平成27年中の不当労働行為事件の審査状況 1 概 況 新規申立ての4件と前年繰越の5件を合わせて9件が係属し、このうち8件が終結しまし た。終結した8件のうち5件は和解によるものでした。 (1)取扱状況 (単位:件) 区分 係 年 参 考 属 件 前年繰越 数 新規申立 終結件数 次年繰越 平 27 年 9 4 5 8 1 26 25 24 23 8 6 9 12 4 2 6 3 4 4 3 9 4 2 7 6 4 4 2 6 (2)終結状況 (単位:件) 区分 取 下 げ・和 解 無関与 関 与 取下げ 和 解 和 解 年 参 考 命 令・決 定 全 部 一 部 棄 却 救 済 救 済 却 下 平 27 年 5 - 1 4 3 - - 3 - 26 25 24 23 3 - 2 3 - - - - - - - - 3 - 2 3 1 2 5 3 - - - - - 1 4 3 1 1 1 - - - - - (注) 無関与和解:当事者の自主的な交渉により解決したもの。 関 与 和 解:労働委員会が関わった交渉により解決したもの。 2 終結事件の概要等 (1)終結事件の概要 終結した8件の事件中、6件は組合員個人の解雇や配置転換等に端を発する個別的な事案 でした。 (2)審査期間の目標及びその達成状況 当委員会では、審査期間の目標を1年6箇月以内としています。終結事件はいずれもこの 目標を達成しました。 番 号 1 2 3 4 5 6 7 8 終 結 状 況 棄 却 申立て概要 申 立 日 定年後の再雇用に際し 平 分会長を今までの経歴と 25 無関係の業務に配置し ・ 12 たとして、職種変更の ・ 撤回、備品管理業務への 25 復帰等を求めたもの。 調査 審問 3 回 3 回 労働委員会のあっせ ん案に基づいて行われ 棄 却 た団体交渉における会 社の対応が不誠実であ るとして誠実団交応諾 等を求めたもの。 26 ・ 1 ・ 29 3 回 毎年、労働契約更新前 に締結済だった申立人と 棄 却 の覚書が未締結のまま 各組合員に契約書提出を 強要したとして当該行為 の禁止等を求めたもの。 26 ・ 4 ・ 28 4 回 団体交渉における賞 与の支給基準について 関 与 の説明が不誠実である 和 解 として誠実団交等を求 めたもの。 26 ・ 10 ・ 17 1 回 組合員の配置転換等 に係る団交拒否等が不 関 与 当労働行為であるとし 和 解 て誠実団交等を求めた もの。 27 ・ 3 ・ 10 4 回 従業員ABに対する 組合結成妨害、懲戒処分 等が不当労働行為であ るとして、懲戒処分の撤 回・原職復帰・バックペ イ等を求めたもの。 27 ・ 3 ・ 16 4 回 組合員の解雇に係る団交 拒否等が不当労働行為 無関与 和 解 であるとして、誠実団 交等を求めたもの。 27 ・ 4 ・ 21 1 回 チェック・オフ等の 便宜供与の中止が不当 関 与 労働行為であるとし 和 解 て、チェック・オフ の 再 開 等を 求 めた も の。 27 ・ 4 ・ 23 2 回 関 和 与 解 2 回 2 回 0 回 0 回 0 回 0 回 0 回 終 結 日 審 査 期 間 目 達 状 標 成 況 目 標 未達成 の理由 平 27 ・ 3 ・ 3 1 年 3 箇 月 (434 日) 達 成 - 27 ・ 5 ・ 20 1 年 4 箇 月 (477 日) 達 成 - 達 成 - 27 ・ 9 ・ 7 1 年 5 箇 月 (498 日) 27 ・ 2 ・ 6 4 箇 月 (113 日) 達 成 - 27 ・ 12 ・ 8 9 箇 月 (274 日) 達 成 - 27 ・ 12 ・ 2 9 箇 月 (262 日) 達 成 - 27 ・ 9 ・ 3 5 箇 月 (136 日) 達 成 - 27 ・ 11 ・ 6 7 箇 月 (198 日) 達 成 -
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