○ ○ ○ ○工事に伴う機器仕様書 機器名:チップボイラー 1 チップボイラー本体 番号 1 機能・項目 ボイラー種別 機能・項目の説明 無 圧 缶 水 型 温 水 ボ イ ラ ー で 、検 査 や 取 扱 資 格 者 が 不 要 であること。 2 構造 鋼板溶接構造等による強固な本体構造を有すること。 ま た 、ボ イ ラ ー 本 体 の 熱 交 換 方 式 は 煙 管 方 式 で あ る こ と。 3 使用燃料の種類と条件 乾 量 基 準 に よ る 含 水 率 120% ま で の 湿 潤 木 材 チ ッ プ が 燃 料 と し て 使 用 可 能 で あ る こ と 。ま た 、使 用 可 能 な 燃 料 の 1 片 の 最 大 寸 法 が 100 ㎜ 以 下 で あ る こ と 。 ( 参 考 )乾 量 基 準 の 含 水 率 と は 、以 下 の 式 に よ り 計 算 される含水率である。 含 水 率 ( % ) = (( W1- W2) / W2) ×100 た だ し 、 W1: 乾 燥 前 の 重 量 4 ボイラー形式及び総出力 W2: 全 乾 重 量 乾 量 基 準 の 含 水 率 100% の 燃 料 に お い て 、○ ○ KW の 最大出力が得られるボイラーであること。 5 温水温度 出 力 可 能 な 最 高 温 水 温 度 が 90℃ 以 上 で あ る こ と 。 6 熱利用効率 ボ イ ラ ー の 熱 利 用 効 率 が 80% 以 上 で あ る こ と 。 7 ボイラー設置スペース ボ イ ラ ー 設 置 ス ペ ー ス は 、縦 ○ m ×横 ○ m ×高 ○ m 以 内であること。 2 ボイラー付属装置 番号 機能・項目 機能・項目の説明 1 燃 料 チ ッ プ 積 出 し 装 置( サ チップサイロ内に設置される燃料チップ積出し装置 イロ用部品) を 付 属 す る こ と 。そ の 能 力 に つ い て は 、サ イ ロ 容 量 ○ ㎥以上に対応可能なものであること。 2 燃料搬送装置 チップサイロからチップボイラーへ燃料チップを搬 送 す る 燃 料 搬 送 装 置 を 付 属 す る こ と 。な お 、そ の 方 式 は 、ス ク リ ュ ー コ ン ベ ア 方 式 と し 、燃 焼 炉 か ら の 逆 火 防止のため、2段階方式以上の多段階方式とするこ と。 3 排ガス浄化装置 排ガス中に含まれる灰や煤塵を効率良く除去するた め 、マ ル チ サ イ ク ロ ン 等 の 排 ガ ス 浄 化 装 置 を 付 属 す る こ と 。 な お 、 煙 突 か ら の 煤 塵 発 生 量 は 0.3mg/N ㎥ 以 下であること。 番号 4 機能・項目 自動灰除去装置 機能・項目の説明 ボイラー燃焼炉内と排ガス浄化装置より発生した灰 と煤塵を自動的に除去する装置と収納ボックスを付 属すること。 5 排気ドラフト制御装置 最適な燃焼状態を維持するために必要となる炉内負 圧を制御する装置(吸引ファン等)を付属すること。 6 出力制御システム 燃 料 の 密 度 や 含 水 率 等 に よ る 発 熱 量 に 応 じ 、燃 料 の 送 り 速 度 と 供 給 空 気 量 を 調 節 し 、負 荷 に 応 じ て ボ イ ラ ー 出力を自動制御するシステムを付属すること。 7 安全装置 燃焼炉からの逆火により燃料搬送装置の温度が設定 異 常 の 高 温 に な っ た 場 合 や 、ボ イ ラ ー が 異 常 燃 焼 を 起 こした場合に運転を停止するとともに、警報を送り、 燃料搬送装置内の消火を行う装置を付属すること。 8 制御盤 負 荷 の 変 動 等 様 々 な 運 転 条 件 の 変 化 に 対 応 し 、常 に 最 適 な 燃 焼 状 態 を 維 持 す る と と も に 、異 常 が 起 き た 時 に 運 転 を 停 止 し 、安 全 装 置 を 作 動 さ せ る シ ス テ ム 等 を 搭 載すること。 9 配管方式 温 水 の 配 管 は 、ボ イ ラ ー 本 体 と 暖 房 配 管 経 路 の 2 系 統 とし、熱交換器を介して行うこと。 10 無圧缶水型付属セット 無圧缶水型ボイラーに必要となる大気開放タンクを 付属すること。 11 ボイラー室内配管 ボ イ ラ ー 室 内 に お け る 配 管 設 備( 暖 房 用 配 管 、補 給 水 配 管 、ド レ ン 排 水 配 管 )に つ い て は 、ボ イ ラ ー と の 関 連 が 極 め て 大 き い こ と か ら 、納 入 者 が 一 体 的 に 設 置 す ること。 12 煙突 ボイラーに対応した適正な煙突を付属すること。 13 ボイラー煙管の掃除シス ボイラー煙管内の灰等を定期的に掃除するために必 テム 要となる装置を付属すること。 動力電源用変圧トランス ボ イ ラ ー 用 動 力 電 源 が 、3 相 200Ⅴ 以 外 で あ る 場 合 に 14 は 、そ の 動 力 電 源 に 対 応 す る 変 圧 ト ラ ン ス 等 を 付 属 す ること。 15 ボイラー運転状況計測シ ボイラーの運転状況をリアルタイムで計測するため ステム に必要となるセンサーおよび表示用モニター等計測 システムを付属すること。 ( 測 定 項 目 )往 水 及 び 環 水 の 流 量 及 び 温 度 、炉 内 温 度 、 煙道部温度 等 3 納入条件及び装置保守条件 (1 ) チ ッ プ ボ イ ラ ー の 納 入 に 必 要 と な る 輸 送 費 用 、 梱 包 経 費 等 の 必 要 経 費 に つ い て は 、 納 入業者側で計上し負担すること。 (2 ) チ ッ プ ボ イ ラ ー は 、 指 定 さ れ た 場 所 に 納 入 す る こ と 。 (3 ) チ ッ プ ボ イ ラ ー 及 び 付 属 部 品 の 設 置 据 付 は 、 納 入 者 が 責 任 を 持 っ て 実 施 す る こ と 。 (4 ) チ ッ プ ボ イ ラ ー の 引 渡 し に 際 し て は 、 事 前 に 試 運 転 を 行 い 、 稼 動 に 問 題 の な い こ と を 確認した後、取扱い説明書(2部)を提出すること。 (5 ) 設 置 後 1 年 以 内 に 発 生 し た 不 具 合 に つ い て は 、 無 償 で 修 理 ・ ア フ タ ー サ ー ビ ス を 実 施 すること。 (6 ) 設 置 後 2 年 以 降 に つ い て も 、 チ ッ プ ボ イ ラ ー 本 体 及 び 関 連 装 置 に 発 生 し た 不 具 合 に は 責任を持って対応するとともに、必要部品の確保など迅速な対応が可能となる体制を 維持すること。
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