守山市生活支援サポーターモデル業務仕様書 目的 介護保険法が改正

守山市生活支援サポーターモデル業務仕様書
目的
介護保険法が改正され、介護予防訪問介護が従来の介護給付から地域支援事業に移行する。
そのため、従来の介護保険サービスに替わる本市独自で多様なサービスの構築が必要とされて
いる。
介護予防訪問介護のサービス内容は、ケアプラン分析から、掃除や買い物等の生活支援サー
ビスが全体の9割程度を占めている。そのため、生活支援サービスに限定した「生活支援サポ
ーターの養成」「生活支援サービスの提供」を行うことで、介護予防訪問介護の代替サービス
として検証する。
また、本モデル事業を行うことで、今後の多様なサービスの構築や平成29年度の本格実施に
向けた選択肢の拡大につながると考える。
生活支援サポーターとして活動しない者でも、地域福祉活動への活動を促すことで、地域福
祉活動の推進を図る。
Ⅰ
生活支援サポーター養成事業
1
対象者
本市に居住し、受注者が実施する「介護保険制度」
「生活支援サービスの援助技術」
「倫理と個
人情報」等の項目について、養成講座を4回受講し、生活支援サポーターとして活動できる者
※生活支援サポーターとは、本市が定める養成講座を受講し、掃除や買い物等の生活支援に限定
した訪問サービスを提供する者
2
定員
50 名
3
募集方法・利用方法
本市が広報等にて、養成講座について募集を行う。
受講希望者は、高齢福祉課に電話または来所にて申込みを行う。
4
内容
(1)
会場の準備・後片付け
(2)
参加者の受付
(3)
講習
「介護保険制度」「生活支援サービスの援助技術」「倫理と個人情報」等の項目を踏まえてサ
ポーターとして必要な研修を4回行うこと。
※受注後に、本市と受注者で講習内容について調整を行うこと。
(4)
欠席者への連絡
欠席者へは、電話連絡等により欠席の理由の確認や次回出席の勧奨を行う。
また、途中でキャンセルの申し出があった場合は、随時本市に報告をする。
(5)
生活支援サポーターの登録
養成講座終了時、生活支援サポーターに登録を希望する者は、生活支援サポーター登録用
紙に記載する。受注者は、登録した者について、リストを作成し、本市に提出すること。
登録を希望しない者については、地域のサロン等で地域福祉活動を行うように促し、情報
提供を行う。
※養成講座を欠席した場合は、資料を配布するなどして、養成講座の補填を行うこと。
※養成講座を2回以上欠席した者については、原則サポーターの登録を行うことはできない。
(6)
評価の実施
受注者は、養成講座の参加状況や内容について、養成講座終了後 15 日以内に、事業実施報
告書を提出すること。
5
実施場所
受注者で確保すること。
6
実施時期
6月下旬から7月下旬まで(日程等は、受注者と調整する。)
7
開始前の提供書類
生活支援サポーター養成講座受講申込リスト
8
提出物
(1)
受注者は、養成事業終了後、30 日以内に委託業務についての事業実績報告書として以下
のものを本市に対して提出すること。
ア 出席表(任意様式)
イ 事業実施報告書(別添1)
9
その他
(1)
個人情報の保護
個人情報を取り扱う場合は、守山市個人情報保護条例(平成 14 年守山市条例第 36 号)お
よび同条例施行規則(平成 15 年守山市規則第3号)を遵守するとともに、その業務に従事す
る者から当該業務に係る個人情報の保護を図る旨を誓約する「委託事務に係る誓約書」を徴
し、その写しを提出すること。
(2)
管理者の選定
業務の執行に当たっては、受注者は、管理者を定めることにより事業の実施に係る責任の
所在を明確にするものとする。
(3)
苦情処理
受注者は、業務の執行に関する利用者およびその家族等からの苦情に迅速かつ適切に対応
するために必要な体制を整備しなければならない。
(4)
安全管理マニュアルの作成
受注者は、管理者が中心となり事業を安全に実施するために、事故発生時の対応を含めた
安全管理マニュアルを整備し、有事に際して速やかに対応できる体制を整えるものとする。
(5)
事故報告
業務の実施に際し、事故等があった場合、管理者がただちに本市に報告すること。
(6)
事故発生時の賠償
受注者は、その責めに帰する理由により、業務の実施に関し、本市または対象者、第三者
に損害を与えたときは、管理者は速やかに対応を行い、その損害を賠償しなければならない。
(7)
報告、調査等
本市は、受注者に対し業務に係る管理状況について報告を求めることができる。また、必
要があると認められるときは、自ら検査を行い改善を指示できるものとする。
(8)
文書等の管理について
受注者は、業務を円滑に実施するため、必要書類を作成し、適切に保存するものとする。
(9)
その他事項について
上記に掲げるもののほか、必要な事項は、本市と受注者がその都度協議を行いながら、当
該事業の円滑な実施に努めるものとする。
Ⅱ
生活支援サポーター派遣事業
1
対象者
本市に居住の概ね 65 歳以上の高齢者で、基本チェックリスト(別添2)
(厚生労働省が作成し、
ハイリスクの高齢者を判定するツール)にて総合事業該当者と認定し、本市がサービスの利用を
適切と判断した者
2
定員
月 50 回程度 (利用者一人あたり、サービス利用は月に最大3回までとする。
)
3
募集方法・利用方法
本市は、窓口または訪問時、総合事業該当者と認定した者に、このモデル事業の情報提供を行
う。
利用希望者は、高齢福祉課または地域包括支援センターに電話または来所にて申込みを行い、
地域包括支援センターが、ケアプランを作成する。
4
内容
「掃除」「買い物」等生活支援のサービスについて、生活支援サポーターの調整を行い、派遣
を行う。
①基本チェックリスト
本市
利用者
②対象者判定
③プラン作成
④プラン提出
⑦サービス提供
⑤日程調整
⑧料金徴収
⑨報告・請求
受注者
サービス提供者
(生活支援サポーター)
・サービス依頼
⑥派遣調整
(1)
本市は、窓口又は訪問時に、基本チェックリストを実施し、総合事業該当者と認定する。
(2)
本市は、利用者より生活状況の聞き取りを行い、支援が必要な内容についてケアプランの
作成を行う。
(3)
本市は、受注者にケアプランに基づくサービス提供依頼を行う。
(4)
受注者は、利用者に連絡をし、サービス実施日等について調整を行う。
(5)
受注者は、利用者が希望した日程でサービスが提供できるように、受注者に登録している
生活支援サポーターの派遣調整を行う。
(6)
受注者は、サービス提供時に利用者より料金徴収を行う。
(7)
受注者は、月末締めで、月別実施報告書を本市に提出する。
(8)
委託期間終了後、目標の達成状況、今後の支援の必要性について総合的に評価を行い、個
別利用表兼評価報告書(別添3)と、事業実施報告書(別添4)に記録をする。
5
実施期間
8月から3月末まで(養成事業の時期により変更することがある)
6
利用者負担金について
サービス提供における利用者負担金については、委託開始までに決定する。
7
8
開始前の提供書類
(1)
事前の基本チェックリスト
(2)
利用者基本情報(別添5)
(3)
生活支援サービスケアプラン(別添6)
提出物
(1)
サービス提供期間
受注者は、サービス提供があった日の属する月の翌月5日までに以下のものを本市に対し
提出すること。
ア
(2)
月別実施報告書(別添7)
終了後
受注者は、委託期間終了後、30 日以内に委託業務についての事業実績報告書として以下
のものを本市に対して提出すること。
ア 個人利用表兼評価報告書
イ 事業実施報告書
9
その他
(1)
個人情報の保護
個人情報を取り扱う場合は、守山市個人情報保護条例(平成 14 年守山市条例第 36 号)お
よび同条例施行規則(平成 15 年守山市規則第3号)を遵守するとともに、その業務に従事す
る者から当該業務に係る個人情報の保護を図る旨を誓約する「委託事務に係る誓約書」を徴
し、その写しを提出すること。
(2)
管理者の選定
業務の執行に当たっては、受注者は、管理者を定めることにより事業の実施に係る責任の
所在を明確にするものとする。
(3 ) 苦情処理
受注者は、業務の執行に関する利用者およびその家族等からの苦情に迅速かつ適切に対応
するために必要な体制を整備しなければならない。
(4)
安全管理マニュアルの作成
受注者は、管理者が中心となり事業を安全に実施するために、事故発生時の対応を含めた
安全管理マニュアルを整備し、有事に際して速やかに対応できる体制を整えるものとする。
(5)
事故報告
業務の実施に際し、事故等があった場合、管理者がただちに本市に報告すること。
(6)
事故発生時の賠償
受注者は、その責めに帰する理由により、業務の実施に関し、本市または対象者、第三者
に損害を与えたときは、管理者は速やかに対応を行い、その損害を賠償しなければならない。
(7)
報告、調査等
本市は、受注者に対し業務に係る管理状況について報告を求めることができる。また、必
要があると認められるときは、自ら検査を行い改善を指示できるものとする。
(8)
文書等の管理について
受注者は、業務を円滑に実施するため、必要書類を作成し、適切に保存するものとする。
(9)
その他事項について
上記に掲げるもののほか、必要な事項は、本市と受注者がその都度協議を行いながら、当
該事業の円滑な実施に努めるものとする。