水害(洪水)における避難勧告等の判断基準(137 KB pdfファイル)

水害(洪水)における避難勧告等の判断基準
1.水害(洪水)における避難勧告等の判断基準
判断内容
避難準備情報
判断基準
避難判断水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難準備情報
を発令する。
1.大雨警報の発表中で、予想雨量等から引き続き水位の上昇が見込ま
れる場合。
2.台風の接近・通過や、大雨注意報が発表され、当該注意報の中で、
夜間~翌日早朝に警報に切り替える可能性が言及されている場合。
避難勧告
氾濫危険水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難勧告を発
令する。
1.大雨警報の発表中で、予想雨量等から引き続き水位の上昇が見込ま
れる場合。
2.予想雨量や実況雨量から、深夜・早朝に避難が必要となることが想
定される場合。
3.異常な漏水等が発見された場合。
避難指示
氾濫危険水位に到達し、下記のいずれかに該当する場合、避難指示を発
令する。
1.記録的短時間大雨情報または大雨特別警報が発表されるなど、越水・
溢水の恐れが高い場合。
2.異常な漏水の進行や亀裂・すべりの発生等、決壊の恐れがある場合。
3.決壊や越流が発生した場合。
2.甲子川及び鵜住居川の判断基準(目安)水位
※
甲子川
鵜住居川
水位観測場所
礼ヶ口観測所
日ノ神橋観測所
水位周知区間
大橋・越田橋~河口
栗林・道々橋~河口
氾濫危険水位
2.9m
3.5m
避難判断水位
2.7m
2.8m
氾濫危険水位:避難勧告等発令の判断目安。
相当の家屋浸水等の被害が生じる氾濫の恐れのある水位。
※
避難判断水位:避難準備情報発令の判断目安。
要配慮者の避難に要する時間等を考慮して設定された水位。
3.避難勧告等の対象地域
避難勧告等を発令する地域は、原則として各河川の水位周知区間とし、かつ、消防団や町内会等
の現場情報により判断する。
ただし、岩手県が河川浸水想定区域の変更を公表した場合には、見直しするものとする。