Japan Philharmonic Orchestra 2016-2017 Season

人、音楽、自然日本フィルのテーマで観
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ORCHESTRA
2016/2017SEASON
コンサートラインナップ&創立60周年記念事業
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日本フィルハーモニー交響楽団
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日本フィルハーモニー交響楽団は2016年創立60周年を迎えます。創立
指揮者渡邉曉雄が「日本に新しいスタイルのオーケストラを」と創設した
日本フィル。その後の社会変化の中、数々の困難に遭いながら多くの
方々の温かい心とご支援に支えられ、今日が迎えられました。心より感謝
、
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、申し上げます。
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60周年を大きな節目とし、「人の心」「温かさ」の土壌を大切にしながら、
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演奏・活動で楽団の色彩をつくり、日本の音楽芸術文化の発展に寄与
云'I生乞りつL,のっリノサ
してまいります。芸術性と社会性をもって、あらゆる人々へ、世代へ、地域
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フィルハーモニー本饗
へ、新しいステージの日本フィルハーモニー交響楽団が、知れば知るほ
、
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どわくわくする、奥の深いクマッ言音楽の面白さを提供してまいります。
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これからも皆さまとともに歩んでいく日本フィルを、どうぞよろしくお願い
、
いたします。
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未フ邪ハーモニー交響楽団
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創立60周年記念事業
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アレクサンドル・ラザレフ
ピエタリ・インキネン
首席指揮者8年間の総決算
首席指揮者就任!
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60年の感謝をこめて一ロシア音楽の祭典
就任披露演奏会
一ワーグナー「ジークフリート」「神々の黄昏」より抜粋
2016年5月8日(日)
峰
東京芸術劇場
第217回サンデーコンサート
サントリーホール
首席指揮者ラザレフの指揮によるロシア音
楽の祭典。皆さまからのこれまでの活動へ
首席指揮者就任披露演奏会
2016年9月27日(火)
の支援に感謝し、日本フィルがラザレフとと
もに培った8年間の総決算とも言える祝祭
色豊かなコンサートをお贈りします。各種会
員の皆さまとの交流会も開催いたします。
ピエタリ・インキネン
記念すべき60周年の9月に首席指揮者に就任す
るフィンランドの気鋭、ピエタリ・インキネン。今インキ
ネンが最も熱望するワーグナーを、信頼厚〈パイロ
イトでも活躍するテノール、サイモン・オニールとメト
ロポリタン歌劇場をはじめ世界で活躍するソプラ
ノ、リーゼ・リンドストロームを迎えてお届けします。
首席指揮者として最後の定期演奏会
-SeasonⅢショスタコーヴイチ最終章
→詳細はP12'、
ワーグナーの深き森へ
−「ラインの黄金」全曲(字幕つき)
鴫
2016年7月8日(金)/9日(土)
2017年5月26日(金)/27日(±)
サントリーホール
東京文化会館
第690回東京定期演奏会
第682回東京定期演奏会
日本フィルの演奏力を飛躍的に向上させたア
レクサンドル・ラザレフ、首席指揮者として最
後の東京定期演奏会。9月からは桂冠指揮
者兼芸術顧問に就任し、引き続き日本フィル
の演奏を支えます。
、
4
北欧の伝説からワーグナーの深き森へ。新首席
指揮者インキネンが就任1年目の東京定期演
奏会では、いよいよ楽劇《ニーベルングの指環》
から「ラインの黄金」全曲を演奏会形式で取り
上げます。→詳細はP16'、
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〆
礼
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面白さ、深まる
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特別公演
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強い絆−桂冠名誉指揮者
小林研一郎
、
常に新しい挑戦を
正指揮者・山田和樹
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麹,象、
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柴田南雄生誕100年・没後20年記念演奏会
《ゆく河の流れは絶えずして》
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2016年11月7日(月)
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鐸
サントリーホール
60周年を祝う、究極のプログラム
ー「ボレロ」「新世界」そしてモーツァルト
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音楽界の‘‘知の巨人"柴田南雄の知られざる巨大
なシアターピース。優れた邦人作品を次代に継ぐ
ことに情熱を傾ける山田和樹ならではの企画を音
楽監督を務める東京混声合唱団とともに。
→詳細はP33'、
2016年5月29日(日)
サントリーホール
藤原歌劇団オペラ《カルメン》
第371回名曲コンサート
主催:公益財団法人日本オペラ振興会
公益社団法人日本演奏連盟
お問い合わせ:日本オペラ振興会チケットセンター
044-959-5067(平日10:00-18:00)
炎のマエストロ、小林研一郎と日本フィルの強い
絆を象徴する、これまでに幾度となく共演を重
ねてきた名曲を揃えた究極のプログラム。日本
フィルに縁の深い豪華ソリスト陣とともに、皆さま
への感謝の気持ちをお贈りします。
筆
2017年2月3日(金)/4日(土)/5日(日)
東京文化会館
日本フィルが20年ぶりにオーケストラピットに
入ります。世界を席巻する若きマエストロ、正
指揮者山田和樹が「今やりたいことが一番で
きるオーケストラ」日本フィルとともに本格的な
オペラデビュー。
小林研一郎×日本フィル
ベートーヴェン交響曲ツィクルス
+幸
2016年6月∼12月
がん患者さんが歌う春の第九
杉並公会堂開館10周年記念
篭
2017年4月1日(土)
10周年を迎える日本フィルの本拠地・杉並公
会堂。小林研一郎指揮によるベートーヴェン
の全交響曲連続演奏会。国内外の名手を迎
えての協奏曲作品とともにお楽しみください。
東京オペラシティコンサートホール
がん患者さんとその家族が歌う春の第九。が
ん撲滅とその研究のために日本フィルが全面
的に応援するチャリティーコンサート。
→詳細はP34'、
→詳細はP34へ
〆
→詳細はP33/、
〆
5
創立60周年記念事業
ミューブック・パートナー、西本智実
美し〈華麗なラフマニノフの「2番」
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可
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歴史を刻むコンサート
・42回目の夏休みコンサート
2016年7月16日(±)∼8月9日(火)。子ども
たちに本物のクラシック音楽を届けます。
2016年は首都圏17公演に加え京都(ローム
シアター京都)でも初開催。
繍潤
幸
→詳細はP29'、
:
2016年9月18日(日)
・42回目の九州公演
サントリーホール
2017年2月10日(金)∼22日(水)。九州全
県で地元ボランティアと心血を注いで作り上
げてきた他に類を見ないオーケストラ公演。
第372回名曲コンサート
幅広い活躍で注目される西本智実が、ラフマニ
ノフが作曲家として成功への道を駆け上る時代
に作曲した「2番」のピアノ協奏曲と交響曲で華
→詳細はP31'、
。オーケストラ探検
麗に記念の年を飾ります。
2017年2月26日(日)10回目を迎える杉並公
会堂と日本フィルが贈る0歳からのオーケストラ
→詳細はP27'、
を「みる」「きく」「さわる」イベント&コンサート。
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特別公演
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43年に渡り、ともに歩む
日本フィルハーモニー協会合唱団
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2016年9月10日(±)
横浜みなとみらいホール
第320回横浜定期演奏会
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被災地に音楽を
2016年9月11日(日)
鴫
東京芸術劇場
第219回サンデーコンサート
東日本大震災から5年。2016年3月末までに
185回にわたり被災地を訪問し、音楽をお届
創立60周年を記念し、日本フィルとともに歩み
続ける日本フィルハーモニー協会合唱団とメン
デルスゾーンの記念碑的な大作《エリヤ》に挑み
けしてまいりました。これからも「忘れない」
「伝える」「音楽家に何ができるか」を問いな
がら、この活動を続けてまいります。
ます。→詳細はP18、P26'、
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面白さ、深まる
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フィルをもっと身近に
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様々なジャンルとの交流
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・日本フィル&サントリーホール
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とっておきアフタヌーン
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サントリーホールがドラマティックな舞台にな
る一。オーケストラとホールが共催する、平日
午後のとっておき。ミュージカル、歌舞伎、バ
レエ等、他ジャンルとのコラボレーションで、
クラシック・コンサートの新たな楽しみを提案
弓
してまいります。
→詳細はP35'、
日本フィルはこれからも、
「人の心」「温かさ」のある楽団であり続け、
・芸術に触れ、体験して学ぶ
クラシック音楽の面白さを
画期的な手法「ワークショップ」
より深くお届けします。
日本フィルが「マイクさん」ことマイケル・スペ
ンサー(日本フィルコミュニケーション・ディレ
クター)と創りあげるワークショップは、音楽
ファンだけでなく、他の芸術・教育関係の方
j峰
.温かい音楽の場
演奏会でのプレトーク、アフタートーク。作品の
時代背景や他の芸術との関連を紹介する企
からも熱い注目を浴びています。
定期演奏会の面白さを深く、わかりやすく探
求するシリーズ「オケのテイキは、おもしろ
い」、そして森美術館での現代アートとのコラ
ボレーションなど、その世界はどんどん広がっ
画。楽員との交流など。
・創立60周年記念サイトオープン
60周年を記念する事業や取り組みを紹介する
サイトを開設。これまでの東京・横浜定期演奏
会歴もご覧いただけるようになりました。
ていきます。
創立60周年記念サイト/60thjapanphil.or.jp
〆
、
・演奏会歴の作成
2016年9月に日本フィルオフィシャル・ホーム
ページをリニューアル予定です。これまでの主
催公演プログラムのデータベースも掲載予定
です。
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・音楽を必要とする人々へ
学校や施設への訪問、主催公演での託児サ
ポート、ハンディキャップを持つ方のための割
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引やヤング・シート(Ys席:25歳以下)やグラン
ド・シート(Gs席:65歳以上)の設定、聴覚障
害のある方のための体感音響システム「ボ
ディ・ソニック」(パイオニア株式会社)の充実な
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どの取り組みをより一層強化してまいります。
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−創立指揮者液遥晩随一
創立60周年を迎えて…………….……………2
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日本フィルが、動く−奥田佳道….….…・10
ピエタリ・インキネン
首席指揮者就任披露演奏会.….…..……12
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東京定期演奏会….…_…….、………….….、14
横浜定期演奏会"……….…….……………18
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定期会員のご案内…………………….………24
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サンデーコンサート/名曲コンサート/特別演奏会
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夏休みコンサート2016…………
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第九特別演奏会2016…_….…….
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第42回九州公演…….………………
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その他演奏会..……….…….………
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杉並公会堂シリーズ2016-2017.
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山田和樹マーラー・ツィクルス・
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チケットについて….……….……..….
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演奏会をもっと楽しむイベント.…
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演奏会をお楽しみいただくために
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チケットお申込方法“………………
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FAX専用チケット申込書……….….
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日本フィルの教育・地域活動…….
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ご支援について‐.………….….……
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編集発行:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団
〒166−0011東京都杉並区梅里1−6−1Te
Te1,03−5378−6311
2016年4月21日発行
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日本フィルが、動く
−2016/2017シーズン開幕一
日本フィルに、好ましい風が吹〈。漠然とした予感
ではなく、2016年に創立60周年を祝うこのオーケス
み、バレエの調べも愛する西本智実。常連の客演
陣。これが日本フィルの「指揮者陣」だ。
トラは、すでに動き出している。楽の音を愛してやま
2016年9月、日本フィルは、これまで首席客演指
ないファンとの連携を胸に、そしてやや硬い言い回し
揮者としてワーグナー、シベリウス、マーラーに腕を
をお許し頂けるならば、オーケストラ芸術のあり方、
揮ってきたピエタリ・インキネン(1980年明生まれ)
地域社会との関わり方、社会への貢献、還元を熟
を首席指揮者に迎える。喜ばしいニュースだ。
考しつつ、日本フィルは、さらなる創造の地平を拓
近年のインキネンと日本フィルと言えば、Naxos
く。オーケストラは今、意識も演奏も変わらなくては
JapanでCD化されたシベリウスの交響曲全曲演奏
いけない。明確な活動指針が求められている。
(2013年3,4月東京定期、4月横浜定期)、喝采ま
指揮者に、メンバーに、スタッフに人を得て、日本
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奥田佳道
た喝采に包まれた楽劇「ワルキューレ」第1幕(2013
フィルは巧くなった。聴き手の声援、期待ゆえの叱I宅
年9月東京定期)、それにチャイコフスキーの交響曲
激励は益々熱くなり、音楽の友誌の特集やコンサー
第4番などで各地を沸かせた九州公演(2014年2
トベストテン企画でも、このオーケストラの名前を見
月)を思い出す。「ワルキューレ」の劇的結末とともに
かけることが増えた。SNS空間を飛び交うファンの
沸き起こった歓声、拍手は本当に忘れられない。
メッセージにも力がこもる。
サントリーホールが高揚したあの時間を。
日本フィルに名実ともに輝かしい新時代を授けた
昨年からプラハ交響楽団と独ルートヴィヒスブル
ロシアの名匠アレクサンドル・ラザレフ。フィンランド
ク城音楽祭の要職も任された、我らがインキネンは
から檜舞台に羽ばたいた俊英ピエタリ・インキネ
今、中欧で育まれたドイツ・ロマン派の響きと相思
ン。しなやかなタクトで内外のオーケストラ、コーラ
相愛である。
ス、客席を魅了し始めた山田和樹。長年日本フィルと
創立60周年を迎えた日本フィルとインキネンの交
関わってきた小林研一郎。新たなファンとともに歩
歓は、これを待っていましたというワーグナーの調
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べ、ブルックナーの大作、ブラームスの交響曲全曲
任期の最後(2016年泪定期)にショスタコーヴイチ
演奏で始まる。
最後の、謎が謎呼ぶ交響曲を取り上げ、次の
ワーグナーは、3年前の「ワルキューレ」成功の立
Seasonを予告すべ〈、グラズノフの烈しくも妖しい
役者で、マエストロの信頼も篤いサイモン・オニール
バレエ音楽「四季」を披露する御大。ワルツもバッカ
と、リーゼ・リンドストロームを交えた9月の首席指
ナールも興奮を誘う真夏の「四季」に抱かれつつ、
揮者就任披露演奏会。ややあって楽劇「ラインの
2016年11月、2017年6月の東京・横浜定期を楽し
黄金」全曲を奏でる2017年5月の東京定期。長篇
みに待とう。ラザレフ好みのグラズノフを主軸に、
「ニーベルングの指環」の根幹を成す序夜「ライン
チャイコフスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴイチ
の黄金」の、あの精妙に書かれた大編成の管弦打
の人気曲が、ブロコフィエフの秘曲が並ぶ。
楽器から、どんな響きが紡がれるか。きっとインキ
正指揮者としての契約を6年後の2022年夏まで
ネンと日本フィルの魅せ場となる。そうならなければ
延長したヤマカズこと山田和樹(1979年1月生まれ)
いけない。
の存在感も頼もしい限り。一回限りの客演ではな
ブルックナーは、2017年の年明けを飾る公演で、
く、リピーターとなってヨーロッパでのキャリアを築き
しかもこの作曲家好きが胸ときめかす交響曲第8
つつ、国内のステージにも香気を添えている。武満
番だ。4月の東京定期と4,5月の横浜定期で全4曲
徹とマーラーのプロジェクトも、いよいよ最終期だ。
が演奏されるブラームスが楽しみ、という方も多い
そのヤマカズ。日本フィルとも深い絆で結ばれて
ことだろう。そんな新たなシェフのお披露目を、シー
いた作曲家、柴田南雄の生誕100年、没後20年に
ズンを通じて味わい、愛や想い、願いを届け、ともに
寄せた9月の東京定期と11月のプロデュース企画で
オーケストラを創ってゆく−それが私たち聴き手
パフォーミング・アーツの魔境を探る。日本フィルが
の役割ではないか。一方通行ではなく、まさに「環」
20年ぶりにオーケストラ・ビットに入る2017年2月の
が求められている。
藤原歌劇団公演「カルメン」も、近い。
20世紀ソグィエトのひんやりとした杼情に豪胆な
杉並公会堂でのベートーヴェン交響曲全曲とお
楽想、及び気宇壮大な口シアン・ロマンを仲立ちに、
話を交えたコバケン・ワールドで満場をうならせる
日本フィルをかつてない高みに導いたアレクサンド
小林研一郎。華やかなステージ・プレゼンスを誇る
ル・ラザレフ(1945年明生まれ)も、引き続きオーケ
西本智実。さらに鈴木秀美、広上淳一、下野竜也、
ストラの要となる。首席指揮者から桂冠指揮者兼
大井剛史らも、ここぞという場面で指揮台に立つ。
芸術顧問へ。新首席インキネンの路線とは異なる、
ロシアの魂シリーズが嬉しいことに継続だ。首席の
日本フィルが、動く。
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席指揮者
日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者として、この素晴らしいオーケストラでより大きな
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います。同団とは
ます。’
として、
役割を任されたことを、大変名誉に思います。同団とは首席客演指揮者として、楽団の演奏家
とも経営陣とも良好な関係を築き、共通の目標を持つ大きなファミリーの一員であると感じるよ
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うになりました。この度首席指揮者に就任するにあたり、実りある関係を深めつつ、より多くの
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共有することができればと願っております。今
皆さまと感動を共有することができればと願っております。今後の数シーズンでは、ワーグ
ナー、ブルックナーなどのドイツの大作曲家の作品を指揮することを楽しみにしております。
これからもオーケストラ、そして皆さまに挑むようなダイナミック
プログラムになるように、努力してまいります。
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