水害(洪水)における避難勧告等の判断基準 1.水害(洪水)における避難勧告等の判断基準 判断内容 避難準備情報 判断基準 避難判断水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難準備情報 を発令する。 1.大雨警報の発表中で、予想雨量等から引き続き水位の上昇が見込ま れる場合。 2.台風の接近・通過や、大雨注意報が発表され、当該注意報の中で、 夜間~翌日早朝に警報に切り替える可能性が言及されている場合。 避難勧告 氾濫危険水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難勧告を発 令する。 1.大雨警報の発表中で、予想雨量等から引き続き水位の上昇が見込ま れる場合。 2.予想雨量や実況雨量から、深夜・早朝に避難が必要となることが想 定される場合。 3.異常な漏水等が発見された場合。 避難指示 氾濫危険水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難指示を発 令する。 1.記録的短時間大雨情報または大雨特別警報が発表されるなど、越水・ 溢水の恐れが高い場合。 2.異常な漏水の進行や亀裂・すべりの発生等、決壊の恐れがある場合。 3.決壊や越流が発生した場合。 2.甲子川及び鵜住居川の判断基準(目安)水位 ※ 甲子川 鵜住居川 水位観測場所 礼ヶ口観測所 日ノ神橋観測所 水位周知区間 大橋・越田橋~河口 栗林・道々橋~河口 氾濫危険水位 2.9m 3.5m 避難判断水位 2.7m 2.8m 氾濫危険水位:避難勧告等発令の判断目安。 相当の家屋浸水等の被害が生じる氾濫の恐れのある水位。 ※ 避難判断水位:避難準備情報発令の判断目安。 要配慮者の避難に要する時間等を考慮して設定された水位。 3.避難勧告等の対象地域 避難勧告等を発令する地域は、原則として各河川の水位周知区間とし、かつ、消防団や町内会等 の現場情報により判断する。 ただし、岩手県が河川浸水想定区域の変更を公表した場合には、見直しするものとする。
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