現在、我が国は世界一の超高齢社会を迎え、2013

現在、我が国は世界一の超高齢社会を迎え、2013 年の厚労省の調査でも明らかになりまし
た通り、462 万人の認知症患者、予備軍の方でも 400 万人と言われる未曽有の大量認知症
患者時代を迎えようとしております。
しかし、医療においては世界中で根本治療薬、ワクチン等の開発に取り組んでいますが、
未だ確実な開発の見通しは立っていません。
このような現状の中で我が国がこの問題を克服していくために、今まで認知症を専門に
していなかった医師にも積極的に認知症を診て頂くこと、また、認知症臨床で得た有益な
知識を認知症臨床に携わる全ての方に共有して頂き、全国で認知症の最新医療が受けられ
るようにすることを目的として 2014 年に認知症治療研究会が設立されました。
そしてこの度、多くの認知症患者さんが最期まで在宅で生活できる社会の実現のために、
認知症治療の最新情報を看護師、薬剤師といったコメディカルの方々、ケアマネージャー、
介護士といった介護関係の方々、認知症介護家族の皆様と意見交換と情報交流を通じて東
北エリアの認知症治療底上げを果たす為に「認知症治療研究会東北支部」を設立致します。
ついては、前記趣旨にご賛同されます皆様の本支部へのご参加を要望致します。
平成 28 年 4 月吉日
各
位
認知症治療研究会
東北支部設立発起人
松嶋
大(ものがたり診療所もりおか)
長谷川 幸弘( 長 谷 川 医 院 )
小原 秀和(介護老人保健施設なごみの里)