2016年3月期 決算プレゼンテーション資料 アコム株式会社 http://www.acom.co.jp/corp/ir_index.html 2016年5月9日 免責事項 本資料の数値のうち、過去の事実以外のアコム株式会社の計画、方針その他の記載にかかわるものは、 将来の業績にかかる予想値であり、それらはいずれも、現時点においてアコム株式会社が把握している情報 に基づく経営上の想定や見解を基礎に算出されたものです。 従いまして、かかる予想値は、リスクや不確定要因を内包するものであって、現実の業績は、諸々の要因 により、かかる予想値と異なってくる可能性があります。 かかる潜在的なリスクや不確定要因として考えられるものとしては、例えば、アコム株式会社を取り巻く経済 情勢や消費者金融を取り巻く市場規模の変化、債務不履行に陥る顧客の割合、「利息制限法」に基づく上限 金利を超える部分の返還請求等の発生件数及び返還金額の変動、アコム株式会社が支払う借入金利率の レベル、法定制限利率が考えられますが、これらに限りません。 <補足情報> 本資料内の「ローン・包括信用購入あっせん事業の営業債権残高」とは、ローン事業の営業貸付金残高と クレジットカード事業の割賦売掛金残高を合算した値を開示しております。 目次 2016年3月期決算の概要 1.経営環境 5 13.貸倒関連費用 17 2.個人ローン市場の規模推移 6 14.金融費用 18 3.決算概要 7 15.2017年3月期 通期計画 19 4.セグメント別構成比 8 16.配当方針、配当予想 20 5.ローン・包括信用購入あっせん事業の概況(アコム) 9 17.【参考】セグメント利益の概況 21 6.ローン事業の概況(アコム) 10 18.【参考】市場規模及びアコムシェア推移 22 7.信用保証事業の概況(アコム、エム・ユー信用保証) 11 8.信用保証事業の概況(アコム) 12 9.海外金融事業の概況(EASY BUY(EB)、Bank BNP(BNP)) 13 新中期経営計画の概要(2017/3 – 2019/3) 19.前中期経営計画(2014/3-2016/3)の振り返り 24 10.海外金融事業の概況(現地通貨ベース) 14 20.新中期経営計画(2017/3-2019/3) 25 11.利息返還請求件数の推移(アコム) 15 21.新中期経営計画数値目標(2017/3-2019/3) 26 12.利息返還損失の推移(アコム) 16 2016年3月期決算の概要 経営環境 マクロ環境 <日本> z 政府による経済政策、成長戦略実行などにより企業収益、 雇用環境の改善等、日本経済全体で緩やかな回復の兆し z 中国をはじめとするアジア新興国の経済成長鈍化に伴う 日本経済の景気減速懸念 <タイ王国> z 中国経済の減速、先進国の景気回復遅れ等からGDP 成長率が低迷 z 政府による公共投資や観光分野の回復により経済回復の 兆し <インドネシア共和国> z 中国をはじめとする世界的な景気減速も経済は回復基調 z 経済回復等を背景に政策金利が低下 市場・競争環境 <日本> z 個人ローン市場は順調に拡大 <タイ王国> z パーソナルローン市場は、成長減速も拡大基調 z ローン事業においては、専業大手、メガバンク、地方銀行、 ネット銀行を中心に事業投資を拡大し、垣根を越えた競争 構造に変化 z z 信用保証事業においては、市場拡大と寡占化が進行 z 銀行貸出市場は、順調に拡大 z 利息返還請求問題など、引き続き厳しい経営環境 z 銀行の不良債権は増加傾向、債権内容の悪化懸念 家計債務の拡大で金融機関は融資に慎重姿勢 <インドネシア共和国> 5 個人ローン市場の規模推移 個人ローン市場 ノンバンク市場 バンク市場 バンク市場 yoy 国内銀行 (兆円) 信用金庫 ▲0.6% ▲1.6% ▲0.2% ▲13.2% ▲21.8% ▲12.2% ▲4.9% 4.1% 3.90 13.83 3.82 3.85 9.03 9.01 9.38 9.66 4.07 4.65 5.17 5.51 4.36 4.20 12.02 6.99 アコムシェア 10.7% 3.82 3.85 4.65 5.17 4.07 4.39 5.51 3.88 3.28 3.29 3.25 3.31 3.54 3.85 4.10 4.61 4.94 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3※ 15/3 8.2% 11.6% 12.5% 14.4% 14.6% 15.0% 15.4% 連結ベース 16.2% 16.6% 17.2% 5.64 4.95 (15/12) ノンバンク市場 消費者金融業態 9.94 09/3 11.3% 10.81 9.49 14.2% 5.8% 3.90 アコムシェア 3.88 (兆円) 0.8% 4.9% 15.93 yoy 4.14 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 (15/12) 10.3% 12.4% 13.5% 14.4% 15.6% 16.2% 16.7% 連結ベース 16.4% 17.1% 17.7% クレジット業態など yoy (兆円) ▲3.6% ▲1.9% ▲11.9% 12.02 ▲17.3% ▲29.7% ▲19.3% ▲12.2% 9.94 5.50 6.99 4.93 5.64 4.95 4.36 4.20 3.73 2.91 2.57 2.06 6.52 1.90 5.00 3.26 2.72 2.37 2.30 2.30 09/3 アコムシェア 4.14 1.81 2.33 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 (15/12) 11.1% 12.9% 14.2% 14.5% 16.6% 17.8% 18.3% ※ ノンバンク市場とは、日本貸金業協会統計の営業貸付金残高(住宅向け貸付除く)、日本貸金業協会統計の2015年12月数値は速報値 ※ バンク市場とは、日本銀行統計の国内銀行及び信用金庫の個人向けカードローン残高 (14/3のバンク市場残高は、 2015年8月10日に日本銀行統計が訂正され0.26兆円増加) ※ “yoy”は前期比 6 決算概要 (単位:百万円、%) 連結 2015/3 実績 営業債権残高 単体 2016/3 yoy 実績 yoy 2015/3 達成率 実績 2016/3 実績 yoy 達成率 yoy 1,833,990 9.9 1,985,336 8.3 100.3 1,545,279 8.7 1,680,752 8.8 100.8 ローン・包括信用購入あっせん事業 768,735 3.4 794,982 3.4 99.2 768,735 3.4 794,982 3.4 99.2 信用保証事業 861,212 14.5 987,508 14.7 102.5 776,544 14.4 885,770 14.1 102.4 海外金融事業 195,471 19.6 192,067 -1.7 93.5 - - - - - 219,289 8.4 237,683 8.4 103.3 163,644 5.1 175,380 7.2 102.3 128,725 1.9 133,170 3.5 102.3 128,725 1.9 133,170 3.5 102.3 信用保証事業 40,992 38.0 48,868 19.2 101.0 34,630 18.5 41,500 19.8 100.7 海外金融事業 42,956 9.3 48,275 12.4 107.0 - - - - - 205,215 9.2 222,166 8.3 128.9 162,512 7.7 174,352 7.3 137.9 金融費用 19,498 -8.7 17,313 -11.2 91.1 10,081 -23.7 8,299 -17.7 83.0 貸倒関連費用 53,828 28.3 60,040 11.5 95.8 40,428 29.7 43,780 8.3 92.2 利息返還費用 49,859 9.6 56,638 13.6 - 49,859 9.6 56,638 13.6 - その他の営業費用 82,029 3.7 88,175 7.5 97.2 62,143 1.9 65,405 5.3 94.9 営業利益 14,073 -1.8 15,516 10.3 26.9 1,132 -76.3 1,028 -9.1 2.3 経常利益 14,747 -5.3 16,200 9.9 28.0 4,161 -49.2 5,171 24.3 11.2 税金等調整前当期純利益 15,403 0.3 14,985 -2.7 26.0 4,817 -39.9 3,876 -19.5 8.4 当期純利益 15,840 22.3 17,935 13.2 33.3 9,316 12.3 9,857 5.8 21.4 12,864 21.0 14,598 13.5 28.6 - - - - - <業績> 営業収益 ローン・包括信用購入あっせん事業 営業費用 親会社株主に帰属する当期純利益 ※ ACOM (U.S.A.) INC.を2015年12月に清算したことにより、連結においては特別損失に12億円、単体においては営業外収益に25億円、特別損失 に13億円、計上しております 7 セグメント別構成比 営業債権残高 信用保証事業 L.C 事業 (※) 16,681 1,634 営業収益 海外 9.7% (▲1.0%) 19,853 1,920 18,339 1,954 その他 (億円) 海外金融事業 7,521 8,612 9,875 7,434 7,687 7,949 14/3 15/3 16/3 L.C事業 2,022 営業債権残高 L,C 19,853億円 40.0% 保証 (▲1.9%) 49.7% (+2.8%) 信用保証事業 2,192 その他 (億円) 海外金融事業 2,376 482 392 297 429 409 1,263 1,287 1,331 14/3 15/3 16/3 488 海外 20.3% (+0.7%) L,C 営業収益 56.0% 保証 2,376億円 (▲2.7%) 20.6% (+1.9%) 営業利益 信用保証事業 L.C事業 その他 (億円) 海外金融事業 <参考>利息返還費用を除く営業利益 721 598 94 76 ▲33 14/3 143 94 76 ▲83 140 155 101 111 111 ▲118 15/3 ※ 円グラフの( )は、前期比の増減値 ※ L.C事業とは、ローン・包括信用購入あっせん事業 144 639 101 111 111 144 421 414 447 14/3 15/3 16/3 海外 15.4% (▲0.5%) 保証 20.0% (+2.6%) 営業利益 721億円 L,C 62.1% (▲2.8%) 16/3 8 ローン・包括信用購入あっせん事業の概況(アコム) z 営 業 債 権 残 高 : 前期比3.4%増加の7,949億円も、計画を若干下回る z 営 業 収 益 : 同3.5%増加の1,331億円、計画も達成 z 営 業 利 益 : 118億円の赤字も、利息返還費用を除くと、同8.0%増益の447億円 営業債権残高 ローン 1.4% 7,434 172 7,261 14/3 営業収益 yoy 包括信用 3.4% 3.4% 15/3 ▲2.0% 7,847 16/3 1.9% 3.5% 1.1% 1,263 25 1,287 29 1,331 37 1,346 47 1,238 1,257 1,293 1,299 17/3 (計画) 14/3 yoy 0.9% (千件) ローン 1.1% 15.77% 15.71% 1,397 171 14/3 215 15/3 15/3 16/3 17/3 254 16/3 yoy (億円) <利息返還費用を除く営業利益> (計画) 包括信用 ローン・包括信用 15.42% 15.34% 15.38% 15.29% 13.58% 13.69% 289 17/3 (計画) 14/3 ※ 貸倒損失額及び損失率は、利息返還請求に起因する債権放棄分を除く ※ 包括信用における利回りは、リボルビングにおける残高と手数料より算出 15/3 ▲4.3% ▲1.6% ▲33 14/3 ▲83 ▲118 15/3 16/3 8.0% 421 414 447 14/3 15/3 16/3 貸倒損失額・損失率(※) 13.11% 1,425 1,409 1,397 利益 (億円) 期中平均利回り 包括信用 ▲0.0% yoy ▲3.6% 口座数 ローン 包括信用 3.2% 357 7,671 7,471 ローン 8,204 7,949 278 7,687 215 (億円) 営業利益 16/3 ローン 包括信用 貸倒損失率 (億円) 2.72% 2.69% 2.62% 200 8 201 8 191 192 203 14/3 15/3 16/3 216 12 9 ローン事業の概況(アコム) z 営 業 貸 付 金 残 高 : 前期比2.7%増加の7,671億円も、計画を下回る z 営 業 収 益 : 同2.9%増加の1,293億円と、計画も達成 z 新 客 数 : 同1.4%増加の221千件も、計画を下回る 営業貸付金残高 無担保ローン 有担保ローン 営業収益 yoy (億円) <()内、無担保ローン> 1.3% (1.8%) 7,261 130 2.9% (3.3%) 7,471 107 2.7% (3.0%) 7,671 88 2.3% (2.6%) 無担保ローン ▲3.6% 有担保ローン 1.6% 2.9% 期中平均利回り yoy(億円) 1,238 16 1,257 13 1,293 11 1,299 9 7,582 7,779 1,221 1,243 1,282 1,290 7,131 7,364 14/3 15/3 16/3 17/3 14/3 15/3 16/3 17/3 口座数 無担保ローン (計画) 15.85% 15.49% 15.39% 15.15% 15.77% 15.42% 15.34% 15.11% 14/3 15/3 16/3 17/3 新客数(無担保) 有担保ローン yoy (千件) <()内は、貸付単価(千円)> 新客数 12.4% ▲2.0% ▲0.0% 0.9% 1.1% 1,397 4 1,397 3 1,409 3 1,425 2 1,393 1,393 1,406 1,423 (511) (528) (539) (546) 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) 1.4% 192,209 218,706 221,791 14/3 15/3 16/3 (計画) 貸倒損失額・損失率 yoy 13.8% 無担保ローン 0.4% 7,847 68 (計画) ローン 無担保ローン 有担保ローン 貸倒損失率(億円) 2.64% 2.57% 191 3 188 192 2 189 202 14/3 15/3 16/3 3.7% 230,000 17/3 (計画) 2.66% 203 1 ※ 貸倒損失額及び損失率は、利息返還請求に起因する債権放棄分を除く 10 信用保証事業の概況(アコム、エム・ユー信用保証) z 信 用 保 証 残 高 : 前期比14.7%の9,875億円と、計画も大幅に達成 z 営 業 収 益 : 同19.2%増加の488億円と、計画も達成 z 営 業 利 益 : 同30.0%増加の144億円 信用保証残高 アコム 28.2% 7,521 734 MUCG(※) 14.7% 14.5% 9,875 1,017 8,612 846 6,787 7,765 14/3 15/3 8,857 16/3 営業収益 yoy (億円) 10.7% アコム 21.6% MUCG 38.0% 9,770 17/3 (計画) yoy (億円) 9.9% 9.5% 6.9% 1,421 (529) 150 1,562 (551) 165 1,710 (577) 190 1,829 (597) 208 1,271 1,396 1,520 1,620 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) yoy (億円) 30.0% ▲32.7% 488 297 4 292 14/3 543 81 409 63 73 346 415 462 15/3 16/3 17/3 アコム 111 15 76 (計画) 83 ▲7 14/3 144 17 95 127 15/3 16/3 提携カバーエリア MUCG <()内は、貸付単価(千円)> 26.0% MUCG 11.1% 提携先数 yoy (千件) アコム 46.3% 19.2% 10,933 1,163 口座数 アコム MUCG 営業利益 全国47都道府県中 38都道府県をカバー 22 22 22 22 25 27 28 30 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) ※ MUCGとは、エム・ユー信用保証株式会社 ※ エム・ユー信用保証株式会社は、2014年3月より当社と三菱東京UFJ銀行の合弁会社(当社出資比率:50.08%)として営業開始 また、同社は、2015年12月に当社の完全子会社となりました 11 信用保証事業の概況(アコム) z 信 用 保 証 残 高 : 前期比14.1%増加の8,857億円と、計画も大幅に達成 z 営 業 収 益 : 同19.8%増加の415億円と、計画も達成 z 営 業 利 益 : 同33.6%増加の127億円 信用保証残高 三菱東京UFJ銀行 15.7% 地方銀行等 14.4% 7,765 6,787 2,589 2,122 14.1% 8,857 営業収益 yoy (億円) 10.3% 5,176 5,656 14/3 15/3 16/3 19.6% その他 yoy (億円) 19.8% 18.5% 9,770 415 3,200 4,664 保証収益 営業利益 346 44 292 33 17/3 (計画) 258 301 14/3 15/3 口座数 貸倒損失額 yoy (千件) <()内は、貸付単価(千円)> 12.7% 9.9% 8.9% 6.6% 1,271 (533) 1,396 (556) 1,520 (582) (602) 14/3 15/3 16/3 1,620 17/3 (計画) yoy (億円) 11.3% 14.0% 462 33.6% ▲26.1% 50 364 16/3 17/3 貸倒損失額・損失率 口座数 利益 (計画) 83 95 127 14/3 15/3 16/3 1行あたりの信用保証残高(※) 貸倒損失率 (億円) 1.65% 1.72% 1.85% 114 137 169 14/3 15/3 16/3 残高 (億円) 88 99 118 14/3 15/3 16/3 ※ 三菱東京UFJ銀行の信用保証残高は除く 12 海外金融事業の概況(EASY BUY(EB)、Bank BNP(BNP)) z 営 業 債 権 残 高 : 円高の為替影響を大きく受け、前期比1.7%減少の1,920億円と、計画を下回る z 営 業 収 益 : 同12.4%増加の482億円と、計画も達成 z 営 業 利 益 : 同9.7%増加の111億円 営業債権残高 EB BNP 19.6% (億円) yoy 19.6% 営業収益 ▲1.7% 3.4% BNP 9.3% 392 429 90 98 1,920 1,986 645 565 591 1,030 1,308 1,354 1,395 301 14/3 15/3 16/3 17/3 14/3 603 <為替影響> -23 113 73 151 -57 -117 (計画) -19 -60 子会社概要 yoy 33.2% 1,954 1,634 BNP EB EB 資 業 事 業 比 率 : 71.00% 開 始 : 1996年 内 容 : 無担保ローン事業、 インストールメントローン事業 資 業 比 率 : 66.15% 開 始 : 1972年 (2007年子会社化) 事 業 内 容 : 銀行業 12.4% EB ▲3.1% 468 330 390 378 15/3 16/3 17/3 90 <為替影響> BNP EB 6 54 -4 7 1 28 (計画) -3 -37 BNP yoy (億円) 31.6% 7.9% 94 11 101 9 86 94 109 14/3 15/3 16/3 9.7% 111 4 ターゲット市場【ASEAN地域】 【中華人民共和国】 【タイ王国】 EASY BUY 【PT. Bank Nusantara Parahyangan, Tbk. 】 出 事 (億円) 482 92 【EASY BUY Public Company Limited】 出 事 営業利益 【インドネシア共和国】 Bank BNP 進出エリア 進出検討エリア 【ベトナム社会主義共和国】 2014年5月:ライセンス申請 会 社 名 : ACOM VIETNAM FINANCE COMPANY LIMITED 所 在 地 : ホーチミン 資 本 金 : 6,000億ドン(約30億円) 株 主 : アコム(100%) ※ 営業債権残高 = 営業貸付金残高 + 割賦売掛金残高+銀行業貸出金残高 ※営業利益はセグメント利益を掲載 ※ 為替レート:バーツ B/S:3.20円(13/12)、3.67円(14/12)、 3.34円(15/12)、計画3.19円(16/12) P/L:3.18円(13/12)、3.26円(14/12)、 3.54円(15/12)、計画3.20円(16/12) (現地決算日) ルピア B/S:0.0086円(13/12)、0.0097円(14/12)、 0.0088円(15/12)、計画0.0085円(16/12) P/L:0.0095円(13/12)、0.0090円(14/12)、 0.0091円(15/12)、計画0.0088円(16/12) ※ 第4四半期為替変動 : バーツ(B/S yoy▲0.33円 P/L yoy+0.28円)、ルピア(B/S yoy▲0.0009円 P/L yoy+0.0001円) 13 海外金融事業の概況(現地通貨ベース) z E A S Y B U Y : 残高は前期比13.7%増加の405億バーツと、計画も達成 : 収益は同8.8%増加、利益は同6.8%増加と、計画も達成 z B a n k B N P : 景気減速等の影響により、残高・収益・利益は前期比減少と、計画を下回る EASY BUY【タイ王国】 営業債権残高(※) 残高 営業収益 yoy 営業利益 収益 (億バーツ) 8.0% 10.7% 13.7% 7.7% 322 356 405 437 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) yoy 利益 (億バーツ) 6.3% 7.0% 8.8% 7.0% 94 101 110 118 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) yoy (億バーツ) 9.3% 7.2% 6.8% 27 29 30 14/3 15/3 16/3 Bank BNP【インドネシア共和国】 貸出金残高 残高 20.3% 70,161 営業利益 営業収益 yoy 収益 (億ルピア) ▲5.1% ▲3.4% 8.1% 66,579 64,290 69,500 26.4% 9,486 yoy 利益 (億ルピア) 15.9% ▲7.5% 3.3% 30.2% 10,992 10,167 10,500 1,190 yoy ▲10.5% (億ルピア) ▲49.3% 1,064 539 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) 14/3 15/3 16/3 ※ 営業債権残高 = 営業貸付金残高 + 割賦売掛金残高 14 利息返還請求件数の推移(アコム) z 請 求 件 数 : 前期比▲9.3%の72,200件と期初予想を上回って着地 z 要 因 : 特定事務所からの請求が高水準で推移した事が要因 z 請 求 動 向 : その他の事務所からの請求は、本年1月から前年同期比で減少が加速 z利息返還請求件数(※) (単位:件、%) 2012/3 利息返還 請求件数 合計 2013/3 yoy 利息返還 請求件数 2014/3 yoy 利息返還 請求件数 2015/3 yoy 利息返還 請求件数 yoy 2016/3 1営業日 当たり 利息返還 請求件数 yoy 1営業日 当たり -9.3 295 90,500 -36.5 73,500 -18.8 69,900 -4.9 79,600 13.9 323 72,200 4月 10,100 -9.0 6,400 -36.6 6,700 4.7 6,500 -3.0 309 6,500 0.0 5月 8,900 -7.3 7,000 -21.3 6,200 -11.4 6,200 0.0 310 5,500 -11.3 6月 9,500 -12.0 6,600 -30.5 5,600 -15.2 6,600 17.9 314 6,400 -3.0 290 7月 7,300 -24.0 6,600 -9.6 6,100 -7.6 7,100 16.4 322 6,100 -14.1 277 8月 7,500 -11.8 5,500 -26.7 4,600 -16.4 5,900 28.3 280 5,300 -10.2 9月 7,400 -22.1 5,800 -21.6 5,900 1.7 7,800 32.2 390 6,600 -15.4 347 10月 7,300 -47.1 6,600 -9.6 6,400 -3.0 7,500 17.2 340 6,700 -10.7 319 11月 7,100 -45.0 5,900 -16.9 5,600 -5.1 6,000 7.1 333 6,000 0.0 12月 6,200 -52.7 5,000 -19.4 5,500 10.0 6,300 14.5 300 5,800 -7.9 290 1月 5,000 -60.0 5,000 0.0 5,000 0.0 4,900 -2.0 257 4,700 -4.1 247 2月 7,200 -56.4 6,300 -12.5 5,900 -6.3 6,900 16.9 363 6,200 -10.1 3月 7,000 -52.4 6,800 -2.9 6,400 -5.9 7,900 23.4 359 6,400 -19.0 309 -4.7 -13.5 -6.6 -12.2 ※ 利息返還請求件数:弁護士・司法書士受任債権発生件数の内、当社が利息制限法に基づいて再計算した結果、利息返還金が発生する件数 305 252 315 310 290 15 利息返還損失の推移(アコム) z利息返還損失引当金 (単位:百万円、%) 2012/3 取崩額 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3 計画 yoy 131,907 92,168 72,393 71,359 69,238 -3.0 - 93,952 70,502 58,461 58,803 57,600 -2.0 - 89,102 74,005 57,592 59,183 57,147 -3.4 - 37,954 21,666 13,932 12,556 11,637 -7.3 - 48,807 42,968 45,493 49,859 56,638 13.6 - 引当金増減額 -83,100 -49,200 -26,900 -21,500 -12,600 - - 期末引当金残高 200,200 151,000 124,100 102,600 90,000 -12.3 - 利息返還金 <参考> 利息返還金(キャッシュアウト) 貸倒損失(債権放棄) 繰入額 2016年3月期 2017年3月期 利息返還損失引当金のポイント <期初予想:1,026億円> <期初予想:900億円> ①前期末残高1,026億円から 692億円を取崩し <イメージ> ・利息返還金576億円+債権放棄116億円 <イメージ> ②2016年3月期に566億円を追加繰入 ・第3四半期:147億円+第4四半期:419億円 取崩:692億円 実績超過 ・期初予想の超過状況と足元の分析を踏まえ 期初予想を補正、将来発生予想額を算出 繰入:566億円 補正 未和解分 <16年3月期 期初予想> 16/3 17/3 未和解分 <17年3月期 期初予想> 17/3 ③期末引当金残高は900億円(将来2年分) 18/3 16 貸倒関連費用 z 貸 倒 関 連 費 用 ( 連 結 ) :中核3事業の業容拡大を主因に前期比+11.5%増加の600億円 z 貸 倒 損 失 額 (アコム) :ローン事業は微増、信用保証事業は業容拡大により増加 z 不 良 債 権 (アコム) :不良債権比率は6.93%と安定、求償債権は業容拡大により増加 貸倒関連費用(連結) アコム 貸倒関連費用(アコム) その他 EASY BUY yoy (億円) 22.5% 28.3% 11.5% 600 538 419 104 131 311 404 437 14/3 15/3 16/3 13.4% 311 17/3 (計画) 包括信用 169 200 201 216 ▲3 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) 不良債権・求償債権(アコム) ローン損失率 不良債権 求償債権 債務保証損失引当金 (億円) 350 55 405 65 14/3 15/3 447 75 16/3 507 85 17/3 (計画) <参考>貸倒関連費用【EASY BUY】 不良債権比率 貸倒損失額 引当金増減額 (億円) (億円) 2.64% 2.57% 2.66% 1.65% 1.72% 1.85% 385 315 114 65 137 貸倒引当金 517 437 52 404 貸倒損失額(アコム) ローン 保証 保証損失率 (億円) ローン・包括貸倒損失額 保証貸倒損失 引当金増減額 yoy (億円) 29.7% 19.8% 18.1% 8.3% 681 87 貸倒・債務保証損失引当金(アコム) 339 114 137 169 191 192 203 7.06% 513 185 6.90% 515 243 6.93% 309 532 33.4% 25.2% 19.5% 131 13 87 2 84 104 8 96 117 14/3 15/3 16/3 <為替影響> 14/3 15/3 16/3 14/3 ※ 貸倒損失額及び損失率は、利息返還請求に起因する債権放棄分を除く ※ 求償債権とは、保証履行未償却債権残高 15/3 16/3 15 2 8 17 金融費用 z 金 融 費 用 ( 連 結 ) :アコムの期中平均調達金利の低下を主因に前期比11.2%減少の173億円 z 資 金 調 達 残 高 (アコム) :資金調達残高は、同0.9%減少の5,539億円 z 期中平均調達金利 (アコム) :調達環境改善の中、借入の入替が進み、同46bps低下の1.48% 金融費用(連結) EASY BUY アコム (億円) yoy ▲4.2% ▲8.7% 金融費用(アコム) その他 Bank BNP ▲11.2% 金融費用 41 39 194 55 39 173 132 100 48 39 82 14/3 15/3 16/3 0.0% ▲23.7% 1.83% 17/3 (計画) 132 100 82 83 14/3 15/3 16/3 17/3 (計画) 資金調達残高 0.7% 0.1% 39 39 39 14/3 15/3 16/3 (億円) 1.48% 1.46% 0.98% 5,469 5,589 5,539 1,731 1,760 1,710 2,010 3,738 3,828 3,829 3,896 14/3 15/3 16/3 17/3 5,906 (計画) <参考> Bank BNP yoy (億円) 16.3% 20.1% 20.8% 直接 期中平均表面調達金利 1.33% <参考> EASY BUY 金融費用 MUFG 35.8% ▲17.7% 162 借入先別構成比(アコム) 直接 30.9% 間接 資金調達残高 69.1% 5,539億円 間接 期中平均調達金利 2.66% 1.94% (億円) ▲6.4% ▲19.0% 213 yoy 資金調達残高(アコム) 金融費用 47.0% 31.6% 0.8% 預金残高 ▲11.9% yoy (億円) 11.7% 6.3% ▲19.4% 固定金利比率 91.2% 長期借入比率 100% 1年以内返済予定額 939億円 781 938 14/3 15/3 946 41 16/3 <為替影響> 7 14/3 55 48 745 792 638 15/3 16/3 14/3 15/3 16/3 0 -29 89 -65 <為替影響> 0.9 3 90 114 -84 2 -2 18 2017年3月期 通期計画 (単位:百万円、%) 連結 2016/3 実績 営業債権残高 単体 2017/3 yoy 計画 2016/3 実績 yoy 2017/3 計画 yoy yoy 1,985,336 8.3 2,123,500 7.0 1,680,752 8.8 1,797,400 6.9 ローン・包括信用購入あっせん事業 794,982 3.4 820,400 3.2 794,982 3.4 820,400 3.2 信用保証事業 987,508 14.7 1,093,300 10.7 885,770 14.1 977,000 10.3 海外金融事業 192,067 -1.7 198,600 3.4 - - - - 237,683 8.4 242,300 1.9 175,380 7.2 180,900 3.1 133,170 3.5 134,600 1.1 133,170 3.5 134,600 1.1 信用保証事業 48,868 19.2 54,300 11.1 41,500 19.8 46,200 11.3 海外金融事業 48,275 12.4 46,800 -3.1 - - - - 222,166 8.3 177,500 -20.1 174,352 7.3 129,600 -25.7 金融費用 17,313 -11.2 16,200 -6.4 8,299 -17.7 8,300 0.0 貸倒関連費用 60,040 11.5 68,100 13.4 43,780 8.3 51,700 18.1 利息返還費用 56,638 13.6 - - 56,638 13.6 - - その他の営業費用 88,175 7.5 93,200 5.7 65,405 5.3 69,600 6.4 営業利益 15,516 10.3 64,800 317.6 1,028 -9.1 51,300 - 経常利益 16,200 9.9 65,300 303.1 5,171 24.3 52,500 915.3 税金等調整前当期純利益 14,985 -2.7 65,200 335.1 3,876 -19.5 52,400 - 当期純利益 17,935 13.2 61,100 240.7 9,857 5.8 52,300 430.6 14,598 13.5 58,500 300.7 - - - - <業績> 営業収益 ローン・包括信用購入あっせん事業 営業費用 親会社株主に帰属する当期純利益 19 配当方針、配当予想 利益配分に関する基本方針 z 業績、自己資本ならびに当社を取り巻く経営環境を勘案の上、安定的、継続的な利益還元を図り、 株主還元の充実を目指す 配当予想 z 2016年3月期 期末配当 ・・・ 「無配(※)」 z 2017年3月期 中間配当 ・・・ 「無配(予想)」 z 2017年3月期 期末配当 ・・・ 「未定」 復配の条件 z 復配の条件 「中核3事業(ローン包括信用購入あっせん事業・信用保証事業・海外金融事業)の継続的な安定成長」 と合わせ、「利息返還請求動向の先行き懸念が解消」された時点で、速やかに復配する。 ※ 2016年3月期の期末配当は、2016年6月開催予定の定時株主総会において承認されることが前提 20 【参考】セグメント利益の概況 (単位:百万円、%) z 営業収益及びセグメント利益 ローン・ 包括信用購入 あっせん事業 信用保証事業 yoy 営業収益 債権管理 回収事業 海外金融事業 yoy yoy 計 yoy その他 合計 yoy 133,170 3.5 48,868 19.2 48,294 12.5 6,579 0.7 236,912 8.1 709 237,622 133,170 3.5 48,868 19.2 48,275 12.4 6,579 0.7 236,893 8.1 790 237,683 - - - - 18 - - - 18 - -80 -61 営業費用 145,011 5.8 34,402 15.2 37,155 13.3 5,508 -4.8 222,077 8.1 230 222,308 セグメント利益 -11,841 - 14,466 30.0 11,138 9.7 1,071 43.6 14,834 8.6 478 15,313 外部顧客からの営業収益 セグメント間の内部営業収益 又は振替高 zセグメント利益及び連結営業利益の差額 利益 セグメント利益 <参考> 金額 ローン・ 包括信用購入あっせん事業 yoy 14,834 8.6 「その他」の区分の利益 478 129.8 セグメント間取引消去 156 -25.4 47 - 15,516 10.3 アコム(株) アコム(株) 信用保証事業 エム・ユー信用保証(株) EASY BUY Public Company Limited 海外金融事業 PT. Bank Nusantara Parahyangan, Tbk. 親子会社間の会計処理統一等による調整額 債権管理回収事業 連結営業利益 アイ・アール債権回収(株) 21 【参考】市場規模及びアコムシェア推移 (単位:億円、%) z 個人ローン市場規模 2012/3 2013/3 yoy 個人ローン市場 ノンバンク市場 市場規模 内、専業 バンク市場 内、銀行 個人ローン市場 アコムシェア ノンバンク市場 内、専業 バンク市場 内、銀行 ※ ※ ※ ※ 2014/3 yoy (2015/12) 2015/3 yoy yoy yoy 94,958 -12.2 90,319 -4.9 90,182 -0.2 93,861 4.1 96,645 4.9 56,433 -19.3 49,551 -12.2 43,644 -11.9 42,071 -3.6 41,497 -1.9 27,259 -16.6 23,794 -12.7 23,022 -3.2 23,068 0.2 23,320 1.3 38,525 0.8 40,768 5.8 46,538 14.2 51,790 11.3 55,148 10.7 33,124 1.8 35,442 7.0 41,097 16.0 46,113 12.2 49,470 11.6 13.5 1.1 14.4 0.9 15.6 1.2 16.2 0.6 16.7 0.5 14.2 1.3 14.5 0.3 16.6 2.1 17.8 1.2 18.3 0.8 29.3 1.7 30.1 0.8 31.5 1.4 32.4 0.9 32.6 0.5 12.5 0.9 14.4 1.9 14.6 0.2 15.0 0.4 15.4 0.4 14.6 1.0 16.5 1.9 16.5 0.0 16.8 0.3 17.2 0.3 ノンバンク市場(日本貸金業協会統計)とは、日本貸金業協会に登録するノンバンク各社の営業貸付金残高(住宅向け貸付除く) バンク市場(日本銀行統計)とは、国内銀行及び信用金庫の個人向けカードローン残高 アコムシェアの“yoy”は前期比の増減値 日本貸金業協会統計の2015年12月数値は速報値 22 新中期経営計画の概要(2017/3 – 2019/3) 前中期経営計画(2014/3-2016/3)の振り返り <マクロ環境> <競合環境> 政治・ 法対応 消費増税・マイナンバー法・反社対応厳格化・消費者保護強化・ CGコード導入 経済 国内景気回復期待(経済政策・オリンピック効果)・海外景気下振 れ懸念・ASEANの経済成長 社会 銀行 少子高齢化・就労者数の増加・女性の社会進出 信販 カード スマホ普及・ネット接続環境変化・ICT革新 専業 保証会社による保証を前提に、メガバンク・大手地銀はカード ローンを積極展開 リボ残高は拡大するものの、ローン残高は足元でも減少基調 大手の寡占化が進むなか、足元では反転し継続拡大 技術 <重点取組施策> 重点取組施策 ローン ¾ 「30日間金利0円サービス」継 続実施 ¾ ネット完結機能の向上 ¾ 全国344店舗にクレジットカー ド即時発行機を順次設置 ¾ 三菱東京UFJ銀行内へカード ローンコーナーを設置 ¾ ¾ 海外金融 ¾ ¾ EB:機動的なチャネル展開 EB:優遇金利商品の拡販 BNP:個人ローン体制整備 ベトナムに会社認可申請 成果 重点取組施策 ¾ 新客数は12年3月期に反転し 継続拡大 ¾ 残高は14年3月期に反転し継 続拡大 ¾ 口座数は16年3月期に反転 ¾ 債権内容は健全性維持向上 ¾ ¾ ¾ ¾ EB:3期連続増収増益 EB:残高大幅達成 EB:債権内容は健全性維持 BNP:個人ローンの規模拡大 成果 ¾ 新規提携先6行 ¾ 新プロセッシングシステムの 導入 信用保証 ¾ 審査センターの業務効率化 ¾ 三菱東京UFJ銀行と共同で エム・ユー信用保証株式会 社設立と完全子会社化 その他 ¾ 残高は大幅達成 (都銀、地銀、ネット銀すべて 継続拡大) ¾ エム・ユー信用保証の残高も 大幅達成 (16年3月:1,000億円達成) ¾ アイ・アール債権回収がアフ ¾ 次期成長に向けた態勢整備 レッシュクレジットを吸収合併 ¾ 経営資源の効率化 ¾ 営業活動休止中のアコム (U.S.A)清算 <数値目標の達成度> 目標 (2016年3月期) 評価 達成度 ① 最終年度の連結営業収益 : 2,140億円(単体:1,630億円) ○ 2,376億円(単体:1,753億円) ② 国内の営業債権残高(ローン残高+信用保証残高) : 1.6兆円 △ 1兆7,546億円(ローン残高は未達) ③ EASY BUYの営業債権残高 : 352億バーツ ○ 405億バーツ ④ Bank BNPの銀行業貸出金 : 113,000億ルピア × 64,290億ルピア 24 新中期経営計画(2017/3 – 2019/3) 創業の精神 信頼の輪 社名の由来 Affection (愛情) COnfidence (信頼) Moderation (節度) 経営理念 アコムは人間尊重の精神とお客さま第一義に基づき 創造と革新の経営を通じて 楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する 経営ビジョン 一人でも多くのお客さまに最高の満足を感じていただき 個人ローン市場において社会に信頼される「リーディングカンパニー」を目指す 主たる事業ドメイン 国内 ローン・包括信用購入あっせん事業、信用保証事業 海外 ASEAN地域におけるローン事業 中期経営方針 環境変化にスピード感をもって対応し お客さまの期待を超えるサービスを創出するとともに 持続的成長を支える磐石な経営基盤を確立する <中核3事業の取組施策> 中期重点課題 重点取組施策 ローン・包括信用 購入あっせん事業 ¾ ¾ ¾ ¾ ¾ 変化するWeb環境への迅速な対応 新規拡大に向けた与信・プロモーションの強化 クレジットカード販売による収益の強化 チャネル網の活用とあり方の検討 既存顧客の継続率向上による規模拡大 信用保証事業 ¾ ¾ ¾ ¾ ローン事業のノウハウ活用による業容拡大 保証審査の最適化と効率的なセンター運営 空白地域における新規保証提携先の獲得 商品性の充実と収益性の向上 海外金融事業 ¾ EASY BUY ・Umay+ブランドの更なる競争力強化 ・債権内容の健全性維持向上(債権ポートフォリオ・スコアリングモデル) ・次世代ITシステムの構築 ¾ Bank BNP ・無担保個人ローン事業の業容拡大 ・債権内容の健全性維持向上、内部管理態勢の強化 ¾ 新たな地域への進出と収益基盤の構築 ① コンプライアンス重視の企業風土の深化 ② 人材基盤の強化・確立 ③ マーケティングの強化による新規集客力の向上 ④ 債権健全性を維持した持続的な残高・会員数拡大 ⑤ 信用保証事業における競争優位性の強化・確立 ⑥ 中核事業としての海外金融事業の基盤確立 ⑦ グループ回収基盤の拡充 ⑧ コスト最適化の実現 ⑨ 進化するICTへの適応とシステム基盤の整備 25 新中期経営計画数値目標(2017/3 – 2019/3) 営業債権残高 信用保証事業 L.C事業 (※) 海外金融事業 23,988 16,681 1,634 18,339 1,954 7,521 8,612 7,434 7,687 7,949 14/3 15/3 16/3 その他 (億円) 保証 12,837 (53.5%) 19/3 信用保証事業 L.C事業 海外 2,304 (9.6%) L.C 8,716 (36.3%) 23,988億円 19,853 1,920 9,875 営業収益 19/3 (計画) 海外金融事業 2,676 2,022 2,192 2,376 482 392 297 429 409 1,263 1,287 1,331 14/3 15/3 16/3 19/3 <参考>利息返還費用を除く営業利益 信用保証事業 ▲33 14/3 143 94 76 海外金融事業 ▲83 その他 (億円) 140 155 101 111 111 ▲118 144 15/3 721 598 94 76 639 101 111 111 144 421 414 447 14/3 15/3 16/3 海外 529 (19.8%) 2,676億円 L.C 保証 1,420 658 (53.1%) (24.6%) 488 営業利益 L.C事業 その他 (億円) 740 19/3 (計画) 海外 127 (17.2%) 保証 740億円 L.C 429 180 (58.0%) (24.3%) 19/3 19/3 (計画) 16/3 <目標とする経営指標【2019年3月期】> 連結ROEは12%以上、 連結総資産に信用保証残高を加算して算出した自己資本比率は20%を目指す <新中計における資本政策・配当性向> z 「連結自己資本比率」及び「連結総資産に信用保証残高を加算して算出した自己資本比率」の双方を注視し、内部留保の充実による経営の安定性強化を最 優先。 z 「中核3事業の継続的な安定成長」と合わせ、「利息返還請求動向の先行き懸念が解消」された時点で、目標とする自己資本比率を見直し、積極的な戦略投 資、配当性向等を決定し公表する。 ※ L.C事業とは、ローン・包括信用購入あっせん事業 【前提条件】①海外金融事業の為替影響:全期間1バーツB/S3.19円 P/L3.20円、1ルピアB/S0.0085円 P/L0.0088円で試算 ②ベトナム進出時期が不透明であることから、連結の業容・業績には織り込まず 26 本件照会先 本件照会先: 財務第二部 広報・IR室 電 話 番 号 03(5533)0861 メールアドレス [email protected] 27
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