平成 成２７年 年度宇都宮ブラン ンド戦略 略の事業報 報告 平成２７年度 度の基本的 的な考え方 １. 平 ・アクションプ プランに示し した目標を達 達成できるよう， 「認知」 「信頼」の向 向上に向けた既 既存事業 の継 継続・充実を を図る。 ・宇 宇都宮の暮ら らしの良さを伝 伝える「ダブ ブルプレイス（２地域生活 活） 」を活用し した情報発信を を進め， 本市に興味を持 持った人が利 利便性よく適 適切な情報を入 入手できるよ よう， 情報の集 集積と一元化 化を図る。 ・市民の愛着及 及びホスピタ タリティ向上 上に向け，本市 市の暮らしの の楽しみを学 学ぶ場やコミュ ュニティ について情報を を提供してい いく。 ・優 優先すべきタ ターゲットとして，市内は は「居住年数 数の短い１０代後半～２０ ０代の市民」 ，市外は 「東 東京圏で地方 方暮らしに興 興味のある若 若者」を設定し し，アプロー ーチを強化す する。 ２.事業 業内容 （1） ）平成２７年度事業全 全体図 1 （2）具 具体的な事 事業内容 ①宇都 都宮愉快ラボ ボ 協議 議会の委員か から推薦され れた者などで で構成する｢宇 宇都宮ブランド戦略｣の各 各種取り組みを を企画・ 立案，実施する作 作業部会。平 平成２５年度 度に設置。 平成 成２７年度は は，ダブルプ プレイスに関 関する市内の情 情報の収集お および発信を を行う（ダブル ルプレイ スウエブサイト，フェイスブ ブック宇のコト，東京圏イ イベントなど どで反映） 。 （1）愉 愉快ラボのワ ワークショッ ップ（５回） ・第 第１回 オリ リエンテーシ ション（９月３０日） ・第 第２～４回 ダブルプレ レイスを３つのテーマ｢つ つながる｣｢住ま まう｣｢働く｣ に分け，情報 報収集。 （１１月９ ９日，１２月 月１５日，２月２日） ・第 第５回 振り り返りなど（３月２９日） （2）構 構成メンバー ー ・協議会メンバ バー（公募市 市民，宇都宮 宮青年会議所，宇都宮農業 業協同組合，宇都宮まちづ づくり推 進 進機構，宇都 都宮商工会議 議所，宇都宮 宮観光コンベン ンション協会 会，宇都宮ま ちづくり市民 民工房， 下野新聞社） ・連 連携事業者（マチヅクリ リ・ラボラトリー，宇都宮 宮大学，ソト トコト，カテ テル，新朝プレス） ・ダブルプレイ イス実践者 ・行 行政（地域政 政策室，みん んなでまちづ づくり課，産業 業政策課，商 商工振興課，観光交流課， ，農業振 興 興課，住宅課 課，文化課） ※９月２５日に関係課 課長会議開催 催 2 ②ダブ ブルプレイス情報発信 信 ｢ダ ダブルプレイス｣実践者の の視点を通して，｢東京圏 圏からのアクセ セス の良さ｣や｢都市と と自然との程 程よい調和｣な などの本市の の暮らしのよさや 魅力についての情 情報を，集積 積・一元化し，効果的に発 発信する。 （1）ウ ウエブサイト ト｢宇都宮と愉 愉快に過ごす す 100 のヒト｣開設（平成 成２７年１０月 月３０日） ・２地域を行 行き来する実 実践者の様々なライフスタ タイルを紹介 介 ・宇都宮に興 興味を持った た人が，問い合わせできる る団体や行政 政の制度など どの情報も掲載 載 ・ダブルプレ レイス実践者 者掲載人数：３１人（平成 成２８年３月 月現在） ・平均アクセ セスユーザー ー数：約９６３人／月 （2）集 集積・一元化 化した情報の拡 拡散 ・ウ ウエブサイト トを基軸に一 一元化した情報 報を，雑誌｢も もんみや｣，雑誌｢ソトコ 雑 ト｣，パンフレット， テレビ，ラジオ オ，ＳＮＳ，東京圏イベ ベント，動画な などで発信。 ▲動画 画 宇都宮ダブ ブルプレイス体 体験記 3 ③ フェイスブッ ック｢宇のコト｣運営 フェイ イスブックを を活用し，｢宇 宇都宮の暮ら らしの良さ｣に に関するさま まざまな情報 報を愉快ラボメ メンバー で発信。 。 ・投稿 稿記事数 ４９本 ４ （H H27.4 月～H H28.2 月） ④雑誌 誌｢ソトコト ト｣｢もんみや や｣との連携 携 地方暮 暮らしに興味 味を持つ人た たちから支持 持されている全 全国誌｢ソトコト｣，市内 内で愛読されて ているタ ウン誌｢もんみや｣へ へ掲載するこ ことで，それ れぞれの読者に に｢ダブルプレイス｣実践 践者を通した宇 宇都宮の 暮らしの良さを発信 信するほか，高い編集能 能力や実績など どを活かし，単なる告知 知媒体を超えた た連携を 図った。 。 （1）ソ ソトコト（発 発行数約 10 万部，定価 万 8000 円，毎月５日発売） ・１月・２月・３月号に掲 掲載（計３回 回） ・東 ，プロデ 東京圏イベン ントの周知（冊子・ウェブ） デュース 等 （2）も もんみや（発 発行数約 4.3 万部，定価 万 3380 円，毎月 25 日発売） ・１０月・１１ １月・１２月 月・１月・２月・３月・４ ４月号に掲載 載（計７回） ・ウェブサイト ト｢宇都宮と愉 愉快に過ごす す 100 のヒト ト｣取材・編集 集 等 4 ⑤２次 次利用 フリ リーペーパ パー 雑誌｢ソトコト｣｢｢もんみや｣の の記事を，フリーペーパー ーや広報紙な などに２次活 活用して発信。 。 （1）市 市内向けフリーペーパー｢宮のイイトコロ｣（１１月，２万部発 発行） 市内各施設，成 成人式等で配 配布 （2）市 市外向けフリーペーパー｢宇都宮ダブ ブルプレイスガ ガイドブック ク｣（２月，１ １万５千部発 発行） 移住 住交流情報ガ ガーデン，ふ ふるさと回帰 帰センター等で で配布 （3）広 広報うつのみ みや２月号特集 集｢宇都宮プ プラス｣への掲 掲載 ⑥ホス スピタリティ ィ向上の取 取組 市内で活動してい いる団体やサ サークルなどを，各種媒体 体で広く紹介 介し，市民・転入者・来訪 訪者に対 し，宇都 都宮の暮らし しを楽しんで でもらえるよう，活動内容 容を発信。 （1）活 活用媒体 ・ウ ウェブサイト ト｢宇都宮と愉 愉快に過ごす す 100 のヒト ト｣，Facebook k｢宇のコト｣｣，広報うつの のみや， ソトコト，もん んみや，フリ リーペーパー ー，レディオベ ベリー｢愉快なラジオ｣ 等 （2）紹 紹介団体 ンプ協会 等 ・農 農人たち，Z Zutto きよは はら，サンクス スママ，プチ チママン，宮 宮ポタ，キャン ⑦まち ち歩き魅力発 発信事業 宇都宮の魅力や楽 楽しいスポッ ットを自分た たちが見つける，まち歩き きツアー｢Hooliday｣を開催 催。参加 者自らが体験した情 情報を，投稿 稿サイトにアップすること とにより，宇 宇都宮の楽し しみ方のモデル ルコース を蓄積，各メディア アを通して発 発信。３月１２日開催（参 参加者１８人 人） 。 5 ⑧東京 京圏ＰＲイベ ベント ２地域 域生活を通し した宇都宮の の魅力を東京 京圏在住者に伝 伝えることに により，宇都 都宮に関心を持 持っても らい，２地域生活の の候補地とし して本市を選 選択する機運を を高めるとと ともに，地方 方暮らしに関心 心の高い 東京圏 圏在住者のニーズを把握するため， ＰＲイベント「ダブルプ プレイス『 トーク＆マル ルシェ』 Presen nted by 住めば愉快だ宇都 都宮」を開催 催。 （1）期 期日 平成 28 年２月 28 日(日) （2）会 会場 WATW WRRAS（ワテラス）千代 代田区 神田淡 淡路町 2 （3）内 内容 ダブル ルプレイストー ーク（14:00 0～16:00） 参加 加者約７０人 人 ダブル ルプレイスマル ルシェ（10:0 00～17:00） ⑨ダブ ブルプレイス ス体験ツア アー 東京圏の宇都宮に に興味のある る人などを対 対象に，実際に に本市の魅力 力を知ってい いただき，宇都 都宮のキ ーパーソンとつなが がりを持って てもらえるよう，体験ツア アーを開催。 （1）期 期日 平成 28 年３月 21 日（月・祝） ） （2）コ コース ｢アン ンテナショッ ップ宮カフェ｣で宇都宮餃 餃子講習会 ⇒ ｢来らっ っせ｣などで昼 昼食 ⇒ 大谷見学 ⇒ まちなか見学３コー ース ⇒ 意見交換会 意 （3）参 参加者 １１人 6 ⑩アンテナショ ョップ｢宮カ カフェ｣ 平成２７年度から ら宇都宮ブラ ランド推進協 協議会が事業主 主体となり，宇都宮 アンテナショップ｢｢宮カフェ｣運 運営共同事業 業体（ファーマ マーズ・フォ ォレスト， パインヒルズ，オリ リオン通り商 商店街振興組 組合）に委託し し，物販や飲 飲食，体験 事業などを通して，宇都宮の魅 魅力を市内外 外に発信。 平成２７年度は，大型ビジョ ョンを新たに設置し，情報 報を発信した たり，｢採れ たて｣体 体験ツアーや や地元プロスポ ポーツチーム ムと連携し， パブリックビ パ ビューイング グやトークショーなど， 本市ならではの地域 域資源に触れ れる機会を創 創出しながら，宇都宮の魅 魅力を情報発 発信。 （1）来 来店者数及び び売上金額実績 績 来店者数（人 人） 購入 入者数（人） 売上金額 額（千円） H26 211, ,689 117,031 114,558 HH27 見込 181, ,466 106,873 3 117,507 増減 ▲30, ,223 ▲10,158 8 2,949 （▲14.3 3%） (▲8.7%) ) （2.6%） （比率） 売 売上金額が増 増加している中，来店者数 数と購入者数 数が減少して ていることか ら，物販や飲 飲食など 目的を持って来 来店する人が が増える一方 方で，気軽に立 立ち寄る人が が減っている 傾向がうかが がえる。 （2）２ ２階レストラ ランにおける， ，地元ならで ではの食が楽 楽しめるメニューの提供 ・宇 宇都宮牛やみ みずほのポー ークなどの食 食材を活用 ・１階で販売さ されている採 採れたての宇 宇都宮産の野菜 菜をはじめと とする， 旬 旬な食材を提 提供 ・教 教育委員会と との連携によ よる，本市小 小・中学校給食 食メニューの の提供 （3）｢採れたて｣ツ ツアーの実施 ・宮カフェ発着 着で収穫体験 験，その食材 材を宮カフェで で味わうツア アーを企画 ・実 実施回数：９ ９回 参加者 者：１９８人 人 （4）情 情報発信スペ ペースの充実 ・１階情報発信 信スペースお および，２階 階レストランに に大型ビジョ ョンを設置 ・観 観光ＰＲ映像 像や地元プロ ロスポーツチ チームの中継な など，タイム ムリーな情報 報を随時発信 （5）リ リンク栃木ブ ブレックスパブ ブリックビュ ューイング ・５月 16・17 7 日プレーオ オフ VS アイ イシンシーホース三河戦 ・３月 13 日 VS アイシンシーホー ース三河戦 （6）栃 栃木 SC 選手 手と愉快なトー ークショー ３月 17 日，栃木サッカークラブの４ ４選手を招き き，｢愉快な トークショー ー｣を開催。参 参加者数：３ ３８人。 7 （7）愉快スイーツプロジェクト 市内中高生が参加した宇都宮ジュニア未来議会からの提案を受け， アンテナショップ「宮カフェ」において，公募の中高生（25 名）と 共同により宇都宮の新たなブランド商品を開発し，宇都宮の魅力を PR する「宇都宮愉快スイーツプロジェクト」を実施。 市内の菓子製造事業者４社に協力をいただき，計４回にわたって， 商品の開発から完成発表までを行った。 ・第 1 回（１１月７日）公募の中高生と菓子事業者によるワークショップ，商品イメージ決定 ・第２回（１２月１９日）中高生が試作品を作成，商品の検討 ・第３回（１月１６日）菓子事業者が製作した試作品の試食， 「宮カフェ」 店頭において，試食・アンケート ・第４回（２月２７日）商品完成発表会，店頭ＰＲ 宮パフェ ◀ ▲宇都宮の幸せマドレーヌ びっくりどっきり宇都宮大福 ◀ ▲ﾐﾔﾘｰのﾗﾌﾞﾘｰｼﾞｪﾗｰﾄ 8 ▲宮のようかん ⑪愉 愉快事業 （1）宇 宇都宮愉快市 市民 ・登 登録者数６，４４９人(３ ３月１５日現 現在） ・宇 宇都宮好きの の人なら市内 内外を問わず ず誰でもなれる るサポーター ー制度 地域行政機関 関で受付を開 開始するなど ど参加人数の拡 拡大を図った た ・12 月８日，フレンチシェ ェフ音羽和紀 紀氏と 山仁酒店社長 長大橋健一氏 氏を｢愉快市民 民｣に委嘱。 音 音羽氏：フラ ランスの農事 事功労章シュバリエ章を受 受賞 大 大橋氏：国内 内在住の日本 本人として初 初めて 「マス スター・オブ ブ・ワイン（ （ＭＷ） 」の称 称号 ・２月１日，舞 舞妓として活 活躍した田ね ね文さんを ｢愉快市民｣に に委嘱。 （2）オ オリジナル愉 愉快ロゴ ・登 登録数６１４ ４団体（３月 月 15 日現在） （3）愉 愉快ショップ プ ・認 認定数１１２ ２店舗（３月 月 15 日現在） ⑫様々なツール ルを使った情 情報発信 （1）プ プロスポーツ ツチームとの連 連携 ・ホ ホームゲーム ムにおける宇都宮愉快デー ーの実施（愉 愉快シートの設 設置，のぼり活用によるＰＲ等） ・ユニフォーム ムなどへの愉 愉快ロゴ掲出 出 等 宇都宮餃子を を活用したＰＲ活動 （2）宇 ４月 17～19 日）における宇都宮のＰ ・宇 宇都宮餃子祭 祭り in YOK KOHAMA（４ ＰＲ ・宇 宇都宮餃子祭 祭り 2015（1 10 月 31 日～ ～11 月１日）におけるミヤリーブース ス出店等 （3）市 市出身著名人 人ＰＲによる誇 誇りの醸成 ・F FIFA 女子ワ ワールドカップカナダ 2015（なでしこ こジャパン）パブリック ビューイング グの実施 （６月１３日，６月２４日 日，７月２日，７月６日 計４回） 9 ⑬地元 元メディアの の活用 （1）パ パブリシティの獲得 ・下野新聞等で での記事掲載 載 （2）市 市政番組との の連携 ダブルプレイ イス実践者に にスポットをあて，東京圏 圏などと宇都 都宮を行き来 来するライフス スタイル や宇 宇都宮の暮ら らしの良さ，外から目線 線での宇都宮の の魅力などを を紹介。 ・とちぎテレ レビ｢井上マー ーの教えてイイトコ宇都宮 宮｣（毎月第４ ４金曜日午後 後７時～７時１０分） ・ＦＭ栃木｢｢宇都宮プライ イド愉快なラ ラジオ｣（毎週 週金曜日正午 午～午後０時 時４９分） ⑭首都 都圏メディアの活用 (１))パブリシティ ィの獲得 ・日本テレビ ビ｢ヒルナンデ デス！｣で宮 宮カフェや農産 産物など本市 市の魅力を紹 紹介 ・ＮＨＫ｢小 小さな旅｣で大 大谷を紹介 等 （2）ペイドパブ ブリシティ ・ＴＢＳテレ レビ｢N スタ｣ ｣にて，地方 方創生における る自治体の取 取り組みのひ ひとつとして， ，本市の ｢ダブルプ プレイス｣につ ついて５分程 程度放映。 10 ⑮ミヤ ヤリープロモーション ン （1） キャラバ バン活動 餃子やプ プロスポーツな などの本市個 個別資源等と との連携や，人 人出の多いシ ショッピング グセンタ ーやご当 当地キャラクターイベント ト・啓発事業 業などにおける出動により り，宇都宮の の魅力や 市政に関 関する情報をＰＲ。 出動件 件数：１９７回 回（２月まで で） （2）ツイッター ー・フェイスブ ブック・ ブログを活 活用した情報 報発信 （3）文星芸術大 大学とのコラボ ボレーション ンによるイラ ラストバリエーションの増 増 文星芸術大 大学の学生が が２１点を作 作製し，基本形 形６点と合わ わせ，計２７ 点に ３. ア アンケート結 結果（参考 考資料１参照 照） （1）目標指標の の推移 ・市 市民の誇り ： H25 年度 40.8％ → H26 年度 44 4％ → H27 年度 年 ４１．４％ ％ （H29 目標 標：60％） ・市民の愛着度 度： H25 年度 度 67.4％→ H26 年度 74 4％ → H27 年度 年 ７１．０％ ％ （H29 目標 標：75％） 居住年数が が短い市内若者 者の愛着度：H26 年度 51.5％ →H27 年度 57.1％ ・市 市外来訪意向 向： H25 年度 13.8％→ H H26 年度 15％ ％ → H27 年度 年 １６．０％ ％ （H29 目標 標：30％） （2）評価 ・アクションプ プランで設定 定した目標値 値に対し，｢市 市民の愛着度｣ ｣は概ね到達 達しており，特 特に｢居 住 住年数が短い い若者の愛着 着度｣は，昨年 年度に比べ伸 伸びている。 ・｢市民の誇り｣や｢市外からの来訪意向 向｣については は目標値に達 達していない い。 11
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