家族看護学

科目名
科目コード
家族看護学
必須科目
216
2 年次
講義・演習
2 学期
科目責任者
医学部看護学科 准教授 桐明 あゆみ
科目担当者
医学部看護学科 益守 かづき、椛 勇三郎、加藤 陽子、姫野 深雪、専任教員 1 名
2 単位
教育目標
家族看護の発展の歴史を理解し、家族看護における看護の役割、家族アセスメントの視点および家族
全体の QOL の向上に資する援助の方法について学ぶ。
教育目標
到達目標
到達目標
1) 家族看護の定義と家族看護の主要な理論について理解できる。
2) 家族の発達段階とその特徴、各期における家族の発達課題について理解できる。
3) 家族アセスメントの目的と方法の概要が理解できる。
4) 健康問題をもつ家族の事例演習をとおして家族に対する援助の方向性を考察できる。
授業計画
第 1 回 家族看護学 定義と変遷
桐明【講義】
第 2 回 現代家族の特徴:家族の形態と機能、家族観の変化
桐明【講義】
第 3 回 家族ヘルスケア諸理論
桐明【講義】
第 4 回 家族システム理論
桐明【講義】
第 5 回 家族アセスメントの視点 ジェノグラムとエコマップの作成
桐明【講義】
第 6 回 家族看護における看護職の役割と援助姿勢
桐明【講義】
第 7 回 母性看護学における家族看護
加藤【講義】
第 8 回 小児看護学における家族看護
益守【講義】
第 9 回 地域看護学における家族看護
椛 【講義】
第 10 回 健康問題をもつ家族の事例演習 グループワーク
桐明、姫野、専任教員 1 名【演習】
第 11 回 健康問題をもつ家族の事例演習 グループワーク
桐明、姫野、専任教員 1 名【演習】
第 12 回 健康問題をもつ家族の事例演習 グループワーク
桐明、姫野、専任教員 1 名【演習】
第 13・14 回 健康問題をもつ家族の事例演習 プレゼンテーション
桐明、姫野、専任教員 1 名【演習】
第 15 回
テキスト
まとめ及び事例演習のフィードバック
桐明、姫野、専任教員 1 名【講義】
小林奈美 グループワークで学ぶ家族看護理論 カルガリー式家族看護モデル実践へのファーストス
テップ 第 2 版 医歯薬出版 2012
参考書
鈴木和子 渡辺裕子 家族看護の理論と実践 第 4 版 日本看護協会出版会 2012
森山美知子 ファミリーナーシングプラクティス 家族看護の理論と実践 医学書院 2002
評価方法
筆記試験 60%
演習参加態度・内容 30%
出席状況・学習態度
10%
家族を多角的、統合的に捉え、看護実践していくための基礎的能力を身につけるためには、現代社会の
準備学習(予
習・復習等)
様相を理解し、社会が個人や家族に及ぼす影響について考察する力が必要です。さらに、家族の一員が
健康問題を持ったときに家族にどういった変化が起こるかについての想像力も重要です。日々の生活に
おいても広く社会と家族に高い関心を持ち、家族が受けている影響と支援の方向性について看護の視点
で考察できるように努めてください。