地域経済分析システム普及促進業務委託仕様書

地域経済分析システム普及促進業務委託仕様書
1.委託業務の名称
地域経済分析システム普及促進業務委託
2.委託業務の目的
県及び市町職員に対する地域経済分析システム研修並びに県民等に対する地域経済分析
システムの啓発を図るとともに、政策立案のために地域経済分析システムによる分析支援
を通じて、地域経済分析システムの普及促進を図る。
3.委託期間
契約締結の日から平成29年3月31日(金)までとする。
4.業務内容
(1)県及び市町職員に対する地域経済分析システム研修事業
①県職員研修
県職員を対象とした地域経済分析システム活用研修(研修テキスト及び資料の作成
を含む)を実施する。
研修にあたっては、受講者が1人1台パソコンにて社会経済分析システムを操作で
きるよう、通信環境も含めて整えるものとする。
受講後の参加者へのアンケートを実施するものとする。
※研修実施回数:2回(2期に分けて実施)
②市町職員研修
市町職員を対象とした地域経済分析システム活用研修(研修テキスト及び資料の作
成を含む)を実施する。
研修にあたっては、受講者が1人1台パソコンにて社会経済分析システムを操作で
きるよう、通信環境も含めて整えるものとする。
参加者の募集・受付、会場の設営、受講後の参加者へのアンケートを実施するもの
とする。
※研修実施回数(ブロック別):8回(定員は20名、2期に分けて実施)
(2)県民等に対する地域経済分析システム普及促進(出前講座等)
①県内高等教育機関・団体に対する出前講座
県内高等教育機関、NPOや各種団体に対して、対象者のニーズにあった出前講座
を(講座に合わせた資料作成を含む)実施する。
参加者の募集・受付、会場の設営、受講後の参加者へのアンケートを実施するもの
とする。
※講座回数:10回以上
(3)地域経済分析システムによる分析支援(現状分析、将来予測等)
①県関係支援
現状分析や将来予測、施策の効果検証など、県の要請に応じて、地域経済分析シス
テムを活用した分析支援を行い、事例集等を作成する。
具体的な調査テーマや項目については、企画課や関係課と協議して、分析・調査を
行う。
※テーマ数:4テーマ以上(テーマ例:産業、観光、農林水産業、少子化・移住)
②市町関係支援
現状分析や将来予測、施策の効果検証など、県の要請に応じて、地域経済分析シス
テムを活用した分析支援を行い、事例集等を作成する。
具体的な調査テーマや項目については、企画課や関係市町と協議して、分析・調査
を行う。
※支援団体数:4団体以上
(4)地域経済分析システムマスター向け研修制度(@東京、2ヶ月に1回程度)への参加・
報告
①地域経済分析システムマスター研修への参加
東京で開催される地域経済分析システムマスター向け研修(東京都にて2か月に1回
程度開催予定)へ参加等を行う。また、平成28年度中に国が構築を予定している RESAS
マスター認定制度の資格を取得するものとする。
(5)都道府県内における活動状況の内閣官房ビッグデータチームへの情報提供
①情報提供
都道府県内における活動状況について、内閣官房ビッグデータチームへ情報提供を行
う。
(6)その他、地域の特性を生かした地域経済分析システムの普及促進に資すること
(1)~(3)以外で、本県における地域経済分析システム普及促進事業を実施する。
(7)本県との調整
受託者は、上記(1)から(3)に掲げる業務の遂行にあたり、必要な打ち合わせを
行う。
(業務着手前、研修実施時、分析支援実施時、中間報告、最終報告など県が必要と
認める場合。
)
5.履行場所
本業務における履行場所は次のとおりとする。
ア 三重県戦略企画部企画課(三重県津市広明町13番地)
イ 受託者の所在地
ウ 三重県が指定した場所
6.執行体制
受託者は、本業務に必要な人員を配置し、責任者及び副責任者を明らかにすること。
7.成果物等
(1)成果物(受託者との協議等に基づき詳細を決定・変更する。
)
①業務完了報告書
②事業実績報告書
(2)提出期限
平成29年3月31日(金)
(3)提出部数
紙媒体及びCD-R又はDVD-Rを各1部
8.著作物の利用及び著作権
本契約により発生した著作物の著作権(著作権法第21条から第28条までに規定する
権利で、第27条及び第28条に定める権利を含む。)及び著作物の翻案等により発生した
二次的著作権は、委託料の支払いが完了したときをもって三重県に譲渡されるものとする。
また、受託者は著作権を譲渡した著作物に関して、著作人格権を行使しないものとする。
9.再委託
本業務の全部または一部を第三者に委託しまたは請負わせることはできない。ただし、
主要な部分を除き、あらかじめ本県の書面による承諾を得た場合はこの限りではない。
10.機密の保持
受託者は、本業務(再委託した場合を含む)を通じて知り得た情報を機密情報として扱
い、契約の目的外に利用し、または第三者に提供してはならない。また、本業務に関して
知り得た情報の漏えい、減失、既存の防止、その他適正な管理のために必要な措置を講じ
なければならない。
11.個人情報の保護
本業務を処理するための個人情報の取扱いについては、別記「個人情報の取扱いに関す
る特記事項」を遵守しなければならない。
12.業務実施上の条件
(1)委託契約金額には、交通費、通信費、事務消耗品費等業務に係る必要の経費の一切を
含むものとする。
(2)本業務により得られたデータ等について、本業務の目的以外に使用、流用等をしては
ならない
(3)受託者は、本業務の実施にあたって、不明瞭な点や改善の必要性がある場合、または
執行上の疑義が生じた場合は、本県と協議を行う。
(4)受託者は、本仕様に定めのない事項であっても、本県が必要と認め指示する事項につ
いては、委託料の範囲内で実施するものとする。
13.暴力団等排除措置要綱による契約の解除
受託者が「三重県の締結する物件関係契約からの暴力団等排除措置要綱」第3条又は第
4条の規定により、
「三重県物件関係落札資格停止要綱」に基づく落札資格停止措置を受け
たときは、契約を解除することができるものとする。
14.不当介入に係る通報等の義務及び義務を怠った場合の措置
(1) 受託者は、業務の履行にあたって暴力団、暴力団関係者又は暴力団関係法人等(以下
暴力団等という。
)による不当介入を受けたときは、次の義務を負うものとする。
①断固として不当介入を拒否すること。
②警察に通報するとともに捜査上必要な協力をすること。
③委託者に報告すること。
④業務の履行において、暴力団等による不当介入を受けたことにより工程、納期等に遅
れが生じる等の被害が生じるおそれがある場合は、委託者と協議を行うこと。
(2) 受託者が(1)のイ又はウの義務を怠ったときは、「三重県の締結する物件関係契約
からの暴力団等排除措置要綱」第7条の規定により「三重県物件関係落札資格停止要綱」
に基づく落札資格停止等の措置を講じる。