事前・事後学習アドバイザー派遣事業実施要綱

平成28年度 教育旅行推進強化事業
事前・事後学習アドバイザー派遣事業 派遣要綱
(目的)
第1条
この要綱は、沖縄への修学旅行を実施する学校(以下「学校」という。
)に対し、修学旅行の事前
又は事後における学習活動(以下「事前・事後学習」という。
)に必要な知識やノウハウを有する
人材(以下「アドバイザー」という。
)を派遣し支援することにより学習効果を高めることで、学
校の満足度を向上させ今後の継続実施に繋げることを目的とする。
なお、本事業は、沖縄県が一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下「OCVB」
という)に委託し実施するものである。
(業務)
第2条 OCVBは、次に掲げる業務を行う。
1 アドバイザー派遣の登録業務
2 沖縄修学旅行を実施する学校へ対し、アドバイザーの派遣業務
3 事前・事後学習を行う学校・アドバイザーへ対する相談・コーディネート業務
4 アドバイザー派遣のモニタリング・アドバイス等
(アドバイザー派遣学校の対象)
第3条 アドバイザー派遣の対象となる学校は、平成28年度もしくは平成29年度に沖縄修学旅行を実施す
る予定の学校であり、且つ今年度内に事前・事後学習を行う学校とする。
2
その他本事業の目的に反しないものであって、OCVBが適当と認めるものとする。
3
派遣回数については,原則として1学校につき事前学習1回、事後学習1回までとする。
(アドバイザー派遣の実施・募集期間)
第4条 アドバイザー派遣を実施する期間は、平成28年4月28日から、平成29年2月20日までとする。
2 募集は、上記の期間を「春期」
「秋期」の2回に分け、適宜ホームページにて案内を行う。
(支援の種類)
第5条 アドバイザー派遣の支援については、「全額支援」と「一部支援」の2種類があり、申請時にどち
らかを選択する。
2
「全額支援」は、講話に要する時間を70分以上、140分以内とし、アドバイザー派遣にかかる謝
金と旅費の全てをOCVBが支援する。
3 「一部支援」は、講話に要する時間を50分以上、140分以内とし、アドバイザー派遣にかかる旅
費をOCVBが支援し、アドバイザーへの謝金は申請者の負担とする。
4 謝金については、
「平成28年度教育旅行推進強化事業 事前・事後学習アドバイザー派遣事業謝
金等に関する要綱」に準ずる。
(アドバイザー派遣申請方法)
第6条 申請は、申請者からOCVBのホームページに必要事項を入力し、申請後返信される申請書と講
話内容シートの原本を郵送にて実施日45日前にOCVB必着で提出する。
2 申請者の希望する講話内容シートをもとに、登録アドバイザーをOCVBがマッチングを行う。
(講話内容の構成)
第7条 講話内容は以下の項目から学校担当者が希望分野を選択し、申請後返信される講話内容シート
に、事前学習の詳しい状況を記入し、同封の上OCVBへ申請書と同様に提出する。
(1)沖縄全般
(2)平和学習
(3)歴史・文化(伝統芸能含む)
(4)自然環境
2 講話内容シートを元にアドバイザーが授業を組み立て、アドバイザーから学校担当者へ連絡し、
双方で調整を行う。
(経費の負担及び支払)
第8条 アドバイザー派遣でかかる経費(謝金と旅費)の内、OCVBが支払う全額支援の謝金と旅費、
一部支援の旅費は、アドバイザー派遣実施後アドバイザーから提出される請求書と報告書をもと
に支払うものとする。
2 謝金と旅費に関しては、別紙の「平成28年度 教育旅行推進強化事業 事前・事後学習アドバイ
ザー派遣事業 謝金等に関する要綱」に準ずる。
3 「一部支援」の謝金の支払に関しては、申請者負担のため、支払方法等含め申請者とアドバイザ
ー双方の合意のもとに行い、OCVBは関与しないものとする。
(実施報告書の提出)
第9条 アドバイザー派遣を実施した学校は、実施後2週間以内に、アドバイザー派遣実施報告書(様式
第4号)を郵送にて提出する。
2
アドバイザー派遣を実施したアドバイザーは、実施後2週間以内に、アドバイザー派遣実施報告
書(様式第5号)に請求書を添付し、郵送または持参にて提出する。
3
実施報告書の提出が遅れる場合は、速やかにOCVBへ報告し、提出期限の再調整を行う。内容
によっては、謝金等支払が不可となる場合がある。
(派遣の解除)
第10条 天変地異やその他、申請者又はアドバイザーいずれも帰することができない事由によって派遣
業務の全部または一部が履行不可能となった場合、業務の遂行義務は失効する。また、申請者
又はアドバイザーは、次の各号のいずれかに該当するときは、この派遣業務の全部又は一部を
解除することができる。
(1) 申請者又はアドバイザーが本要綱に違反し事業の目的を達成することができない
恐れがあるとき。
(2)申請者又はアドバイザーが正当な事由によって、この派遣の解除を申し出たとき。
(支援金支払の取り消しおよび返還)
第11条 OCVBは、アドバイザー及び申請者が申請書・報告書等の提出書類に虚偽の記載をしたと
き、または申請・報告書等の提出書類の提出期限に遅延が発生する等、この要綱の規定に違反
したときは、支援金支払の取り消し、既に交付した支援金の全部又は一部の返還を請求できる
ものとする。
(損害賠償)
第12条 申請者又はアドバイザーはその責めに帰するべき事由により、派遣業務の実施に関し相手方あ
るいは第三者に損害を与えたときは、これを賠償するものとする。
(その他)
第13条 この要綱に定めない事項については、OCVBが別に定めるものとする。
附則
この要綱は、平成28年4月1日から施行する。