開催のお知らせ - アサヒビール大山崎山荘美術館

PRESS RELEASE
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 TEL 075-957-2364
平成28年5月2日
企画展
「開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より」
開催のお知らせ
あきら
アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町、館長 粟津晶)は、2016年6月
11日(土)から9月4日(日)まで、企画展「開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸
の名品より」を開催いたします。
アサヒビール大山崎山荘美術館は1996年4月に開館し、今年20周年を迎えました。
「終わりなき創造の旅-絵画の名品より」展につづき、開館20周年を記念して開催される本展で
は、民藝運動の指導者
藝
指導者 柳宗悦(1889-1961)の言葉である「未来も新しくまた過去も新しい*」を
柳宗悦
葉 あ 「 来も新 く
も新
を
テーマに、当館が所蔵する工芸作品の中から名品を厳選いたしました。
柳は、急速な近代化によって失われつつあった民藝の品々に着目し、これまで顧みられることが
なかった伝統的なものにこそ美が宿っていると唱え、新たな価値をつくりだしました。今回は当館
初の試みとして、柳の思想に共感し、民藝運動をあつく支援したアサヒビール初代社長 山本爲三
郎(1893-1966)が新しい美をもとめて蒐集した《ペルシア
郎(1893
1966)が新しい美をもとめて蒐集した《ペルシア 獣文鉢》をはじめ、《ハンガリ
獣文鉢》をはじめ、《ハンガリー 王
王・王
王
女文鉢》や中国の《明 万暦赤絵花入》、オランダの《赤絵デルフト大皿》にいたるまで、各地の古
陶磁を一挙に約40点紹介いたします。
また、山本が深い理解を示した、未来へ向けた美の創造にも焦点をあて、濱田庄司(1894-
1978)や河井寬次郎(1890-1966)、芹沢銈介(1895-1984)、棟方志功(1903-1975)らの、伝統
的なものに範をえて現代的な造形に昇華した作品を約15点ご覧いただきます。
本展はこれらの展示と関連イ ントを通して、今では当たり前となった企業メセナによる社会還
本展はこれらの展示と関連イベントを通して、今では当たり前となった企業メセナによる社会還
元の先鞭である、山本の幅広い文化支援活動の業績に迫ります。
関連イベントでは、長年にわたって西洋史・西洋文化史研究の発展に寄与し、2005年に紫綬褒
章を受章した樺山紘一氏(東京大学名誉教授/印刷博物館館長)、日本の文化に根差したデザ
インを手がけるなど、多方面から注目を集める原研哉氏(デザイナー/日本デザインセンター代
表/武蔵野美術大学教授)、西アジア古代文明の図像学や文化交流史研究を牽引する田辺勝美
氏(東洋美術史学者)を講師に迎え 本展のテ
氏(東洋美術史学者)を講師に迎え、本展のテーマに関連して「時をこえる美」にまつわる特別講
に関連して「時を える美 にま わる特別講
演会を予定しています。そのほか、日本のクラシック音楽発展にも貢献した山本にちなみ、京都市
立芸術大学音楽学部生によるミニコンサートも開催いたします。
2016年、アサヒビール大山崎山荘美術館は、未来へ向けた新たな一歩を踏み出します。節目と
なる記念すべき展覧会をどうぞご覧ください。
*「下手ものゝ美」 柳宗悦 大正15年9月19日 越後タイムスより
※会期中、展示替えをおこないます
【 本展に関するお問い合わせ先 】
アサヒビール大山崎山荘美術館
あしかり あゆみ
広報担当 : 芦刈 歩
TEL 075-957-2364 FAX 075-957-3126
いりざわ まさあき
担当学芸員 : 入澤 聖明
なかむら
ゆみこ
かわい ゆうき
中村 祐美子 川井遊木
【 開催要項 】
展 覧 会 名: 開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より
会
期:
休
館:
開 館 時 間:
会
場:
主
後
催:
援:
入 館 料:
作 品 点 数:
2016年6月11日(土)- 9月4日(日)
月曜(祝日の場合は翌火曜日)
10:00-17:00(最終入館 16:30)
アサヒビ ル大山崎山荘美術館
アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
TEL:075-957-3123(総合案内) http://www.asahibeer-oyamazaki.com
アサヒビール大山崎山荘美術館
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、 読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、
毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、中日新聞京都支局、エフエム京都
一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料
障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体の場合
約55点
【 関連イベント 】
■講演会
1.「幻の陶磁をもとめて─近世ヨーロッパの苦闘」
日
時: 6 月12日(日) 14:00 - 15:00
講
師: 樺山紘
樺山紘一氏(東京大学名誉教授/印刷博物館館長)
氏(東京大学名誉教授/印刷博物館館長)
会
場: 当館展示室2
2.「未来資源としての美意識」
日
時: 6 月24日(金) 14:00 - 15:30
講
師: 原研哉氏(デザイナー/日本デザインセンター代表/武蔵野美術大学教授)
会
場: 当館展示室2
3.「西アジアの酒宴美術史」
日
時: 6 月25日(土) 14:00 - 15:30
講
師: 田辺勝美氏(東洋美術史学者)
会
場: 当館展示室2
参 加 費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要 / 定員: 各50名、要申込(先着順)
参加 受付: 返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号 をご記入のうえ、
「イベント係」まで FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
申
様
※対象は中学生以上
象
学
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
往復 が
参 希
前 着
※電話・メールによる受付はいたしません ※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします
■ 夏休み企画 家族で楽しむクラシック音楽
ゲ ス ト: 京都市立芸術大学音楽学部生によるコンサート(各回約25分)
日
時: 8 月6 日(土)、7 日(日) ①10:30 - ②12:30 - ③14:30 会
場: 当館本館
参 加 費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要
協
力: 京都芸大キャリアデザインセンター
※ 事前申込不要
事前申込 要
■ アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー「時をこえる美─工芸の名品たち」
※ 美術館では開催いたしません
日
時: 7月16日(土) 14:00 - 15:00
講
師: 当館学芸員
会
場: アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/
内
容: 企画展の理解をより深めるためのレクチャー
参 加 費:
費 無料
定
員: 40名、要申込(抽選)
参加 受付: 6月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイトで受付開始
■ ギャラリートーク
日
時: 本展覧会中の第2、第4土曜日(ただし6月25日を除く) 14:00-14:30
会
場: 当館展示室
内
容: 当館学芸員による展示の見どころ解説
参 加 費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要
【 企画展 「開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より」 主要な展示作品 】
1
2
《ペルシア 獣文鉢》
陶器 8.5(h)×16.0cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
3
《ペルシア 白地藍彩双獣把手壺》
陶器 17.0(h)×20.0cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
4
《ペルシア 青釉手付壺》
陶器 21.0(h)×15.0cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
《ハンガリー
《
ガリ
王 王女文鉢》 1783年
王・王女文鉢》
陶器 9.1(h)×42.8cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
当館では、広報を目的とする場合に限り、作品画像データと読者プレゼント用招待券をご提
供しております。 ご希望の方は、下記用紙に必要事項をご記入のうえ、ファックスでお申し込
みください。申請内容を確認後、広報担当者よりご連絡いたします
※広報を目的とする場合に限り、ご提供いたします。個人のウェブ掲載や鑑賞等にはご利用できません
※画像データおよび招待券は、申請時の目的以外には使用しないでください
※掲載前に情報の確認をいたしますので、原稿もしくは校正の段階で当館広報宛にお送りください
※後日掲載紙・誌、録画メディアを2部当館広報宛にお送りください
※画像の使用にあたっては、担当者から送信いたします確認メールの注意事項を遵守してくださいますよう
お願いします
FAX:075-957-3126
アサヒビール大山崎山荘美術館
「開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より」展 担当者 行き
作品画像データ
作品画像デ
タ
および
読者プレゼント用招待券申込書
申込日
希望作品
1.
(〇印)
《ペルシア 獣文鉢》
2.
《ペルシア 白地藍彩双獣把手壺》
3.
《ペルシア
《
シア 青釉手付壺》
4. 《ハンガリー 王・王女文鉢》
※前頁の
画像を参照
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名様分(※5組10名様分まで)
日
年
月
日