平成28年度 鈴鹿学園 すずか幼稚園・第2すずか幼稚園運営計画

平成 28 年度
幼 稚 園 運 営 計 画
学校法人鈴鹿学園
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教育目標(園是)
正しく 強く 仲良く
めざす園児像(園の誓い)
(1) 私たちは 仏さまに手を合わせます
(2) 私たちは お約束を守ります
(3) 私たちは ありがとうと言えます
(4) 私たちは お友達と仲良くできます
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教育方針
生命の尊さ 感謝の心を育む
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教育努力目標
あるがままの姿で 一人ひとりを育てる
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すずか幼稚園・第2すずか幼稚園
園運営基本方針
(1) 明るく楽しい園づくり
・幼児期にふさわしいクラスにおける環境構成の創意工夫
・豊かな心情や思考力の芽生えが培われるよう幼稚園の内容と方法の充実
・家庭との連携の工夫改善を図る
(2) 自立への歩みの援助
・基本的な生活習慣を身に付けるようにする
・体験を通して人との関わりをもつ力を育てる
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園教育のねらい
・健康な心と体を育て、健康で安全な生活を自ら作り出す力を養う。
・周りの人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人とかかわる力を養
う。
・周囲の様々な環境に好奇心や探求心を持ってかかわり、それらを生活に取り入れていこ
うとする力を養う。
・経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話を聞こうとする意
欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
・感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力
を養い、創造性を豊かにする。
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学年の教育目標
(1) 年少
・園生活の流れや生活の仕方がわかり、自分でしようとする。(知)
・集団で過ごす中で、相手の思いに気付き、自分の要求や感じたことを表現する。(徳)
・教師や友だちと一緒に生活する中で基本的な生活習慣を身に付け、安定した気持ちで過
ごす。
(体)
(2) 年中
・身の回りのいろいろなことに興味・関心をもち、思ったことや考えたことを表現する。
(知)
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・友だちと一緒に遊ぶ中で、ルールや決まりを守り、自分の思いを話したり相手の気持ち
に気づいたりする。(徳)
・園生活や遊びの中で決まりを守り、基本的な生活習慣や態度を身につける。(体)
(3) 年長
・様々な経験を重ねる中で自信を持ち、自分で考え判断する。(知)
・友だちと協力しながら、責任をもってそれぞれの役割をやり遂げ、充実感を味わう。
(徳)
・見通しをもって自ら規則正しい生活を送ることができる。(体)
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長期目標および中期目標
(1)健康領域
【長期目標】
健康、安全で幸福な生活のための基本的な生活習慣や態度を育て、健全な心身の基礎
を培う。
【中期目標】
①自分の体を十分に動かし、進んで運動しようとする環境づくりに努める。
②健康・安全な生活に必要な習慣や態度を身につけさせる。
(2)人間関係領域
【長期目標】
人々への愛情や信頼感を育て、自立と共同の態度及び道徳性の芽生えを培う。
【中期目標】
①幼稚園生活を楽しみ、自分の力で行動する充実感を持たせる。
②身近な人と親しみ、関わりを深め、愛情や信頼感を持たせる。
③社会生活における望ましい習慣や態度を身につけさせる。
(3)環境領域
【長期目標】
自然などへの身近な事象への興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力
の芽生えを培う。
【中期目標】
①身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持たせる。
②季節の移り変わりの様子を自分の身のまわりの自然と感じ、関わろうとする態度を
培う。
(4)言葉領域
【長期目標】
日常生活の中で言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり聞いたりする態度や言葉
に対する感覚を養う。
【中期目標】
①自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わわせる。
②人の言葉や話などを聞き、自分の経験したことや考えたことを話し、伝え合う喜び
を味わわせる。
③日常生活に必要な言葉がわかるようになるとともに、絵本や物語などに親しみ、先
生や友だちと心を通わせることができるようにする。
(5)表現領域
【長期目標】
多様な体験を通じて、豊かな感性を育て、創造性を豊かにするよう取り組む。
【中期目標】
①感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しませる。
②生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しませる。
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本年度の行動計画(重点目標)
(1)健康領域
・進んで戸外に出て、いろいろな遊びに取り組む中で、十分に体を動かすことができる
よう、園庭や遊具の有効活用に努める。
・できるようになる喜びを味わわせることを通して自立心を育て、
『整頓・着脱・排泄』
などの習慣化に努める。
・一日の計画を園児に示したり振り返りをしたりして、園生活の仕方を知り、見通しを
持って行動できるよう努める。
(2)人間関係領域
・自分の力でできる喜びを味わわせることを通して、物事を最後までやり遂げようとす
る気持ちを持たせるよう努める。
・友だちのすばらしい言動を賞賛したり、悲しんでいる時はなぐさめたりするなどして
共感し合う気持ちを育むよう努める。
・友だちと協力して生活を展開する楽しさを味わわせるとともに、生活の中で考えて行
動したり、共感したりすることができるよう努める。
・集団遊びを通して、ルールを守ったり友だちを思いやったりする集団生活の基本的な
態度を養うよう努める。
(3)環境領域
・季節により、自然や人間の生活に変化があることに気づくことができるよう努める。
・野菜の栽培を通して生命の尊さに気づき、大切にする態度を養うよう努める。
(4)言葉領域
・楽しかったことや嬉しかったことを発表し合い、共感したことに拍手をするなどして、
伝え合う喜びを味わわせるよう努める。
・読み聞かせを通して、絵本や童話等に親しむ態度や聞く態度を養うよう努める。
(5)表現領域
・音楽に親しみ、歌を歌ったり、簡単なリズム楽器を使ったりする楽しさを味わわせる
よう努める。
・描いたり、作ったりすることを楽しみ、遊びに使ったり飾ったりする活動を積極的に
取り入れる。
・自分のイメージを動きや言葉などで表現したり、演じて楽しんだりするなどの楽しさ
を味わわせるよう努める。
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学期のねらい
(1) 1学期
①年少
・園や担任に親しみをもち、安心して園生活を送る。
・自分の好きな遊びを見つけて楽しく過ごし、その中で教師や友だちと触れあう。
・身の回りのことや園での簡単な生活習慣を身につける。
・友だちや教師のしている遊びに興味を持ち、自分もしてみようとする。
②年中
・教師や友だちとの触れあいを通して、喜んで登園する。
・園生活の中で自分の思いを表情や態度・言葉で伝えようとする。
・教師が見守る中で身の回りのことを自分でしようとする。
・自分のしたい遊びを見つけ、教師や友だちと楽しく遊ぶ。
③年長
・年長児になった喜びと自覚を持ち、友だちや教師と一緒に園生活を楽しむ。
・自分の気持ちを自分なりの言葉で出し合いながら、友だちとのやり取りを楽しむ。
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・友だちとのかかわりの中で、思いを伝え合ったり相談し合ったりして一緒に遊ぶ楽し
さを感じる。
・年少児や年中児と一緒に遊ぶ中で、思いやりの心を身につける。
(2) 2学期
①年少
・身近なものに目を向け、イメージや思いを自分なりに表現することを楽しむ。
・園生活のリズムが分かり、身の回りのことは自分でしようとする。
・自分の思いを言葉で表現しながら、友だちと遊ぶ楽しさを味わう。
・興味のあることに自分から取り組み、自分でできた喜びを味わう。
②年中
・個々のイメージや考えを出し合って、工夫したり表現したりしながら遊びを進める。
・自分の思ったことを教師や友だちに少しずつ伝えようとする。
・持ち物の後始末や、使った物の片付けなどを自分でしようとする。
・体を伸び伸びと動かして、遊ぶ楽しさやみんなと一緒に活動する楽しさを味わう。
③年長
・自分の課題をもって取り組み、工夫し、作り、やり遂げることを楽しむ。
・友だちと力を合わせてひとつのことに取り組む楽しさを味わう。
・自分から気付いて身の回りのことをしていけるようになる。
・自分の思いや考え方を伝えたり、相手の思いを聞いたりして遊びを進めていく楽しさ
を味わう。
(3) 3学期
①年少
・自分からすすんで友だちとかかわり、いろいろな遊びを楽しむ。
・進級に期待を持ち、さまざまなことに意欲的にとりくむ。
・教師が見守る中で、身のまわりのことを自分でやろうとする。
・友だちとイメージを伝え合いながら表現することを楽しみ、一緒に過ごす楽しさを知
る。
②年中
・一人ひとりが自分の力を発揮しながら、友だちと一緒にいろいろな遊びや活動を楽し
む。
・年長組になることに期待や自覚を持ち、成長を喜び合う。
・友だちとのかかわりの中で自分の思ったことを表情や態度で示し、言葉で表すととも
に相手の気持ちに気づく。
・自分の身のまわりの事を自分でするようになる。
③年長
・グループや友だちと共通の目的をもって協力し、相手の気持ちや立場を考えながら一
緒に遊んだり活動したりする喜びを味わう。
・友だちと力を合わせて遊びや行事を進めていくなかで、喜びや楽しさを感じ、仲間意
識を深める。
・就学に向けて自分から気付いて身のまわりのことや持ち物の管理を行い、生活の自立
をしていけるようになる。
・就学への意識を高め、期待や自覚を持ちながら園生活を十分に楽しむ。
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