「学ぶ土台づくり」市町村等支援事業に関するQ&A Q1 本事業の対象となる事業等とはどういったものか? A: 本事業の対象となる事業とは,県及び県教育委員会が平成27年3月に策定した第 2期「学ぶ土台づくり」推進計画に掲げた4つの目標の達成に資する取組であり,例 えば親子のかかわりを促進する教育講演会や子育て・親育ち講座,基本的生活習慣の 定着促進,体力の向上・運動習慣の定着促進,食育推進の取組,親子体験活動,異世 代・異年齢交流,特別支援教育の推進,幼保小連携を推進する取組など,地域の実情 や独自の創意に応じて様々な取組が考えられます。なお,「学ぶ土台づくり」市町村等 支援事業実施要綱の別表に内容例を掲載しておりますので参照願います。 Q2 1市町村等あたりの委託金額の基準はあるのか? A: 事業の実施にあたって,1市町村等あたりの委託金額の基準や上限額の設定等は特 に定めておりませんが,県の予算積算上は,1事業(市町村等)あたり15万円程度 の見当となっておりますことから,これを参考にしながら実際の取組に必要となる経 費を積算してください。 Q3 本事業の対象となる経費はどこまでか? A: 基本的な考え方として, 「地域における学習活動」 (講演会,講習会,研修会,講座, 体験活動等)にかかる経費として,外部講師の招聘や指導者等として参画する地域の ボランティアに対する謝金,旅費,会場の借上料,印刷製本費,通信運搬費,活動に 必要な消耗品費等が対象経費となります。また,「情報交換や関係機関との連絡調整等 を行う連絡協議会」の開催にかかる経費として,委員等に対する謝金,旅費,印刷製 本費,通信運搬費,会議費,会議等の開催に必要な消耗品費等が対象となります。 事業を実施する上での雇用にかかる賃金その他人件費,備品整備費,施設改修費等 は対象経費として計上できません。 また,事業を実施する市町村等自体の運営・活動にかかる人的経費,経常経費につ いては本事業の対象外となります。 Q4 謝金や旅費の単価は市町村等の規程に基づいて積算してよろしいか? A: 謝金については,講演会や講習会,研修会,講座等の外部講師等に対しては,各市 町村等の規程に基づく謝金単価により積算してください。なお,地域のボランティア (NPO,教員OB,PTA等の関係者,自治会の関係者等)に対しては,国の要綱 上の謝金単価(1,310円/時間)を上限に市町村等の規程等に基づいて積算して ください。 旅費については,外部講師の招聘及び地域のボランティア等が学習活動等の場に移 動するための経費について計上することが可能ですが,実費相当額により積算してく ださい。 Q5 教材等の購入は可能か? A: 本事業を実施するにあたり,対象となる学習活動(講演会,講習会,研修会,講座, 体験活動等)において,書籍,参考書,テキスト等の購入が必要な場合は,購入する ことができます。ただし,数量等については真に必要な数量とし,共有するなど,効 率的な活用を行うこととします。なお,原則として住民や児童生徒等個人へ贈与等す ることは想定していません。 Q6 保健福祉部門と教育委員会が連携した取組も可能か? A: 母子保健や児童福祉等の保健福祉部門と教育委員会が連携・協力した取組を実施す ることも可能です。 Q7 委託先に幼稚園,保育所,認定こども園若しくは認可外保育施設を設置するものと あるが? A: 公立の幼稚園,保育所,認定こども園につきましては,1つの園が単独で行う事業 であっても市町村が窓口となりますが,私立に関しましては,それぞれの設置者が委 託先となります。
© Copyright 2024 ExpyDoc