江東区障害者実態調査業務委託仕様書 江東区障害者実態調査業務

別紙1
江東区障害者実態調査業務委託仕様書
1 件
名
江東区障害者実態調査業務委託
2 履行期間
履行期間
契約締結の翌日から平成 29 年 3 月 31 日まで
3 履行場所
江東区指定場所
4 調査の概要
障害者計画及び第5期江東区障害福祉計画策定(平成 29 年度に予定)
に向けた基礎資料を得るため、江東区障害者実態調査を行う。
(1)調査目的
(1)調査目的
区内在住の障害者の日常生活の状況や福祉サービスのニーズ等の変
化を把握し、必要なサービスをより効果的・効率的に提供できるような
施策の検討や、計画事業量の試算を行う際の基礎資料を得ることを目的
とする。
(2)調査対象
(2)調査対象
ア 障害者(
障害者(児
児)本人
約 5,000 人(想定回収率:72
(想定回収率:72%)
72%)
身体障害、知的障害、精神障害、重症心身障害、発達障害、
高次脳機能障害、難病
イ サービス提供事業者
ウ 障害者団体
約 200 か所(想定回収率:
か所(想定回収率:80
(想定回収率:80%)
80%)
約 30 団体(想定回収率:
団体(想定回収率:100
(想定回収率:100%)
100%)
(3)調査内容
(3)調査内容
サービス提供体制の確保等に関する第5期障害福祉計画策定の
基礎資料とするため、障害福祉サービス等の利用状況、サービスの
満足度や質の向上などに関する項目を中心に、調査を行う。
(4) 対象者の抽出方法・・・抽出・選定は、区で行う
対象者の抽出方法・・・抽出・選定は、区で行う
ア 障害者
障害者(児)
(児)本人
(児)本人
障害者手帳所持者等からの無作為抽出。
無作為抽出に馴染まない障害については、障害者団体や関係施設
-1-
等を通じて調査票を配付する。
イ サービス提供事業者
区内にある障害福祉サービス事業所全数
ウ 障害者団体
区内にある障害者団体全数
(5) 調査方法
ア 障害者(児)
障害者(児)本人
(児)本人
郵便による調査票配付・回収
イ サービス提供事業所
郵便による調査票配付・回収
ウ 障害者団体
郵便による調査票配付・回収及びヒアリング調査
5 委託内容
(1) 作業計画書の作成
作業工程及び日程等について、区と協議しながら、受託者において
計画書・工程表を作成し、区へ提出する。
(2)
(2) 調査票の作成
査票の作成
江東区障害者計画・障害福祉計画推進協議会 及び 江東区地域自立
支援協議会(専門部会含む)で出された意見なども踏まえ、障害者に
配慮した内容となるよう、区と協議しながら調査票を作成する。
ア 対象ごと・障害別に作成
調査票は、対象ごと(個人・事業者・団体)・障害別(身体障害
から難病まで7種類)に作成する。
なお、識別が可能となるように、表紙の色は違えること。
イ 点字版調査票の作成
視覚障害者用として、「身体障害」の調査票とは別に、点字版を
300 部程度作成する。
ウ ふりがな
調査票には、全てふりがなを付す。
(3)
(3)調査票・帳票類
調査票・帳票類等の
・帳票類等の作成・
等の作成・印刷
作成・印刷
受託者において、本調査に必要な帳票類を作成・印刷する。
なお、郵便局への料金受取人払の申請手続きは、区で行う。
-2-
ア 印刷物の種類
印刷物の種類及び規格等
の種類及び規格等
発送用封筒・・・・・・・・・角2、デザイン等は別途指示
調査票・・・A4版、単色刷り(対象ごとに表紙の色を違える)
障害者(児)本人用
7 種類
サービス提供事業者用
1 種類
団体用
1 種類
返信用封筒(料金受取人払)・・角 2、デザインは別途指示
イ 視覚障害者用の調査票(個人用・団体用)
視覚障害者用の調査票(個人用・団体用)
点字版の調査票・送付状・説明文を作成し(点訳用の墨字原稿は
区で用意)、回答用の点字用紙を添付すること。また、調査票等の
発送にあたっては、墨字版も一式同封すること(家族による代筆の
可能性もあるため)。
封筒には点字シールを貼付する。発送用封筒には発信元を、返信
用封筒には送付先を、それぞれ貼付する(詳細は別途指示)。
ウ 文字の大きさ
視力障害者や高齢者等に配慮して十分な文字の大きさを確保し、
見やすさを心がけること。
詳細については、別途協議の上決定する。
エ 事務用(再送のための
事務用(再送のための予備、
再送のための予備、記録・保存用
予備、記録・保存用など
記録・保存用など)
など)
区の事務用として、調査票等送付物一式を、別途 10 部ずつ用意
すること。
(4)
(4) 障害者(児)本人用〔個人用〕調査票の発送作業
障害者(児)本人用〔個人用〕調査票の発送作業
受託者において、調査票等の封入封緘を行い、対象者へ発送する。
ア 宛名ラベル貼付、封入封緘等
宛名ラベル貼付、封入封緘等
発送用封筒に、区で作成した宛名ラベルを貼付し、「送付状」、
「調査票」、「説明文」、「返信用封筒」を封入する。
その際、障害ごとに異なる調査票を入れ間違えないよう、また、
調査票等を二重に入れてしまわないよう、十分に注意を払うこと。
なお、発送までに、対象者の転居・転出・死亡等が生じる場合も
あるので、別に用意する「異動リスト」により、送付先の変更や引
抜き等の対応を行うこと。
イ 郵便物の仕分・集計等
区内特別郵便で発送するため、
「深川局」
・
「城東局」
・
「晴海支店」
ごとに、それぞれ障害別の件数を集計し、区へ報告する。
ウ 発送見本品の提出
-3-
発送前に、区へ見本を一式、提出する。
エ 調査票の発送等
調査票の発送等
区の指定する日時に、上記の取扱局ごとに郵便物を各局・支店へ
直接持ち込み、発送する。
なお、発送時には、区が発行する局・支店あての文書が必要と
なるので、必ず区を通すこと。
(5) 調査票の集計等
調査票の集計等
ア 調査票の回収、集計・分析
調査票の回収、集計・分析
受託者は、区へ返送された調査票を随時回収し、単純集計及び
クロス集計を行う。属性項目(障害別・男女別・年齢層別等)との
クロス集計は基本的に全て行い、その他のクロス集計については、
別途指示する。
また、調査結果の傾向について分析し、コメントを付すこと。
集計方法等、詳細については、区と協議すること。
イ 点字の場合
点字で回答してきたものについては、受託者において墨字版に
反訳し、集計していくこと。
ウ 中間報告
集計作業中は、定期的に区へ中間報告を行うこと。
エ グラフ・図表
グラフ・図表化
・図表化
集計結果はグラフや図表なども用い、後で報告書として印刷頒布
することも意識して、分かりやすい内容とすること。
オ 集計終了後のデータ
集計作業終了後は、速やかに、そのデータを区へ送付すること。
(6)調査報告書の作成・印刷
受託者において、区が課題整理した原稿を取りまとめ、報告書を
作成・印刷する。
報告書のレイアウト等については、区と受託者間で十分に協議し、
障害者が見やすい内容とすること。
なお、印刷前の校正は、区と調整のうえ、最低3回は行うこと。
6 成果物
受託者は、履行期限までに、次の成果物を区へ納品する。
なお、成果物の著作権及び所有権は、すべて江東区に帰属するものとし、
-4-
受託者は、江東区の許可なく、成果物の使用及び複製をしないこと。
(1)調査報告書
(1)調査報告書
《全 文》 250 部
① A4版、200~250 ページ程度、単色刷り。
② 文字サイズは、13 ポイントを基本とする。
③ グラフや図表等も用い、見やすさ・分かりやすさを心掛ける。
《概要版》 100 部
① A4版、30 ページ程度、単色刷り。
② 文字サイズは、13 ポイントを基本とする。
③ 見やすさ・分かりやすさを心掛ける。
④ 知的障害者に配慮し、ふりがなを付す。
⑤ 視覚障害者に配慮し、全ページに SP コードを付す。
(2)点字版調査報告書
(2)点字版調査報告書
8部
調査報告書(概要版)について、点字版を作成すること。
なお、点字版報告書は、区内図書館にて広く貸出・閲覧に供するの
で、耐久性なども考慮して製本すること。
(3)音声版(デイジー版)調査報
(3)音声版(デイジー版)調査報告書
音声版(デイジー版)調査報告書
8部
調査報告書(概要版)について、デイジー版を作成すること。
(4)調査報告書
(4)調査報告書の
調査報告書の電子データ(
電子データ(CDCD-R)
1部
次の2つの形式で、全文・概要版とも、電子データを提出すること。
① Microsoft Office の Word 形式(区の事務用)
形式(区の事務用)
② PDF 形式(区のホームページ掲載用)
1 ファイル3MBを超えないよう、区切りの良いページで
分割すること。
(5)調査集計電子データ
(5)調査集計電子データ
単純集計を行った Excel ファイルのほか、区がクロス集計を行いや
すいように、単純集計前の初期入力データについても、Excel ファイ
ル形式で提出すること。
7 守秘義務の遵守
守秘義務の遵守
別紙3「個人情報の取扱いに関する特記条項」を遵守すること。
-5-
8 権利譲渡の禁止
権利譲渡の禁止
受託者は、第三者に対し、本業務についての権利を譲渡してはならない。
9 損害賠償
受託者は、業務実施に関し、委託者又は第三者に損害を与えた場合、
その損害を被害者に賠償しなければならない。
10 物
品
業務実施に必要な物品は受託者が用意する。但し、次の物品は、委託者
が用意する。
(1)障害者(児)本人調査 宛名ラベル(調査票発送用)
(2)事業者調査 宛名ラベル(調査票発送用)
(3)障害者団体調査 宛名ラベル(調査票発送用)
11 契約の解除
委託者は、受託者がこの契約を履行しないときには、この契約を解除す
ることができる。
12 支払方法
受託者は、業務完了後、履行状況について検査を受ける。
請求書は検査合格後に提出し、委託者は請求書を受理した後 30 日以内
に代金を支払うものとする。
13 その他
この仕様書に定めのない事項又は疑義のある場合は、その都度、双方
協議のうえ、実施するものとする。
〔 担 当 〕
江東区福祉部障害者支援課施策推進係
幸田
TEL. 03-3647-4749
FAX. 03-3699-0329
E-mail
-6-
[email protected]