熊本地震に対する社会医療法人雪の聖母会の対応〔2〕_20160510 報道関係者各位 2016 年 5 月 10 日 社会医療法人 雪の聖母会 熊本地震に対する当法人の対応〔2〕 熊本地震に対する当法人(聖マリア病院,聖マリアヘルスケアセンター,聖母の家) の対応について,別紙の通りお知らせいたします. 今後の対応については,決定次第お知らせいたします. ■ 問い合わせ先 社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 担当:広報部 相浦 衞(あいうら まもる) 電話番号:0942-35-3322(代) ファクス:0942-34-3115(代) E-メール:[email protected] 1/3 熊本地震に対する社会医療法人雪の聖母会の対応〔2〕_20160510 ■ 聖マリア病院災害対策本部について 4 月 14 日(木)21:26 の立ち上げから 5 月 10 日(火)現在まで継続中 ■ 被災地からの患者受け入れ状況(5 月 9 日現在) 4 月 16 日(土)から 4 月 18 日(月)までの間に,男性 6 名,女性 11 名の計 17 名 の患者を受け入れました.5 月 9 日(月)現在,17 名の内,男性 1 名,女性 1 名が転 院,男性 4 名,女性 2 名の計 6 名が退院しています. 入院中の患者情報は以下の通りです. 〔患者の男女比〕 男性 女性 合計 11%(1 名) 89%(8 名) 100%(9 名) 〔患者の年代別内訳〕※搬入時の年齢です 小児(15才未満) 成人(15才以上) 合計 22%(2 名) 78%(7 名) 100%(9 名) 〔患者の診療科別内訳〕 新生児科 産科 整形外科 合計 22%(2 名) 56%(5 名) 22%(2 名) 100%(9 名) 2/3 熊本地震に対する社会医療法人雪の聖母会の対応〔2〕_20160510 ■ 被災地支援活動 (1)エコノミークラス症候群対策活動 日本循環器学会からの要請を受け,聖マリア病院の臨床検査技師 1 名が被災地入りし, エコノミークラス症候群スクリーニングのための下肢静脈エコー検査を行いました.活 動内容の詳細は以下の通りです. 活動日 場所 内容 4 月 23 日 (土) 益城町内の避難所 熊本大学,福岡大学の医師 検査技師と共同 で町内の小学校と健康福祉センターの2ヵ 所に分かれて,エコノミークラス症候群対策 のための問診,検査,指導を行った.それぞ れに 30 名ほどが検査に訪れた. 4 月 29 日 (金) 熊本グランメッセの駐車場 熊本大学,熊本市民病院,鹿児島大学の医師 検査技師と共同で,車中泊の方々を対象にエ コノミークラス症候群対策のための問診,検 査,指導を行った.メディアなどでの呼びか けもあり,エコノミークラス症候群に関心が ある方が多く,200 名ほどが検査に訪れた. (2)老人保健施設でのボランティア活動 (公社)全国老人保健施設協会からの要請を受け,4 月 9 日(月)から約 1 ヵ月間,看護 職員と介護職員を下記施設に派遣することが決定しました.派遣人数は 25 名.看護職 2 枠,介護職 2 枠で,約 4 日単位の輪番制での対応となります.活動内容は,施設入所者へ の看護および介護です. 派遣施設情報 介護療養型老人保健施設 ゆずりは(運営法人:医療法人社団 誠心会) 住所:熊本県熊本市南区城南町高 1099 (3)大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)の被災地派遣 5 月 10 日(月)から 24 日(火)までの 15 日間,当法人のリハビリテーションスタッフ が,被災された方々への生活支援,廃用予防のため,JRAT の活動に参加することが決定 しました.参加者は医師 1 名,理学療法士 10 名,作業療法士 5 名の計 16 名.3~4 名を 1 チームとし,3 日単位の輪番制で,被災地の避難所などでの支援活動にあたります. 以上 3/3
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