(議事録) 臨床研究 皮膚そう痒症のノイロトロピン治療 第1回 研究打ち合わせ会 日 時:平成 28 年 4 月 14 日(木)18:00‐18:50 議 題:医師主導多施設臨床研究 「保湿剤ならびに抗ヒスタミン剤治療抵抗性皮膚そう痒症に対 するノイロトロピン注射液の止痒効果の検討(略称:皮膚そう痒症のノイロトロピン治療)」 の実施について 臨床研究 「皮膚そう痒症のノイロトロピン治療」 について,研究の目的,背景と研究計画 の根拠,研究デザイン,適格基準,皮膚そう痒症の診断基準,除外基準,インフォームドコンセント および試験スケジュールについて,所研究責任者の金子栄准教授より添付の資料を用いた説明があっ た(添付資料参照)。 1.森田教授より,インフォームドコンセントについて,「ノイロトロピンの皮膚そう痒症への適用は既に認 められているので,本研究ではその効果を痒み日記に基づいて評価し,確認する調査のようなものです」 と説明頂くように周知があった。 2. 皮膚そう痒症の診断は何を根拠とするか? → 日本皮膚科学会のガイドラインに準じて診断する。 もし,後から違うと分かった場合は,その旨を明記頂きたい。 3. 除外診断にある 「重篤な心疾患・肝疾患・腎疾患」 は,どの程度重篤なものを除外するのか? → 各医師で適宜判断 4. 別の疾患で入院中の患者が皮膚そう痒症である場合もエントリー可能か? → 状況に応じて可能(骨折などノイロトロピン治療が負担にならない場合など) 5. レミッチを服用していてもエントリー可能か? → 白取の重症度基準(表 1)の 「2.軽度のかゆみ」 以上であれば OK 6. 途中で良くなってしまった人も 8 週間続けるか? → できるだけ最後まで日記をつけて頂くようお願いする。 参加者名簿 氏名 所属 出席 辻野 佳雄 島根県立中央病院皮膚科 ○ 三原 祐子 島根県立中央病院皮膚科 ○ 石飛 朋子 島根県立中央病院皮膚科 ○ 東儀 君子 とうぎ皮膚科クリニック ○ 本田 栄 本田皮膚科医院 ○ 森田 栄伸 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 金子 栄 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 千貫 祐子 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 新原 寛之 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 林田 健志 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 太田 政孝 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 飛田 礼子 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 野上 京子 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 白築 理恵 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 白神 英莉 島根大学医学部附属病院皮膚科 ○ 塩飽 邦憲 NPO 法人生活習慣病予防研究センター ○ 河野 邦江 NPO 法人生活習慣病予防研究センター ○ (順不同)
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