ここん通信 no.1 - 熊本県 子ども・若者総合相談センター

ここん通信
no.1
熊本県 子ども・若者総合相談センター
(運営元:学校法人松本学園)
余震が収まらない中、県内では未だに多くの人が安心できない日々を過ごしておられることと思
います。前震・本震の時には、県内が混乱に陥り、大きな不安が渦巻いていました。そんな中で、周
囲の人が声をかけ合うことでどこかほっとする思いがしたり、こんな時だからこそ人とのつながり
の大切さを感じた人は多かったのではないでしょうか。
さて、このような折にも、あたりを見渡すと若葉があたたかな光の中できらきらと輝いています。
季節は地震とは関係なく巡っているようです。失われたものも多い中で、いつもと変わらないもの
があることが、どこか安心感を与えてくれます。昨年 10 月にオープンした熊本県子ども若者総合
相談センター~ここん~もまた、多くの人にとって「いつもそこにある、安心できる場所」になるこ
とを目指しています。
熊本県子ども・若者総合相談センターとは?
説明に代えまして…
➊
Q
どんな内容の相談ができるの?
A
将来の不安、学校に行けない、人間関係や、病気・障がい、
就職の悩みなど、不安に思っていることについて様々な相
談ができます。
➋
Q 相談は本人でなければできないの?
A 家族や友人、知人、学校の先生など、本人と関わりのあ
る人であれば、どなたでも相談いただけます。
➌
Q
どんなかんじで相談にのってもらえるの?
A
電話や来所、メールでの相談をお受けします。
専門の相談員がお話をお聞きし、悩みや不安を解決していく方法を一緒
に考えます。より適切な支援機関があれば、早期解決のため、そちらを
紹介します。
ご利用について
電話相談 096-387-7000
(平日 8:30~21:00)
来所相談 熊本県精神保健福祉センター2 階
(平日 8:30~17:15 ※要予約)
休館日
土曜日・日曜日・祝日及び年末年始
対象:15 歳~40 歳未満の子ども・若者とその
ご家族、友人、関係機関など。
料金:無料
スタッフ:臨床心理士、社会福祉士、精神保健福
祉士、キャリアカウンセラー、産業カウンセ
ラーなどの様々な資格を持った専門の相談
員がお待ちしています。
Column
~災害の中で、心を健康に保つために~
震災から数週間が経ちました。被害の大きくなかった場所では、徐々に普段の生活が取り戻されてい
る一方で、家を失った方々は、今も日常を取り戻せずに辛い思いをしておられることと思います。また、
一見日常を取り戻して生活をしておられる方の中にも、余震が続く不安で、ストレスを募らせている方
はたくさんおられるのではないでしょうか。
このような環境の中で、少しでも心を健康に保つためにできそうなことをご紹介します。
できるだけ、何か活動をしましょう
まわりの人と話をしましょう
一人でじっとしていると、不安ばかりが頭を
他の人と話をするだけでも随分気持ちが
よぎります。そうしているうちに「とても悪い
違ってきます。今回の震災の話でも、震災と
ことが起こるかもしれない」という考えにとら
は関係のない話でも何でも良いです。人と
われやすくなります。仕事、趣味、ボランティ
話すことで、一人で悩んでいるところに別
ア、散歩など、何でも良いので、他のことを考
の風が入ってきます。ずっと気が楽になる
えられる時間を作りましょう。
はずです。
苦しくならない範囲あれば
震災の話をするのもよいでしょう
正しい情報を得ましょう
震災の中では、根拠のない悪い噂が飛び交
お互いの震災の経験や、心配していることを
います。また、不安が高まっている中で、冷
話すことでも、いくらか不安が低くなります。
静な判断ができず、噂を信じてしまいやすく
ただし、震災のことを思い出すのもつらい時
なります。身の安全を守ることは大切です
は、まだ話すときではありません。話したくな
が、色々な噂に振り回されて心配ばかりして
いと感じたら「今は話せません」と断ってくだ
いると、心が疲れきってしまいます。
さい。また、「話したくない」と言う人から無
理に聞き出すことも禁物です。
公的な機関の情報を収集し、根拠のない噂
に安易に耳を貸さない勇気も必要です。
夜は、深呼吸をしてみましょう
夜になると「また揺れるんじゃないか」と
不安が高まり、眠れないという人もいらっし
ゃるのではないでしょうか?
少しでもリラックスするために、横になっ
て深呼吸をしてみましょう。
「1, 2, 3」で吸
い、
「4」で息を止めます。
「5, 6, 7…」と、
ゆっくり息を吐き出してみましょう。簡単な
方法ですが、呼吸に意識を集中するうちに、
気持ちが落ち着いてくるはずです。
COCON とは
フランス語で「繭」と
いう意味です。繭の
中で育った子ども・
若者が繭の糸をほど
きながら社会自立に
向かう。また、繭の糸
を支援者が少しずつ
ほどき、支援機関や
社会へつなげていく
イメージを表してい
ます。
ここんイメージキャラクター
ここんちゃん