5月の防犯対策 - 公益社団法人 滋賀県防犯協会

(公社)滋賀県防犯協会
の防犯対策
〇 空き 巣被害の「約三割」
〇 忍込み 被害の「約六割」
これは、被害にあった際の「無施錠
率 」 で す 。 泥 棒 は 、 先 ず カ ギ がか か っ
て いない 所を探 します 。
五月は 、
「農繁 期・ 旅行」
等 、外出 する機 会が 増え侵
入窃 盗が多 発する 時期で す。
短時間 の外出 でも、 こまめ
な「カギかけ 」の習慣をつけましょう 。
ド ロ ボー は こ ん な 「 地 域 ・ 環 境 」 を
嫌いま す 。
☆ あなたの家は周囲からよく見えま
すか 監 視性 の確保
(
)
・ 庭 木の 剪 定 防
( 犯刈 り 、
) 花 壇の
配置 、メッシュ柵の活用等により、
見 通しと 監視 性を確 保しま しょう 。
・ センサーライトや門灯を点灯し
ましょ う。
・ 人による監視が不十分な場所に
は 、防犯カメラを設置しましょう 。
・ 地 域 で の 挨 拶運 動 を 展 開 し ま し
ょう 。
☆ 侵 入 さ せ な い 領 域 を 明 確 に し まし
ょう 領
( 域制の 確保 )
・ 外 周 に 柵 や 門 扉 を 取 付 け て 、敷
地の内 外を明 確にし ましょ う。
住宅や侵入口に犯罪者を近づけな
☆
いよう にしま しょう 接
( 近 の抑制 )
・ カギ付の門扉を設置するなど、
建 物 そ の も の に 近 づ け さ せな い よ
うにし ましょ う。
・ 塀 、 カ ー ポ ー ト 、 物 置は 建 物 か
ら 離 し て 設 置 し 、二 階 へ の 足 場 に
な らない ように しまし ょう 。
☆ ガ ラ ス 、 カ ギ等 を 強化 する など しま
しょう 対
( 象物の強化 )
・ C P マ ー ク 付 き 「 防 犯 ガラ ス 、
防犯フィルム 」や1ドア2ロック 、
等で強 化しま しょう 。
少年
年非
非行
行の
の現
現状
状
少
少年の非行件数は、減少傾向が続いてい
ますが、一方で低年齢化が進んでおり、非
行の中心は中学生になってきています。
昨年中、県内で刑法犯により検挙補導さ
れた少年は五六二人(前年比マイナス
一五〇人・同二一.一%)で、罪種別では
窃盗犯が最も多く三六二人(全体の六四.
四%、前年比マイナス一〇八人・同二三.
〇%)でした。
その内、非行の入口とも言える初発型非
行(万引き・自転車盗・オートバイ盗・占
有離脱物横領)で検挙補導された少年は
三二七人(前年比マイナス九四人)で、刑
法犯で検挙補導された少年の約六割を占め
ま し た 。( ※ 「 占 有 離 脱 物 横 領 」 と は 、 例
えば、他人が盗んで置き去りにした自転車
などを自分の物にする犯罪形態です。
)
不良行為で補導された少年は五,三八五
人(前年比マイナス五三〇人・同九.〇%)
で、相変わらず深夜徘徊と喫煙が多く、全
体の九一.八%を占めました。
また、女子の補導は、九三九人(全体の
一七.四%)で、やや減少しました。
【初発型非行による
検挙補導の内訳】
手口別
万引き :191人(-100人)
自転車盗: 55人(+ 7人)
オートバイ盗 : 33人(- 1人)
占有離脱物横領 : 48人(± 0人)
学職別
中学生 :124人(37.9%)
高校生 :101人(30.9%)
小学生 : 34人(10.4%)
有職少年: 25人( 7.6%)
無職少年: 30人( 9.2%)
その他 : 13人
平成28年5月1日
行為別
深夜徘徊:2,716人(-411人)
喫煙
:2,228人(+110人)
怠学
: 200人(- 75人)
粗暴
:
62人(-101人)
家出
:
53人(- 6人)
その他 : 126人
学職別
中学生 :1,631人(全体の30.3%)
高校生 :1,253人
小学生 :
56人
他の学生:
75人
無職少年:1,213人
有職少年:1,157人
公( 社 滋) 賀 県 防 犯 協 会では、賛 助 会 員を募 集してい
ます。(個 人 会 員の会 費は、年
間一 万円 以上で、協会の活動
資金にさせて頂きます。
)
★ 賛助会員の募集
家庭 におけ る教育 力の低 下が叫 ばれる 中、 家
族の機能を補う力が求められています。
また、 問題行 動を 繰り返 す少年 に対し て、家
庭 や学校 では注 意指導 (叱り つける こと、 禁止
するこ と)が 先行し てしま い、肯 定的な コミ ュ
ニケ ーショ ン(教 え諭す こと )が減 ってし まっ
ているように思えます。
核家族で兄弟が少なく、質・量
ともに幅の狭い対人関係しか経験
しにくいという状況もあります。
それらを補うものとして、地域
での幅広く豊かな人間関係の中で、
様々なコミュニケーションを経験
することが、少年達が対人関係能
力や自己表現力を高めていくこと
につながるのではないでしょうか。
【不良行為による補導の内訳】