制度の解説 - 益城町

り災証明書について
このたびの熊本地震によって亡くなられた皆様のご冥福をお祈りしますとともに、被災された
皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、地震等の災害が発生し一定以上の被害があった場合、災害救助法や被災者生活再建支援
法により以下のとおり各種支援を受けることができます。
そうした支援を受けるために必要となるのが、「り災証明書」です。
災害救助法による支援
●被服、寝具その他生活必需品の現物給付
住家が全壊・半壊した世帯に対し、被服や寝具その他の生活必需品を供与します。
●学用品の現物給付
住家の全壊・半壊により学用品を喪失した小学生、中学生・高校生に対し学用品を給与します。
●応急仮設住宅の供与
住家が全壊、大規模半壊し、自らの資力では住宅を確保できない方に対し、
「応急仮設住宅」を提供します。
(次の「住宅の応急修理」を申請する場合は対象となりません。)
※熊本県が民間住宅を借りて、被災者が使用する「みなし仮設住宅」の制度もあります。
●住宅の応急修理
住家が半壊し、自らの資力では応急修理できない方、または住家が大規模半壊した方に対し、必要最小
限度の部分に対して応急的な修理を実施します。
(「応急仮設住宅」を申請する場合は対象となりません。)
●障害物の除去
住家が半壊し、土石等の障害物で一時的に居住できない状態で自力では障害物を除去できない者に対し、
その障害物の除去を実施します。(
「応急仮設住宅」を申請する場合は対象となりません。)
被災者生活再建支援制度
自然災害により
① 住宅が全壊した世帯
② 住宅が半壊、または住宅の敷地に被害が生じ、その住宅をやむを得ず解体した世帯
③ 災害による危険な状態が継続し、住宅に居住不能な状態が長期間継続している世帯
④ 住宅が半壊し、大規模な改修を行わなければ居住することが困難な世帯(大規模半壊)
に対し、
(1) 住宅の被害程度に応じて支給する支援金(基礎支援金)50 万円~100 万円
(2) 住宅の再建方法に応じて支給する支援金(加算支援金)50 万円~200 万円
が支給されます。
災害弔慰金
自然災害により生計維持者等が死亡した場合、遺族に対し災害弔慰金を支給します。
生計維持者が死亡した場合
500万円
その他の者が死亡した場合 250万円
災害障害見舞金
災害により重度の障害を受けた方に対し、災害障害見舞金を支給します。
生計維持者
250万円
その他の者
125万円
災害援護資金
災害により負傷または住居・家財に被害を受けた方に対し、生活再建に必要な資金を貸し付けます。
(負傷
の度合いに応じて150万円~350万円。所得制限あり。
)
その他
※支援・救済等を受けるには制度ごとにそれぞれ適用条件が異なります。
・固定資産税の減免(条例)
・国民健康保険税の減免(条例)
・国民年金保険料の免除
・後期高齢者医療保険料の減免
・介護保険料の減免(条例)
・保育所保育料・認定こども園長時間部保育料の減免(条例:町の裁量による減免)
・住民票の発行手数料の免除
・NHK 受信料の免除
・電気料金の免除 等
以上、支援等についてのお問い合わせは、益城町災害対策本部096-289-6830まで。
被災から支援措置の活用までの流れ
被
災
被
害
状
況
の
調
査
【損害の程度】
全
壊
大規模半壊
半
壊
一部損壊
5 月中旬から随時交付します。
被
災
者
か
ら
町
へ
申
請
り
災
証
明
書
の
交
付
※被害状況の調査は、随時行っています。
※被害認定調査及びり災証明書についてのお尋ねは、
益城町被害認定調査・り災証明チーム「096-289-2911」まで。
各
種
被
災
者
支
援
措
置
の
活
用