)策定事業 (2) 業務内容 別紙「生涯活躍のまち(石垣版 CCRC 基本構想)策定事業仕様書」のとおり。 (3) 業務委託契約期間 契約締結日から平成29年3月31日まで (4) 支払方法 完成後一括払い (5) 委託予定額の上限額 8,000千円(消費税及び地方消費税相当額を含む。消費税率は8%)を上限とし、提案内 容にかかわらず、この上限額を超える提案は受け付けない。 4 応募者の資格要件 (1) 沖縄県内市町村に住所があり、法人格を有する企業団体等であること。 (2) これまで本市が発注する総合計画、地域福祉計画、高齢者福祉計画、子ども子育て支援計 画等において、完了実績があること。 (3) 次に掲げる者でないこと。 ① 地方自治法施行令(昭和 22 年5月3日政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する者 ② 会社更生法(平成 14 年 12 月 13 日法律第 154 号)第 17 条に基づく更正手続開始の申立てが 行われた者 ③ 民事再生法(平成 11 年 12 月 22 日法律第 225 号)第 21 条に基づく再生手続開始の申立てが 行われた者 ④ 役員等が暴力団による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条第 6 号に規定する暴力団員であると認められる者 ⑤ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定する暴力団を いう。 )又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められる者 ⑥ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的 をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められる者 ⑦ 役員等が暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あ るいは積極的に暴力団員の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認められる者 ⑧ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している認められる者 (4) 石垣市の競争入札及び随意契約における指名停止措置を受けていないこと。 (5) 税金(国税、地方税)に滞納がないこと。 (6) その他関係法令を順守すること。 5 失格事項 応募者が次の事項に該当すると市が判断した場合は失格とする。ただし、石垣市がやむを得ない 事情があると認めた場合は、この限りではない。 (1) 提出書類に虚偽の記載があった場合 (2) 本要項における諸条件に違反した場合 (3) 参加資格を欠いていることが判明した場合 (4) その他応募者の失格事項に相当するものと市が判断した場合 6 スケジュール(公募から契約まで) NO 1 日程(H28) 事項 募集要項等の公表(石垣市公式ホームページ) 5 月 13 日(金) 事前説明会は行わない。 5 月 13 日(金) ~ 2 5 月 20 日(金) 質問票(様式2)の受付期限 ・電子メール(介護長寿課代表アドレス)又はFAXにて受付 ・電子メール:[email protected] FAX :0980-83-5525(送信票不要) 5 月 20 日(金) 質問票の回答 ~ 3 随時、石垣市公式ホームページ上で公表する。 5 月 23 日(月) 提出期限(企画提案申込書等) ① 企画提案申込書(様式1) ② 企画提案書(A4 版) 4 5 月 24 日(火) ③ 法人登記簿謄本(原本)1 部 ④納税証明書(原本)1 部 ※上記①~②を 1 つに綴じ 6 部(正本 1 部、副本 5 部)を提出するこ と。③、④は 1 部添付すること。持参または郵送(必着) 書類審査(1次審査) 5 5 月 25 日(水) ・石垣市職員で組織する石垣版 CCRC 基本構想選定委員会(以下、 「選 定委員会という。」)で書類等を審査し、上位3者を選定する。 ・Eメール(通知文書添付)で応募者全員に通知する。 プレゼンテーション(2次審査) ・選定委員会が企画提案書に基づくプレゼンテーション及び質疑応答 6 5 月 31 日(火) (ヒアリング)の内容を総合評価して行う。 ・会場 :市役所3F(議員協議会室) ・時間 :午後2時~午後4時 ・1者実施時間:20分(プレゼン15分、ヒアリング5分) 選定結果通知 7 5 月 31 日(火) ・審査終了後、2 次審査出席者に文書で選定結果を通知する。 ・なお、市公式ホームページでも公表する。 7 質問の受付等 (1) 質問票(様式2)の受付期限 平成 28 年 5 月 13 日(金)から平成 28 年 5 月 20 日(金)午後 5 時 15 分まで (2) 質問の方法 電子メール(介護長寿課代表アドレス)又はFAX(送信票不要)にて受付。来庁、電話等に よる質問は受け付けない。 ・電子メール:[email protected] ・FAX :0980-83-5525(送信票不要) (3) 回答 質問内容とあわせて所定期間内で随時、石垣市公式ホームページ上で公表する。 8 企画提案書等応募書類に関する事項 (1) 提出期限及び方法 平成 28 年 5 月 24 日(火)午後 5 時 15 分までに石垣市役所1F 福祉部介護長寿課に持参又 は郵送(必着)すること。 (2) 提出書類(様式等) ① 企画提案申込書(様式1) ② 企画提案書(A4版の任意様式) 別添仕様書に基づき、下記表№1~№6 の記載事項について順序立てて簡潔に記載すること。 № 1 記載事項 会社概要 記載内容 会社経歴、事業概要を簡潔に記載すること。 (パンフレット等は別に添付) 別添仕様書の項目4事業内容の(1)から(10)の項目について簡潔 2 事業内容 にまとめ、プレゼンテーション(2次審査)時の内容と整合性を図る こと。 3 業務の推進体制 業務を受注した場合の体制、担当技術者等の氏名、業務の分担内容等 について記載すること。 管理技術者及び主たる担当技術者が官公庁の発注する同種・類似の業 4 類似業務実績 務を実施した実績(①業務名②発注者名③履行期間、④履行内容⑤受 注額)を記載すること。 5 業務工程表 契約期間における業務スケジュールを記載すること。また、各業務等 について、石垣市と提案者との役割分担を明記すること。 ・上記の3募集業務の概要(5)委託予定額の上限額以下の金額で提 示すること。 6 見積金額 ・提案内容にかかわらず、この上限額を超える提案は受け付けない。 ・見積額の積算根拠、内訳を記載すること。なお契約候補者に選定さ れた場合、当該見積額が契約額を確約するものではない。 ③ 法人登記簿謄本(原本)1 部 ④ 納税証明書(原本)1 部 ※法人税、消費税及び地方消費税に滞納がない証明。 ⑤ 上記①~②を 1 つに綴じ 6 部(正本 1 部、副本 5 部)を提出すること。③、④は 1 部添付す る。 9 選定方法 (1)選定方法 公募型プロポーザル(方式) ① 書類審査(1次審査) 選定委員会で書類等を審査し、上位3者を選定する。なお、応募者が 3 者に満たない場合でも、 提出書類に不備等があった場合には失格とする。 ア 実施日時 平成 28 年 5 月 25 日(水) イ 結果通知 電子メール(通知文書添付)で応募者全員に通知するが、審査過程の問い合わせは受け付け ない。 ② プレゼンテーション(2次審査) ア 審査 選定委員会が企画提案書に基づくプレゼンテーション及び質疑応答(ヒアリング)の内容を総 合評価して行う。 イ 別に定める選定評価採点表に基づき採点を行い、合計評価点が最高得点の者を契約候補者 として選定する。なお、合計評価点が同数の場合は選定委員の多数決により決定する。 ウ 応募者が単独の場合もプレゼンテーションを行い、選定委員全員による合計評価点の5割 を満たさないときは、契約候補者として選定しない。 エ プレゼンテーションの実施後、市が必要と認めたときは、企画提案書の内容について説明 や資料の提出を求める場合がある。 (2) プレゼンテーション及び質疑応答 ① 実施日時及び会場 ア 日時:平成 28 年 5 月 31 日(火)午後2時~午後4時 イ 会場:市役所3F(議員協議会室) ② 実施時間 1者につき20分間とし、プレゼンテーション(企画提案)に15分間、ヒアリング(質疑応答) に5分間とする。 ③ プレゼンテーションの方法 企画提案書に基づき説明すること。新たな資料の提出は不可とする。メディア等を活用する場 合、プロジェクター及びスクリーンは本市で準備する。 ④ 説明者 原則として、企画提案書3業務の推進体制に記載されている主たる担当技術者及びその管理者 が行うこと。また、会場への入室は3人以内とする。 (3)選定基準 選定評価採点表に基づいて審査を行う。 (4) 選定結果 応募者全員に選定結果を通知する。なお、審査過程等(1次審査も含む)は公表しないものと し、選定結果の異議申し立てについて受け付けないものとする。 10 契約の締結 (1) 契約は、選定された契約候補者と本市の間で業務内容や役割分担、契約金額等について協 議を行い、競技が整った場合には、地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号に定める随意 契約にて、当該業務の実施に係る随意契約を締結することを原則する。 (2) プロポーザルの性質上、当該契約にあたり企画提案内容(参考見積内容を含む)をもって、 そのまま契約するとは限らない。 (3) 契約協議において疑義が生じた場合、本市の解釈によるものとするので、曖昧な表現や記 載を避けること。また、その解消に要する費用は提案者の負担とする。 (4) 選定せれた契約候補者との協議が不調に終わった場合や失格の際には、選定委員会におい て次点とされた者と協議を行い、協議が整った場合には、地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号に定める随意契約にて、当該業務の実施に係る随意契約を締結する。 (5) 市が作成した契約書によって契約を締結する。 11 所管課及び提出先 〒907-8501 沖縄県石垣市美崎町14番地 石垣市福祉部介護長寿課 担当 ;松川英樹 電子メール:[email protected] TEL :0980-82-7158 FAX :0980-83-5525 12 その他の留意事項 (1) 提出された書類の作成や提出に係る費用は全て申込者の負担とする。 (2) 提出された書類は返却しない。 (3) 同一法人からの複数の提案は認めない。 (4) 提出書類の著作権は申込者に帰属するが、本市が選定の公表等に必要な場合には、当該著 作権を無償で使用できることとする。企画提案書提出後に辞退する場合は、辞退届(任意様式) を提出すること。
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