PowerPoint プレゼンテーション

No.21
レイカディア大学だより
2016.5.10
シニアが新しい教養と技術を身につけ、地域の担い手として登場できるよう支援しています
滋賀県レイカディア大学 39期生募集!
レイカディア大学は、60歳から入学できるシニアのための2年制・6学科の学び舎、38年の歴史
があり5千人以上の卒業生を輩出しています。今年も10月に入学される学生の募集を行います。
❏ 本校の魅力
多くの新しい仲間との出会いがあり、楽しみながら学んで頂くことができます。学びは心を豊
かにします。そして、卒業後も仲間の輪を広げ、ボランティア活動など地域の担い手として活躍しています。
自然環境の保全のために何か出来な
いか?との思いで仲間と一緒に考え、
楽しい時間を過ごしています。
何歳になっても新たな『挑戦!』
学びが出会いを作り、出会いが学び
を作る。学びに終着点は無い。
びわこ環境学科
必修講座
健康づくり学科
仲間と楽しく過ごすゲームやダンス、健
康食作り等を習い、志を同じくする仲間
たちと交流を深め、有意義な時間を謳歌。
必修講座(全学生が学びます)
人間理解・郷土理解・社会参加・学校行事(大学祭、ニュースポーツ大会、課題学習、地域活動体験学習、ボランティアの日等)
選択講座(学科別に学びます)
びわこ環境学科(草津校)、地域文化学科(草津校)、陶芸学科(草津校)、
健康づくり学科(草津校・米原校)、園芸学科(草津校・米原校)、北近江文化学科(米原校)
❏ 出願期間
❏ 入学資格
❏ 授業料等
平成28年6月1日(水)~ 7月22日(金)
平成28年10月1日現在において60歳以上の県内居住の方
授業料は、各学年 前期25,000円、後期25,000円 (学習に要する教材費、見学等に要する経費等は自己負担)
❏ 募集要項・願書
平成28年度学生募集要項・願書等は、5月以降、各市町の高齢福祉担当課、市町図書館・公民館等で入手できます。
また、HP「びわこシニアネット」(http://www.e-biwako.jp)からもダウンロードできます。
※ 授業時間 1日あたり4時間
※ 講座開講日は、1か月当り、5日程度。
その他の日にも活動する場合あり。
※ 修業年限 2年間 〔10月入学〕
草津校 草津市笠山7丁目8-138
(長寿社会福祉センター内)
TEL:077-567-3901
米原校 米原市下多良2-137
(県立文化産業交流会館内)
TEL: 0749-52-5110
びわこ環境学科校外学習に参加して
体験学習
厳しい寒さの2月10日(水)、草津市の琵琶湖畔烏丸半島にある琵琶湖
顕微鏡の中の世界は小宇宙
博物館にて、レイカディア大学びわこ環境学科38期生の校外学習が実施さ
れました。当日はびわこ環境学科の良さを知るために、他学科の学生5名
とOB4名も参加。午前中は学芸員の中井博士から在来種と外来種につい
ての講義がありました。ブラックバス、ブルーギルや猛威をふるう水草オ
オバナミズキンバイなど外来種イコール有害の先入観がありましたが、
「外から入って来た種の10%が生き延び、そのうちの10%が有害化する。
すなわち、外来種の1%が害を与えるようになる。」という言葉が印象に
残りました。午後からは村居先生の指導で、船着場にて湖水を採取し、顕
微鏡で湖水中のプランクトン観察を行いました。
ミジンコの顕微鏡画像
まさに、顕微鏡の中の世界は小宇宙。活発に動
き回る動物性プランクトンやどっしり構えた植物
性プランクトンなど、時間を忘れてのめり込んで
しまいました。昼食時に、琵琶湖が一望できるレ
ストランで食べたビワマスとブラックバスの天ぷ
らの美味しかったことも忘れられません。びわこ
環境学科は楽しく自然を学ぼうとするシニアに
ぴったりの学科だと思います。
プランクトン採集中
卒
業
生
が
活
(取
材/森村 善三郎)
躍
し
滋賀サイエンスカフェ
て
い
る
地
域
活
動
環境科学先端研究者の話しを聞く
滋賀サイエンスカフェは、環境にかかわる科学について市民と先端
2014年7月開始以来、IPCC(気候変動に関する
研究者がコーヒー片手に気軽に話し合う場です。おおつ環境フォーラ
政府間パネル)委員の安成 総合地球環境学研究所長
ムで「滋賀県でもサイエンスカフェがあれば」と話題になり、35期び
やヒューマノイドロボットの石黒 大阪大学特別教授を
わこ環境学科の仲間たちが中心になって実行委員会を立ち上げました。
含む7人、2015年はバイオ燃料の山根 滋賀県立大
工学部長と、著名な先生方から二酸化炭素の増加によ
る気候変動(地球温暖化)、人と感性を持つロボット
が共存する環境や、藻から油をつくるといった未来の
エネルギーなどをテーマに、市民の皆さんと楽しく話
しを聞いて学んで来ました。
第9回目となる次回サイエンスカフェは、6月4日(土)
に大津市生涯学習センターで、生きものが季節を知る
しくみについて、京都大学生態学研究センターの工藤
教授を招いて開催する予定で準備が進められています。
是非参加してみて下さい。
詳細は http://shiga-sciencecafe.jp/ を参照下さい。
これからも、環境にかかわる様々な最先端科学の情
報を収集して、市民と一緒に楽しく学んでいきます。
取材/近松 清司(35期びわこ環境)
写真・記事提供/西山 克己(35期びわこ環境)
2014年7月安成先生を招いてのサイエンスカフェ風景