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01EJ608
視覚障害学特論
Disability Science for Individuals with Visual Impairments
授業形態:講義
標準履修年次:1・2年次
授業時間:春学期 A・Bモジュール,火曜日7・8時限(2単位)
担当教員:佐島 毅
目的・ねらい
本講義では,視覚障害の正しい理解と,それに基づく指導・支援の方向について考える
視点を明確に持つことをねらいとする.
授業概要
視覚障害児・者の感覚・知覚・認知の特性を概観し,医学的・心理学的視点を含めて包
括的に発達,学習,教育支援の視点を学ぶ。
キーワード:視覚障害 弱視 盲
履修条件:特になし
成績評価方法:授業参加,討論,レポートによる総合評価
参考文献
1.大河原潔他編(1999).視力の弱い子どもの理解と支援,教育出版
2.香川邦生他(2000)
.自立活動の指導,教育出版
3.香川邦生(2000). 改訂版 視覚障害教育に携わる方のために.慶應義塾大学出版会
4.佐藤泰正編(1991)
.視覚障害学入門,学芸図書
5.五十嵐信敬(1993)
.視覚障害幼児の発達と指導,コレール社
授業計画:
視覚障害のある人の教育・福祉・リハビリテーションの場と現状について知り,見えな
いこと・見えにくいことによる生活や学習における困難さについて理解を深めたい.また,
視覚障害のある人の学びと生活の拡がりを支えるためのアプローチについて考える.なお,
視覚障害のある重複障害児の教育・福祉についても触れる.
1. 視覚障害児・者の教育の現状
2. 視覚障害児・者の福祉の場と現状
3. 触覚認知の特性
4. 盲児の理解する世界
5. 弱視児の視覚認知の特性
6. 弱視児の行動の理解
7. 盲児の指導の基礎理論
8. 盲児の指導の基本的な内容
9. 弱視児の指導の基礎理論
10. 弱視児の指導の基本な内容
11. 視覚障害乳幼児の発達特性 1 歳まで
12. 視覚障害乳幼児の発達特性 1 歳以降
13. 視覚障害教育における教材・教具 触教材
14. 視覚障害教育における教材・教具 視知覚教材
15. 視覚障害のある重複障害児の理解
16. 視覚障害のある重複障害児の指導
17. 視覚障害教育における自立活動の指導
18. 視覚障害教育における個別支援計画
19. 視覚障害児・者のライフサイクル
20. 視覚障害児・者の教育・福祉サービスの課題
授業外における学習方法:特になし
その他:欠席はメールで連絡すること
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