資料4

資料4
トラック運転者労働条件改善事業について(厚生労働省委託事業)
指導・助言等
協議会
(協議会の開催、
個別訪問等)
受託者
(アドバイザー等)
委託契約
発荷主
厚生労働省
元請貨物自動車
運送業者
元請貨物自動車
運送業者
下請運送業者
下請運送業者
着荷主
・集団は発着荷主と貨物運送業務受注
事業場を構成員とする多層構造
・1集団は発着荷主、元請運送事業者、
下請運送事業者を含め4事業場以上
トラック運転者労働条件改善事業の概要(厚生労働省)
1 対象集団
発荷主、元請運送事業者、下請運送事業者及び着荷主といった
一連の集団を1集団(4事業場以上で構成)とし、集団毎に協議会を
設置する。全国で20集団。
2 アドバイザーの選任
チーフアドバイザー(4名)は5集団に対して最低1名選任。
アドバイザー(40名)は協議会ごとに2名選任。
3 アドバイザーの業務
荷主が運送事業者に対して行っている発注方法等が、自動車運
転者の労働時間や改善基準告示の遵守状況に与えている影響等を
分析し、荷の発注方法等の改善点等の指導・助言を行わせる。
4 構成事業場でのチェックリストによる自己診断
労働時間の実態、荷主等からの受注の現状等の把握。
5 協議会
集団毎に、協議会を設置し、年3回開催。
6 アドバイザーによる個別訪問
協議会を構成する全ての事業場に対し、2回訪問し、指導・
助言を行うこと。
チェックリストの分析結果と併せて、実情の分析、長時間労
働の原因や抑制の阻害要因の分析、今後の指導方針の検討
等を行うこと。
協議会の開催とアドバイザーによる個別訪問
(アドバイザー)
第三回協議会
個別訪問
(アドバイザー)
第二回協議会
個別訪問
第一回協議会
協議会設置
事業の結果報告、今後
の課題を議論
改善策の実施状況の
確認、具体的な方法
等の指導・
助言
個別訪問による結果
分析、荷の発注方法の
問題点とその改善策
労働時間の実態、発注
方法による影響等の
実態の把握
事業の趣旨の理解、労
働時間の改善の機運
の醸成