= 普 及 情 報 =

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普
及
情
報
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No.4
平成28年5月12日
東部農林振興センター 雲南事務所 農業普及部
標題
品質の高い子牛生産を目指して畜産指導員研修会が開催されました。
(ダイジェスト)
4月18日、奥出雲町の畜産指導員に対して研修会が開催され、市場前巡回時の牛の見方や
地域畜産農家に対して指導してもらいたいことなど目合わせを行いました。
研修会に合わせて、普及員が手作りで作成した、放牧用給水施設を展示し、簡単に作成でき
ることをPRしました。
和牛の産地である奥出雲町では、和牛改良組合 の支部が9つあり、支部ごとに先導的畜
産農家 である「指導員」が配置されてい ます。指導員は関係機関と連携して、子牛市場前
巡回や共進会出品 牛の選抜などの業務や、地域畜産農家への飼養管理の指導など を行って
います。
今回、畜産指導員(約30名)を対象に、奥出雲町で品質が揃った質の高い子牛生産を目指す
ことを目的に、研修会が開催されました。当研修会が開催されるのは、約10年ぶりとなります。
研修会では、普及員から、市場前の牛の見方のポイント、正しい体測の仕方、その他指導員が
地域の畜産農家に対して指導して欲しいことなどの説明があり、実際に出荷前の子牛を見て、何
月に出荷する牛か判断してもらいました。
また、毛刈りなどの技術力に長けた畜産農家より、出荷前や共進会などに出す際の毛刈りの仕
方や手入れのポイントについて、実際に牛の毛を刈りながら説明され、その後、皆で実際に子牛
の毛を刈り、技術の向上を図りました。
勉強会に合わせて、放牧場の給水施設の展示も行いました。給水施設は普及部が手作りで作成
したもので、作り方の資料を配布して、簡単に作成できることをPRしました。施設を見た畜産
農家は、こんなに簡単に作成できるのかと、興味を示していました。
農業普及部では、今後も関係機関と連携して、品質の高い子牛生産に向け支援をしていくこと
としています。
普及員が牛の見方について説明している様子
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担当者
手作り給水施設展示の様子
仁多地域振興課
船津 光代
Tel 0854-42-9544