公 示

公
示
「平成28年度 近畿農政局管内農業用ダム技術検討業務委託事業」の委託先の
公募について
農林水産省近畿農政局では、
「平成28年度近畿農政局管内農業用ダム技術検討業務
委託事業」について、実施者を公募します。
本事業の受託を希望される方は、下記に従い御応募下さい。
記
第1 事業の目的
国営造成農業用ダムは、安定的な農業用水の供給を通じて地域農業の発展に大きな効
果を発揮する目的で造成されるものであり、計画、調査、設計、施工、試験湛水の一連
の過程を経て完成となります。これらの過程は相互に密接な関連を有しており、ダム毎
に造成地点の地形・地質、ダムタイプ、規模が異なることから、それぞれのダムにおい
て、これらの過程にかかる技術的課題に対し十分な検討が必要です。
一方、平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災では、未曾有の大災害が広範囲に
わたり甚大な被害をもたらしており、国営造成農業用ダムについても、その社会的影響
の大きさも相まって、ダムの安全性に関する説明責任がこれまで以上に求められていま
す。このため、震度法により設計された国営造成農業用ダムは、既往の大規模地震にお
いても貯水機能の喪失に陥ることなくその安全性が維持されてきたものの、各ダムのダ
ムサイトで想定されるレベル2地震動(施設の供用期間中に発生する確率は低いものの、
極めて激しい地震動)をはじめ、ダムサイトの地形や地質、造成時の設計や施工の詳細
等の条件はダム毎に異なることから、これらの条件に応じた耐震性能を、大規模地震時
のダムの挙動を再現しながら定量的に評価することが求められています。安全性評価は、
平成 24 年度より計画的に実施しており、平成 28 年度においては、永源寺ダム、島ノ瀬
ダム、大迫ダム、常盤ダム、谷山ダム、鴨川ダムについて実施することとしています。
このことから、本事業は今年度において、近畿農政局管内にある国営造成農業用ダム
17 基のうち6基の安全性評価を進めるにあたり、学識経験者等により専門的かつ総合
的に審議・検討を行い指導・助言を得ることにより、管内の農業用ダムの適切な供用に
資することを目的とします。
第2 事業の内容
近畿農政局管内にある農業用ダム 17 基のうち6基の安全性評価を進めるにあた
り、学識経験者等による指導・助言を得て信頼性のある評価結果を得るためのプロセ
スの企画及び運営
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第3 応募資格及び応募方法
応募要領を参照。
第4 契約の締結
本事業に係る契約は、企画提案書が特定された委託契約予定者と委託契約の協議が
調い次第、締結します。
第5 その他
事業内容、選定方法等の詳細は、応募要領をご参照の上、必要に応じ第6の「応
募・照会等窓口」に御照会下さい。
第6 応募・照会等窓口
〒602-8054
京都市上京区西洞院通り下長者町下ル丁子風呂町
近畿農政局農村振興部設計課
TEL:075-451-9161(代表)
FAX:075-417-2090
担当者:課長補佐(調整)那須(内線 2520)
技術審査第 1 係 井上(内線 2519)
設計審査係
堀(内線 2517)
以上、公示します。
平成28年5月11日
支出負担行為担当官
近畿農政局長
村上 堅治
お 知 ら せ
農林水産省発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規定(平成19年
農林水産省訓令第22号)が制定されました。この規定に基づき、第三者から不当な働きかけを受け
た場合は、その事実をホームページで公表するなどの綱紀保持対策を実施しています。
詳しくは、当省のホームページ(http://www.maff.go.jp/j/supply/sonota/pdf/260403_ji
gyousya.pdf)をご覧ください。
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