平成 26 年度事業計画 公益財団法人青森県母子寡婦福祉連合会 [基 本 方 針] 当連合会は、昨年、公益財団法人移行の第1年目として、新たな体制で、従 前の事業を一層公益性の高い事業として計画し、取り組みました。 平成 26 年度は、主に昨年の事業を基軸にし、検討・見直しを加え、地域性と ニーズに配慮した事業を推進します。 国においては一昨年の「母子家庭の母及び父子家庭の父の就業の支援に関す る特別措置法」の恒久法としての成立に続き、ひとり親家庭に対する支援施策 の拡充を図ることとされておりますが、新たな制度施行による新規事業につい ても検討してまいります。 また、これらの事業推進のためには、地域における母子寡婦福祉会活動無く しては成し得ないものであり、市町村母子寡婦福祉会活動の活性化と連携強化 を図り、地域における母子家庭・父子家庭及び寡婦の福祉に対する理解を得る ため一層努力しつつ、母子家庭等の自立と生活の安定のため以下に主眼をおい た活動を推進します。 1 母子家庭等就業・自立支援センター事業において、就業支援講習会の見直 し、同講習会と相談事業・就業支援バンク事業の拡充。事業全体の周知徹底。 2 地域における母子寡婦福祉向上と県母連事業推進のため、各地域の指導者 の資質向上と、地域及び県内市町村母子寡婦福祉会団体の情報交換と連携強 化を図る。 3 母子家庭等のこどもの健全育成、並びに次世代を託す若い世代の会員の育 成、強化を図る。 4 母子家庭及び寡婦等の「就業による自立」の支援についての要望活動の推 進。 平成 26 年度 事業内容 【1】公益目的事業 母子家庭等の生活の自立及び安定向上を図る事業 Ⅰ 母子家庭等就業・自立支援センター事業(委託事業) 1 就業支援講習会等の開催等 2 相談事業 3 就業支援バンク登録事業 4 自主活動援助事業 5 母子家庭等就業自立支援会議の開催 6 その他(委託事業の追加による事業等) ○ 講習会の周知には、県の県内イオングループ・コンビニとの包括協 定による情報発信について、こどもみらい課を通してチラシ・募集 要項等の配架を依頼する予定である。 ○ 受講生のニーズを考慮し、従前の講習会を一部見直す。 ・ 介護職員初任者研修 ・ 医療事務 ・ 簿記 ・ パソコンフォローアップ、パワーポイント ・ 調理師試験準備講習会 ・ パソコン個別指導(父子家庭) ○ その他目的を達成するために必要と思われる事業の推進 Ⅱ 日常生活支援員派遣事業(委託事業) 1 青森県ひとり親家庭等日常生活支援員派遣事業 2 青森市母子家庭・寡婦及び父子家庭日常生活支援事業 ○ Ⅲ 稼働が可能である支援員が不足しており、今後も登録への協力依 頼を含め支援員増のため努力する。 広報事業 (県母連事業) 1 機関紙発行 年 2 回 2 ホームページ運営 ○ 電子媒体を経路とする相談等の利用が増えていることから、ホームペ ージの充実と周知について努力する。 Ⅳ 母子及び寡婦等生活安定化研修事業 (県母連事業) 1 母子家庭の福祉に関する意見交換会等の開催 ① 母子寡婦福祉学習・交流会の開催 地域における会及び会員相互の情報交換と連携をはかり、各地域 の要望や意見を取り入れながら継続して開催する。 ② 母子寡婦福祉指導者研修会 地域における母子寡婦福祉向上を図り、各地域の指導者の育成 と資質向上のため、研修及び意見・情報交換等を行う。 2 母子部研修事業 ① ひとり親家庭生活支援懇話会 ② 母子家庭等親子ふれあい交流会(仮称) ②については、自立心や探究心を育むなど子どもの健全育成を図り、 県内各地域から参加を募りレクリエーションを実施する。また母同 士の意見・情報の交換会を行い、共助の精神と生活への意欲形成を 図り実施する。 3 市町村母子寡婦福祉会活性化事業費補助 市町村母子寡婦福祉会の活性化のため継続して実施する。 4 母子寡婦福祉研修事業 ① 青森県母子寡婦福祉大会の開催 ② 全国母子寡婦福祉研修大会(第58回東北・北海道地区母子寡婦 福祉研修大会 併催)への参加 ○ Ⅴ 母子家庭及び寡婦等の福祉向上について、研修大会へ参加し、 他県及び全国の情勢について情報を持ち帰り、提供する。また 団体の意思を統一し、関係機関に対し一層の支援を働きかける。 その他 母子家庭等の福祉向上のための事業 【2】収益事業 Ⅰ 自動販売機設置 Ⅱ ホリウチ・手帳等の物品販売協力及びとりまとめ 【3】法人運営・管理 Ⅰ 会議の開催 理事会 監 査 評議員会(定時) 26 年 5 月 15 日・23 日 / 27 年 3 月 26 年 4 月 (25 年度決算) 26 年 5 月 23 日 (25 年度事業・決算報告)
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