政策調査に関する包括的委託業務 仕様書 1 業務名称 政策調査に関する包括的委託業務 2 業務目的 本業務は、本市を取り巻く社会経済情勢や国の動向、国内の他都市や海外の先進的取組み等 について、客観的データや情報を収集・分析することで、全市的な政策・施策の企画立案に寄 与することを目的としている。 併せて、本市が保有する統計データ等の集約・一覧化を行い、全庁的に情報共有しやすい環 境を整備することで、統計データ等に基づく政策・施策の企画立案に寄与することを目的とし ている。 3 業務内容 (1)定型調査【定期】 本市を取り巻く社会・経済情勢を定期的に把握するため、あらかじめ決められた内容を定期 的に調査し、本市と協議の上決定した定型書式を提出することにより報告する。 ①国や他都市の動き【週次】 着目すべき国や他都市の動きについて、その内容を週次で報告する。 ※着目すべき観点については、本市と協議の上、決定するものとする。 ②市の動き【月次】 本市の統計データ等について、他都市との比較や分析コメント等を加えて報告書を作成し、 その内容を月次で報告する。 ※着目すべき統計データ等については、本市と協議の上、決定するものとする。 ③記事検索【日次】 本市が着目すべき項目について記事を収集し、その内容を日次で報告する。また、日次の報 告内容を整理し、月次で報告する。 ※着目すべき項目については、本市と協議の上、決定するものとする。 1 (2)非定型調査【不定期】 委託業務期間中に新たに発生した調査依頼事項について、本市と協議の上で調査仕様(目的、 内容、期限等)を定めて、調査を実施し、調査仕様に応じた報告書を提出する。 〔新たに発生する調査依頼事項(例)〕 ①市長等からの調査依頼事項 ②各局室区から調査依頼事項(施策・事業に関連する個別の調査依頼、既存情報の整理・ 分析・資料化等) ③市民・事業者等へのアンケート、グループインタビュー、ヒアリング調査等 ※調査にあたっては、必要に応じて、本市が保有する統計データ等を活用することもできる。 (3)統計データ等の集約・一覧化 本市が保有する統計データ等の集約・一覧化を行い、全庁的に情報共有しやすい環境を整備 することで、各局室区が統計データ等に基づく政策・施策の企画立案に活用しやすくなる仕組 みを構築する。 ①棚卸し 各局室区から収集した統計データ等について、名称・担当課・データの概要・収集経緯・更 新頻度等の整理を行う。 ②集約・一覧化 収集した統計データ等について、検索や管理がしやすいように、データの分類やタグ付け等 を行い、体系化を行う。 ③全庁的な情報共有及び活用の促進に向けた検討 集約・一覧化した統計データ等について、より活用ニーズが高い情報や政策・施策の企画立 案に有効な情報を抽出し、可視化を行うなど、より全庁的な情報共有及び活用を促進するため の仕組みづくりを検討する。 また、各局室区が統計データ等を活用した政策・施策の企画立案を行っていくことができる ように、具体的な活用事例の紹介や本市におけるRESASの活用策の検討を行うなど、ノウハウ蓄 積に向けた支援策等について検討する。 (4)その他、政策調査に必要或いは関連する業務 毎月、本市とのミーティングを開催し、調査案件の進捗確認や業務量の確認を行う。 2 4 調査業務に関する業務量の目安 (1)定型調査【定期】 定型調査については、本市と協議の上決定した定型書式に応じて報告する。 成果物の目安としては、月あたりの上限をパワーポイント(A4サイズ)で20枚程度とする。 ※報告内容について追加的な調査が必要となる場合は、非定型調査として取り扱う。 (2)非定型調査【不定期】 成果物の目安としては、月あたりの上限をパワーポイント(A4サイズ)で30枚程度とする。 また、調査手法により費用が大きく変動する可能性が高いものについては、あらかじめ次の 範囲を上限の目安とする。 ①アンケート調査 サンプル数500名×40問×1回 ②グループインタビュー 5名グループ×4回 ③ヒアリング 10名×1時間/回 5 委託契約金額の上限 10,000,000 円(消費税・地方消費税含む) 6 委託契約期間 契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで 7 留意事項 (1)本業務により作成された成果物等の著作権は、本市に帰属するものとする。 (2)その他、仕様書に定めのない事項については、必要に応じて双方協議して定める。 3
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