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日本と欧米における自動車運転者の労働時間規制の比較
項
目
日
本 改善基準告示(トラック)
E
U
時間
拘束時間
超は週 2 回まで)
、1 ヵ月 320 時間
規制なし
(※要労使協定、年間 6 ヵ月ま
で)、年間 3,516 時間
・継続 8 時間以上
休息期間
※分割の場合 1 回 4 時間以上で合計 10
時間以上
・車両内で休息可
運転時間
・1 日 9 時間(2 日平均)
・1 週 44 時間(2 週平均)
・4 時間
連続運転時間
ILO条約
拘束時間としての規制はない。
・原則:1 日 13 時間、1 ヵ月 293
・最大:1 日 16 時間(※15 時間
アメリカ
・継続 11 時間以上
※週 3 日までは 9 時間にできる。
※分割できるが、最初の休息は継続 3
時間以上、
次の休息は継続 9 時間以上。
※勤務開始から 24 時間以内に取得。
※ただし、以下の規制がある。
・「運転時間(1 日 11 時間まで)」、
「点検整備等
運転以外の時間」、「休憩時間(30 分の勤務離
脱)」の合計について、
「原則:1 日 14 時間、累
積時間:7 日間 60 時間、8 日間 70 時間」
・「運転時間」または「点検整備等運転以外の
時間と運転時間の合計」が連続で 8 時間経過し
た際は 30 分の勤務離脱が必要
・連続 10 時間
・上記累積 時間満了後の休息期
間:連続 34 時間
※34 時間の中には午前 1~5 時の時間帯
が 2 回あること。
※4 時間で 30 分の運転離脱が必要。1
※4 時間 30 分で 45 分の運転離脱が必
回 10 分以上の分割も可。
要。1 回 15 分以上の分割も可。
※週 2 日まで 8 時間でも可。
※この前または後に助手席で 2 時間の
休息が必要。
・1 日 9 時間
・1 日 11 時間
・1 週 48 時間
※日・週の運転時間は、各国で一定
の日、週の平均として決定可。
・2 週 90 時間
・4 時間 30 分
・連続 10 時間
・寝台での休息:連続 8 時間
・1 日 9 時間
(※週 2 回まで 10 時間に延長可)
規制なし
・4 時間
・8 時間
※8 時間で 30 分の勤務離脱が必要
※各国で 1 時間以内の延長可。休憩
時間の長さは規定なし。
・フェリー乗船時間は休息期間
フェリー乗船
時の特例
・フェリー乗船時間は休息期間
※ただし、乗下船の前後の休息と 1 時
間以上間隔をとらないこと(直前か直
後に休息時間を設定する)
規制なし
・例外を定めることができる
(※具体的な例外規定はなし)