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平成28年4月27日(水)
15時30分~17時30分
新橋「会議するなら」8E(8階)
社会保障審議会医療部会
第2回 専門医養成の在り方に関する専門委員会
議 事 次 第
1.開 会
2.議 事
(1)一般社団法人日本専門医機構の組織・運営
(2)委員長提案の論点について
(3)都道府県における調整等の進捗状況
(4)専門研修プログラムの審査・調整状況
3.閉 会
<配布資料>
資料1
一般社団法人日本専門医機構 関係資料(参考人提出資料)
資料2
専門医の養成開始に向けたプロセス
資料3
専門研修プログラムの認定に向けた各都道府県の進捗状況
資料4
新たな専門医の仕組みにおける専門研修プログラムに向けた
「地域の関係者による協議の場」に関する都道府県医師会調査結果
(委員提出資料)
資料5-1 内科領域における一次審査状況(参考人提出資料)
資料5-2 小児科領域における一次審査状況(参考人提出資料)
資料5-3 総合診療領域における一次審査状況(参考人提出資料)
<参考資料>
参考資料1
「専門医の在り方に関する検討会」報告書
参考資料2
専門研修プログラムの認定に向けた各都道府県における調整等
について(平成 28 年 3 月 31 日付け医事課長通知)
参考資料3
臨床研修医の採用実績(都道府県別)
専門医の養成開始に向けたプロセス
平成29年度から
養成開始の場合
~平成28年3月
プログラム
作成・申請
施基
設幹
指針等に基づき
プログラム作成
平成28年4月~6月
プログラムの調整
資 料 2
平成28年秋~ 平成29年4月~
平成28年6月・7月
プログラム
確定
専攻医の
募集・採用
偏在是正のための調整、不服申立てへの対応
採用者数の調整
(公平性・十分な
採用者数)
プログラムの審査
4月中 ①地域医療確保の観点から個別プログラム内容の審査
・大病院等だけのプログラムとならないよう是正
専門医制度整備
・必要な地域医療の研修が含まれるよう調整
指針策定
・研修実績のある医療機関が連携施設に入るよう調整
(平成26年7月)
・研修施設のない二次医療圏を出さないよう調整
○研修施設群で
5月中 ②診療領域ごとにプログラムの全国・地域配置を審査
研修
・全国の募集数を過去実績値の1.2倍以下に調整
○地域医療での
・都市部は現状の専攻医数を上限とするよう調整
研修
・人口比で養成数が少なすぎる都道府県の募集数増員
・専攻医数が過去3年間からの激変とならないよう調整
※随時、医療機関からの不服申立てに対応
日
本
専
門
医
機
構
都
道
府
県
協議会
設置
プ
ロ
グ
ラ
ム
認
定
専攻医募集・
採用状況の
確認
偏在の有無の
検証・調整
・改善
調
情報
報告
4月上旬
情報提供
整
提供
・調整
・
支
都道府県内の偏在の有無について、検証・調整
援
等
4月中 ①地域医療の観点から必要な施設が漏れていない
日本専門医機構に提出、
か検証(主な診療領域:内、小、外、整、産、総診)
連携して調整
5月中 ②基幹施設に対し、指導医の配置方針、専攻
日本専門医機構でも調整できない
医のローテート方針等で改善が必要な点を調整
場合、厚労省に調整を要請
厚
労
省
設置
依頼
調整・支援等
専門委員会
設置
養成
開始
調整の進捗状況を報告
調整・支援等
全国・地域の偏在の有無について、検証・調整等
・地域医療確保の観点から必要な基準等の見直しを検討
調
整
・
支
援
等
開
始
後
の
偏
在
状
況
等
を
確
認
・
調
整
専門研修プログラムの認定に向けた各都道府県における調整等(4月22日現在)
1 地域の関係者による協議会の委員構成
資 料 3
大学
研修施設
医師会
病院団体
行政
その他
46/46
38/46
45/46
34/46
46/46
市長会、町村会な
ど
0回
1回
2回
3回
4回
5回以上
23/46
18/46
1/46
2/46
0/46
2/46
内科
小児科
外科
整形外科
産婦人科
総合診療
0/46
0/46
46/46
46/46
46/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
内科
小児科
外科
整形外科
産婦人科
総合診療
管内の全ての基幹施設に対し、指導医の配置方針、専攻医の
ローテート方針に関する連携施設への説明を要請した都道府県
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
指導医の配置方針、専攻医のローテート方針、その他基幹施設との
➁ 間で改善が必要な事項について、全ての連携施設に対し意見照会を
行った都道府県
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
内科
小児科
外科
整形外科
産婦人科
総合診療
2 地域の関係者による協議会の延べ開催回数
3 プログラム申請情報の把握・検証
主な診療領域
①
日本専門医機構から、管内の基幹施設・連携施設のプログラム
情報について提供を受けた都道府県
② 日本専門医機構から、調整結果の提供を受けた都道府県
③
地域医療の確保の観点から必要な施設が漏れていないか、全ての
プログラムを検証・調整を終えた都道府県
4 連携施設に対する必要な改善事項に関する意見照会等
主な診療領域
①
③
照会結果について、基幹施設との調整、協議会の確認を経た上で、
日本専門医機構に、改善を要する事項を提出した都道府県
④ 日本専門医機構に提出した改善を要するプログラムの件数
4 提出した改善事項に関する調整及び関係者の合意
主な診療領域
①
日本専門医機構に提出した改善を要するプログラムのうち、調整
できた件数
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
②
日本専門医機構に提出した改善を要するプログラムを含め、全ての
プログラムについて関係者の合意が得られた都道府県
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
0/46
資料5-1
内科専門研修プログラム概要
日本内科学会認定医制度審議会 副会長
日本専門医機構 理事
近畿大学医学部教授
大阪府済生会富田林病院長 宮崎俊一
内科領域の現状
医療の顕著な高度化
大学内科学教室・
医師不足・偏在
大病院内科の細分化
呼吸器
循環器(冠動脈・不整脈)
消化管
肝胆膵
内分泌
代謝・糖尿病
神経
感染症
血液
腎臓
アレルギー
リウマチ・膠原病
腫瘍
心療(心身症)
総合
・
地域のニーズ
≠
(各地域の医療供給状況,
地域医療構想等)
内科一般(総合内科)
(循環器)
(呼吸器)
(消化器)
幅広い内科研修の充実
主病名で主治医として経験を積む
内科領域の研修の現状
●内科認定医=初期研修2年+内科1年
●しかも内科研修は臓器別専門病棟が多い
●認定医試験:併存症を主としたサマリー
狭い専門に偏った研修
専門病院外でも
狭い専門分野しか診ない内科医が増加
地域とミスマッチ
Generalな内科研修が
不足しているのではないか?
新しい研修カリキュラムの整備
2011年に策定した『研修カリキュ
ラム2011』を基盤に、新しい内科
専門医のための研修カリキュラムの
整備を進めている。
グレード(A・B・C)を
知識・技術・症例に分けて設定
研修カリキュラムに収載された「症例」
区分を抽出したものを「研修手帳」、技
術は「技術・技能評価手帳」として整備
する。
内科専門研修の目標と修了要件
▶主担当医として160症例以上、内科領域56疾患群以上を受け持つ.
到達目標は200症例以上,内科領域70疾患群
そして専門研修3年目に29の病歴要約の提出と受理
※受け持ち症例には外来症例を全体の1割含めることを認める.
病歴要約では29症例のうち7症例まで外来症例を認める.
※56疾患群の内訳は『専門研修プログラム整備基準』17頁に記載.
その他の修了要件
▶所定の2編の学会発表または論文発表
▶JMECCの受講
▶各研修プログラムで定める講習会の受講
▶指導医とメディカルスタッフによる360度評価に基づき、
医師としての適性に疑問がないこと
研修状況の可視化(WEB研修手帳)
日本内科学会 専攻医登録評価システム(仮称)
専攻医の「マイページ」
指導医の「マイページ」
研修プログラム
研修手帳サーバ
症例経験の登録
200症例以上
評価・確認
プ
指ロ
導グ
医ラ
ム
専
攻
医
研修手帳
(ログ)
蓄積されたデータをもとに研修全体を可視化する!
(専攻医目線,指導医目線の利用.そして日本全体の動向も把握)
ジェイメック
JMECC(内科救急ICLS講習会)・CPCの実施
JMECCは全員受講
させる
剖検例は専攻医人
数分は必要!
CPC
研修プログラム体制について
施設群の構成が求められ,研修プログラム管理委員会が統括する
地域医療,地域連携の重視! 基幹病院では原則1年以上の研修を行う
専門研修施設群
外形基準のない
研修施設
自治医大・地域
枠等に配慮
専門研修
特別連携
施 設
専門研修
基幹施設
研 修
プログラム
管理委員会
連携施設・特別連携施設は
合計で1年以上の研修期間
ただし、移行期間は6ヶ月以
上を許容する。
専門研修
連携施設
専門研修
連携施設
研修委員会
委員長
研修委員会
委員長
統括責任者
管理者
研修委員会
委員長
地域・多施設参加型カンファレンス
医療倫理研修会
CPC
JMECC
医療倫理研修会
医療安全研修会
医療倫理研修会
医療安全研修会
医療安全研修会
イメージ図
プログラムにおける各施設の要件
専門研修施設群
臨床研修指定病院
研修プログラム管理委員会
統括責任者
プログラム管理者
研修委員会 (施設単位の設置)
研修委員会委員長
指導医(最低必要人数)
JMECC
医療倫理講習会
医療安全講習会
地域参加型カンファレンス
CPC
(内科指導医講習会)
基幹施設
原則、基幹型
設 置
1名(指導医)
1名(指導医)
設 置
1名(指導医)
3名以上
開 催 ※
開 催
開 催
開 催
開 催
開 催
原則として開催
原則として開催
参 加
参 加
参 加
学術活動 内科学会総会/地方会
演題3題以上
演題1題以上
備 考
内科13分野のうち7
分野以上で定常的
に研修可能な症例
数を有していること
連携施設
必須でない
特別連携施設
必須でない
設 置
1名(指導医)
1名以上
参 加
参 加
※ 原則、基幹施設での開催とするが、連携施設での開催によりプログラム内でJMECCが開催できる場合は、これを認める。
背景
基幹施設と基幹施設以外での
研修期間についての考え方
・プログラムによって,基幹施設と連携施設(特別連携施設)の研修期間は様々・・・
・各施設の研修期間基準を設定することにより,
『研修の質』を担保し,『地域医療』のバラつきを整える必要あり.
研修期間基準の設定
・原則,基幹施設での研修期間を1年以上,基幹施設以外での研修期間を1年以上とする.
※特別連携施設での研修期間は最大1年までとする.(研修の質を担保するため)
・各施設での研修期間を1箇所につき最低3か月以上とする.
(研修の安定化と地域医療・地域連携への対応のため)
・具体例) 基幹施設2年+◯◯連携施設6か月+△△連携施設6か月
基幹施設1年+連携施設1年+特別連携施設1年など
内科領域のプログラム提出状況
• 合計:523プログラム
• 参加施設数:2,875施設
(基幹523,連携1266,特別連携1086)
• 定員合計:6,084名
(直近3年間の認定内科医平均受験者は3,605名)
よって,想定内科専攻医数の1.69倍の定員(未調整)
• 二次医療圏網羅状況:343/344
11
都道府県別プログラム提出状況
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
基 幹
連 携
特別連携
指導医
定員設定
18
3
6
9
7
3
1
11
7
4
20
19
64
38
5
9
7
5
4
11
9
20
33
3
87
16
15
21
13
19
18
28
15
16
43
39
69
47
45
15
26
13
10
23
28
17
35
22
38
14
20
31
13
17
23
18
10
10
23
40
91
29
13
2
6
19
13
15
7
27
19
34
814
138
142
373
162
150
215
342
250
197
609
628
2,600
1,088
355
218
289
146
92
265
303
392
1,031
240
268
50
58
116
52
40
40
106
83
51
179
212
992
417
89
56
98
60
26
98
99
151
320
51
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
合計
基 幹
連 携
特別連携
指導医
定員設定
9
15
47
36
5
2
1
2
13
14
2
3
6
5
4
20
1
2
4
1
2
6
7
523
13
35
77
39
19
18
16
13
11
32
15
13
17
33
5
77
23
19
18
30
17
34
12
1266
10
11
28
25
13
15
15
24
40
21
31
8
7
25
29
112
8
20
17
10
9
59
17
1086
205
530
1509
785
224
150
178
125
392
449
166
158
203
271
117
966
157
240
253
191
114
234
183
18839
71
146
480
281
64
45
30
36
128
141
41
46
50
65
38
303
35
57
60
35
30
75
115
6084
12
内科領域における専門医制度へ参加する施設状況(病床数規模から)
現行制度
病床数
新制度
教育病院(大学含む)
教育関連病院
基幹施設
連携施設
特別連携施設
200床未満
5
114
4
598
1085
201~300
29
218
35
318
3
301~400
95
226
109
224
1
401~500
122
91
129
88
0
501~600
88
23
93
27
0
601~700
70
5
64
8
0
701~800
33
1
36
2
0
801~900
21
2
22
0
0
901~1000
11
1
13
0
0
1001以上
38
1
18
1
0
512
682
523
1266
1086
合 計
1,194施設
2,875施設
13
現行制度
日本内科学会認定教育施設
二次医療圏網羅状況(2016年度)
■:認定施設所在 ■:認定施設所在なし
294/344医療圏
認定教育施設が所在していない二次医療圏
北海道:南檜山、北渡島檜山、北空知、日高
青森県:下北地域
岩手県:気仙、釜石
秋田県:北秋田、湯沢・雄勝
福島県:南会津
茨城県:鹿行、筑西・下妻
千葉県:山武長生夷隅
東京都:島しょ
新潟県:魚沼
福井県:奥越、丹南
山梨県:峡東、峡南
静岡県:賀茂
愛知県:尾張中部、東三河北部
奈良県:南和
和歌山県:有田
島根県:雲南、隠岐
山口県:長門、萩
香川県:小豆
高知県:高幡
佐賀県:東部、西部
長崎県:上五島、壱岐、対馬
熊本県:宇城、阿蘇、上益城、芦北
大分県:南部、豊肥
宮崎県:都城北諸県、西諸、西都児湯、日向入郷
鹿児島県:南薩、出水、曽於、熊毛
沖縄県:八重山
14
新制度
内科領域基幹・連携・特別連携施設
二次医療圏網羅状況
■:研修施設所在 ■:研修施設所在なし
343/344医療圏
空白となっている医療圏
愛知:尾張中部医療圏(1か所)
15
内科研修の在り方について
(内科一般コース)
内科
研修
内科
研修
内科
研修
(1年
目)
(2年
目)
(3年
目)
基本領域
研修開始
サブスペ
研修
サブスペ
研修
サブスペ
研修
(1年目)
(2年目)
(3年目)
・内科専門医試験
・サブスペ研修
登録開始
※内科一般コースは,サブスペ重点コースに比べ,更にジェネラルな研
修を積むことにより,より内科全般の一層の充実が図られる.そして基
本領域 研修中の症例をサブスペ研修の症例として取り込むことが認
められるが,サブスペ専門医の研修修了には時間を有する可能性もある.
・サブスペ
専門医
試験
内科研修の在り方について
(サブスペ重点コース)
内科研修
内科研修
内科研修
(3年目)
(1年目)
(2年目)
(サブスペ
コース)
内科研修
(サブスペ
コース)
基本領
域研修
開始
オーバーラップ研修については,内科研修と
サブスペ研修とをつなぐ,チューターを立てる
ことにより,サブスペの研修レベルについて
もチェックをかける.そしてサブスペ研修の1
年目に相当する研修が修了していると確認
できれば,これをサブスペ1年目の研修修了
とみなす.なお,サブスペコースの1年間は内
科研修の期間中,任意に設定できる.
サブスペ
研修
・内科専門医試験
・サブスペ研修
登録開始
サブスペ
研修
・サブスペ専門医
試験
近畿大学の内科専門医プログラム
(subspecialty重点コース)
専攻医研
修
4月
5月
6月
7月
8月
循環器内科にて初期トレーニング
9月
10月
他内科1
11月
他内科2
12月
1月
2月
3月
他内科3
他内科4
他内科9
予備(充足していない
領域をローテーション)
1年目
5月から1回/月のプラマリケア当直研修を6ヶ月間行う(プログラムの要
件)
1年目にJMECCを受講(プログラムの要件)
他内科5
他内科6
他内科7
他内科8
2年目
内科専門医取得のための病歴提出準備
連携施設(subspecialty重点期間は1年目の4ヶ月と合算して最長1年間とする)
3年目
初診+再診外来 週に1回担当(プログラムの要件)
そのほかプログラムの要件
安全管理セミナー感染セミナーの年2回の受講、CPCの受講
最初の4ヶ月は所属科にて基本的トレーニングを受ける。その後、他科を原則として各2ヶ月間ローテーションする。ローテーションの順序は研修
他科ロー
テーションに センターが決定するが、充足状況などを勘案し、2年目最後の2ヶ月に不足科をローテーションする。ローテーション中は当該科の指導医が研修
ついて
指導する。
その他
他の内科ローテーション中は当該科の当直とする。入局先の検査や業務(循内ではTMT,RI、陪席、緊急当番など)は他科ローテー
ション中は免除する。地域医療研修として2年目の後半以降に関連病院での内科総合初診外来を担当する。
連携施設:串本町立病院、他12連携施設
内科領域 都道府県別プログラムの申請状況等 (平成28年4月20日時点)
平成28年度時点での
日本内科学会認定教育施設
申請施設群の状況
当該都道府県
内の基幹施設
数(①)
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
計
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
①の基幹施設と ②のうち、当該
群を形成する連 都道府県内の
携施設数(②) 連携施設数
当該都道府県内の
連携施設数
連携施設
特別連携
施設
教育病院
(大学を含む)
18
3
6
9
7
3
1
11
7
4
20
19
64
38
5
9
7
5
4
11
9
20
33
3
9
15
47
36
5
2
1
2
13
14
2
3
6
5
4
20
1
2
4
1
2
6
7
225
30
81
148
49
65
38
123
62
56
271
186
927
371
83
55
87
70
46
101
115
132
370
76
89
200
424
297
82
44
39
55
212
139
49
47
60
99
48
439
36
50
59
35
27
132
60
219
28
73
103
47
59
36
105
47
52
117
118
641
267
76
40
62
55
35
85
96
121
308
66
62
125
347
253
64
39
30
53
146
128
42
31
56
91
46
340
27
44
55
35
27
121
60
87
16
15
21
13
19
18
28
15
16
43
39
69
47
45
15
26
13
10
23
28
17
35
22
13
35
77
39
19
18
16
13
11
32
15
13
17
33
5
77
23
19
18
30
17
34
12
38
14
20
31
13
17
23
18
10
10
23
40
91
29
13
2
6
19
13
15
7
27
19
34
10
11
28
25
13
15
15
24
40
21
31
8
7
25
29
112
8
20
17
10
9
59
17
18
3
4
8
5
5
6
9
6
7
13
18
62
33
9
7
6
5
2
13
10
18
36
10
4
12
45
29
3
3
2
3
10
13
3
4
7
6
4
19
3
6
7
1
3
3
9
523
6489
5078
1266
1086
512
専攻医の採用
実績(H22年度
①を基幹施設と
①を基幹施設と
①を基幹施設と
①を基幹施設と ~H28年度平
する群全体での
する群全体の
する群全体での
する群全体で新 均)※認定内科
教育関連病院 申請時における
過去3年間の専
申請時における
規募集する専 医試験の受験
専門研修指導
攻医受入数の
専攻医数
攻医の希望数 者数の平均値
医数
平均
申請施設群における指導医・専攻医数の状況等
46
11
6
16
8
8
10
9
9
15
21
23
41
29
17
11
14
5
3
17
11
10
24
14
10
20
40
28
5
8
7
6
8
17
12
9
9
11
5
43
2
14
10
12
4
16
8
778.5
131.2
146.8
417.5
136.4
138.4
184
575.7
294.8
204.5
556.1
568.1
2961.1
1156.2
374
191.7
322.8
146.9
78.7
332.1
246.8
329.1
1021.9
246
278.4
594.4
1444.9
772.75
243.8
164.3
173.3
96.3
474.65
409.4
136.1
173.5
188.1
258
102
1045
126.8
239.6
239.5
146.5
97
300.1
169.1
682
19412.8
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
268
50
58
116
52
40
40
106
83
51
179
212
992
417
89
56
98
60
26
98
99
151
320
51
71
146
480
281
64
45
30
36
128
141
41
46
50
65
38
303
35
57
60
35
30
75
115
112
20
29
54
28
24
25
47
73
29
73
101
693
210
37
19
34
18
15
49
40
56
221
35
39
92
319
154
32
29
17
20
68
69
24
19
26
28
17
223
24
35
52
28
17
35
47
6084
3456
資料5-2
1
小児科領域 資料
A 小児科学会の概要
1、 会員数:21,695名
2、 専門医数:15,834名
3、 平均入会者数:601名/年(2012〜2015年)
4、 平均専門医試験受験者数:780名/年(2012〜2015年)
5、 平均専門医合格者数:542名/年(2012〜2015年) 平均合格率69.4%
B 基幹施設/連携施設の要件と概要
1. 基幹施設に求められる要件 [整備基準23]
(1)専門医育成の実績に関して:最近 3 年間に専門医育成の実績があること。
(2)施設に関して
1)総合医療施設であること。
2)常勤医師数が医療法の定員を満たしていること。
3)倫理委員会が設置され機能していること。
4)医療安全管理に関する体制が整えられており、機能していること。
5)病院における研修に必要な図書室があること。
(3)研修体制に関して
卒後 7 年以上の常勤の小児科専門医(現制度における)が 5 名以上いること。
(4)診療実績に関して
研修基幹施設は、診療対象となる小児疾患の種類に大きな偏りがなく、「小児科医の到達目標」
に基づいたカリキュラムに見合う症例数を有していなければならない。それを確認するために、
臨床要件として 24 領域別の年間外来患実数者数、年間入院患者実数、および領域別の代表的
疾患名について、過去 1 年間の実績を提示する。症例数が不十分(1領域につき年間の外来・入
院患者が 10 症例を満たない)で 、専攻医の研修が行えない領域は、連携施設が専門研修を分
担する。
2. 連携施設に求められる要件[整備基準24]
(1)専門性および地域性から当該専門研修プログラムで必要とされる施設であること。
(2)研修連携施設は専門研修基幹施設が定めた専門研修プログラムに協力し、カリキュラムの
一部を分担し、専攻医に専門研修を提供する。
3.関連施設
地域医療を担う小規模で指導医不在の医療機関、あるいは診療以外の分野を担うリハビリセン
ター・保健センターなどを「関連施設」として位置づけてプログラム内に組みこむことを可能とし
た。
2
*現在の小児科研修施設の要件
#研修支援施設
・小児科専門医6名以上
・
小児科入院ベッド数20床以上
・
現在、214 施設
#研修施設
・小児科専門医3名以上
・
病院総入院ベッド数200床以上
・
現在、513 施設
#関連施設
研修責任指導医が研修に必要と認めた施設
C 典型的なローテートパターン(図1A、1B)
基幹施設を最低6ヶ月間、ローテートする必要があるという規程があるが、連携施設・関連施設
の期間については特に規程はない。
関連施設の場合、週1〜2日という非連続的な研修であっても専門研修のカリキュラムの履修
としてみなすこととした。
*研修施設の分類: 基幹施設>連携施設>関連施設
D 地域医療への配慮 について
プログラムの作成にあたっては、地域医療や医師偏在への配慮を行うこと、また審査にあたっ
ては、連携施設の承認基準を緩和し、連携施設の規模や指導医数を承認の条件としないことを
[整備基準 24・26・28]に明記した。
したがって、過疎医療地域に位置する指導医が少ない(あるいは不在)施設であっても、専門研
修を行うこと(基幹施設から専攻医をローテートさせること)が可能である。
また、各基幹施設における小児科研修プログラム作成に際して、「地域医療の考え方」を記載
する項目(Ⅳ)を設け、地域医療への配慮と実践を喚起した。
[整備基準 24(連携施設の認定基準について):専門性および地域性から当該専門研修プログラ
ムで必要とされる施設であり、施設規模や指導医数を承認の条件としない
[整備基準 26(専門研修施設群の地理的範囲について):当該医療圏の小児医療を支えるもので
地域医療に配慮したものでなくてはならない
[整備基準 28(地域医療・地域連携への対応について):医師偏在の回避を念頭に置いた研修プ
ログラムを提供し、地域医療の充実のための具体的な方策を考え実践しなければならない。3 年
間の研修期間のうち最低 1 か月間は経験するようにプログラムを作成すること
[整備基準 29(地域において指導の質を落とさないため方法について):常勤の専門研修指導医
3
が在籍しない場合には、専門研修施設から随時適切な指導を受けられるようにする(例.指導医
の訪問やインターネットによる指導)などして、専門研修が柔軟に実施・管理できるよう配慮する
こと
E プログラム申請の状況の概要およびプログラム調整状況(図2、図3)
予備審査
1、「手あげ方式」でプログラムを募集
→自由に申請(学会が基幹施設候補を指定しない)
2、募集人数に上限
専門医育成実績(3年間の専門医合格者数の平均)+5名以内と決めた。
→+5名は現状で専門医が不足し、将来増やす必要のある地域への配慮
3、研修施設群の構築のルールの策定
→大都市圏において、研修施設群が重なることで募集人数が過剰に増えないように(専攻医の
囲い込みをしないように)配慮した。
→大都市のない地方の場合は、研修施設群が重なって募集人数が増えることを認めた。
→連携施設を多く抱え、広域(地方)をカバーする研修施設群は優先的に承認する方針とした。
4、地区委員会*(全国7ブロック:北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州)との協議
→地区委員会に直接、出向き、予備審査結果を説明し地区の意見を聴取した。
→申請内容と研修実態の乖離があるかどうか聴取した。
→この結果、研修施設群の構築に問題のある場合には、基幹施設に修正(病院群修正、募集人
数削減)を求めた。
* 地区委員会はその地区を代表する医育機関・一般施設・開業の医師で構成されている。関
東地区の委員数は27名である(3名 X 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・静
岡)
5、予備審査の結果、188プログラム(専攻医数1426名)の応募があったが、165プログラム
(専攻医数1351名)となった。
本審査(一次審査)
1、本審査は予備審査に合格した施設に対して申請書類を提出するように依頼し、提出された書
類をもとに行なった。
2、中央資格認定委員会(=地区委員会の代表の集まり)を開催して、プログラムと専攻医数に
ついて全国的な調整を行なった。
3、都道府県ごとの小児人口当たりの小児科専門医数(比率)(表 1)を考慮しながら、募集人数
を調整した。
→小児科専門医数比率が高く、専攻医が集まりやすい大都市圏である東京、京都、大阪、福岡
のプログラムについては募集人数を10〜20%減らすことを基幹施設に求めた。
4
4、 本審査には160プログラム(専攻医数1185名)の応募があったが、調整の結果、159プロ
グラム(専攻医数1138名)となった。
5、
F 研修施設と連携施設の検証
1) 連携施設数は722であり、学会認定の研修施設数の513の約1.4倍に増加していた。
2) 学会認定の513研修施設のうち、連携施設に含まれていないのは1施設のみであった。ただ
し、この1施設も来年度は某大学プログラムに参加する予定である。
G 二次医療圏のカバー状況
基幹施設・連携施設がカバーしていない二次医療圏は存在するが、現在、この医療圏を関連施
設がカバーしている状況を検証中である。ちなみに熊本県二次医療圏の空白箇所は10と最大
であるが、その地域をカバーする熊本大学を基幹施設とするプログラムを検討すると、このうち8
は関連施設でカバーしていた。
H その他特記事項
表2に、現行制度での都道府県別の研修支援施設と新制度での研修基幹施設の数を示す。従
来から1県1研修支援施設という体制が14県において存在していた。また、約75%の研修支援
施設が基幹施設に移行していた。
小児科領域 都道府県別プログラムの申請状況等 (平成28年4月18日時点)
申請施設群の状況
当該都道府県
内の連携施設 平成28年度時 うち平成28年 ①を基幹施設
①の基幹施設 ②のうち、当該 数
点での
度時点での とする群全体
当該都道府県
と群を形成す 都道府県内の ※基幹施設が別都 小児科学会研 小児科学会支
内の基幹施設
での申請時に
道府県にある場合を
る連携施設数 連携施設数
修施設
援施設
数(①)
おける専門研
含む。
(②)
(のべ)
※基幹施設を兼ね
修指導医数
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
計
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
5
1
1
1
1
1
1
3
3
2
8
10
25
11
1
1
3
2
1
2
1
3
13
1
2
2
12
6
1
2
1
1
3
2
1
1
2
2
1
7
1
2
1
3
1
1
3
56
14
17
12
12
8
10
19
20
17
45
49
201
50
9
11
24
9
12
14
13
20
108
13
21
22
78
64
9
14
9
7
20
19
18
21
18
9
5
50
8
11
6
13
3
17
14
48
11
14
7
11
7
9
11
12
15
20
29
101
31
7
9
13
7
10
11
11
17
85
12
17
8
50
49
5
8
7
5
10
17
16
12
13
6
1
33
4
9
5
6
2
16
11
159
1219
818
る場合は除く。(の
べ)
51
13
16
11
11
7
9
16
17
15
37
39
176
39
8
10
21
7
11
12
12
17
95
12
19
20
66
58
8
12
8
6
17
17
17
20
16
7
4
43
7
9
5
10
2
16
11
31
5
6
7
6
5
6
8
5
9
17
22
50
35
5
4
5
3
4
7
7
18
36
7
8
15
54
20
7
4
2
3
9
10
6
4
6
6
4
18
5
3
5
5
2
3
6
9
2
1
2
1
1
1
3
2
3
8
12
27
20
1
1
3
2
1
2
6
4
16
3
2
5
15
7
1
2
1
1
4
4
1
1
3
4
2
14
1
2
3
2
1
3
4
1060
513
214
-
申請施設群における指導医・専攻医数の状況等
①を基幹施設
とする群全体
での申請時に
おける専攻医
数
①を基幹施設
とする群全体
の過去3年間
の専攻医合格
者数(平均×
①)
-
17
1
3
10
2
1
4
6
11
7
14
21
133
32
9
3
8
3
3
9
6
10
31
5
6
17
59
20
3
3
3
3
14
18
2
2
3
7
1
30
4
4
6
11
3
2
5
①を基幹施設
①を基幹施設 ①を基幹施設
とする群全体
群全体での申 とする群全体 とする群全体
の過去3年間
請時における で新規募集す で新規募集す
の専攻医合格
専攻医数
る専攻医の希 る専攻医の希
者数(①の平
望数(調整前) 望数(調整後)
均)
3.4
1
2.7
10
2
1.3
4
2
3.7
3.7
1.8
2.1
5.3
2.9
9
3
2.7
1.3
3.3
4.3
6.3
3.4
2.4
5.3
3
8.3
4.9
3.3
3.3
1.3
3
2.7
4.6
9
2
2.3
1.5
3.3
0.7
4.3
4.3
1.8
6.3
3.8
3
2
1.6
575
-
34
10
9
15
8
7
10
21
23
18
47
57
208
63
14
9
15
8
8
18
14
22
83
10
13
28
105
42
11
9
8
5
23
16
14
7
16
14
6
59
9
13
11
14
7
10
14
35
10
9
15
8
7
10
21
23
18
46
56
194
61
14
9
15
8
8
18
14
22
67
10
13
25
97
41
9
9
8
5
27
16
8
8
14
14
7
61
9
13
11
14
7
10
14
1185
1138
総合診療専門研修 I
資料5-3
小さめの医療機関
診療所または地域の中小病院
・外来診療(学童期以下が 5%以上、後期高齢者が10%以上)
・訪問診療(在宅療養支援診療所・病院またはこれに準じる施設)
・地域包括ケアの研修
が 可能で
総合診療指導医がいる
総合診療専門研修
II
大きめの医療機関
総合診療部門を有する病院
・一般病床を有し救急医療を提供する
・臓器別でない病棟診療(「高齢」、「心理・社会・倫理的問題を含む
複数の健康問題を抱える患者の包括ケア」、「緩和ケア」等)
・臓器別でない外来診療(救急も含む初診、複数の健康問題をもつ
患者への包括的ケア等)の研修
が可能で
いずれも総合診療指導医がいること
診療所を基幹施設とした
図1:研修体制
専門研修施設群の例
C医師会
研修施設群
A病院:連携施設
B病院:連携施設
Mクリニック:基幹施設
市町村・保健所
〇〇大学総合診療
地域医療学講座
地域センター病院を基幹施設
とした専門研修施設群の例
図1:研修体制
S市医師会
研修施設群
A病院:連携施設
B診療所:連携施設
S病院:基幹施設
C診療所:連携施設
市町村・保健所
〇〇大学総合診療
地域医療学講座
総合診療専門研修のローテーション例
それぞれに必要な研修期間
Ⅱは6~12ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
ⅠプラスⅡで
18ヶ月
3ヶ月
Ⅰは6~12ヶ月
自由選択期間 6ヶ月
総合診療領域における専門医委員会・研修委員会
プログラム受付終了
4月15日
プログラム一次審査
5月3、4日
並行して
プログラム空白
二次医療圏の
カバーを調整
プログラム二次審査
5月末
委員長
倉本 秋
日本プライマリ/ケア連合学会
草場 鉄周
藤沼 康樹
松下 明
日本プライマリ・ケア連合学会から
前野 哲博
坂戸 慶一郎 青森民医連家庭医療学センター
日本病院総合診療医学会
横谷省治
北茨城地域医療教育ステーション
田妻 進
大西弘高
東京大学医学教育国際研究センター
国診協・全自病協
北里大学病院 総合診療部
木村琢磨
中村 伸一
高村昭輝
金沢医科大学 医学教育学
金丸 吉昌
宮地純一郎
あざいリハビリテーションクリニック
地域医療機能推進機構
田原正夫
おくだ在宅クリニック
徳田 安春
浜田市国民健康保険診療所連合体
宮本雄一
地域医療振興協会
原田唯成
いしいケア・クリニック
山田 隆司
小田浩之
飯塚病院
日本医師会
全自病協・中小病院部会、国診協等から
羽鳥 裕
村上 英之
足寄町国保病院
日本内科学会
小野
剛
横手市立大森病院
生坂 政臣
新潟大学 総合地域医療学講座
吉嶺 文俊
鈴木 昌
松島一雄
ゆきぐに大和総合病院院長
高林 克日己
後藤忠雄
県北西部地域医療センター国保白鳥病院
谷口 茂夫
公立森町病院院長
中村昌樹
近森 大志郎
三枝智宏
浜松市国民健康保険佐久間病院
日本小児科学会
隠岐広域連合立隠岐島前病院院
白石吉彦
横田 俊一郎
北広島町雄鹿原診療所
東條環樹
井田 博幸
大原昌樹
綾川町国民健康保険陶病院
森 雅亮
川本龍一
西予市立野村病院内科
日本救急医学会
押淵
徹
国民健康保険平戸市民病院
垂水 庸子
国東市民病院長
籾井眞二
木村 昭夫
松崎淳人
東邦大学医学部教学IRセンター長
坂本 哲也
辻 友篤
向原 圭
久留米大学医療センター
これまで総合診療領域には指導医はいない
総合診療領域(専攻医3年、更新5年ごと) 19領域共通ルールではここで初めて指導医が誕生
2015
a) 2015年
(以降)卒業者
2017
初期研修
専攻医
専門医更新
指導医も更新
2025
2020
専門医更新
初回・機構専門医
(専門医更新の要件を修了)
機構専門医&機構の認める
指導医
(専門医更新の要件を修了)
指導医としての学び
b) 特任指導医の
場合
特任指導医
(現在は、専門医更新の要件を
修了することを求めていない)
指導医としての学び
更新特任指導医
。。。。
指導医としての学び
更新していただけるなら特任指導医を更新のための継続学習を
しかし立派な実践者(特任指導医の候補者)がいる
1)
日本プライマリ・ケア連合学会認定のプライマリ・ケア認定医、
および家庭医療専門医
2) 全自病協・国診協認定の地域包括医療・ケア認定医
3) 日本病院総合診療医学会認定医
4) 大学病院または初期臨床研修病院にて総合診療部門に所属し
総合診療を行う医師
5) 4)の病院に協力して地域において総合診療を実践している医師
6) 都道府県医師会ないし郡市区医師会から≪総合診療専門医専門
研修カリキュラムに示される「到達目標:総合診療専門医の
6つのコアコンピテンシー」について地域で実践してきた医師≫
として推薦された医師
(いずれも卒後の臨床経験7年以上)
総合診療特任指導医の養成
総合診療特任指導医の候補者
各プログラム内から受講希望順序の提出
特任指導医養成ワークショップ
試験
特任指導医
約400名
一部は プログラム
統括責任者講習会へ
通
常
の
ワ
ー
ク
シ
ョ
ッ
プ
」
特任指導医養成ワークショップ4P方式 (Pはplenaryの意: 3Pも可能)
厚生労働省補助事業で行われた
実務実習指導薬剤師養成ワークショップ形式を準用
SGD
SGD
SGD
Plenary
Plenary 1プレナリー 32~40人
SGD
SGD
SGD
SGD
SGD
SGD
Plenary
SGD
SGD
4プレナリーで1回に
150~160人受講可能
4P
1グループ 8~10人
SGD
SGD
Plenary
SGD
SGD
全員が集まって、講義形式ですむ内容の時間
但し1グループに
1名のタスク
フォースが必要
SGD
日本医師会
日本医学会連合
全国医学部長病院長会議
四病院団体協議会
WS
運営
(総合
診療)
ワークショップの
タスクフォース
日本PC連合学会
全自病協・国診協
総合診療専門医制度をスムーズに
始めるためのボランティア集団
各回ワークショップ
総合
診療
(6C・
理念)
各回
ワークショップに
20名程度が協力
6月4、5日タスクフォース講習会(シミュレーション)
昭和大学看護学科
受講順は、プログラムの提出する
優先順による
2017年2月
特任指導医養成ワークショップ
第
1
回
第
2
回
第
3
回
第
回
第
回
第
回
第
回
東
京
大
阪
東
京
東
京
仙
台
東
京
札
幌
第
回
名
古
屋
第
回
第
回
第
15
回
東
京
福
岡
東
京
15回×100名
以上の
特任指導医
最初の3回、プログラム
統括責任者予定者主体
総合診療専門医が内科系のSub-specialtyに進むには
(他領域、Sub領域の考え方による)
S
U
B
1
S
U
B
-
S
U
B
-
S
U
B
-
S
U
B
13
Ex. 一定の内科研修期間
Ex.
集中的に研修した
専門性と同じ
Ex. 一定の総合診療Ⅰ研修期間
Ex. 内科Web
評価歴等で基準
内科専門医
総合診療専門医
プログラム申請状況
24
(手上げ登録時)
6
5
9
4
5
6
4
3 12
10 2
8
2
7
11
4
1
5 6
8
12 7
5 20
8
9
3
6
14
4
4
5
10
13
6
4
4 7
1
19
16
40
11
17
3
13
都道府県
No
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
01
02
02
02
02
02
02
03
03
03
03
03
03
03
03
03
04
04
04
04
05
05
05
05
05
05
05
05
06
06
06
06
07
07
07
07
予備登録データ((377件から突合可能なものに限る)
本登録
二次医療 二次医療 基幹施設 連携施設 連携施設 連携施設 SUM 募集人員
都道府県
(病院) (診療所)
圏No
圏名
3
42
41
1
45
北海道
101 南渡島
0
6
3
3
6
北海道
102 南檜山
0
5
5
0
5
北海道
103 北渡島檜山
8
81
70
11
89
北海道
104 札幌
2
21
7
14
23
北海道
105 後志
0
3
2
1
3
北海道
106 南空知
0
9
8
1
9
北海道
107 中空知
0
0
0
0
0
北海道
108 北空知
0
8
2
6
8
北海道
109 西胆振
0
2
1
1
2
北海道
110 東胆振
0
2
2
0
2
86
北海道
111 日高
5
20
12
8
25
北海道
112 上川中部
0
4
3
1
4
北海道
113 上川北部
0
1
1
0
1
北海道
114 富良野
1
10
6
4
11
北海道
115 留萌
0
5
1
4
5
北海道
116 宗谷
1
10
10
0
11
北海道
117 北網
0
3
3
0
3
北海道
118 遠紋
1
24
19
5
25
北海道
119 十勝
1
11
11
0
12
北海道
120 釧路
0
4
3
1
4
北海道
121 根室
3
13
11
2
16
青森県
201 津軽地域
1
11
7
4
12
青森県
202 八戸地域
1
7
4
3
8
青森県
203 青森地域
29
0
4
3
1
4
青森県
204 西北五地域
0
7
2
5
7
青森県
205 上十三地域
0
5
2
3
5
青森県
206 下北地域
3
5
4
1
8
岩手県
301 盛岡
1
3
3
0
4
岩手県
302 岩手中部
1
4
4
0
5
岩手県
303 胆江
1
5
5
0
6
岩手県
304 両磐
0
1
1
0
1
25
岩手県
305 気仙
1
6
5
1
7
岩手県
306 釜石
0
1
1
0
1
岩手県
307 宮古
1
5
4
1
6
岩手県
308 久慈
0
0
0
0
0
岩手県
309 二戸
0
4
3
1
4
宮城県
401 仙南
4
28
26
2
32
宮城県
403 仙台
23
0
5
5
0
5
宮城県
406 大崎・栗原
14
9
5
15
宮城県
409 石巻・登米・気仙沼 1
0
3
3
0
3
秋田県
501 大館・鹿角
0
0
0
0
0
秋田県
502 北秋田
0
0
0
0
0
秋田県
503 能代・山本
2
7
7
0
9
秋田県
504 秋田周辺
26
0
0
0
0
秋田県
505 由利本荘・にかほ 0
0
1
1
0
1
秋田県
506 大仙・仙北
1
1
1
0
2
秋田県
507 横手
0
0
0
0
0
秋田県
508 湯沢・雄勝
1
10
9
1
11
山形県
601 村山
1
9
6
3
10
山形県
602 最上
6
1
4
3
1
5
山形県
603 置賜
1
7
6
1
8
山形県
604 庄内
3
8
4
4
11
福島県
701 県北
0
3
1
2
3
福島県
702 県中
1
9
9
0
10
福島県
703 県南
0
6
0
6
6
25
福島県
704 会津
25
07
07
07
08
08
08
08
08
08
08
08
08
09
09
09
09
09
09
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
12
12
12
12
12
12
12
12
12
13
13
13
13
13
13
13
13
13
13
13
13
福島県
福島県
福島県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
茨城県
栃木県
栃木県
栃木県
栃木県
栃木県
栃木県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
群馬県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
千葉県
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
705
706
707
801
802
803
804
805
806
807
808
809
901
902
903
904
905
906
1001
1002
1003
1004
1005
1006
1007
1008
1009
1010
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
0
南会津
0
相双
0
いわき
1
水戸
1
日立
0
常陸太田・ひたちなか
0
鹿行
0
土浦
1
つくば
0
取手・竜ヶ崎
0
筑西・下妻
0
古河・坂東
0
県北
0
県西
2
宇都宮
0
県東
3
県南
0
両毛
3
前橋
1
高崎・安中
0
渋川
0
藤岡
0
富岡
0
吾妻
1
沼田
0
伊勢崎
0
桐生
0
太田・館林
1
南部
1
南西部
1
東部
4
さいたま
0
県央
1
川越比企
0
西部
4
利根
1
北部
1
秩父
1
千葉
3
東葛南部
3
東葛北部
1
印旛
1
香取海匝
1
山武長生夷隅
1
安房
1
君津
1
市原
3
区中央部
4
区南部
3
区西南部
6
区西部
5
区西北部
0
区東北部
2
区東部
0
西多摩
0
南多摩
4
北多摩西部
2
北多摩南部
2
北多摩北部
3
0
2
33
13
17
5
13
6
7
4
5
5
2
25
1
14
0
30
16
5
0
0
5
14
0
0
3
5
11
4
19
1
6
3
7
4
14
8
20
20
4
8
12
21
0
1
20
23
19
40
24
18
13
6
12
10
21
21
0
0
1
30
9
12
5
13
6
6
1
5
5
2
19
1
12
0
27
12
5
0
0
3
13
0
0
3
4
9
4
14
1
2
3
7
2
9
6
19
15
4
8
11
12
0
1
16
18
15
29
19
7
12
3
11
5
20
15
3
0
1
3
4
5
0
0
0
1
3
0
0
0
6
0
2
0
3
4
0
0
0
2
1
0
0
0
1
2
0
5
0
4
0
0
2
5
2
1
5
0
0
1
9
0
0
4
5
4
11
5
11
1
3
1
5
1
6
3
0
2
34
14
17
5
13
7
7
4
5
5
2
27
1
17
0
33
17
5
0
0
5
15
0
0
3
6
12
5
23
1
7
3
11
5
15
9
23
23
5
9
13
22
1
2
23
27
22
46
29
18
15
6
12
14
23
23
20
18
19
58
60
146
13
14
14
14
14
14
14
14
14
14
14
14
15
15
15
15
15
15
15
16
16
16
16
17
17
17
17
18
18
18
18
19
19
19
19
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
21
21
21
21
21
22
22
22
22
22
22
22
22
23
東京都
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
神奈川県
新潟県
新潟県
新潟県
新潟県
新潟県
新潟県
新潟県
富山県
富山県
富山県
富山県
石川県
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京築
中部
東部
北部
西部
南部
長崎
佐世保県北
県央
県南
五島
上五島
壱岐
対馬
熊本
宇城
有明
鹿本
菊池
阿蘇
上益城
八代
芦北
球磨
天草
東部
中部
南部
豊肥
西部
北部
宮崎東諸県
都城北諸県
延岡西臼杵
日南串間
西諸
西都児湯
日向入郷
鹿児島
南薩
川薩
出水
姶良・伊佐
曽於
肝属
熊毛
奄美
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39
1539
参考資料1
専門医の在り方に関する検討会
報告書
平成25年4月22日
目
はじめに
次
…………………………………………………………………………………1
1.検討にあたっての視点……………………………………………………………………1
2.求められる専門医像について……………………………………………………………2
3.専門医の質の一層の向上について………………………………………………………2
(1)基本的な考え方……………………………………………………………………2
(2)専門医の位置づけについて………………………………………………………2
(3)専門医に関する情報の在り方について…………………………………………3
(4)専門医の認定機関について………………………………………………………3
(5)専門医の領域について……………………………………………………………4
(6)専門医の養成・認定・更新について……………………………………………5
(7)学会認定専門医の移行措置について……………………………………………6
4.総合診療専門医について…………………………………………………………………7
(1)総合的な診療能力を有する医師の必要性等について…………………………7
(2)総合診療専門医の位置づけについて……………………………………………7
(3)総合診療専門医の養成について…………………………………………………7
5.専門医の養成と地域医療との関係について……………………………………………8
(1)医療提供体制における専門医について…………………………………………8
(2)専門医の養成数について…………………………………………………………9
6.医師養成に関する他制度との関係について……………………………………………9
おわりに…………………………………………………………………………………10
構成員名簿
検討経緯
……………………………………………………………………………11
………………………………………………………………………………12
はじめに
○
わが国においてはこれまで、医師の専門性に係る評価・認定については、各領域の
学会が自律的に独自の方針で専門医制度※を設け、運用してきた。
※ 現在の専門医制度では、学会が専門医認定を受けるために必要な基準を作成し、医師免許取
得後の一定の経験等を評価し、主に試験による能力確認を行って専門医を認定している。
○
しかし、専門医制度を運用する学会が乱立して認定基準が統一されておらず、専門
医として有すべき能力について医師と国民との間に捉え方のギャップがあるなど、現
在の専門医制度は国民にとって分かりやすい仕組みになっていないと考えられる。
○
また、医師の地域偏在・診療科偏在は近年の医療をめぐる重要な課題であり、専門
医の在り方を検討する際にも、偏在の視点への配慮が欠かせない。
○
今後、患者から信頼される医療を確立していくためには、専門医の質の一層の向上
や医師の診療における適切な連携を進めるべきであり、現在の専門医制度を見直す必
要がある。
○
このため、改めて国民の視点に立った上で、医師の質の一層の向上及び医師の偏在
是正を図ることを目的として、厚生労働省として本検討会を開催し、本検討会におい
て専門医の在り方に関して幅広く検討を行うこととなった。
○
本検討会は、平成23年10月に第1回の会合を開催し、以降、関係者からのヒア
リング等を参考に活発な意見交換を重ね、同24年8月には、それまでの議論を中間
的に取りまとめたところであるが、その後、引き続き議論すべき項目等について議論
を深め、今般、以下のとおり報告書を取りまとめたものである。
1.検討にあたっての視点
○
○
専門医の在り方を議論するにあたっては、専門医を「患者から信頼される標準的な
医療を提供できる医師」として考えるべきである。
新たな専門医の仕組みについて議論するにあたっては、これから臨床研修を修了し、
専門医の資格を取得しようとする若い医師をどのように育てるかという育成する側
の視点のみならず、育成される側のキャリア形成の視点も踏まえて考えるべきである。
○
新たな専門医の仕組みについては、専門医の質を高め、良質な医療が提供されるこ
とを目的として構築すべきである。そのような仕組みを通じて専門医を含めた医師の
偏在が是正される効果が期待される。
- 1 -
2.求められる専門医像について
○
専門医とは「神の手を持つ医師」や「スーパードクター」を意味するのではなく、
例えば、
「それぞれの診療領域における適切な教育を受けて十分な知識・経験を持ち、
患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師」と定義することが適当である。
○
「専門医」に類似する名称として、学会等が認定する資格名である「認定医」※1や、
医療法にもとづき厚生労働大臣の標榜許可を受けた診療科についての「標榜医」※2等
が挙げられる。
※1 「認定医」には、現在、
「認定内科医」等がある。
※2 「標榜医」としては、現在、麻酔科のみが許可されている。
○
「専門医」と「認定医」との関係については、今後、新たな専門医の仕組みの構築
の中で、関係学会等との連携のもと、国民にとって分かりやすい形で統一的に整理し
ていく必要がある。
○
「標榜医」の在り方については、麻酔科専門医の養成状況等を踏まえつつ、今後、
検討を行うことが考えられる。
3.専門医の質の一層の向上について
(1)基本的な考え方
○
専門医制度を持つ学会が乱立して、制度の統一性、専門医の質の担保に懸念を生じ
る専門医制度も出現するようになった結果、現在の学会主導の専門医制度は患者の受
診行動に必ずしも有用な制度になっていないため、質が担保された専門医を学会から
独立した中立的な第三者機関で認定する新たな仕組みが必要である。
(2)専門医の位置づけについて
○
新たな専門医の仕組みは、プロフェッショナルオートノミー(専門家による自律性)
を基盤として、設計されるべきである。
○
新たな専門医の仕組みにおいて、養成プログラムを充実させることにより、①医師
の診療レベルが向上すること、②医師が習得した知識・技能・態度について認定を受
けて開示できること、その結果、③患者が医療機関を受診するにあたって医師の専門
性を確認できること、などの意義がある。
○
広告が可能な医師の専門性に関する資格名等※については、新たな専門医の仕組み
の構築に併せて見直すことが必要である。
※
現在、研修体制、試験制度等に関する一定の外形的な基準(厚生労働省告示に規定)を満た
す団体が認定する専門医について、広告することが可能となっている。
- 2 -
○
専門医の広告に関しては、患者の適切な選択に資する観点から、今後、第三者機関
において、専門医の認定基準やサブスペシャルティ領域の範囲等を明確にした上で、
基本的に、同機関が認定する専門医を広告可能とすべきである。
○
第三者機関以外の学会等が認定する資格名(厚生労働省告示に規定する外形的な基
準を満たす学会認定の専門医を含む。)の広告の取扱いについては、今後、引き続き
検討する必要がある。その際、第三者機関が認定する専門医と学会等が認定する資格
名との間に、名称等において何らかの区別を設けることが必要である。
○
わが国における専門医の領域は概ね診療科に応じて設定されているため、新たな仕
組みのもとでの専門医について、標榜科※と関連させることも将来的には考えるべき
である。
※ 現在、診療科名については、政省令に定められたものについて、原則として自由に標榜する
ことが可能となっている。
○
新しい専門医の仕組みについては、新たな専門医の認定・更新状況等を踏まえつつ、
将来的には、関係制度等への位置づけを検討することが望ましい。
(3)専門医に関する情報の在り方について
○
専門医は単なる個人の能力認定という面だけではなく、その領域の診療を担う社会
的責任という面もあることから、専門医のキャリアや認定・更新基準など専門医に関
する情報を国民に分かりやすく示すなどの仕組みが必要である。
○
専門医に関する専門性の高い情報は、医師が必要に応じて他の領域の専門医や高次
医療機関の専門医を円滑に患者に紹介できるような医師間のネットワークで活用で
きるようにすべきである。
○
第三者機関において、専門医の質や分布等を把握するため、専門医及び専攻医※に
関する情報の収集・管理等を円滑に行うことが重要であり、そのためのデータベース
の構築が必要である。
※
○
臨床研修修了後に、専門医を取得するための研修を行っている医師
データベースは、医療提供体制の現状把握に必要不可欠であり、国や都道府県にお
いても基礎資料として活用することも考えられるため、その構築に対する国の支援が
必要である。
(4)専門医の認定機関について
○
専門医の認定は、第三者機関が学会との密接な連携のもとで行うべきであり、その
ような第三者機関を速やかに設立すべきである。このため、医療関係者や国民の代表
等からなる準備組織を設ける必要がある。
- 3 -
○
○
中立的な第三者機関は、医療の質の保証を目的として、プロフェッショナルオート
ノミーにもとづき医師養成の仕組みをコントロールすることを使命とし、医療を受け
る患者の視点に立って新たな専門医の仕組みを運用すべきである。
中立的な第三者機関は、以下のとおり運営すべきである。
① 専門医の認定と養成プログラムの評価・認定の2つの機能を担うとともに、その
際の専門医の認定・更新基準や養成プログラム※・研修施設の基準の作成も第三者
機関で統一的に行うこと。
※
個別の養成プログラムは、基準を踏まえ、各研修施設が作成することとなる。
② 専門医の質の一層の向上に資するよう、各領域が満たすべき到達目標、経験症例
数、指導体制等について共通の指針を作成し、この指針に沿って各領域の専門医の
認定・更新基準や養成プログラム・研修施設の基準を作成すること。
③ 専門医の認定部門と養成プログラムの評価・認定部門のもとに、各領域の専門委
員会を設け、それぞれの領域の学会等の協力を得て運営すること。
④ 専門医の認定や基準の作成はプロフェッショナルオートノミーを基盤として行
うとともに、情報公開や実施体制等の制度全般について国民の視点やニーズを反映
するため、運営に国民の代表が参画できるような仕組みとし、組織の透明性と専門
医の養成プロセスの標準化を図り、説明責任を果たせるような体制とすること。
⑤ 専門医に係るデータの把握を継続的に行って公表するとともに、当該データを踏
まえ、諸外国とも比較しながら、専門医の質を確保する視点から専門医の認定・更
新基準等について継続的な見直しを行いつつ、望ましい専門医の在り方について検
討を行うこと。
(5)専門医の領域について
○
基本的な診療領域を専門医制度の基本領域として、この基本領域の専門医※1を取得
した上でサブスペシャルティ領域の専門医※2を取得するような二段階制の仕組みを
基本とすべきである。
※1 基本領域の専門医の例(現在、日本専門医制評価・認定機構が認定している18領域)
 総合内科専門医
 小児科専門医
 皮膚科専門医
 精神科専門医
 整形外科専門医
 外科専門医
 産婦人科専門医
 耳鼻咽喉科専門医
 眼科専門医
 泌尿器科専門医
 放射線科専門医
 脳神経外科専門医
 麻酔科専門医
 臨床検査専門医
 病理専門医
 救急科専門医
 リハビリテーション専門医
 形成外科専門医
※2 サブスペシャルティ領域の専門医の例(現在、日本専門医制評価・認定機構が認定しているもの)
 循環器専門医
 血液専門医
 腎臓専門医
 消化器外科専門医 等
- 4 -
○
専門医の定義や位置づけに鑑み、医師は基本領域のいずれかの専門医を取得するこ
とを基本とすることが適当である。
○
専門医の領域については、国民が医師の専門性をどこまで理解できるのかを踏まえ、
名称も含め、国民から見て分かりやすいものとする必要がある。
○
専門医の認定については、個別学会単位で認定する仕組みではなく、診療領域単位
の認定にすべきである。
○
基本領域の専門医の一つとして、総合的な診療能力を有する医師を加えるべきであ
る。
○
基本領域よりも専門性の高いサブスペシャルティ領域については、基本的には、①
その領域の患者数や専門医数等を踏まえ、日常的に診療現場で十分に確立し得る診療
領域単位であること、②基本領域との間に一定の関連があること、③専門医の認定や
更新が、十分な活動実績や適切な研修体制の確保を要件としてなされること、などを
前提として設定することが適当である。
○
ただし、例外的な取扱いとして、特殊な技能や診療領域等に関するより専門分化し
た領域をサブスペシャルティ領域として設定する場合は、第三者機関において、今後、
その基準を明確にした上で、検討する必要がある。
(6)専門医の養成・認定・更新について
○
専門医が、患者から信頼される標準的な医療を提供するために、その認定について
は、経験症例数等の活動実績を基本的な要件とすることが必要である。このため、専
門医の養成プログラムの基準は、どのような専門医を養成するのかという目標を明確
にした上で、そのために必要な指導医数や経験症例数等を踏まえて作成することが重
要である。
○
専門医資格の更新についても、専門医の資格取得後も生涯にわたって標準的な医療
を提供するという視点から、現在、一部の学会認定の専門医制度において手術経験数
や症例数、e ラーニングを含めた学習などを要件としていることを踏まえ、専門医と
しての活動実績を基本的な要件とすべきである。
○
1人の医師が複数の基本領域の認定・更新を受けることについては、原則として複
数の認定・更新を念頭に置いた制度設計は行わないこととしつつ、自助努力により複
数領域の認定・更新基準を満たすのであれば、許容することが考えられる。ただし、
このことが安易なものとならないよう、各領域の活動実績を要件とする適切な認定・
更新基準が必要である。
- 5 -
○
専門医の認定・更新にあたっては、医の倫理や医療安全、地域医療、医療制度等に
ついても問題意識を持つような医師を育てる視点が重要であり、日本医師会生涯教育
制度などを活用することも考えられる。また、各領域の専門性に加えて、卒後2年間
の臨床研修で求められている到達目標である、一般的な診療において頻繁に関わる負
傷又は疾病に適切に対応できる基本的な診療能力(以下「基本診療能力」という。)
を維持し、向上させるという視点も必要である。
○
新たな専門医の仕組みが若い医師や国民に評価され、専門医の取得や更新が促進さ
れるようにすることが必要である。
○
多様な医師を養成するニーズに応えられるよう、専門医の養成の過程において、例
えば、研修の目標や内容を維持した上で、養成プログラムの期間の延長により研究志
向の医師を養成する内容を盛り込むことも検討すべきである。また、男女を問わず、
出産・育児・介護等と専門医の取得・更新とが両立できるような仕組みとするととも
に、養成プログラム・研修施設の基準等についても、キャリア形成に配慮することが
望ましい。
○
新たな専門医の養成は、今後、第三者機関における認定基準等の作成や、各研修施
設における養成プログラムの作成を経て、平成29年度を目安に開始することが考え
られる。研修期間については、例えば3年間を基本としつつ、各領域の状況に応じ設
定されることが望ましい。
(7)学会認定専門医の移行措置について
○
既存の学会認定の専門医から新たな第三者機関認定の専門医への移行については、
専門医の質を担保する観点から、同機関が設定した領域について、同機関において適
切な移行基準を作成することが必要である。
○
移行については、各学会認定の専門医の更新のタイミング等に合わせて、移行基準
を満たす者から順次移行を可能とすることが適当である。その際、各学会が更新基準
を見直し、第三者機関が作成する移行基準の水準とすることにより、円滑な移行に資
することが期待される。
○
移行を開始する時期については、新たな専門医研修が開始される見込みの平成29
年度から移行可能とすべきとする見方と、新たな仕組みのもとでの専門医研修が修了
する見込みの平成32年度以降とすべきとする見方があり、今後、第三者機関におい
て、新たに専門医を取得しようとする医師への事前の周知の必要性や、移行基準の作
成状況等を踏まえ、速やかに検討する必要がある。
- 6 -
4.総合診療専門医について
(1)総合的な診療能力を有する医師の必要性等について
○
総合的な診療能力を有する医師(以下「総合診療医」という。)の必要性について
は、①特定の臓器や疾患に限定することなく幅広い視野で患者を診る医師が必要であ
ること、②複数の疾患等の問題を抱える患者にとっては、複数の従来の領域別専門医
による診療よりも総合的な診療能力を有する医師による診療の方が適切な場合もあ
ること、③地域では、慢性疾患や心理社会的な問題に継続的なケアを必要としている
患者が多いこと、④高齢化に伴い、特定の臓器や疾患を超えた多様な問題を抱える患
者が今後も増えること、などの視点が挙げられる。
○
総合診療医には、日常的に頻度が高く、幅広い領域の疾病と傷害等について、わが
国の医療提供体制の中で、適切な初期対応と必要に応じた継続医療を全人的に提供す
ることが求められる。
(2)総合診療専門医の位置づけについて
○
現在、地域の病院や診療所の医師が、かかりつけ医として地域医療を支えている。
今後の急速な高齢化等を踏まえると、健康にかかわる問題について適切な初期対応等
を行う医師が必要となることから、総合的な診療能力を有する医師の専門性を評価し、
新たな専門医の仕組みに位置づけることが適当である。
○
総合診療医の専門医としての名称は、
「総合診療専門医」とすることが適当である。
○
総合診療専門医は、領域別専門医が「深さ」が特徴であるのに対し、「扱う問題の
広さと多様性」が特徴であり、専門医の一つとして基本領域に加えるべきである。
○
総合診療専門医には、地域によって異なるニーズに的確に対応できる「地域を診る
医師」としての視点も重要であり、他の領域別専門医や他職種と連携して、多様な医
療サービスを包括的かつ柔軟に提供することが期待される。
(3)総合診療専門医の養成について
○
多くの若い医師が従来の領域別専門医志向を持っている中で、総合診療専門医が、
若い医師や国民に評価されるよう、養成プログラムの一層の充実と国民への周知が必
要である。
○
他の基本領域の専門医と異なり、臨床研修修了直後の医師が進むコースに加えて、
他の領域から総合診療専門医への移行や、総合診療専門医から他の領域の専門医への
移行を可能とするプログラムについても別に用意する必要がある。移行にあたってど
のような追加研修を受ける必要があるか等については、今後の新たな専門医の仕組み
の構築の中で引き続き議論する必要がある。
- 7 -
○
総合診療専門医の認定・更新基準や養成プログラム・研修施設の基準については、
関連する諸学会や医師会等が協力して、第三者機関において作成すべきである。これ
らの基準は、日常的に頻度が高く、幅広い領域の疾病と傷害等への対応能力が修得で
きる内容であることを基本とし、日本医師会生涯教育カリキュラムの活用を考慮しつ
つ、第三者機関において引き続き検討することが必要である。
○
養成プログラムの基本的な枠組みとしては、診療所や、中小病院、地域の中核病院
における内科、小児科、救急等を組み合わせ、外来医療、入院医療、救急医療、在宅
医療等を研修することが考えられる。
○
総合診療専門医の養成には、幅広い臨床能力を有する指導者も必要であり、地域で
中核となって指導ができる医師を養成することも重要である。また、大学病院や大病
院のみならず、地域の中小病院や診療所も含めて総合診療専門医の養成に取り組むべ
きであり、地域医療を支えているかかりつけ医等が指導医として関与することも必要
であることから、医師会等の協力が必要である。
○
総合診療専門医を養成するためには、臨床実習などの卒前教育においても、それぞ
れの診療科を単にローテートするだけではなく、総合的な診療能力を養成するように
プログラムを構築し、地域の診療所や病院、介護福祉施設等の協力を得て実習を実施
するとともに、頻度の高い疾病や全人的な医療の提供、患者の様々な訴えに向き合う
姿勢などを学ぶことが必要である。
○
地域の病院では領域別専門医であっても総合的な診療が求められており、総合診療
専門医と基本診療能力のある領域別専門医をバランス良く養成することが重要である。
○
総合診療専門医については、現段階で具体的に養成数を設定することは困難である
が、今後の高齢化や疾病構造の変化等を踏まえつつ、第三者機関において、今後、検
討する必要がある。
5.専門医の養成と地域医療との関係について
(1)医療提供体制における専門医について
○
医療提供体制全体の中で、医師の専門性の分布や地域分布について、グランドデザ
インを作ることが重要である。
○
国民のニーズに応え、かつ適切な医療を提供するためには、現在のフリーアクセス
を前提としつつ、総合診療専門医や領域別専門医の所在を明らかにして、それぞれの
特性を活かしたネットワークにより、適切な医療を受けられる体制を構築することが
重要である。
○
新たな専門医の仕組みの構築にあたっては、少なくとも、現在以上に医師が偏在す
ることのないよう、地域医療に十分配慮すべきである。
- 8 -
○
新たな専門医の仕組みにおいて、プロフェッショナルオートノミーを基盤として、
地域の実情に応じて、研修病院群の設定や、専門医の養成プログラムの地域への配置
の在り方などを工夫することが重要である。研修施設については、都道府県(地域医
療支援センター等)と連携しつつ、指導体制等の研修の質を確保した上で、大学病院
や地域の中核病院などの基幹病院と地域の協力病院等(診療所を含む。
)が病院群を
構成することが適当である。
○
研修施設が専門医の養成プログラムを作成するにあたっては、先進的な都道府県等
の例を参考としつつ、国や都道府県、大学、地域の医師会等の関係者と十分に連携を
図ることが期待されるとともに、初期診療が地域で幅広く求められる専門医の養成プ
ログラムの中には、一定期間の地域医療に関する研修を取り入れることが必要である。
また、いわゆる「地域枠」等をはじめ、地域医療に従事することを希望する医師が専
門医となる環境を確保していく観点から、地域医療に配慮した病院群の設定や養成プ
ログラムの作成等に対する公的な支援を行うことも考えられる。
○
専門医が地域に定着するよう、専門医の資格取得後も、都道府県や大学、地域の医
師会等の関係者と研修施設等が連携し、キャリア形成支援を進めることが期待される。
(2)専門医の養成数について
○
新たな専門医の仕組みの議論においては、専門医の質に加えて、専門医の数も重要
な問題である。
○
専門医の養成数については、患者数や疾病頻度、各養成プログラムにおける研修体
制等を踏まえて設定されることを基本とし、さらに、専門医及び専攻医の分布状況等
に関するデータベース等を活用しつつ、地域の実情を総合的に勘案する必要がある。
6.医師養成に関する他制度との関係について
○
新しい仕組みのもとで専門医が基本診療能力を維持し、向上させるためには、臨床
研修における基本診療能力の養成とともに、卒前教育における医学教育モデル・コ
ア・カリキュラムを踏まえた診療参加型臨床実習の充実等が重要である。
○
臨床研修制度については、平成27年度の研修医から適用することを念頭に、別途、
制度の見直しが議論されているが、当該見直しにあたっては、新しい専門医の仕組み
を踏まえつつ、臨床研修と専門医研修との連続性にも配慮することが必要である。
○
新たな専門医の仕組みは、基本的には、2年間の臨床研修修了後に専門医の養成プ
ログラムが実施されることを前提として構築することが適当であるが、各専門領域の
実情等を踏まえ、臨床研修における研修内容等を加味することも検討することが考え
られる。
- 9 -
おわりに
○
今後、専門医の質が高まり、良質な医療が提供されるよう、本報告書をもとに、新
たに設置される中立的な第三者機関が、関係者との連携のもと、新たな専門医の仕組
みを推進することが求められる。また、このような仕組みを通じて医療提供体制が改
善されることを期待したい。
○
専門医の在り方については、新たな仕組みの導入以降、プロフェッショナルオート
ノミーを基盤とした上で、専門医の質の一層の向上や医療提供体制の改善等の観点か
ら、その進捗状況を見極めつつ、適宜、継続的な見直しを行っていくことが必要であ
る。
- 10 -
専門医の在り方に関する検討会 構成員
平成 25 年3月7日現在
池田
康夫 (日本専門医制評価・認定機構理事長)
○金澤 一郎 (国際医療福祉大学大学院長)
桐野
小森
今
高明 (独立行政法人国立病院機構理事長)
貴
明秀
(小森耳鼻咽喉科医院長)※平成24年4月から構成員
(八戸市立市民病院副院長)
◎髙久 史麿 (日本医学会長)
高杉
敬久
髙山
佳洋 (大阪府健康医療部長)
富田
保志
平林
勝政 (國學院大學法科大学院特任教授)
福井
次矢 (聖路加国際病院長)
藤本
晴枝
(NPO法人地域医療を育てる会理事長)
松尾
清一
(名古屋大学医学部附属病院長)
三上
裕司 (東香里病院理事長)※平成24年3月まで構成員
桃井
眞里子(前自治医科大学小児科学教授)
森山
門田
山口
寛
(博愛クリニック院長)
(国立病院機構名古屋医療センター教育研修部長)
(東京慈恵会医科大学附属病院長)
守人 (がん研究会有明病院長)
徹
◎印は座長
(虎の門病院長)
○印は座長代理
(五十音順)
- 11 -
専門医の在り方に関する検討会
検討経緯
第1回 平成23年10月13日
○ 自由討議
第2回 平成23年11月4日
○ ヒアリング
・日本専門医制評価・認定機構 理事長
池田 康夫委員
・日本内科学会 認定医制度担当理事
渡辺
毅先生
・日本外科学会 監事(外科関連専門医制度委員会委員長)
兼松 隆之先生
第3回 平成23年12月1日
○ ヒアリング
・がん研究会 理事
土屋 了介先生
・日本産科婦人科学会 常務理事(専門医制度担当)
・日本救急医学会 専門医認定委員会委員長
遠藤
吉川 史隆先生
裕先生
第4回 平成24年1月11日
○ ヒアリング
・日本プライマリ・ケア連合学会 理事長
前沢 政次先生
・日本医師会
三上 裕司委員、高杉 敬久委員
・福井 次矢委員
第5回 平成24年2月16日
○ ヒアリング
・江別市立病院 副院長
阿部 昌彦先生
・一関市国民健康保険藤沢病院 院長
佐藤 元美先生
・髙山 佳洋委員
第6回 平成24年3月8日
○ ヒアリング
・日本専門医制評価・認定機構
・藤本 晴枝委員
理事
八木 聰明先生
- 12 -
第7回 平成24年5月18日
○ 「論点項目の素案」の検討
○ ヒアリング
・東京医科歯科大学 全国共同利用施設医歯学教育
システム研究センター長
奈良 信雄先生
・日本病理学会 理事長
深山 正久先生
第8回 平成24年6月15日
○ 「論点項目の修正案」の検討
○ ヒアリング
・秋田大学医学部総合地域医療推進講座医学教育部
・文部科学省高等教育局医学教育課
教授
長谷川 仁志先生
第9回 平成24年7月6日
○ 「中間まとめ(案)
」の検討
第 10 回 平成24年8月3日
○ 「中間まとめ(案)
」の検討
平成24年8月31日
「中間まとめ」とりまとめ
公表
第 11 回 平成24年9月7日
○ 「引き続き議論が必要な課題」の検討
第 12 回 平成24年10月3日
○ 「専門医の養成・認定・更新」等の検討
第 13 回 平成24年11月29
○ 「専門医の養成数や医療提供体制における専門医」等の検討
第 14 回 平成24年12月26日
○ 「「総合医」「総合診療医」」等の検討
第 15 回 平成25年1月18日
○ 「さらに議論が必要な論点」の検討
第 16 回 平成25年2月6日
○ 「新たな専門医の仕組みにおける広告」の検討
○ 「報告書(素案)」の検討
第 17 回 平成25年3月7日
○ 「報告書(案)」の検討
- 13 -
参考資料2
医政医発 0331 第5号
平成 28 年3月 31 日
各都道府県衛生主管部(局)長 殿
厚生労働省医政局医事課長
(
公
印
省
略
)
専門研修プログラムの認定に向けた各都道府県における調整等について
今般、3月 25 日に開催された社会保障審議会医療部会「専門医養成の在り方に
関する専門委員会」において、新たな専門医の養成を平成 29 年度から開始すると
した場合の必要な調整事項として、
「専門研修プログラムの認定に向けた調整方針」
(別紙)をお示ししております。
貴都道府県におかれては、別紙の「2
都道府県の取組」を参考に、関係者
(大学・主な基幹施設・連携施設、医師会、病院団体、行政、日本専門医機構等)
と連携し、必要な情報共有、検証、調整等を図っていただくようお願いします。
また、この「専門研修プログラムの認定に向けた調整方針」においては、5月中
に、
各都道府県より、
管内の医療機関が関わる専門研修プログラムの内容について、
地域医療の確保の観点から改善が必要な事項を日本専門医機構へ提出した後、同機
構と連携してこの改善事項等について調整いただくこととなっていますが、都道府
県で調整に努めたにもかかわらず状況が改善しない等の場合には、適宜厚生労働省
に報告願います。
さらに、6月中に、全ての調整が終了後、プログラム認定前に、管内の専門研修
プログラムについて関係者の合意を協議会で確認した旨を厚生労働省へ報告してい
ただくこととなります。
別
専門研修プログラムの認定に向けた調整方針
1
日本専門医機構が予定している取組
~4月上旬
都道府県への情報提供
基幹施設から申請のあったプログラム情報(基幹施設・連携施設ごとの施設名・
指導医数・研修実績、専攻医募集数等)について、各領域のプログラム申請締切後
直ちに、領域ごとに各都道府県に提供
~4月中
診療領域ごとの地域医療に配慮したプログラム内容の審査
・
大病院だけ/特定の医療グループだけで構成されるプログラムの是正
・
必要な地域医療の研修が含まれていることを確認・調整
・
過去5年間に研修実績のある医療機関が連携施設に入るよう調整
・
診療領域ごとに、研修施設のない二次医療圏が出ないよう調整
※
審査・改善状況は、都道府県に随時情報提供するとともに、専門委員会に報告
~5月中
診療領域ごとのプログラムの全国レベルの審査
・
全国の専攻医数募集数が、過去実績値の 1.2 倍以下となるよう調整
・
都道府県ごとの専攻医数について、都市部※は現状を上限とするよう調整
※
例えば整形外科では、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の6都府県を都市部と定義
※
他の領域でもそれぞれ都市部を定義
・
人口に比して専攻医養成数が少なすぎる都道府県に対し、募集数が増えるよう
調整(基幹施設の追加、プログラム整備基準の見直し、1施設の最低研修期間設
定も含む)
・
診療領域ごとに、地域別の専攻医数が過去3年間の平均からの激変を避けるよ
う調整
※
審査・改善状況は、都道府県に随時情報提供するとともに、専門委員会に報告
~6月中
都道府県と連携したプログラムの調整等
・ 都道府県からの改善必要事項を踏まえ、都道府県と連携してプログラムを調整
するとともに、都道府県が必要とする情報の提供、調整の助言等
・
※
全ての調整が終了後、プログラム認定前に厚生労働省に報告
随時、全国の医療機関からの不服申立てを受け付けて対応
1
紙
2
都道府県の取組
~4月上旬
日本専門医機構からのプログラム申請情報の共有【協議会】
※
関係者(大学・主な基幹施設・連携施設、医師会、病院団体、都道府県)に
よる協議会の設置を、厚労省から通知で依頼(1 月 15 日付)
※
日本専門医機構との間の窓口を設け、その後調整状況等を随時共有・連携
~4月中
(1)
地域医療確保の観点から必要な施設が漏れていないか検証【協議会】
主な診療領域(内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、総合診療等)につ
いて、日本専門医機構から提供されたプログラム申請情報、審査・調整情報等を
踏まえ、地域医療確保の観点から必要な施設※が漏れていないかどうか検証・調整
※
(2)
自治医科大学卒医師、地域枠医師等の派遣が想定される医療機関など
基幹施設から連携施設への説明を要請
①
指導医の配置方針
②
専攻医のローテート方針
~5月中
(1)
必要な改善事項に関する意見照会
主な診療領域について、管内の連携施設に対し次の点を照会
①
指導医の配置方針で改善が必要なこと
②
専攻医のローテート方針で改善が必要なこと
③
その他基幹施設との間で改善が必要なこと
※
医師の引揚げを受けた医療機関(研修施設に限らず、他の医療機関も含む。)、
適切な研修期間専攻医の研修が割り当てられない連携施設等からの調整申立て
については、随時受付
(2)
必要な改善事項の日本専門医機構への提出
(1)の照会等に関する基幹施設との調整を踏まえ、改善を要する事項について、
日本専門医機構に提出
~6月中
・
日本専門医機構の調整への協力・連携
・
全ての調整が終了後、プログラム認定前に、基幹施設・連携施設をはじめと
して、関係者の合意を協議会で確認した後、厚生労働省にその旨を報告
2
3
厚生労働省の取組
(1)
地域医療確保の観点から必要な基準等の見直しの検討【専門委員会】
(2)
日本専門医機構及び都道府県における調整の支援、両者の間の調整
3
参考資料3
臨床研修医の採用実績(都道府県別)
都道府県
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
計
H19
283
52
56
99
67
70
84
109
122
90
216
268
1,317
552
67
51
77
49
46
112
102
164
456
73
83
282
583
285
71
64
28
50
133
135
67
36
58
72
43
450
48
85
108
60
36
57
144
7,560
H20
313
63
66
115
63
60
76
119
126
80
214
283
1,338
584
70
54
86
49
51
106
95
160
446
75
85
274
613
319
78
74
30
37
150
142
57
49
64
68
38
434
58
68
98
54
45
68
140
7,735
H21
290
62
74
113
75
62
70
110
110
82
204
270
1,358
586
100
38
75
45
46
109
88
163
493
83
80
263
578
289
70
72
29
49
153
141
62
54
58
62
35
437
47
70
99
53
44
54
139
7,644
H22
260
65
69
113
60
77
72
98
107
72
204
269
1,305
562
86
56
99
69
44
116
107
160
493
82
67
246
578
305
78
68
23
29
138
140
77
51
60
52
41
401
49
79
91
57
35
74
122
7,506
H23
258
71
68
103
51
62
69
112
120
87
244
286
1,363
551
89
49
95
56
38
109
98
155
488
91
76
270
585
339
74
75
42
47
164
144
83
45
49
71
38
386
34
76
90
55
29
64
123
7,672
H24
264
64
67
99
70
60
57
101
105
82
236
289
1,327
554
75
60
112
59
48
110
111
159
459
90
78
236
592
324
86
71
39
47
132
131
71
54
58
73
50
416
50
81
107
50
58
89
128
7,679
H25
267
72
61
117
62
61
76
129
120
86
252
294
1,280
544
95
46
93
61
47
100
105
168
455
93
75
264
560
321
86
81
37
46
149
129
78
44
52
70
47
390
60
88
91
57
47
75
143
7,674
H26
278
69
67
114
65
68
91
124
134
78
265
326
1,272
519
76
53
96
46
59
114
110
167
452
102
74
254
598
326
90
86
33
47
152
160
69
48
54
80
52
367
67
75
109
53
45
73
135
7,792
H27
316
93
77
112
62
68
83
144
122
103
268
360
1,334
563
90
59
105
53
65
134
114
207
461
112
90
255
589
361
85
82
34
57
144
134
66
59
62
80
59
393
51
94
100
62
55
92
135
8,244