鈴プリ センター生物 第1学期 第3講

★鈴プリ★センター生物★第1学期★第3講★
★復習問題★
問6
[H]が離脱する反応に関与する酵素の名前を記せ。
1
問7
呼吸の過程で最終的に排出される H2O 以外の物質は何か。
(a)
次の文章を読み、以下の問いに答えよ。
ATP は細胞内でグルコースのような有機物が酸化されることによって作られ、 問8
その構造は核酸とよく似ている。両者とも塩基と糖と(
り、この構成単位は( ②
)とよばれている。ATP は(b)(
ボースが結合したものに(
① )が( ④
①
)から構成されてお
問7で答えた物質は、図のⅠ~Ⅲのどの反応で排出されるか。
問9
③ )という塩基にリ
3
問7で答えた物質が排出する反応で関与する酵素の名前を記せ。
図は、いろいろな生物の呼吸に見られる物質変化の過程を示したものである。
)個結合してできた物質である。生成
された ATP は、タンパク質などの体物質の合成、細胞内外への積極的な物質の移
動、筋収縮といった生命活動を支えるエネルギー源をして用いられる。
問1
①~④の空欄に適当な語句または数値を入れよ。
問2
下線(a)以外の方法で ATP を作る細胞小器官の名称を記せ。
問3
下線(b)を何というか。
問4
呼吸では、グルコース 1 モルの分解で放出されるエネルギーは 686kcal で
問1
ある。この反応における ATP の合成効率を求めよ。なお、ATP1モルの分解
⑴
で放出されるエネルギーは 8kcal とする。答えは小数第一位まで求めよ。
2
上記の①の物質変化について、
問2
右の図は呼吸の反応経路を示したものである。
この過程は何とよばれているか。 ⑵
物質(b)の名前を記せ。
上記の②の物質変化について、
⑴
この過程は何とよばれているか。 ⑵
物質(d)の名前を記せ。
問1
図のⅠ~Ⅲの反応を何とよぶか。
⑶
この過程を行う微生物名を記せ。
問2
図のⅠ~Ⅲの反応は主に細胞内のどこで
⑷
この過程を利用してつくられる食物を(A)~(D)の中から 1 つ選べ。
起こるか。それぞれ答えよ。
問3
問4
(A)
呼吸によってグルコース 1 分子が完全に酸
問3
(B)
ヨーグルト
(C) 脱脂粉乳
(D)
ビール
上記の③の物質変化について、
化されたとき、図のⅠ~Ⅲの反応で合成され
⑴
この過程は何とよばれているか。 ⑵
る ATP は何分子か。
⑶
この過程を行う微生物名を記せ。
⑷
この過程を利用してつくられる食物を(A)~(D)の中から 1 つ選べ。
反応Ⅰの生成物であるピルビン酸 1 分子の
炭素数は何個か。
問5
酢
(A)
図の[H]は NADH+H+や FADH2 に含まれる水素(H)を示している。グルコース
⑸
1 分子が完全に酸化された場合に、
反応ⅠおよびⅡで生成する[H]は何個か。
酢
(B)
ヨーグルト
物質(e)の名前を記せ。
(C) 脱脂粉乳
ビール
骨格筋や赤血球など、ヒトの体の中でもこの過程を行うことがある。こ
の場合、この過程は何とよばれているか。
1
(D)
★鈴プリ★センター生物★第1学期★第3講★
問4
4
上記の①~③の物質変化の過程のうち、次の(1)~(4)に該当するものはど
問1
装置 A で観測された気体量の変化は何を表しているか、述べよ。
れか。該当する物質変化の過程の番号を記せ。ただし、該当するものは 1 つ
問2
装置 B で観測された気体量の変化は何を表しているか、述べよ。
とは限らない。
問3
表の植物種①、②、③の種子の呼吸商はそれぞれいくらか。ただし、答え
⑴
エネルギーが最も多く放出される。
⑶
クエン酸回路を経て行われる。
⑵ 酸素を必要としない。
⑷
はそれぞれ小数第 2 位まで求めよ。
脱炭酸酵素がはたらいている。
問4
次の文章を読み、以下の問いに答えよ。
呼吸商の値から、表の植物種①、②、③はそれぞれコムギ、エンドウ、ト
ウゴマのどの植物種に対応するか。
植物の発芽種子の呼吸基質がどのような物質であるかを調べるために、下の図
★解答★
に示すような装置 A、B を用いて実験を行った。これらの装置は、容器内で生じ
1
た気体量の変化を目盛りつきガラス管内の着色液の移動から測定するものであ
問1 ①…リン酸
問2 葉緑体
る。なお、装置 A のフラスコ内には 20%水酸化カリウム水溶液が、装置 B のフ
2
ラスコ内には蒸留水がそれぞれ入れてある。実験の操作手順は以下の通りである。
②…ヌクレオチド
問3 アデノシン
問1 Ⅰ…解糖系
③…アデニン
問4
Ⅱ…クエン酸回路
問2 Ⅰ…細胞質基質
④…3
44.3%
Ⅲ…電子伝達系
Ⅱ…ミトコンドリアのマトリックス
Ⅲ…ミトコンドリアの内膜
問3 Ⅰ…2 分子
Ⅱ…2 分子
問4
3個
Ⅰ…4 個
問6
脱水素酵素(デヒドロゲナーゼ)
問5
Ⅲ…34 分子
Ⅱ…20 個
問7 CO2
問8 Ⅱ
問9 脱炭酸酵素(デカルボキシラーゼ)
(1) コムギ、エンドウ、トウゴマの 3 種の植物種の発芽種子をそれぞれ用意した。
3
(2) 装置 A、B にそれぞれ同量のコムギの発芽種子を入れ、フラスコの口をゴム
栓でふさぎ、フラスコ内の温度を 25℃に保温し、活栓を閉じた。
(3) 30 分後、着色液の右方向への移動距離(x および y)を測定した。
(4) エンドウ、トウゴマの発芽種子に
ついてもそれぞれ同様の実験を
行い、ガラス管内の着色液の移動
距離から、最終的に右の表に示す
植物種
x[mm]
y[mm]
①
157
45
②
180
30
③
154
3
4
問1
(1)
呼吸 (2) ピルビン酸
問2
(1)
アルコール発酵
問3
(1)
乳酸発酵
問4
(1)
①
問3
(オ)
(2)
(2) エタノール (3)
乳酸 (3) 乳酸菌
(2) ②、③
問4
(3) ①
(4)
(4)
酵母菌
(B)
(4) (D)
(5) 解糖
①、②
(イ)
問1 呼吸により吸収された酸素量。
問2 呼吸により吸収された酸素量と放出された二酸化炭素量の差。
問3 ①…0.71
ような結果を得た。
問4 ①…トウゴマ
2
②…0.83
③…0.98
②…エンドウ
③…コムギ