在宅の栄養ケアに関わる 「訪問栄養食事指導」-システム構築から実践まで 在宅の栄養ケアの実現は地域でのシステムづくりから 昨今、各地で在宅ケアを支えるための連携が立ち上がり、在宅ケアに栄養士も関わってほしいと いうニーズが高まってきています。しかし、栄養士を在宅ケアで活用していただくためのしくみ 作りを栄養士自らが行わない限り、訪問栄養食事指導は決して広がりません。これまで 18 年間で 相模原・町田地域で訪問栄養食事指導の展開を拡大してきた実績から、そのしくみを構築するため の手順や具体的に揃えるべき文書、工夫等をお伝えするセミナーを開催します。 このセミナーでは、栄養士が主治医やケアマネジャーの方々と円滑な連携を取りながら、対象者 や介護者を取り巻く状況を踏まえ、より実用的な栄養改善の提案を行うことができるようになるこ とを目標とします。低栄養、嚥下障害、糖尿病の症例に応じた栄養ケア計画の演習も行い、少人数 制で疑問や質問、意見交換など自由に行うセミナーにします。 *セミナー受講者を対象とした訪問栄養食事指導展開のための個別コンサルも実施しており、 これまで 4 年間で受講者の 3 割以上が各地で訪問栄養食事指導のしくみを構築、実際の活動を 展開しています。 回 日 平成 28 年 1 回目 時 7月 9 日(土) 13:30~16:45 (13:15~受付) 内 容(詳細は次ページ) 「訪問をしたい」を実現する方法 1・2・3 初回訪問時まで知っておきたいこと 訪問して栄養士が行うこと 在宅高齢者の栄養ケア・マネジメント 他職種との関わり方と協力を得るコツ 平成 28 年 7 月 10 日(日) 2回目 上手な報告書の書き方症例に応じた栄養ケ 9:30~16:30 ア計画の作成 (9:15~受付) モニタリングの手順と方法 訪問栄養食事指導の評価(訪問継続の適否) 事例検討 会 場 ユニコムプラザさがみはら(市民・大学交流センター) ミーティングルーム 1 神奈川県相模原市南区相模大野 3-3−2 ボーノ相模大野サウスモール 3F TEL 042-701-4370 *小田急線 「相模大野」 駅 北口を出て徒歩 3 分です 対 象 管理栄養士・栄養士 講 師 安達 美佐(栄養サポートネットワーク合同会社代表) 参 加 費 20,000 円(税込)※1回目にお支払いいただきます 定 8 名(定員になり次第、締め切らせていただきます) 員 *キャンセルの申し出がないまま、当日欠席された場合は参加費全額をお支払いいただきます 申込方法 メールにて必要事項を記載の上、お申し込み下さい 〈必要事項〉1.氏名 2.勤務先(所属) 3.連絡先(電話) 4.管理栄養士・栄養士の区別 *お預かりした個人情報につきましては、本利用目的以外には使用いたしません。 また個人情報保護法に基づき、適切に管理させていただきます。 〈送付先〉 [email protected] 締め切り 平成 28 年 7月1日(金) 「訪問栄養指導をしたい」、「栄養士として在宅ケアに関わりたい」 ─そんな思いがあってもわからない、「実際にどこでやれるのか」、「どこに働きかけたらよいのか」、訪問 栄養食事指導の具体的な実施方法は栄養士にも、医師、ケアマネジャーや関連職種にも知られていないの が現状です。そうした環境の中で、在宅での栄養ケアのシステム構築をめざし、様々な情報を収集し、 具体的な手順や方法を検討し、訪問栄養食事指導を実現してきたノウハウについてお伝えします。 カリキュラム一覧 1 日目 訪問栄養食事指導の制度や法律、算定要件、必要文書等を取り合 「訪問をしたい」を実現する方法 1・2・3 あげ、訪問導入のためのしくみ作りができることをめざします。 ・ 主治医やケアマネジャーに栄養介入の意義や、訪問の実施方法等 を説明できるように実践的なポイントをお伝えします。 初回訪問時までにしておきたい情報収集 訪問して栄養士が行うこと 在宅介護の現状、情報収集の方法、対象者像の把握方法、 訪問アポイントの取り方等をお伝えします。 訪問時の服装、家族・本人へのアプローチ手順と方法、アセス メ メント方法について学びます。 2 日目 在宅高齢者の栄養ケアマネジメント 他職種との関わり方と協力を得るコツ 上手な報告書の書き方 症例に応じた栄養ケア計画の作成 モニタリングの手順と方法 訪問栄養食事指導の評価 事例検討 栄養アセスメントの実施、介護力・経済力等を考慮した栄養ケア 計画の立て方を学びます。※簡単な課題あり 関連する介護保険サービスと職種ごとの対応方法、協力を得るた ためのアプローチ方法をお伝えします。 「栄養士は役に立つ!」と思われるための報告書の書き方の ポイントをお伝えします。 低栄養、嚥下障害、糖尿病の 3 症例についての栄養ケア計画 を検討します(グループワーク方式)。 電話でのモニタリングの手順と方法、モニタリングで確認す る事項について学びます。 概ね 3 か月を1クールとした訪問栄養食事指導の評価基準、 訪問継続の適否について的確な判断方法を学びます。 実際に在宅ケアで遭遇する事例を通して、自ら栄養ケア計画 立案・評価できるよう検討を行います。 ●講師プロフィール● 安達 美佐(あだち みさ) 栄養サポートネットワーク合同会社代表・管理栄養士・日本公衆衛生学会認定公衆衛生専門家 神奈川県糖尿病療養指導士,Doctor of Public Health 栄養士を必要としている方々がいつでも気軽に栄養士と出会うことができるしくみを作りたいという 思いで、法人を設立。在宅ケアに関しては相模原市・町田市を中心に訪問栄養食事指導を実施、介護 予防事業、在宅ケア研修会やヘルパー研修会での講演等でも活動中。 栄養サポートネットワーク合同会社 神奈川県相模原市南区若松 2-2-4 TEL・FAX 042-765-6393 (担当:石井) URL http://www.nutrisupport.co.jp
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