【様式1】 平成27年度組織目標評価(組織名: 琵琶湖環境部(下水道課分) ) 総合評価 各目標に向け取り組んだ結果、下水道不明水対策において方針決定までできなかったところがあるが、概ね目標を達成することができた。特に、地方公営企業法の適用に向け た取組においては、下水道審議会で4回審議を行い、答申を受けて組織体制案を作成することができた。 目標 番号 1 2 3 目標項目 目標の内容 (目標値) 評 価 ○市町に説明を尽くした上で、資産 調査に要する経費を9月補正予算に計 下水道事業の地方 上する。 ○組織体制等、法適化の内容につい 公営企業法適用に ては、琵琶湖流域下水道協議会や滋 向けた取組 賀県下水道審議会で議論する。 ○平成31年度からの法適 化に向け、平成27年度中 に資産調査に着手する。 ○法適化後の組織体制案 を作成し、関係機関との 調整を行う。 ○資産調査に要する経費を9月補正予算に計上し、 資産調査業務を発注、着手した。 ○組織体制案については、下水道審議会の答申を 受け案を作成した。 ○(発生源対策) ・降雨の下水道への影響を評価した マップの周知。 ・県による雨天時浸入水詳細モデル 調査の実施。 ・雨天時浸入水調査の方法、対策実 施内容について、市町と情報共有。 ・住民啓発時期や内容等のより効果 的な方法を検討。 下水道不明水対策 ○(被害軽減対策) ・実施可能な被害軽減対策の設計。 ・関係機関との協議、調整 ・ポンプ場との連携運転について検 討する。 ○(発生源対策) ・湖南中部処理区の各市 町が雨天時浸入水調査計 画作成。 ・下水道適正利用に係 る、住民啓発方法の向 上。 ○(被害軽減対策) ・実施可能な被害軽減対 策の実施に向けた計画お よび設計。 ・処理場とポンプ場との 連携運転の検討。 ○(発生源対策) ・湖南中部処理区を先行して、市町の取組みを促 進した。 影響度マップの周知 県によるモデル調査の実施 対策にかかる情報共有 ・各市町の予定するH28調査について計画および予 算化の状況を把握した。 ・県費交付金による支援策を立案した。 ・対策全般にかかる市町からの懸案事項が抽出さ れた。 ・住民啓発の好事例を収集し、県・市町で情報共 有を図った。 ○(被害軽減対策) ・対策案の基本計画の検討に留まり、市町との協 議による方針決定に至っていない。 ・湖南中部処理区内の処理場とポンプ場との連携 運転計画を関係市町へ説明した。 ○ビジョン策定後の社会経済情勢の 変化や地域の実情を踏まえて課題を 整理する。 ○市町が抱える課題を把握する。 滋賀県下水道中期 ○平成26年に国交省が取りまとめた ビジョンの中間見 「新下水道ビジョン」との施策の比 較を行う。 直し ○滋賀県下水道審議会で審議する。 ○施策の進捗状況を点検 し、課題を整理・分析す る。 ○新たな課題を抽出す る。 ○施策の枠組みや方向性 を整理し、審議会で中間 の取りまとめを行う。 ○施策毎の進捗状況の点検、課題整理および評価 を実施した。 ○社会経済情勢の変化などを踏まえて「新たな課 題」や引き続き重点的に取り組む「重点課題」を 抽出した。 ○課題の抽出にあたっては、2回開催した審議会 においても意見をいただいた。 (達成度) ◎ ○ ○ 今後の対応 (平成28年度) ・組織体制を含む基本方針 について、市町との調整や 議会への報告を行い、年度 前半に策定する。 ○(発生源対策) ・市町の調査や対策につい て、県の主導で実施状況の 把握、課題・懸案の情報共 有を行うことにより、対策 の推進を図る。 ・より効果的な広報啓発方 法の情報収集を行う。 ○(被害軽減対策) ・市町との協議による方針 決定と実施設計を行う。 (平成28年度) ・抽出された課題につい て、市町の意見・協議など を踏まえ、将来像の設定と 施策の方向性を決定し、段 階的目標レベルの設定を行 う。 ・審議会を経て、ビジョン の中間見直しを取りまとめ る。
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