志村学園だより - 東京都立志村学園

志村学園だより
東京都立志村学園
校長 堀 内 省 剛
平成 28 年5月2日
肢体不自由教育部門
熊本地震について
校長 堀内省剛
観測史上初めて、震度7を2回記録した熊本地震では、多くの被災者がでてしまいました。そして、今なお、
被害状況の全貌が明らかにならないくらい、甚大な災害となってしまいました。犠牲になられた多くの方々、そ
の関係者の方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、現在、避難所生活を余儀なくされている多くの方々、
その関係者の方々に対しまして、お見舞いを申し上げます。
私たちは、震災のたびに同じ光景、同じ苦しみが繰り返される現実を目の当たりにします。しかし、その現実
を前にただ茫然とするのではなく、その中から教訓となるべきものを見つけ、これからの生活に生かさねばなり
ません。
本校では、来る5月10日(火)に両教育部門合同の避難訓練を実施いたします。今回は、緊急地震速報シス
テムが作動し、警報音が校内に流れた時の基本行動と安全確保について訓練を実施いたします。緊急地震速報の
音は警報音であるために、耳にした人たちに緊張感や危機感を与えるように作られています。一方で本校には、
音に反応し、心身の変調をきたす児童・生徒も在籍しておりますので、その対処方法の確立は、安全を確保する
ためにも非常に重要なこととなります。
私たちは、緊急地震速報の警報音をいつ耳にするかわかりません。各ご家庭におかれましても、お子様やご家
族の皆様の安全を確保するための対応などについて、改めてご確認くださいますようお願いいたします。
外部専門家の紹介
健康運動指導士 梅田仁先生
梅田先生は、週4日「特設自立活動」の授業で児童・生徒の身体の取り組みを行っています。
性格はおだやかですが、パワフルな先生です。肢体不自由教育に長く携わってこられた経験から、子供たちの
身体や心の状態をよく理解して、健康な身体づくりのためのアドバイスを教職員に行っています。4月は児童・
生徒全員を覚えてもらい、今後は姿勢などのアドバイスも行っていきます。肢体不自由教育の特徴である、身体
への対応の仕方や取組みを自立活動担当教員と共に検討し、子供の成長を見守っていきます。
肢体不自由教育の長年の課題でもある中学部・高等部生徒のよりよい運動の仕方や、習慣についても、PT(理
学療法士)の先生と連携してアイデアを出し合っています。学齢期の子供たちの健康な身体や心の育ちを見守っ
ていけるように自立活動の充実を図っていきます。
(自立活動:波多野)
お知らせ
■ぜひ学校にお越しください!
バス便の訂正について
個に応じた指導の充実には保護者の皆様との協働が欠かせません。
特に学校生活支援シート(個別の教育支援計画)と個別指導計画を練り
上げていくことにご協力ください。日々の担任とのやりとりを柱にしな
がら、前期は更に次の3つの機会を設定しています。
①家庭訪問・個別面談期間(実施中
5 月 13 日まで)
②学習グループ別保護者会(5 月 16 日~5 月 26 日まで)
③授業参観週間
(5 月 30 日~6 月 3 日まで)
※特設自立活動参観週間は 6 月 17 日まで
■6 月 16 日(木)は金曜日時程です。
1 便なし、全学部 2 便下校です。
■6 月 17 日(金)は木曜日時程です。
小学部 1 年 2 年は 1 便下校です。
他の学年は 2 便下校です。
よろしくお願いいたします。