発表資料

社会福祉法人ユーアイ二十一
での
EPAの取り組み
社会福祉法人ユーアイ21
特別養護老人ホーム
太陽の家二番館
施設長
北村明美
太陽の家
太陽の家座間
太陽の家二番館
EPA候補生の受入実績
年度 / 性別
男性
女性
合計
平成22年
0
2
2
平成23年
1
1
2
平成24年
1
1
2
平成25年
0
0
0
平成26年
2
2
4
平成27年
1
1
2
平成28年
(予定)
1
1
2
合計
6
8
14
受け入れ時の状況について
受け入れ当初は・・・
法人・・・お互いに良い刺激を受けながら、法人が活性化
できると良い。
本当に文化の違う職員をどう受け止めてくれる
のか?
将来を見越し、人材確保と幹部職員の育成。
職員・・・本当に外国人の人が一緒に働くことができるの
かな?
日本語はどれくらい出来るのかな?
利用者さんは受けれてくれるのだろうか?
受け入れ準備(事前)
職員向け・・・
勉強会を実施。
法人としてのEPA候補者を受け入れる経緯を説明。
インドネシアの国についての理解と宗教(特にイスラム教)、
食生活、国民性等について説明会を実施。
断食中の過ごし方や一時帰国に関しての理解を深めた。
22年度生の時には現地の説明会にも参加している。
プロジェクトチームを結成し、フロアー・手続き・学習などの
担当を決めた。
入所者、ご家族向け・・・
広報誌や家族会総会、行事を通して経緯を説明。
住居の準備
2名の候補者の受け入れだった。(ともに女性)
一人づつの部屋は考えていなかった。
2DKのアパートを用意し、冷蔵庫・洗濯機・TV・電子レンジ
布団・自転車などを用意した。
食器やナベ、炊飯器なども今では自分たちで買ってもらうよう
に、日本での研修中には、給料が入るまでの間でもお金がかか
るので、無駄使いをしないように話しておきました。
自宅から職場・もよりまでは自転車で10分位。
受け入れから6年経ち、現在は・・・
法人の不安は・・・受け入れの事前勉強会を実施し、宗教へ
の理解も文化の違いも、全く問題なし。
国家試験に向けた学習への理解もあり、
勤務調整などもスムーズである。
職員の不安は・・・候補者の人柄に助けられている。
日常会話にほとんど問題ない状態で就労
の時期を迎えるので、辞書で確認作業を
行う程度で3か月もたてばほぼ問題なし。
利用者さんは、全く違和感なくスムーズ
な受け入れであった。
実際に大きな介護事故や苦情はない。
国家試験合格に向けて応援し、職員自身
もチャレンジする人が増えた。
日本語学習
時間:1回3~4時間 平均5回/月
講師:外部講師
内容:試験対策及び日本語学習
施設内学習
時間:1回1~2時間
平均3~7回/月
講師:施設職員
内容:試験対策及び介護学習
メッセージ
ご清聴ありがとうございました