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(別紙2)
平成 28 年度不法投棄等実態把握等調査業務仕様書
1.業務の目的
都道府県及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300
号)第27条に定める市(以下「都道府県等」という。)における産業廃棄物(硫
酸ピッチ及びスラッジを含む。)の不法投棄及び不適正処理(以下「不法投棄等」
という。)の実態、残存事案の生活環境保全上の支障又は支障が生ずるおそれ(以
下「支障等」という。)の状況、支障等の除去又は発生の防止(以下「支障除去
等」という。)の実施状況及び対応方策並びに不法投棄等監視体制について都道
府県等に対して調査を行い、もって産業廃棄物の不法投棄等対策に係る政策形成
のための基礎資料を作成することを目的とする。
また、これらの不法投棄等の実態等の調査資料や支障除去等事業に係る情報(事
業内容、費用等)を説明しやすい形に加工するなどして不法投棄等対策の検討に
資する基礎資料の作成等を行うことを目的とする。
2.業務の内容
(1)実態把握
1)産業廃棄物の不法投棄等の状況に関する調査(平成27年度実績)
都道府県等の協力の下で、平成27年度における不法投棄等の開始時期、規模、
行政処分等の状況、支障除去等の実施状況及び各期末における残存件数及び残
存量等について、以下の実態把握を行い、当該調査結果の解析、整理及び取り
まとめを行う(昨年度調査の内容については別添1の昨年度調査の記入要領を
参照すること)。
①
産業廃棄物不法投棄等の実態調査(以下「実態調査」という。)
平成 27 年度において新たに確認された産業廃棄物の不法投棄等事案(硫
酸ピッチ及びスラッジを除く。)の実態調査。
②
不法投棄等された産業廃棄物の残存量等調査(以下「残存量等調査」とい
う。)
平成 27 年度末(平成 28 年3月 31 日)時点において残存している産業廃棄
物の不法投棄等事案(硫酸ピッチ及びスラッジを除く。)の残存量等の調査。
※
①及び②の「不法投棄等事案」とは、下記のいずれかに該当する処理又
は投棄がなされた事案とする。
・ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号。以下「法」
という。)第 12 条第1項に規定する産業廃棄物処理基準又は法第 12 条
の2第1項に規定する特別管理産業廃棄物処理基準に適合しない処分
(不適正処理)が行われたもの。
・ 法第 16 条に規定する投棄禁止に違反して投棄(不法投棄)されたもの。
-1-
③
全国の残存事案の支障等の状況、対応方策等調査
全国の残存事案の現状における支障等の状況についての都道府県等におけ
る現地調査を含めた詳細な調査、及び支障等がある場合等の今後の対応方策
等についての詳細調査。(以下「支障等調査」という。)
なお、平成 27 年度の産業廃棄物不法投棄等実態調査(平成 26 年度実績)の
結果については、以下の URL を参照すること。
http://www.env.go.jp/press/101759.html
2)硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理に関する実態調査(平成27年度実績)
1)の産業廃棄物の不法投棄等調査で調査対象外とした硫酸ピッチ及びスラ
ッジの不適正処理の状況を把握するため、平成27年度における不適正処理の開
始時期、規模、行政処分等の状況、支障除去等の実施状況及び各期末における
残存件数及び残存量について調査し、当該調査結果の解析、整理及び取りまと
めを行う(昨年度調査の内容については別添2の昨年度調査の記入要領を参照
すること)。
※ 「不適正処理」とは、1)①及び②の「不法投棄等事案」と同義語であり、
下記のいずれかに該当する処理又は投棄がなされた事案とする。
・ 法第 12 条第1項に規定する産業廃棄物処理基準又は法第 12 条の2第1
項に規定する特別管理産業廃棄物処理基準に適合しない処分が行われたも
の。
・ 法第 16 条に規定する投棄禁止に違反して投棄されたもの。
・ 法第 16 条の3に規定する指定有害廃棄物の処理の禁止に違反して処理さ
れたもの。
なお、平成 27 年度の硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理実態調査(平成 26
年度実績)の結果については、以下の URL を参照すること。
http://www.env.go.jp/press/101759.html
3)産業廃棄物の不法投棄等監視体制に関する調査(平成 28 年度)
都道府県等における産業廃棄物の不法投棄等監視体制(平成28年度)について
の実態把握を行う(昨年度調査の内容については別添3の昨年度調査の記入要
領を参照すること)。
なお、平成27年度の産業廃棄物不法投棄等監視体制実態調査(平成27年度)
の結果については、以下のURLを参照すること。
http://www.env.go.jp/recycle/ill_dum/kanshi_kyoka/kanshi27.pdf
併せて、都道府県等における産業廃棄物不法投棄等情報の受付専用窓口につ
-2-
いての実態把握を行い、一覧を作成する。
なお、過去の産業廃棄物不法投棄等情報受付専用窓口一覧については、以下
の URL を参照すること。
http://www.env.go.jp/recycle/ill_dum/actionplan/madoguti.html
(2)産業廃棄物不法投棄等実態調査データベース化業務
平成 27 年度に作成した産業廃棄物不法投棄等実態調査データベースについ
て、検索システム及びデータの更新を行うとともに、データの整合について確
認する。
3.調査方法等
(1)実態把握
1)産業廃棄物の不法投棄等の状況に関する調査(平成27年度実績)
①
調査票の作成
環境省担当官と協議の上、必要に応じて平成27年度に環境省が実施した本
調査の調査票の様式を修正して使用すること。調査票は、実態調査、残存量
等調査及び支障等調査のそれぞれについて作成すること。
②
調査票の送付
①の調査票を電子媒体に保存し、環境省が作成する記入要領等とともに、
都道府県等に送付すること。
③
調査票の回収
都道府県等からの回答を順次回収すること。
④
回答の確認
都道府県等の回答に、記入漏れ・誤記入等の不備がないか、環境省の通知・
指針等及び過去の凡例に照らして詳細に確認し、特に各事案における不法投
棄等実行者の区分や、法第12条第1項、法第12条の2第1項又は法第16条の
いずれに分類されるものか等、詳細に確認し、不備がある場合は、当該都道
府県等に理由を明確にして修正を求めること。
また、平成27年度末に残存する大規模事案(5,000トン以上)については行
政対応等の事案管理経過の確認を行うこと。特に平成27年度に新たに判明し
たものについては、必要に応じて現地調査(1名、3箇所程度、日帰り)等
を行い確認すること。
⑤
回答の集計
集計は調査票の全項目について行うこととし、必要に応じて結果の補足調
査も行うこと。請負者は、別途環境省担当官から送付する業務マニュアルを
順守し業務を進めること。また、環境省が本調査結果の公表を行う場合には、
必要な作業に協力すること。
-3-
2)硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理に関する実態調査(平成27年度実績)
①
調査票の作成
環境省担当官と協議の上、必要に応じて平成27年度に環境省が実施した本
調査の調査票の様式を修正して使用すること。調査票は、硫酸ピッチ及びス
ラッジ調査のそれぞれについて作成すること。
②
調査票の送付
①の調査票を電子媒体に保存し、環境省が作成する記入要領等とともに、
都道府県等に送付すること。
③
調査票の回収
都道府県等からの回答を順次回収すること。
④
回答の確認
都道府県等の回答について、記入漏れ・誤記入等の不備がないか詳細に確
認し、不備がある場合は当該都道府県等に修正を求めること。
また、平成27年度末に残存する未処理の多量保管事業(500本以上)につい
ては、行政対応等の事案管理経過の確認を行うこと。
⑤
回答の集計
集計は硫酸ピッチ事案及びスラッジ事案のそれぞれについて行うこと。
集計は調査票の全項目について行うこととし、必要に応じて結果の補足調
査も行うこと。請負者は、別途環境省担当官から送付する業務マニュアルを
順守し業務を進めること。また、環境省が本調査結果の公表を行う場合には、
必要な作業に協力すること。
3)産業廃棄物の不法投棄等監視体制等に関する調査(平成28年度)
①
調査票の作成
環境省担当官と協議の上、必要に応じて平成27年度に環境省が実施した本
調査の調査票の様式を修正して使用すること。
②
調査票の送付
①の調査票を電子媒体に保存し、環境省が作成する記入要領等とともに、
都道府県等に送付すること。
③
調査票の回収
都道府県等からの回答を順次回収すること。
④
回答の確認
都道府県等の回答について、記入漏れ・誤記入等の不備がないか確認し、
不備がある場合は当該都道府県等に修正を求めること。
⑤
回答の集計
集計は調査票の全項目について行うこととし、必要に応じて結果の補足調
査も行うこと。請負者は、別途環境省担当官から送付する業務マニュアルを
順守し業務を進めること。また、環境省が本調査結果の公表を行う場合には、
-4-
必要な作業に協力すること。
(2)産業廃棄物不法投棄等実態調査データベース化業務
1)データベースの更新
産業廃棄物不法投棄等実態調査データベースについて、3.(1)1)で作成
した不法投棄等調査結果を入力し、テーブルと不法投棄等調査のデータとの整
合を確認する。なお、テーブルとデータで選択肢が異なるなど、整合で疑義が
生じた場合の対応については、環境省と協議するものとする。
2)検索システム等の更新
平成 27 年度までのデータが検索できる既存のデータ検索システムについて、
平成 28 年度の不法投棄等調査のデータも、任意の条件に合致したデータを検
索・抽出できるようシステムを更新する。また、GUI(フォーム)についても更
新する。更新に当たっては、環境省と協議のうえ行うこと。
4.業務履行期限
平成29年3月31日まで
なお、2.(1)3)の業務のうち、産業廃棄物不法投棄等情報受付専用窓口
一覧作成については平成28年9月30日までに完了すること。
5.成果物
紙媒体:報告書(2.(1)1)~3)及び(2)含む) 20部(A4版130頁程度)
電子媒体:報告書の電子データを収納した電子媒体(DVD-R)1式
報告書(業務上発生するパンフレット・冊子等の印刷物を含む。)等及びそ
の電子データの仕様及び記載事項は、別添によること。
なお、作業に当たっては、Microsoft Excel に関する、Microsoft Office
Specialist 又はその他の Microsoft Excel に関する検定試験の有資格者と同
等の技能を持った者が行うこと。また、Microsoft Access に関しても同様と
する。
提出場所
環境省 大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
産業廃棄物課 適正処理・不法投棄対策室
6.著作権等の扱い
(1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権
(以下「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。
(2)請負者は、自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格権
を行使しないものとする。
-5-
(3)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下「既存著
作物」という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。
(4)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著
作物の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うも
のとする。
7.情報セキュリティの確保
請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。
(1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とそ
の実施方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。
(2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の
機密性の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。
また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官か
らの指示に応じて適切に取り扱うこと。
(3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対
策の履行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セ
キュリティ事故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキ
ュリティ対策に関する監査を受け入れること。
(4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要
になった場合には、確実に返却し又は廃棄すること。
また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当官か
らの指示に応じて適切に廃棄すること。
(5)情報システムを構築・改良する業務にあっては、請負者は、環境省情報セキ
ュリティポリシーに準拠したシステムを構築すること。
(6)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を
報告すること。
(参考)環境省情報セキュリティポリシー
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf
8.その他
(1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じた
とき、あるいは本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やか
に協議しその指示に従うこと。
(2)本業務を行うに当たって、入札参加希望者は、必要に応じて「平成 27 年度不
法投棄等実態把握等調査業務」をはじめとする過去5年間の類似業務に係る資
料を、所定の手続きを経て環境省内で閲覧することを可能とする。
資料閲覧を希望する者は、以下の連絡先に予め連絡の上、訪問日時及び閲覧
希望資料を調整すること。
-6-
ただし、コピーや写真撮影等の行為は禁止する。また、閲覧を希望する資料
であっても、「平成 27 年度不法投棄等実態把握等調査業務」における情報セキ
ュリティ保護等の観点から、提示できない場合がある。
連絡先:環境省 大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
産業廃棄物課
適正処理・不法投棄対策室(不法投棄対策係)
:03-5501-3157(内線 6883)
-7-
(別添)
1.報告書等の仕様及び記載事項
報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 28 年 2
月 2 日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこ
と。
なお、「資材確認票」(基本方針 204 頁、表3参照)及び「オフセット印刷又は
デジタル印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 205 頁、表4参
照)を提出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、
以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。
リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます
この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判
断の基準にしたがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]の
みを用いて作製しています。
なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針
( http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考
に適切な表示を行うこと。
英語サマリーについては、以下により作成すること。
(1)以下の対訳集等を参考に、ネイティブチェックを経ること。
①環境用語和英対訳集(EIC ネット http://www.eic.or.jp/library/dic/)
② 法令用語については、日本法令外国語訳データベースシステムの標準対訳辞
書( http://www.japaneselawtranslation.go.jp/)
(2)海外で参照されることを念頭に入力は半角で行い、全角文字や全角スペース
は使用しないこと。特に以下に注意すること。
・丸数字は使用不可。「℃」→「degrees C」又は「degrees centigrade」
・記号はすべて半角。例:「“ ”」→「" "」、「`」「’」→「'」、「-」
→「-」
・化学物質は英文名+化学記号(半角の英数字)。1/4 文字にしない。二度目
以降は化学記号のみでも可。例:carbon dioxide (CO2)
・環境省の略称は「MOE」(大文字)
2.電子データの仕様
(1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。
(2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。
・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(ファイル形式は一太郎 2011 以
下)、又は Microsoft 社 Word(ファイル形式は Word2010 以下)
・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下)
・データベース;データベースソフト Microsoft 社 Access(ファイル形式は
-8-
Access2010 以下)
・画像;BMP 形式又は JPEG 形式
( 3 )(2)による成果物に加え、「 PDF ファイル形式」による成果物を作成す
ること。
(4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R 等とする。事業年度及び事業名称等を収納
ケース及び DVD-R 等に必ずラベルにより付記すること。
(5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。
3.その他
成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償
で速やかに必要な措置を講ずること。
-9-
(別添1)
平成 27 年度産業廃棄物不法投棄等実態調査(平成 26 年度実績) 記入要領
Ⅰ
調査目的
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号。以下「法」という。)に
違反して行われた産業廃棄物の処分又は投棄(以下「不法投棄等」という。)の現状を把握
するため、平成 26 年度に新たに確認された不法投棄等事案、及び平成 26 年度末(平成 27
年3月 31 日)時点において残存している不法投棄等事案を取りまとめるものです。
また、都道府県及び政令市(以下「都道府県等」という。)における措置命令の発出状況
を把握するため、平成 26 年度に発出した法第 19 条の5又は法第 19 条の6に基づく措置命
令の件数について取りまとめるものです。
本調査においては、定期・継続的に全ての残存事案の支障等の現況を現地調査や環境調
査等により詳細に把握・確認していただいております。また、かねてより、支障等の現況
を詳細に把握・確認していただくようお願いしていることから、「開始時期調査中」「支障
等調査中」の事案をなくしていただいて、個別事案ごとに「周辺環境モニタリング」
「状況
確認のための定期的な立入検査」など今後の対応方針を明らかにしていただきますよう、
よろしくお願いいたします。
毎年度のお願いで恐縮ですが、調査期間も十分にとっておりますので、その旨御理解い
ただき、期限内に御回答いただきますようお願いいたします。
調査票配布
7月中旬
回答事項の確認
現地調査の計画
(全数踏査)
調査方針・計画の策定
現地調査実施
回答票作成
*現地調査結果を反映
回答提出
締切〆切 11月下旬
9月 30 日(水)
図 今年度調査のスキーム
Ⅱ
調査対象
調査は次の3つに分かれており、それぞれ調査票が異なります。
- 10 -
・ 平成 26 年度に新たに判明した不法投棄等事案(10t以上)に関する調査(以下「新
規判明事案調査」という。)
・ 平成 26 年度末(平成 27 年3月 31 日)時点において残存している不法投棄等事案(※)
(10t以上)に関する調査(以下「残存事案調査」という。)
※
全量撤去以外の封込め等の支障除去等の措置が講じられ、当該年度内に当該措置が完了し
た場合には、残存事案からは除外されますが、環境省の状況把握のために「支障除去等完了」
として御報告いただくこととしておりますので、御注意願います(7ページ 「6.生活環
境保全上の支障」(1)支障等の区分、11 ページ 「15.支障の除去等」(1)支障の除去等の状
況の選択で御報告頂きます)。
・ 平成 26 年度に発出した法第 19 条の5又は法第 19 条の6に基づく措置命令に関する
調査(以下「措置命令調査」という。)
「新規判明事案調査」
「残存事案調査」ともに、下記の1又は2に該当する不法投棄等が
なされた事案(特別管理産業廃棄物を含む事案については、不法投棄等量が 10t未満のも
のを含めすべて)を対象とします。なお、硫酸ピッチ及びフェロシルト不法投棄等事案は
対象外とします(なお、硫酸ピッチ事案につきましては、本調査と同時に実施することと
しております「硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理実態調査」において御報告いただく
こととしております)。
1.法第 12 条第1項に規定する産業廃棄物処理基準、又は第 12 条の2第1項に規定する
特別管理産業廃棄物処理基準に適合しない処分が行われたもの
2.法第 16 条に規定する投棄禁止に違反して投棄されたもの
なお、
「措置命令調査」については、上記の1又は2に該当するか否かに関らず、法第 19
条の5又は法第 19 条の6に関する措置命令を対象とします。
Ⅲ
回答上の注意
1.「新規判明事案調査」
「残存事案調査」ともに、調査項目はほぼ共通です。
【
】内は回
答形式です。
2.「残存事案調査」の調査票には、昨年度の調査で御回答があった事案を転記しています
ので、平成 26 年度末の状況を踏まえた更新を行ってください。
3.平成 25 年度以前に判明していた事案でも、昨年度以前の調査で御報告されていない場
合は「新規判明事案調査」の調査票に記入し、
「1.不法投棄等の場所」(1)市区町村名
を黄色で塗りつぶしてください。なお、提出の際にも御報告されていない事案がどの事
案かをメール等に明記のうえご提出ください。
4.各事案の回答入力欄については、選択式の回答の場合、回答内容によって後の設問で回
答が不要になった回答入力欄は灰色に変わり、逆に回答が必要な欄はピンク色になりま
す。したがって、事案ごとにピンク色の回答入力欄がなくなるよう回答してください。
Ⅳ
調査結果の公表について
主な公表内容として下記を予定しています。
- 11 -
① 平成 26 年度に新たに判明した不法投棄等の都道府県等別、支障等別の件数・量
② 平成 26 年度に新たに判明した大規模事案(5,000t以上)の概要
③ 平成 26 年度末時点で残存している不法投棄等の全市町村別・支障等別の件数・量
④ 平成 26 年度末時点で残存している個別事案の概要
など
なお、一般の方から個別事案の詳細について説明等を求められた場合、基本的にはこれ
までどおり、貴都道府県等に取扱いを委ねますので御了承ください。また、詳細なデータ
について情報公開請求がなされた場合には、引き続き、個別事案の「事案の場所の一部(町
名・大字名以下)」を除く全ての情報を電子媒体で公開いたしますので御了承ください。
大規模事案等については別途事案概要等を作成いただき、環境省において当該事案概要
等に基づき、外部からの問い合せに回答させていただく場合がありますので、ご承知おき
ください。
Ⅴ
調査内容の確認等について
本調査回答の確認、エラーチェック及び集計作業は本調査業務の請負者が行います。提
出いただいた調査票の記入内容等について、環境省の担当者からも問い合わせがある場合
がありますので御了承ください。
Ⅵ 「新規判明事案調査」及び「残存事案調査」設問
1.不法投棄等の場所
(1) 市区町村名【記入】
不法投棄等がなされた場所の「市区町村名」を記入してください。
「残存事案調査」では、合併等により市区町村名が変わった場合、現行の市区町村
名に変更してください。さらに、
「16.備考」に「市区町村名変更」と記入してくださ
い。
(2) 町名・大字名【記入】
不法投棄等がなされた場所の「町名」、
「大字名」を記入してください。
(番地は不要。)
「残存事案調査」では、行政区画変更等により町名・大字名が変わった場合、現行
の町名・大字名に変更してください。さらに、
「16.備考」に「町名・大字名変更」と
記入してください。
(3) 周辺の土地利用の形態【選択】
不法投棄等がなされた場所周辺の土地利用の形態について、次のうち該当する番号
を1つだけ選択してください。
① 森林
② 農用地
③ 住宅地
④ 工業用地又は業務用地(駐車場、物流倉庫、事業所敷地など、事業目的で利用さ
れる土地)
⑤ 原野
- 12 -
⑥ 河川敷又は海岸
⑦ その他
(4) 不法投棄等がなされた土地の区分【選択】
不法投棄等がなされた土地の区分について、次のうち該当する番号を1つだけ選択
してください。
① 中間処理施設又はその隣接地
② 積替保管施設又はその隣接地
③ 最終処分場又はその隣接地
④ 上記以外の事業所(廃棄物処理業以外の事業所)の敷地内
⑤ その他
2.不法投棄等の時期
(1) 開始時期【選択】
不法投棄等が開始されたと推定される年月(法第 12 条第1項又は法第 12 条の2第
1項に規定する処理基準に適合しない処分にあっては処理基準に適合しない処分が開
始された年月、法第 16 条の投棄禁止に違反して投棄されたものについては当該投棄行
為が開始された年月)を選択してください。不明の場合は「0」を選択してください。
(2) 開始時期区分【選択】
不法投棄等が開始された時期について、次のうち該当する番号を1つだけ選択して
ください。
① 平成 10 年6月 16 日以前
② 平成 10 年6月 17 日以降
③ 開始時期特定困難
④ 開始時期調査中(開始時期の特定が可能であると判断される事案に限る)
※
開始年月までは特定困難な場合でも、平成 10 年6月 16 日以前なのか 17 日以降なのかに
ついては可能な限り特定・推定を行って御回答ください。これまで、
「時期不明」と報告さ
れていた事案のうち、少なくとも「平成 10 年6月 16 日以前」から行為が開始されたこと
までは明確な事案、すなわち「当該事案が判明した時期が平成 10 年6月 16 日以前のもの」
については、上記①に区分してください。また、行為の開始年月の特定までは困難である
が、少なくとも行為が開始されたのは平成 10 年6月 17 日以降であることまでは推定でき
る場合には(年月までは特定困難)
、上記②に区分してください。その上で、行為の開始さ
れた時期が平成 10 年6月 16 日以前なのか 17 日以降なのかがどうしても推定できない場合
には、上記③の「開始時期特定困難」に区分してください。
なお、追加的な調査により、不法投棄等の開始時期の特定/推定が可能であると判断さ
れるものについては、早急に時期の特定/推定を行うこととして、暫定的に(原則判明後
1年以内)上記④の区分としてください。
また、昨年度調査において④と回答いただいたものについては、本年度調査において極
力開始時期を明らかにして御回答願います。
(3) 判明時期【選択】
不法投棄等が判明した年月(都道府県等において当該事案の不法投棄等の事実を認
識した年月)を選択してください。
- 13 -
平成 25 年度以前に判明していたものの昨年度以前の調査で御報告されていなかった
事案については、実際の判明時期(平成 25 年度以前)を記入してください。また、御
報告が遅れた理由を「16.備考」に記入していただくとともに、
「1.不法投棄等の場
所」(1)市区町村名を黄色に塗りつぶすといった2ページ「Ⅲ
回答上の注意」3に沿
って記入してください。
3.不法投棄等の形態
不法投棄等の形態として、次のうち該当する番号を1つだけ選択してください。
【選択】
① 法第 12 条第1項違反(産業廃棄物処理基準違反)
② 法第 12 条の2第1項違反(特別管理産業廃棄物処理基準違反)
③ 法第 16 条違反(投棄禁止違反)
4.産業廃棄物の種類及び量
「最も代表的な種類」については、最も不法投棄等量の多い産業廃棄物の種類の番号
を 15 ページ「産業廃棄物コード表」から1つだけ選択してください。「その他の種類1
~5」については、
「最も代表的な種類」以外の産業廃棄物の種類の番号を選択してくだ
さい。なお、「その他の種類」が5種類未満の場合、「その他の種類1」欄から順に記入
していただき、空欄になる種類はすべて「-」を、空欄になる量はすべて「0」を選択し
てください。また、6種類以上ある場合は、
「その他の種類1~5」及び備考欄に記入し
てください。
「不法投棄等量」については、土砂又は一般廃棄物が混入している場合は、可能な限
りこれらを差し引いた量を記入してください。また、容積(m3)で把握している場合は重
量(t)に換算してください(換算値不明の場合は 1m3=1t)。
種類別の不法投棄等量を入力すると、合計量は自動入力されます。
「新規判明事案調査」と「残存事案調査」では、以下のとおり項目が一部異なるので
御注意ください。
○新規判明事案調査の場合
(1) 判明時【数字記入(合計量は自動入力)】【選択】
当該事案判明時の不法投棄等量、産業廃棄物の種類を入力してください。合計
量は自動入力されます。
(2) 平成 25 年度末【数字記入(合計量は自動入力)】【選択】
平成 25 年度末時点で残存している産業廃棄物の不法投棄等量、種類について「最
も代表的な種類」欄から残存量の多い順に入力してください。
○残存事案調査の場合
(1) 判明時【入力済み】
昨年度調査で御回答があった数字を転記してあります。この数値は明確な理由
なく変更しないでください。
(万一変更される場合はその理由を「16.備考」に記
- 14 -
入してください。)
(2) 平成 25 年度末【入力済み】
昨年度調査で御回答があった数字を転記してあります。この数値は明確な理由
なく変更しないでください。
(万一変更される場合はその理由を「16.備考」に記
入してください。)
(3) 平成 26 年度末【数字記入、選択】
平成 26 年度末時点で残存している産業廃棄物の不法投棄等量、種類について「最
も代表的な種類」欄から残存量の多い順に入力してください。
(4) 平成 25 年度末と 26 年度末の差【自動入力】
(2)、(3)を入力すると自動的に入力されます。
(5) 平成 25 年度末と 26 年度末の不法投棄等量の差が増減した理由
((4)で増減した場合)【選択・一部記入】
次の中から1つだけ選択してください。なお、
「その他」に該当する場合は、そ
の内容を簡潔に記入してください。
① 撤去
② 新たに判明
③ 投棄量増加
④ 再計測
⑤ その他
※
昨年度調査において「最も代表的な種類」として報告していただいた廃棄物が撤去等に
より無くなった場合には、
「最も代表的な種類」の欄を空欄にはせず、
「その他の種類1~
5」として報告していただいていた廃棄物のうち、最も代表的な種類と思われる廃棄物を
転記してください。
5.不法投棄等の実行者【選択】
次のAからEのうち、該当するものに○、該当しないものに×を入力してください。
A 排出事業者
B 許可業者(収集運搬業、中間処理業、最終処分業。既に許可を取消され
た場合を含む。許可業者かつ排出事業者である場合はAとする。)
C 無許可業者(無許可で収集運搬業・中間処理業・最終処分業を行った場合。)
D その他(AからCに該当しない場合。簡潔に内容を記入。)
E 不明
「残存事案調査」では、昨年度の調査での御回答内容を転記していますので、明確な
理由なく変更しないでください。
(万一変更される場合はその理由を「16.備考」に記入
してください。)
A-1 実行者(排出事業者)の業種(Aに○を入力した場合)【選択・一部入力】
実行者の業種として該当する番号を、16 ページ「業種コード表」から1つだけ選択し
てください。該当する業種が複数ある場合は、最も代表的な業種の番号を選択してくだ
- 15 -
さい。なお、
「その他の業種」に該当する場合は、業種の内容を簡潔に記入してください。
B-1 実行者(許可業者)の業の許可項目(Bに○を入力した場合)【選択】
実行者の処理業許可の項目について、次の選択肢のうち該当するものに○、該当しな
いものに×を入力してください。
① 収集運搬業
② 中間処理業
③ 最終処分業
「残存事案調査」では、昨年度の調査での御回答内容を転記していますので、明確な
理由なく変更しないでください。
(万一変更される場合はその理由を「16.備考」に記入
してください。)
6.生活環境保全上の支障
(1) 支障等の区分【選択】
生活環境保全上の支障について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してくださ
い。
① 現に支障が生じている
② 現に支障のおそれがある
③ 支障等調査中(現時点では支障のおそれを否定できない)
④ 現時点で支障等はない
※
支障等別の件数及び量を公表しておりますので、全事案について現地調査等による詳細
な把握・確認を行った上で御回答ください。
※
昨年度調査において③と回答のあったものについては、本年度調査において極力支障等
の有無を明らかにして御回答いただくこととしておりますので、御留意願います。
※
支障除去等事業が完了したことにより、現在支障等がなくなった事案については、本設
問で④を選択いただき、
「15.支障の除去等」(1)支障の除去等の状況で、①を選択して
ください。
※
本区分で①もしくは②を選択し、9ページ「11.改善命令」以降の区分等において、特
段の対応をとられていない場合(支障等があって、措置命令等の行政対応がとられていな
い場合)は、真に本区分が①もしくは②にあたるのか精査ください。
(2) 支障の種類((1)で①又は②を選択した場合)【選択】
主な支障の種類について、次のうち該当する番号を選択してください(複数選択可)。
① 悪臭
② ねずみ・害虫等の発生
③ 飛散・流出
④ 公共の水域及び地下水の汚染
⑤ 大気汚染
⑥ 火災
⑦ 崩落
- 16 -
(3) 要望等の有無【選択】
周辺住民等からの要望等の有無について、次のうち該当する記号を1つだけ選択し
てください。
○ 周辺住民から苦情、支障除去等の要望がある。又は議会において質問がある。
× 特に要望等はない
7.今後の対応方針
(1) 現に支障が生じている場合(「6.生活環境保全上の支障」(1)支障等の区分で①を
選択した場合)【選択・一部記入】
今後の対応方針について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してください。
① 支障除去措置(一部着手・具体的な実施計画策定中の場合も含む。)
② その他(具体的な内容と理由を「その他の内容」欄に記入)
(2) 現に支障のおそれがある場合(「6.生活環境保全上の支障」(1)支障等の区分で②
を選択した場合)【選択・一部記入】
今後の対応方針について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してください。
① 支障のおそれの防止措置
② 周辺環境モニタリング
③ 状況確認のための定期的な立入検査
④ その他(具体的な内容と理由を「その他の内容」欄に記入)
(3) 支障等調査中の場合(「6.生活環境保全上の支障」(1)支障等の区分で③を選択し
た場合)【選択・一部記入】
今後の対応方針について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してください。
① 支障等の状況を明確にするための確認調査
② その他(具体的な内容と理由を「その他の内容」欄に記入)
(4) 現時点で支障等がない場合(「6.生活環境保全上の支障」(1)支障等の区分で④を
選択した場合)【選択・一部記入】
今後の計画について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してください。
① 特段の対応なし
② その他(具体的な内容と理由を「その他の内容」欄に記入)
※
詳細に実態把握を行った結果に基づき、今後の対応方針を明確に記入してください。
特に、昨年度調査において、「現に支障が生じている」、「現に支障のおそれがある」又は「支障
等調査中」と御報告いただいた事案については、その後の対応の状況を備考欄に御記入ください。
なお、上記(1)②、(2)④及び(3)②については、特段の事情・理由がない限り、選択され
ないものですので、御注意願います。
8.行政指導
(1) 行政指導の有無【選択】
- 17 -
不法投棄等の実行者に対する行政指導について、次のうち該当する記号を1つだけ
選択してください。
○ 不法投棄等された産業廃棄物(又はその一部)の適正処理を指導した場合
× 指導していない場合
(2) 行政指導の履行状況((1)で○を選択した場合)【選択】
行政指導の履行状況について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 履行済み(行政指導に従い、不法投棄等が解消された)
△ 一部履行又は履行中
(行政指導に従い着手したが、不法投棄等は解消されていない)
× 不履行(行政指導に従っていない)
9.報告の徴収(法第 18 条)の有無【選択】
法第 18 条に基づく報告の徴収について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してく
ださい。
○ 報告の徴収を行った場合
× 行っていない場合
10.立入検査(法第 19 条)の有無【選択】
法第 19 条に基づく立入検査について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してくだ
さい。
○ 立入検査を行った場合
× 行っていない場合
11.改善命令(法第 19 条の3)
(1) 改善命令発出の有無【選択】
法第 19 条の3に基づく改善命令について、次のうち該当する記号を1つだけ選択し
てください。
○ 改善命令を発出した場合
× 発出していない場合
(2) 発出年月((1)で○を選択した場合)【選択】
改善命令を発出した年月(複数回ある場合は初回の年月)を選択してください。
(3) 改善命令の履行状況((1)で○を選択した場合)【選択】
改善命令の履行状況について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 履行済み(改善命令に従い、不法投棄等が解消された)
△ 一部履行又は履行中(改善命令に従い着手したが、不法投棄等は解消されていな
い)
× 不履行(改善命令に従っていない)
- 18 -
(4) 命令の不履行による告発((3)で△又は×を選択した場合)【選択】
改善命令の不履行による告発について、次のうち該当する記号を1つだけ選択して
ください。
○ 告発を行った場合
× 告発を行っていない場合
12.措置命令(法第 19 条の5又は法第 19 条の6)
(1) 措置命令発出の有無【選択】
法第 19 条の5又は法第 19 条の6に基づき、当該不法投棄等を行った者等に対し発
出する措置命令の有無について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 措置命令を発出した場合
× 措置命令を発出していない場合
なお、「○」の場合、平成 26 年度に発出した措置命令については別シート「措置命
令調査」に詳細を回答してください(記入方法は 13,14 ページ「Ⅶ 「措置命令調査」
設問」参照)。
(2) 措置命令の履行状況((1)で○を選択した場合)【選択】
措置命令の履行状況について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 履行済み(措置命令に従い、支障等が解消された)
△ 一部履行又は履行中
(措置命令に従い着手したが、支障等は解消されていない)
× 不履行(措置命令に従っていない)
(3) 命令の不履行による告発((2)で△又は×を選択した場合)【選択】
措置命令の不履行による告発について、次のうち該当する記号を1つだけ選択して
ください。
○ 告発を行った場合
× 告発を行っていない場合
13.告発
(1) 告発の有無【選択】
「11.改善命令(法第 19 条の3)」(4)命令の不履行による告発及び「12.措置命令
(法第 19 条の5又は法第 19 条の6)」(3)命令の不履行による告発以外の違反行為に
対する告発について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 告発を行った場合
× 告発を行っていない場合
(2) 告発の根拠((1)で○を選択した場合)【選択・一部記入】
告発の根拠について、次のうち該当する番号を1つだけ選択してください。⑤「そ
の他」を選択した場合は、内容を簡潔に記入してください。
① 無許可委託
- 19 -
② 無許可受託
③ 無許可変更
④ 不法投棄
⑤ その他(具体的な内容を「その他の内容」欄に簡潔に記入)
14.事業の停止、業の許可の取消し等(法第 14 条の3等)【選択】
次のAからDについて、それぞれ実施した場合は○、実施していない場合は×を選択
してください。
A 事業の停止
B 業の許可の取消し
C 施設の使用の停止
D 施設の設置許可の取消し
15.支障の除去等
この設問は、原則として、「6.生活環境保全上の支障」(1)支障等の区分において①
又は②を選択した事案(現に支障が生じている、又はそのおそれがある事案)について
のみ、回答が必要です。なお、かつて支障等が生じていたが、支障除去等措置を行った
ことにより、現在支障等がなくなった事案については、下記(1)で①を選択してください。
(1) 支障の除去等の状況【選択】
支障の除去等の状況について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してください。
①
支障除去等が完了
②
支障除去等を実施中(一部実施を含む)
③
未着手
(2) 支障除去等未着手の理由((1)で③を選択した場合)【選択・一部記入】
支障除去等未着手の理由について、次のうち該当する番号を 1 つだけ選択してく
ださい。
① 資力不足
② 指導・命令に従わない
③ 行方不明・連絡不通
④ 対応不能(谷底、川への流出等)
⑤ その他(簡潔に内容を「その他の内容」欄に記入)
(3) 支障除去等の方法((1)で①又は②を選択した場合)【選択・一部記入】
支障除去等の方法について、次のAからCについて該当する場合は○、該当しな
い場合は×を選択してください。なお、A及びB以外の方法による場合は、
「その他
の内容」欄に簡潔に内容を記入してください。
A 廃棄物の撤去
B 現場の覆土
C その他(簡潔に内容を記入)
- 20 -
(4) 支障除去等の実施者((1)で①又は②を選択した場合)【選択・一部記入】
支障除去等の実施者について、次のAからEについて該当する場合は○、該当し
ない場合は×を選択してください。なお、AからD以外の実施者がある場合は、
「そ
の他の内容」欄に簡潔に内容を記入してください。
A 不法投棄等の実行者
B 排出事業者(不法投棄等の実行者を除く)
C 土地所有者
D 行政機関
E その他(簡潔に内容を記入)
※
排出事業者が不法投棄等の実行者の場合はAに該当
(5) 行政代執行の実施((4)の「D 行政機関」で「○」を選択した場合)【選択】
行政機関による支障除去等の実施について、法第 19 条の8に基づく行政代執行に
よるものか否かを選択してください。
○ 行政代執行により支障の除去等を実施した(実施中を含む)
× 行政代執行以外により行政機関が支障の除去等を実施した(実施中を含む)
(6) 行政代執行の費用((5)で○を選択した場合)【数字記入】
行政代執行による支障除去等の措置に要した、あるいは要する見込みの費用を
千円単位で記入してください。
(7) 行政代執行費用の求償状況((5)で○を選択した場合)【選択】
不法投棄等の実行者等に対する行政代執行による支障除去等の費用求償について、
次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
○ 全額求償済み
△ 一部求償済み
× 未求償
(8) 行政代執行費用の徴収済み金額
((7)で○又は△を選択した場合)【数字記入】
不法投棄等の実行者等から徴収した支障除去等の費用について、千円単位で記入
してください。 未徴収の場合は「0」と記入してください。
(9) 行政代執行の費用徴収した相手
((7)で○又は△を選択した場合)【選択】
行政代執行による支障除去等の費用を徴収した相手について、次のAからDにつ
いて該当する場合は○、該当しない場合は×を選択してください。なお、AからC
以外の相手がある場合は、「その他の内容」欄に簡潔に内容を記入してください。
A 不法投棄等の実行者
B 排出事業者(不法投棄等の実行者を除く)
C 土地所有者
D その他(簡潔に内容を記入)
※
排出事業者が不法投棄等の実行者の場合はAに該当
- 21 -
16.備考【記入】
○新規判明事案調査の場合
判明時期が平成 25 年度以前の事案については、御報告が遅れた理由を記入してくだ
さい。
○残存事案調査の場合
上記の設問1~5について昨年度調査で御回答があった内容を変更された場合は、
該当設問番号及び変更理由を記入してください。
Ⅶ
「措置命令調査」設問
平成 26 年度における法第 19 条の5又は法第 19 条の6に基づく措置命令について、次
の設問に回答してください。
1.措置命令の発出件数【入力】
平成 26 年度における法第 19 条の5又は法第 19 条の6に基づく措置命令の発出総件数
を記入してください。措置命令を発出していない場合は「0」と記入してください。
2.事案の番号【選択・番号記入】
個々の措置命令が「新規判明事案調査」または「残存事案調査」で回答した事案に係
るものである場合は、調査名(「新規」または「残存」)を選択し、各調査の事案回答欄
の一番左(C列)の「事案番号」を記入してください。それ以外の事案の場合は「その
他」を選択し、任意の番号を記入してください(ただし、同じ事案に係る措置命令の場
合は同じ任意の番号を記入してください)。
3.法第 19 条の5及び6の分類【選択】
個々の措置命令について、法第 19 条の5第1項の第1号から第5号又は法第 19 条の
6第1項のうち、いずれに基づいて発出したか、次のうち該当する番号を1つだけ選択
してください。
① 法第 19 条の5第 1 項第1号(実行者)
② 法第 19 条の5第 1 項第2号(委託基準違反)
③ 法第 19 条の5第 1 項第3号(マニフェスト違反)
④ 法第 19 条の5第 1 項第4号(建設工事に伴う元請業者)
⑤ 法第 19 条の5第 1 項第5号(当該処分を助けた者等)
⑥ 法第 19 条の6第1項(注意義務違反)
4.発出先
(1) 発出先の名称【入力】
- 22 -
個々の措置命令の発出先について、その名称を1つずつ分けて記入してください。
(2) 発出先の分類【選択・一部記入】
個々の措置命令の発出先について、次のうち該当する番号を1つだけ選択してくださ
い。
① 実行者である排出事業者(個人宛も含む)
② 実行者である許可業者
(既に許可を取り消された場合又は個人宛も含む)
③ 実行者である無許可業者(個人宛も含む)
④ 排出事業者(個人宛も含む。不法投棄等の実行者の場合は①に該当)
⑤ 許可業者
(個人宛も含む。不法投棄等の実行者の場合は②に該当)
⑥ 無許可業者(個人宛も含む。不法投棄等の実行者の場合は③に該当)
⑦ その他((3)「その他の内容」欄に簡潔に内容を記入)
5.発出の年月【選択】
個々の措置命令について、発出した年月を選択してください。
6.措置命令の履行状況【選択】
個々の措置命令について、次のうち該当するものの記号を1つだけ選択してください。
○ 履行済み
△ 一部履行又は履行中
× 不履行
7.命令の不履行による告発(「6.措置命令の履行状況」で△又は×を選択した場合)
【選
択】
個々の措置命令の不履行による告発について、次のうち該当する記号を1つだけ選択
してください。
○ 告発を行った場合
× 告発を行っていない場合
以上
- 23 -
産業廃棄物コード表
産業廃棄物の種類
燃え殻
汚泥
選択コード
01-0
建設系
02-1
その他
02-2
廃油
03-0
廃酸
04-0
廃アルカリ
05-0
廃プラスチック類
農業系(園芸用ビニールなど)
06-1
建設系(家屋解体に伴うものなど)
06-2
廃タイヤ
06-3
シュレッダーダスト
06-4
その他
06-5
紙くず
木くず
07-0
建設系
08-1
その他
08-2
繊維くず
09-0
動植物性残さ
10-1
獣畜・食鳥に係る固形状の不要物
10-2
ゴムくず
11-0
金属くず
12-0
ガラス、陶磁器くず
13-0
鉱さい
14-0
がれき類
15-0
動物のふん尿
16-0
動物の死体
17-0
ばいじん
18-0
産廃を処分するために処理したもの
19-0
特別管理産業廃棄物
廃油
20-1
廃酸・廃アルカリ
20-2
感染性廃棄物
20-3
廃 PCB
20-4
廃石綿等
20-5
その他
20-7
建設混合廃棄物
21-0
※ 20-6(硫酸ピッチ)は、別調査の対象のため欠番です。
- 24 -
業種コード表
業種
農林水産業等
建設業
製造業
選択コード
農業、林業、畜産業、漁業、鉱業
総合工事業
2-1
設備工事業
2-2
解体工事業(産廃処理業の許可あり)
2-3
解体工事業(産廃処理業の許可なし)
2-4
その他の建設業
2-5
食料品製造業
3-1
紙、出版関連業
化学工業等
パルプ、紙、紙加工品、出版、印刷、
同関連業
化学工業、石油製品、石炭製品、プラ
スチック製品、ゴム製品
窯業・土石製品
金属関連業
機械関連業
その他
運輸・通信・販売業
3-2
3-3
3-4
鉄鋼業、非鉄金属、金属製品
一般機械器具、電気機械器具、輸送用
機械器具、精密機械器具
皮、毛皮、木材、家具、繊維工業等
電気・ガス・熱供給・水道業
3-5
3-6
3-7
4-0
運輸、通信、卸・小売業、サービス業
その他の業種
5-0
6-0
※ 業種区分の例(原則的に日本標準産業分類によるものとする)
造園工事業
2-1
自動車販売業
(小売業)
5-0
タイヤ販売業
(小売業)
5-0
自動車修理業
(サービス業)
5-0
旅館業
(サービス業)
5-0
(その他の業種)
6-0
不動産業
1-0
- 25 -
(別添2)
平成 27 年度硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理実態調査(平成 26 年度実績)記入要領
Ⅰ
調査目的
硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理問題への今後の対応策を検討するに当たっての基礎データ
とするために、平成 26 年度末時点(平成 27 年3月 31 日)までに確認された硫酸ピッチ及びスラッ
ジの不適正処理事案について取りまとめるものです。
本調査は、昨年度に実施いたしました「平成 26 年度硫酸ピッチ及びスラッジの不適正処理実態
調査」と同様の調査です。昨年度から設問及び作業内容に大きな変更はありませんが、今年度も産
業廃棄物不法投棄等実態調査と併せて実施することとしております。
Ⅱ
調査対象
1. 硫酸ピッチ
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号。以下「法」という。)第 16 条(不
法投棄禁止)又は法第 16 条の3(指定有害廃棄物の処理の禁止)に違反して硫酸ピッチを不適正
に処理した事案。
2. スラッジ
法第 16 条(不法投棄禁止)又は法第 12 条(産業廃棄物処理基準等)に違反してスラッジを不適
正に処理した事案。
Ⅲ
作業の流れ
作業の流れは、硫酸ピッチ、スラッジともに共通です。
(ただし、質問項目に若干の違いがあります。)
① 添付した調査票には、貴都道府県市から前回調査までに御報告いただいた事案が記入されていま
す。その後、措置命令等が行われるなど記入内容に変更が生じた事案については、変更箇所を修正
してください(修正があった場合には備考欄に当該設問番号及び変更理由を記載してください)。
② 平成 26 年度(平成 26 年4月1日~平成 27 年3月 31 日)に新たに確認された事案がある場合は、
調査票の未記入の行に順次追加してください。
③ 記入済の調査票を、電子メールにて、返信してください。なお、修正がない場合でも、設問「0.
分類」に御回答の上、調査票を提出してください。
Ⅳ
注意事項
1. 集計作業の都合上、調査票の行、列の幅等は変更しないでください。
2. 前回調査までに御報告いただいた事案について内容を修正した場合は、必ず、備考欄に当該設問
番号及び変更理由を記載してください。
3. 平成 27 年3月 31 日時点において、
事案発生場所の地名が市町村合併等により変わっている場合、
事案発生場所の管轄が都道府県から政令市(法施行令第 27 条で定める市。以下、都道府県と併せ
て「都道府県等」という。
)に移行している場合は、調査票の修正が必要です(詳細は、以下「Ⅶ
設問/1. 不適正処理場所」を参照してください)
。
4. 各事案の回答入力欄について、選択式の回答内容によって後の設問で回答が不要になったところ
- 26 -
は灰色に変わり、逆に回答が必要なところはピンク色になります。したがって、事案ごとにピン
ク色の欄がなくなるよう回答してください。
Ⅴ
調査結果の公表
公表内容として、①平成 26 年度末までに確認された不適正処理事案の件数・量及び処理状況、②
措置命令の発出状況等を予定しています。
なお、個別具体の事案について、場所、不適正処理量等の公表を一般の方から求められた場合、貴
都道府県等における取扱いに委ねますので、御了承ください。また、詳細なデータについて情報公開
請求がなされた場合には、産業廃棄物不法投棄等実態調査と同様に、個別事案の「事案の場所の一部
(町名)
」を除く全ての情報を電子媒体で公開いたしますので御了承ください。
但し、大規模事案等については別途事案概要を作成いただき、環境省において当該事案概要に基づ
き、外部からの問い合せに回答させていただく場合があります。
Ⅵ
調査内容の確認等について
本調査回答の確認、エラーチェック及び集計作業は本調査業務の請負者が行います。提出いただ
いた調査票の記入内容等について、環境省からも問い合わせがある場合がありますので御了承くだ
さい。
Ⅶ
設問
設問が、硫酸ピッチ調査票とスラッジ調査票で異なる部分がありますので御注意ください。
X. 整理番号
新規事案の場合は、整理番号を記入してください。
【記入】
・硫酸ピッチ:p***-###
・スラッジ:s***-###
(***は、都道府県等番号。###は都道府県等ごとに連続する整理番号です。)
0. 分類
各事案について、次の選択肢のうち該当する番号を1つだけ選択してください。
【選択】
①前回調査時の記入内容を変更(備考欄に当該設問番号及び変更理由を記入してください。)
② 変更なし
③ 新規判明により追加
④ 移管により追加
⑤ 移管により管轄外
1. 不適正処理場所
不適正処理が行われた場所(大字まで)を記入してください。【記入】
注1:平成 27 年3月 31 日時点において、事案発生場所の地名が市町村合併等により変わって
- 27 -
いる場合は、以下のとおり、調査票の修正が必要です。
① 設問「0.分類」において「① 前回調査時の記入内容を変更」を選択する。
② 設問「1.不適正処理場所」において市町村名を修正する。
③ 「14.備考欄」
(スラッジ調査票の場合は「16.備考欄」
)において「市長村名変更」
と記入する。
注2:平成 27 年3月 31 日時点において、事案発生場所の管轄が政令市に移行している場合、
すでに管轄外にもかかわらず調査票に記載されている事案や、移管を受けたにもかかわ
らず調査票に記載がない事案については、以下のとおり、調査票の修正をお願いします。
・管轄外の事案に対する作業
① 設問「0.分類」において「⑤ 移管により管轄外」を選択する。
② 設問「14.備考欄」(スラッジ調査票の場合は「16.備考欄」)において「○○市
に移管」と記入する。
・移管を受けた事案に対する作業
① 新規事案の追加と同様に、調査票の未記入の行に整理番号を記入する。
② 設問「0.分類」において「④ 移管により追加」を選択する。
③ 1~13(スラッジ調査票の場合は 1~15)の各設問に回答後、
「14.備考欄」
(スラ
ッジ調査票の場合は「16.備考欄」
)において「○○県より移管」と記入する。
2. 不適正処理の形態
【硫酸ピッチ調査票】
次の選択肢のうち該当する欄に○印をつけてください(複数回答可)
。
【選択】
① 不法投棄(法第 16 条違反)
② 不適正収集・運搬(法第 16 条の 3 違反)
③ 不適正保管(法第 16 条の 3 違反)
④ 不適正処分(法第 16 条の 3 違反)
【スラッジ調査票】
次の選択肢のうち該当する欄に○印をつけてください(複数回答可)
。
【選択】
① 不法投棄(法第 16 条違反)
② 不適正収集・運搬(法第 12 条違反)
③ 不適正処分(法第 12 条違反)
3. 開始時期
不適正処理の開始時期(年月)を記入してください。不明な場合は「不明」と記入してください。
【記入】
4. 判明時期
不適正処理の判明時期(年月)を記入してください。【記入】
- 28 -
5. 不適正処理された量
【硫酸ピッチ調査票】
ドラム缶(200 ㍑)の本数で回答してください。比重が不明な場合や重量しか把握していない
場合は、比重 1.2 とし、次式によりドラム缶の本数に換算して記入してください。
【記入】
ドラム缶換算本数(本)=重量(t)÷ 1.2(t/m3)
÷ 0.2(m3/本)
【スラッジ調査票】
ドラム缶(200 ㍑)の本数で回答してください。比重が不明な場合や重量しか把握していない
場合は、比重 1.0 とし、次式によりドラム缶の本数に換算して記入してください。
【記入】
ドラム缶換算本数(本)=重量(t)÷ 1.0(t/m3)
÷ 0.2(m3/本)
6. 不適正処理の実行者
次の選択肢のうち該当する欄に○印をつけてください(複数回答可)
。
【選択】
① 不正軽油製造者等
② 搬入者
③ 処理者
④ 保管者
⑤ 不明
⑥ その他関与者
注)各選択肢の意義は以下のとおり。
①
不正軽油製造者等
不正軽油製造者や製造した硫酸ピッチ等の保管、収集、運搬又は処分を委託(不正軽油製
造者以外の者に事実上「まかせた」こと。以下同じ)した者をいう。自分では直接製造して
いなくても、他人に硫酸ピッチ等の保管、収集、運搬又は処分を委託するように指示した者
もここに含まれる。
②
搬入者
①不正軽油製造者等から委託を受けて硫酸ピッチ等を収集運搬した者をいう。収集運搬の
業の許可を有していると有していないとを問わない。
③
処理者
①不正軽油製造者等から委託を受けて硫酸ピッチ等を埋め立てる等して処分した者をい
う。処分業の許可を有していると有していないとを問わない。
④
保管者
倉庫等硫酸ピッチ等の保管場所の管理者(倉庫や土地の所有者たると否とを問わず)であ
って、①②③のいずれかの者から硫酸ピッチ等を引き取って保管していた者をいう。管理者
ではないが保管していただけ、という者もここに含むものとする。
⑤
不明
行為者がわからない場合。
⑥
その他関与者
その他①~④以外の者。
(④保管者以外の者で、自分の土地に硫酸ピッチが運び込まれる
ことを知りながら敢えて黙認していた者等。
)
- 29 -
7. 硫酸ピッチ/スラッジの処理状況
・処理状況
平成 27 年3月 31 日現在における硫酸ピッチ/スラッジの処理状況について、次の選択肢のう
ち該当する番号を1つだけ選択してください。
(シートによる覆い、詰め替え等の応急措置が講
じられたものの、未だ処理がなされていない場合は、未処理に含むものとし、中和が行われた
場合は、処理済みに含むものとします。
)
【選択】
① 全て処理済み
② 一部処理(処理中を含む)
③ 全て未処理
・処理方法
上記の「処理状況」で①又は②と回答した場合、その処理方法について、次の選択肢のうち
該当する番号を1つだけ(複数ある場合は、主なもの1つを)選択してください。
【選択】
① 現地で中和した後、搬出し焼却
② 搬出先で中和した後、焼却
③ 中和せず焼却
④ 現地又は搬出先で中和し、保管
⑤ その他(処理方法を「14.備考欄」(スラッジ調査票の場合は「16.備考欄」
)に記入して
ください。
)
・処理の実施者
前述の「処理状況」で①又は②と回答した場合、その実施者について、次の選択肢のうち該
当する欄に○印をつけてください(複数回答可)
。
【選択】
① 不正軽油製造者等
② 搬入者
③ 処理者
④ 保管者
⑤ その他関与者
⑥ 地方公共団体等(法第 19 条の8に基づく行政代執行)
⑦ 地方公共団体等(⑥の代執行以外による)
注)各選択肢の意義は以下のとおり。
①
不正軽油製造者等
不正軽油製造者や製造した硫酸ピッチ等の保管、収集、運搬又は処分を委託(不正軽油
製造者以外の者に事実上「まかせた」こと。以下同じ)した者をいう。自分では直接製造
していなくても、他人に硫酸ピッチ等の保管、収集、運搬又は処分を委託するように指示
した者もここに含まれる。
②
搬入者
①不正軽油製造者等から委託を受けて硫酸ピッチ等を収集運搬した者をいう。収集運搬
の業の許可を有していると有していないとを問わない。
- 30 -
③
処理者
①不正軽油製造者等から委託を受けて硫酸ピッチ等を埋め立てる等して処分した者を
いう。処分業の許可を有していると有していないとを問わない。
④
保管者
倉庫等硫酸ピッチ等の保管場所の管理者(倉庫や土地の所有者たると否とを問わず)で
あって、①②③のいずれかの者から硫酸ピッチ等を引き取って保管していた者をいう。管
理者ではないが保管していただけ、という者もここに含むものとする。
⑤
その他関与者
その他①~④以外の者。
(④保管者以外の者で、自分の土地に硫酸ピッチが運び込まれ
ることを知りながら敢えて黙認していた者等。)
⑥
地方公共団体等(法第 19 条の8に基づく行政代執行)
都道府県等が法第 19 条の8に基づく代執行を行った場合。
⑦
地方公共団体等(⑥の代執行以外による。従来の区分と同じ。
)
都道府県等が法第 19 条の8に基づく代執行以外の方法で処理した場合。
8. 未処理量
未処理の硫酸ピッチ/スラッジの量を「5.不適正処理された量」と同様、ドラム缶の本数に換算
して記入してください。
【記入】
9. 行政指導等による処理量
行政指導等により原因者等が処理を実施した場合は、処理済み量を「5.不適正処理された量」
と同様、ドラム缶の本数に換算して記入してください。
【記入】
10. 措置命令の発出状況
・発出の有無
法第 19 条の5、又は法第 19 条の6に基づき、当該不適正処理を行った者等に対し発出する
措置命令の有無について、次のうち該当する記号を1つだけ選択してください。
【選択】
○ 措置命令を発出した場合
× 措置命令を発出していない場合
・発出年月
措置命令を発出した年月を記入してください。
【記入】
・措置命令の履行状況
次の選択肢のうち該当する番号を1つだけ選択してください。
【選択】
① 履行済み
② 不履行
③ 一部履行(履行中を含む。
)
- 31 -
・措置命令の履行による処理量
措置命令の履行による処理量を「5.不適正処理された量」と同様、ドラム缶の本数に換算し
て記入してください。
【記入】
・発出予定
措置命令の発出予定がある場合は、○印をつけてください。未定の場合は空欄のままにして
ください。
【記入】
11. 行政代執行等の実施状況
・着手年月
行政代執行に着手した年月を記入してください。
【記入】
・代執行(法第 19 条の8)による処理量
行政代執行による処理量を「5.不適正処理された量」と同様、ドラム缶の本数に換算して記
入してください。
【記入】
・代執行(法第 19 条の8)以外の都道府県等による処理量
行政代執行以外の都道府県等による処理量を「5.不適正処理された量」と同様、ドラム缶
の本数に換算して記入してください。
【記入】
・行政代執行の実施予定
行政代執行の実施予定がある場合は、○印をつけてください。未定の場合は空欄のままにし
てください。
【記入】
12. 原因者等からの費用徴収の状況
・求償状況
該当する番号を1つだけ選択してください。
【選択】
① 全額求償済み
② 一部求償済み
③ 未求償
・求償済みの金額(千円)
上記の「求償状況」で①又は②と回答した場合、その金額(千円)を記入してください。
【記入】
【以下、硫酸ピッチ調査票】
13. 現状
現状について、必要に応じて簡潔に記述してください。
【記入】
- 32 -
14. 備考欄
その他特記事項がある場合は記入してください。
【記入】
【以下、スラッジ調査票】
13. スラッジの性質
次の選択肢のうち該当する番号を1つだけ選択してください。
【選択】
① 酸性
② アルカリ性
③ 不明(測定していない。
)
14. 硫酸ピッチ実態調査事案との関係
硫酸ピッチとともに不適正処理された事案の場合は、硫酸ピッチ実態調査票左端の整理番号
(p***-###)を記入してください。【記入】
15. 現状
現状について、必要に応じて簡潔に記述してください。
【記入】
16. 備考欄
その他特記事項がある場合は記入してください。
【記入】
以上
- 33 -
平成 27 年度産業廃棄物不法投棄等監視体制実態調査(平成 27 年度時点)
(別添3)
記入要領
産業廃棄物の不法投棄等の監視・指導体制について、平成 27 年4月1日現在の状況を回
答してください。
本調査は、昨年度に実施いたしました「平成 26 年度産業廃棄物不法投棄等監視体
制実態調査」と同様の調査です。昨年度から設問及び作業内容に大きな変更はあり
ませんが、今年度も産業廃棄物不法投棄等実態調査と併せて実施することとしてお
ります。
用語の定義
○
監視・指導担当職員
不法投棄等の監視・指導を担当する職員(許可事務等他の業務を兼務する職員、次
の「嘱託監視員」を除く。)を言います。
○ 嘱託監視員
1年以内の期間をもって雇用された職員であって不法投棄等の監視を担当する職
員を言います。
※監視・指導担当職員と嘱託監視員とを併せて「監視・指導担当職員等」と言います。
○ 不法投棄防止連絡協議会
不法投棄防止・不法投棄対策を目的に、都道府県、市町村及び警察等の関係機関で
構成される協議会等を言います。
1.不法投棄等の監視・指導担当職員等
(1)不法投棄の監視・指導担当職員等
① 本庁、出先機関の職員【記入】
平成 27 年4月1日現在の本庁、出先機関の産業廃棄物担当職員、監視・指導担当
職員の人数を記入してください。一般廃棄物担当との兼任者、又は都道府県警察か
らの出向者・併任者がいる場合は、その人数も併せて記入してください。
② 嘱託監視員【記入】
平成 27 年4月1日現在の嘱託監視員の人数を記入してください。都道府県警察O
Bがいる場合は、その人数も併せて記入してください。
(2)監視・指導担当職員等全体の事務分担別の業務量【記入】
(1)で監視・指導担当職員等の人数を記入した場合は、調査票に示された各事務
分担における監視・指導担当職員等全体の業務量について、合計が 10 となるように割
合を記入してください。
- 34 -
(3)
(1)に記載した不法投棄の監視・指導担当職員等以外の、排出事業者又は許可業
者等の不適正処理の監視・指導担当職員等について
不法投棄の監視・指導担当職員等ではないが排出事業者又は許可業者等の不適正処
理の監視・指導を担当している職員又は嘱託監視員がいる場合にはこれらについて記
入してください。
① 本庁、出先機関の職員【記入】
平成 27 年4月1日現在の本庁、出先機関における、(1)に記載した不法投棄の
監視・指導担当職員以外の、排出事業者又は許可業者等の不適正処理の監視・指導
担当職員の人数を記入してください。うち、都道府県警察からの出向者・併任者が
いる場合は、その人数も併せて記入してください。
② 嘱託監視員【記入】
平成 27 年4月1日現在の嘱託監視員について、
(1)に記載した不法投棄の監視・
指導担当嘱託監視員以外の、排出事業者又は許可業者等の不適正処理の監視・指導
担当嘱託監視員の人数を記入してください。都道府県警察OBがいる場合は、その
人数も併せて記入してください。
2.監視業務委託
(1)不法投棄の監視・指導【記入】
平成 27 年度に民間警備会社等へ監視業務を委託している場合は、監視時間帯の該
当する欄に○印を記入してください(複数選択可)。監視時間帯が選択肢にない場合は、
「その他」欄に時間帯等を記入してください。
また、業務契約1日当たりの監視人数、一年間の監視委託日数を記入してください。
(年間延べ人数は自動計算されるので記入不要です。)
(2)(1)以外の、排出事業者又は許可業者等の不適正処理の監視・指導【記入】
(1)以外の、排出事業者又は許可業者等の不適正処理の監視・指導について、平
成 27 年度に民間警備会社等へ監視業務を委託している場合は、監視時間帯の該当する
欄に○印を記入してください(複数選択可)。監視時間帯が選択肢にない場合は、「そ
の他」欄に時間帯等を記入してください。
また、業務契約1日当たりの監視人数、一年間の監視委託日数を記入してください。
(年間延べ人数は自動計算されるので記入不要です。)
3.スカイパトロールの実施状況【記入】
平成 27 年度にヘリコプターによるスカイパトロールを実施している場合は、年間の実
施回数を記入してください(予定も含む)。
4.監視用カメラの保有状況【記入】
平成 27 年4月1日現在の不法投棄の監視に使用する固定式監視カメラの保有台数を
- 35 -
記入してください。ただし、ダミーカメラは「固定式監視カメラ」には含まないものと
します。
5.不法投棄等の情報の受付体制【記入】
平成 27 年4月1日現在、
電話やFAX等による不法投棄情報の受付窓口を設置してい
る場合は、媒体別にその番号やアドレスを記入してください。その他の媒体を利用して
いる場合等は、内容を「その他」欄に記入してください。
6.関係機関との協力体制
(1)不法投棄防止連絡協議会の構成員【記入】
平成 27 年4月1日現在、不法投棄防止連絡協議会を設置している場合は、その構
成員の所属について、調査票の該当する欄に○印をつけてください(複数回答可)。構
成員の所属が選択肢にない場合は、「その他」欄に記入してください。
(2)活動内容【記入】
平成 27 年度の不法投棄防止連絡協議会の活動内容について、調査票の該当する欄
に○印をつけてください(複数回答可、予定含む)。その他の活動がある場合は、内容
を「その他」欄に記入してください。
7.その他の不法投棄監視対策【記入】
貴都道府県等における不法投棄監視対策として、その他、特筆するもの、他の参考と
なるもの等があれば、自由に御記入ください。
以上
- 36 -