ウメ輪紋ウイルス(PPV)に関する情報提供のお願い

ウメ輪紋ウイルス(PPV)に関する情報提供のお願い
佐賀県農業技術防除センター
ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス:PPV)は、ウメ、スモモ、モモ、アンズ、ユスラ
ウメなどに感染する植物ウイルスです。
ヨーロッパでは、PPV に感染した果実が収穫前に落下したり、収穫できても商品にならないとい
った被害が出ており、生産に大きなダメージを与えています。
国内でのPPVの発生は、関東や関西を中心に 10 府県で確認され、農林水産省では、植物貿易
法に基づき、感染植物や感染するおそれのある植物の移動規制を行うとともに、感染植物の伐採を
行う緊急防除が実施されています。
PPV は、アブラムシや感染した穂木や苗の移動により感染を拡大します。また、果実から感染し
たことはありません。 また、PPV は植物に感染するウイルスであり、人に感染しませんので、果
実を食べても健康に影響ありません。
佐賀県では、JA、普及センター等の関係機関と連携して、平成 21 年からPPVの侵入警戒調
査を行っていますが、平成 26 年 5 月現在、本県での発生は確認されていません。
症状や発生状況等の詳細については、下記のウェブサイトをご参照いただき、本病に感染の疑い
が あ る ウ メ 、 モ モ 、 ス モ モ を 見 か け ら れ ま し た ら 、 速 や か に 農 業 技 術 防 除 セ ン タ ー ( TEL
0952-45-8153)へご連絡をよろしくお願いします。
リンク
農林水産省のウェブサイト内「ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)の防除について」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/ppv/ppv.html