平成27年度 確定給付企業年金の監査(書面・実地)における具体的指摘事項について(抜粋) 項 目 指 摘 事 項 加入者原簿を備え付けて置くこと。 加入者に関する事項 年金給付に関する事項 財務及び会計に関する事項 根拠条文等 施行令第20条 加入者の氏名及び受給権者の氏名又は住所に変更があったときは、変更年月日等必要事項を記載した届出書を提出さ 施行規則第23条の2、23条の3 せること。 加入者資格の取得及び喪失があったときは、30日以内に届出させること。 施行規則第22条、23条 裁定請求の際は、規約に基づき添付すべき書類を添付させること。 施行規則第33条 資格喪失者へ脱退一時金相当額の移換の申し出期限等に関する説明を行うこと。 施行令第50条の4 出納員が交替した場合は、引継書を作成する等、適正に引継ぎを行うこと。 財務及び会計規程 出納員の交代による事務引継をしたときは、関係書類を理事長に提出して、その確認を得ること。 財務及び会計規程 出納員は理事長が任命し、業務及び責任の範囲を明確にすること。 財務及び会計規程 出納事務に関し、複数人の役職員で確認し相互牽制を図ること。 財務及び会計規程 切手等、金券の管理については、事故防止の観点から定期的に確認し、決裁を受けること。 財務及び会計規程 手許現金の保有額は、規程に定めた額以内とすること。 財務及び会計規程 加入者に対し、業務概況を周知すること。 法第73条 業務概況の周知に関する事項 業務概況の周知状況において、周知する事項及び周知方法が規約と相違しているため、規約に基づき実施すること。 施行規則第87条、当該基金規約 基金組織(代議員・理事・監事 等)の運営に関する事項 資産運用に関する事項 そ の 他 理事長が専決処分を行ったときは、次の代議員会において報告し、その承認を求めること。 施行令第12条第5項 理事会は必要に応じて開催し、その機能を発揮すること。 当該基金規約 監事は、監督官庁からの許認可、承認書、通知書その他の文書の回付を受けること。 事業運営基準 監事は、毎事業年度当初、監査の実施計画を立て理事長に通知すること。 事業運営基準 監事は、確定給付企業年金法第22条の規定に基づき、基金の業務を監査すること。 法第22条、事業運営基準 役員の変遷については、詳細に記録しておくこと。 事業運営基準 理事及び互選代議員の選出手続きについては、規程に基づき、適正に行うこと。 役員選挙執行規程、代議員会選挙執行規程 理事会及び代議員会の表決については、規程に定められた方法で行うこと。 理事会運営規程、代議員会運営規程 代議員会は、規約で定めている招集時期に開催すること。 当該基金規約 代議員会の招集は、規約に基づき公告すること。 当該基金規約 積立金の運用に関して、運用の目的等を記載した基本方針を策定すること。 施行令第45条 規約に規定するとおり、資産の構成割合を定めること。 施行規則第84条 資産管理運用機関に係る規約変更をすること。 法第7条 規約の変更があったときは、認可後(届出後)に遅滞なく加入者へ周知すること。 法第16条第3項、法第17条第2項 必要な諸規程を策定し整備すること。 事業運営基準 1
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