アンケート調査の結果をご報告いたします

終末期医療における延命治療の希望調査結果
概要
目
的: 医療機関や介護施設において、終末期の医療及び介護の在り方
について、どのように対応しているか現状の把握
対象者:
愛媛県下の「指定介護サービス事業所」578施設
「リビング・ウイル受容協力医師」289人
(指定介護サービス事業所一覧」
(愛媛県作成 H27・5・31)
と「リビング・ウイル受容協力医師リスト」(当協会作成)を
基に、終末期医療に関係する対象先を選定)
調査方法:郵送調査法・記名アンケート質問用紙(添付別紙)によ
る回答の郵送返却
調査期間:平成 27 年 8 月 15 日~9 月 30 日
質 問 数: 4 問
終末期の延命措置及び緊急時の救命救急医療に対する
希望について
1.希望調査の実施有無
2.実施をどのように行っているか
3.実施時点は何時か
4.実施の有無について施設名の開示の可否
1
対象数詳細
総数
867
指定介護サービス事業所:
(グラフ―1)
有料老人ホーム
72
グループホーム
287
介護療養型施設
41
特別養護老人ホーム
老人保健施設
104
65
特定施設入居者
5
認知症型対応施設共同生活
4
その他
1
リビング・ウイル受容協力医師:
289
2
回答率
回答総数
回答率
指定介護サービス事業所
88
15.2% (グラフ―2/3)
受容協力医師
64
22.1% (グラフ―4)
3
アンケート回答内容
1.希望調査の実施について
(グラフ―5)
指定介護サービス事業所
受容協力医師
A 行っている。
68 77.3%
34 53.1%
B
20
30
行っていない。
帰結:「行っている」と回答された割合は半数以上で、回答を得た
範囲内では終末期医療における延命治療の対応に認識度が高
いと評価される。
4
2.「行っている」と回答された場合 (グラフ―6)
A
文書で行っている。
42
16
B 口頭で行い、カルテなどに記載している 18
18
C A/B ともに行っている
8
5
0
指定介護サービス事業所別詳細図
6
3.調査実施時期(複数選択可)
A
(グラフ-7)
入院時
11
17
B 入所時
44
6
C 外来時
2
9
42
19
D
その他
D-その他:終末期が近づいたら実施、担当医の判断する時期、ケアープラン更新時
期毎回実施、状態など悪化時に家族と相談し再確認している、信頼関係が
築かれたと判断された時点で再確認、抵抗感のある方には時間をかけて少
しずく聞くようにしている等の回答内容。
7
指定介護サービス事業所別詳細図
8
9
4.会員に調査有無について施設名の開示の可否について (グラフ―8)
A 希望する
34
30
B 希望しない
28
33
6
4
C 不明
10
指定介護サービス事業所別詳細図
11